有馬記念予想|過去の傾向とデータ分析

G1
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有馬記念【GⅠ】
2022/12/25(日)
中山競馬場・芝2500m

過去8年分の有馬記念のデータを軸に、過去の好走馬の血統傾向や今年の登録馬のコース相性などを踏まえて注目馬をピックアップしています。

1週前予想なので回避馬・除外馬が含まれる場合があり、また枠順や馬体重など記事公開時には予想に反映できない要素もありますのでご了承ください。

有馬記念 登録馬

登録馬

予想人気(2週前)

1番人気 タイトルホルダー
2番人気 イクイノックス
3番人気 ヴェラアズール
4番人気 エフフォーリア
5番人気 ジェラルディーナ

参考:netkeiba.com

予想オッズでは今年の天皇賞・春、宝塚記念優勝のタイトルホルダー、皐月賞・ダービーは2着でしたが天皇賞・秋優勝のイクイノックスの2頭がほぼ並んだ1~2番人気。3番人気には昨年の優勝馬エフフォーリアが推されています。

4番人気以下は3連勝でジャパンCを制したヴェラアズール、エリザベス女王杯を制したジェラルディーナ、菊花賞2着のボルドグフーシュ、昨年の2着馬で長距離実績豊富なディープボンドが続き、他では菊花賞3着のジャスティンパレス、アルゼンチン共和国杯優勝馬ブレークアップなどが支持を集めています。

有馬記念 コース&血統分析

中山芝2500mの特徴

中山芝2500mは外回りの3コーナーからスタート。そのまま4コーナーを回り内回りコースを1周します。コーナーの数も6つと多いため内枠が有利なコースで器用さも求められます。

最後の直線は310mと短く、残り180mから70mにかけては中山名物の急坂が待ち構えています。急坂を上るパワーや小回り適性・持続力が必要なコースですが、路盤改修の影響や野芝メインで行われることもあり9月開催は高速馬場になりやすいのが特徴。

重賞ナビ

中山競馬場・芝2500mの予想に役立つデータや特徴をピックアップ。人気・脚質・枠順・馬番・馬体重別の成績データや、中山芝…

有馬記念 父系統別データ

  • ディープインパクト系【2-2-2-26】
  • ロベルト系【2-0-1-3】
  • サンデーサイレンス系【1-3-1-11】
  • ハーツクライ系【1-0-2-12】
  • レッドゴッド系【1-0-1-1】
  • キングカメハメハ系【0-3-0-19】

サンデー系やロベルト系が中心でキングカメハメハ系は2着止まり。ステイゴールド系は2014年の3着ゴールドシップ以降は人気薄が多いこともありますが馬券には絡んでいません。

有馬記念 母父系統別データ

  • ダンジグ系(米)【2-1-0-1】
  • ネイティヴダンサー系【2-0-1-0】
  • プリンスリーギフト系【1-1-1-0】
  • デピュティミニスター系【1-0-1-4】
  • キングカメハメハ系【1-0-0-3】
  • ハーツクライ系【1-0-0-0】
  • ニジンスキー系【0-1-1-3】

母父サンデー系をまとめると(1-2-0-23)で好走したエフフォーリア、サートゥルナーリア、トゥザワールドは皐月賞で連対していた3歳馬。牡馬はどの系統でも走っていますが、牝馬はクロノジェネシスやサラキアなど母父ノーザンダンサー系が好調です。

また好走馬が多く持つ血はノーザンダンサーのクロス(3本持っていると◎)、リファール、ミスプロ系を除くネイティヴダンサー系(アリダー、ベーリング、エタンなど)、リボー系(ヒズマジェスティ、トムロルフなど)。近年はサドラーズウェルズ、ニジンスキー系を持つ馬も活躍しています。

有馬記念 傾向データ①

枠順データ

枠順着度数勝率複勝率
1枠1-1-1-126.7%20.0%
2枠1-1-0-146.3%12.5%
3枠1-2-0-136.3%18.8%
4枠2-0-2-1212.5%25.0%
5枠2-2-1-1112.5%31.3%
6枠1-1-1-136.3%18.8%
7枠0-1-2-130.0%18.8%
8枠0-0-1-150.0%6.3%

改修後は以前ほど内有利ではなく複勝率では8枠を除くとほぼ横並び。人気馬は内寄りに入るほどほど複勝率が上がります。

馬番データ

  • 偶数馬番【5-4-3-51】
  • 奇数馬番【3-4-5-52】

過去8年では10番が(1-1-1-5)、7番が(1-0-2-5)で複勝率37.5%ですが抜けた数字ではありません。大外16番以外は過去8年で1回以上馬券に絡んでいます。

当日3番人気以内

  • 1~4枠【3-1-2-1】
  • 5~6枠【3-2-1-4】
  • 7~8枠【0-0-2-5】

人気馬は内寄りに入るほど複勝率が高く、7~8枠に入ると過去8年では連対がありません。

4歳馬

  • 偶数馬番【0-1-0-16】
  • 奇数馬番【2-3-0-17】

4歳馬は奇数馬番の成績が良く、唯一偶数馬番で2着に入ったのは2018年1番人気のレイデオロ。

5歳馬

  • 偶数馬番【3-1-3-16】
  • 奇数馬番【0-1-2-14】

逆に5歳馬は偶数馬番の成績が良く、また1~3枠が(3-1-1-12)、4~8枠が(0-1-4-18)と頭で狙うなら内の2、4、6番。

前走時の馬番

  • 偶数馬番【1-5-3-42】
  • 奇数馬番【7-3-5-61】

近年の優勝馬は前走時に奇数馬番だった馬が多く、前走時偶数馬番で優勝した馬を遡ると2017年のキタサンブラック、それ以前は2011年・2013年のオルフェーヴルと当日1番人気馬。有力馬ではタイトルホルダー、イクイノックスが前走時奇数馬番。

脚質データ

脚質着度数勝率複勝率
逃げ1-0-1-612.5%25.0%
先行4-2-2-1914.8%29.6%
差し2-5-4-394.0%22.0%
追込0-1-1-380.0%5.0%
マクリ1-0-0-150.0%50.0%

2014~2017年は前半から後半4~5Fまでスローで流れ先行馬有利になることが多かったのですが、2018年以降はキセキ、アエロリット、パンサラッサと速いペースを刻む逃げ馬がいた影響で前半から速い流れになり、差し馬もよく届いています。

今年はタイトルホルダーが引っ張ると思いますが、この馬は前半速め→中盤緩む→後半4~5Fからペースアップという逃げ方なのでラップ的には2021年のパンサラッサ、2018年のキセキのような展開が予想されます。そのため番手で追いかける馬よりは中団待機組に妙味がありそうです。

前走4角位置(前走東京)

  • 6番手以内【4-4-3-24】
  • 7番手以下【1-0-1-27】

天皇賞・秋、ジャパンCが大半ですが前走東京で4角7番手以下は割引き。好走した2頭は2020年のクロノジェネシス、フィエールマンで前走はいずれも天皇賞・秋。また2頭とも非根幹距離でのGⅠ優勝実績がありました。

ジャパンCで4角7番手以下は(0-0-0-23)と過去8年では3着以内無し。前走東京組ではイクイノックス、ポタジェ、ラストドラフト、ヴェラアズールが前走4角7番手以下。

前走上がり3F

  • 1~3位【3-2-2-28】
  • 4~5位【1-1-3-24】
  • 6位以下【3-4-1-48】

前走上がり6位以下だった馬は前走がジャパンC、菊花賞のいずれかなら(3-3-1-27)、それ以外のレースだと(0-1-0-21)で2着に入ったのは2019年3番人気のサートゥルナーリア。

ジャパンC、菊花賞以外で前走上がり6位以下だったのはアリストテレス、イズジョーノキセキ、ウインマイティー、ブレークアップ

馬体重データ

馬体重着度数勝率複勝率
-4390-0-0-60.0%0.0%
440-4590-1-0-120.0%7.7%
460-4793-1-4-1811.5%30.8%
480-4991-1-2-322.8%11.1%
500-5192-3-1-285.9%17.6%
520-2-2-1-716.7%41.7%

520kg以上の複勝率が高く見えますがキタサンブラックの3回を含むため大型馬有利とは言えません。牡馬は480kg未満だと(0-0-3-20)、牝馬は440~479kgが(3-2-1-11)、480kg以上または440kg未満だと(0-0-0-14)。

前走との馬体重差

  • +体重【5-3-3-58】
  • 増減無【0-3-1-16】
  • -体重【2-1-2-26】

有馬記念 傾向データ②

人気データ

人気着度数勝率複勝率
1番人気4-1-1-250.0%75.0%
2番人気1-1-2-412.5%50.0%
3番人気1-1-2-412.5%50.0%
4-6番人気1-2-2-194.2%20.8%
7-9番人気1-2-1-194.3%17.4%
10番人気-0-1-0-550.0%1.8%

近年は当日4番人気以内に推された馬は安定しています。単勝オッズ3.9倍以内は(4-2-3-1)と堅実で唯一4着以下に敗れたのは2019年のアーモンドアイ。

所属データ

所属着度数勝率複勝率
美浦3-1-2-279.1%18.2%
栗東5-7-6-765.3%19.1%

関東馬で好走しているのは全て牡馬で当日3番人気以内が(2-1-2-2)、4番人気以下だと(1-0-0-25)と人気馬優勢。中穴以下や牝馬を狙うなら関西馬です。

イクイノックス、エフフォーリア、タイトルホルダー、ブレークアップ、ラストドラフトが関東馬。

馬齢データ

馬齢着度数勝率複勝率
3歳3-2-2-1215.8%36.8%
4歳2-4-0-335.1%15.4%
5歳3-2-5-307.5%25.0%
6歳0-0-1-150.0%6.3%
7歳-0-0-0-130.0%0.0%

2kgの斤量差があるため3歳馬優勢ですが、3歳で好走しているのは菊花賞か天皇賞・秋からのローテ。唯一6歳で3着に入ったのは2018年のシュヴァルグランで前年の3着馬でした。

キャリアデータ

  • 15戦以下【5-6-3-34】
  • 16~20戦【2-2-2-30】
  • 21戦以上【1-0-3-39】

キャリア16戦以上の牡馬は(1-0-4-54)で優勝したのは5歳時のキタサンブラック。当日1番人気に加え前年2着、2年前3着の実績がありました。

クロノジェネシス(16戦)、リスグラシュー(21戦)、サラキア(19戦)などと近年キャリア16戦以上で好走しているのは牝馬が目立ちます。アリストテレス、ディープボンド、ブレークアップ、ボッケリーニ、ポタジェ、ラストドラフト、ヴェラアズールがキャリア16戦以上の牡馬。

騎手データ

  • 継続騎乗【7-4-3-59】
  • 乗り替わり【1-4-5-44】

2014年のジェンティルドンナを最後に乗り替わりでの優勝はありませんが、複勝率は変わりません。有力馬ではヴェラアズール、ボルドグフーシュが乗り替わり想定。

生産者データ

  • ノーザンF【6-4-5-50】

ノーザンF生産馬は当日4番人気以内で(6-2-4-8)、5番人気以下で(0-2-1-42)。当日5番人気以下で好走したサラキア、シュヴァルグラン、トゥザワールドは同年GⅠでの連対実績がありました。

アリストテレス、イクイノックス、エフフォーリア、ジェラルディーナ、ジャスティンパレス、ボッケリーニ、ポタジェがノーザンF生産馬。

有馬記念 前走データ

前走クラスデータ

クラス着度数勝率複勝率
GⅠ6-7-6-746.5%20.4%
GⅡ1-0-0-185.3%5.3%
GⅢ以下0-0-0-80.0%0.0%
海外1-1-2-314.3%57.1%

過去8年では2015年のゴールドアクター以外、3着以内は海外含め前走GⅠ組。

国内では菊花賞、天皇賞・秋、ジャパンCからのローテが中心ですが、近年はジャパンCを使う有力馬が回避しやすいこともあり天皇賞・秋組が1番人気に推されることが多く、成績も安定しています。

主な前走

  • ジャパンC【2-2-3-38】
  • 天皇賞・秋【2-2-1-8】
  • 菊花賞【2-1-2-6】
  • アルゼンチン共和国杯【1-0-0-4】
  • コックスプレート【1-0-0-0】
  • エリザベス女王杯【0-2-0-18】
  • 凱旋門賞【0-1-2-3】

前走距離

  • 2000m【2-2-1-23】
  • 2200m【0-2-0-19】
  • 2400m【2-3-5-42】
  • 2500m【1-0-0-4】
  • 3000m【2-1-2-7】
  • 3600m【0-0-0-5】

前走場所

  • 東京【5-4-4-51】
  • 中山【0-0-0-6】
  • 京都【2-2-2-19】
  • 阪神【0-1-0-13】
  • 中京【0-0-0-9】

同年8月以降の出走数

  • 1戦【3-0-1-27】
  • 2戦【5-6-5-53】
  • 3戦【0-1-0-19】

秋3戦目となる馬が多いものの、エフフォーリア、クロノジェネシス、リスグラシューと直近3年の優勝馬は有馬記念が秋2戦目でした。

またエフフォーリアが宝塚記念以来のローテになりますがこのローテで好走したのは1997年のマーベラスサンデー、半年以上の休み明けで優勝した馬は前走が1年前の有馬記念だった1993年のトウカイテイオーまで遡ります。

前走人気データ

人気着度数勝率複勝率
1番人気5-1-0-1425.0%30.0%
2番人気1-3-0-88.3%33.3%
3番人気1-0-2-155.6%16.7%
4番人気0-0-0-80.0%0.0%
5番人気0-2-4-70.0%46.2%
6-9番人気0-1-0-250.0%3.8%
10番人気-0-0-0-230.0%0.0%

近年は国内GⅠで1番人気だった馬か前走が海外GⅠだった馬の連勝が続いていましたが、一昨年のクロノジェネシス、昨年のエフフォーリアと前走天皇賞・秋で2~3番人気だった馬が優勝しています。ただしこの2頭は当日1番人気でした。

複勝圏内で見ると前走5番人気以内の成績が良く、前走6番人気以下は大きく割引き。アカイイト、イズジョーノキセキ、ウインマイティー、ブレークアップ、ボッケリーニ、ボルドグフーシュ、ポタジェが前走6番人気以下。

前走着順データ

着順着度数勝率複勝率
1着4-2-3-2312.5%28.1%
2着0-1-1-60.0%25.0%
3着2-0-0-1313.3%13.3%
4着2-0-2-425.0%50.0%
5着0-1-0-30.0%25.0%
6-9着0-2-1-270.0%10.0%
10着-0-2-1-270.0%10.0%

過去8年の優勝馬は全て前走4着以内です。また前走敗れている場合巻き返しの目安は前走のタイム差が0.9秒差以内。

前走ジャパンC

  • 5着以内【2-2-3-10】
  • 6着以下【0-0-0-28】

最も出走数の多いジャパンC組は前走6着以下で消し。ボッケリーニが前走ジャパンCで6着以下。

前走タイム差(2着以下)

  • 0.9秒差以内【4-4-4-43】
  • 1.0秒差以上【0-2-0-34】

前走1秒以上負けから巻き返したのは前走が凱旋門賞だったディープボンド、前走が菊花賞だったトゥザワールドの2頭。凱旋門賞組のタイトルホルダー、ディープボンドに加えアリストテレス、イズジョーノキセキ、ウインマイティー、ボッケリーニが前走1秒以上負けています。

有馬記念 データまとめ

買いデータ

ノーザンダンサーのクロス持ち
リファール、ネイティヴダンサー系、リボー系持ち
当日3番人気以内+1~4枠
前走時奇数馬番(1着候補)
440~479kgの牝馬
当日1番人気馬(単勝オッズ3.9倍以内)
当日3番人気以内の関東馬、当日4番人気以内のノーザンF生産馬

消しデータ

偶数馬番の4歳馬
前走東京で4角7番手以下
480kg未満の牡馬(3着まで)
6歳以上またはキャリア16戦以上の牡馬(3着まで)
前走がGⅠ以外だった馬
前走6番人気以下または前走1.0秒以上負け
前走ジャパンCで6着以下

有馬記念 予想

2週前の登録時点での予想です
◎イクイノックス
○タイトルホルダー
▲ディープボンド
△ジェラルディーナ
△ボルドグフーシュ
△ヴェラアズール

イクイノックスは昨年のエフフォーリアと同じく前走天皇賞・秋1着からのローテ。人気の関東馬・ノーザンF生産馬に該当しコース複勝率60%超のルメール騎手の継続騎乗、前走時奇数馬番、皐月賞連対実績と細かい部分でもプラス要素があります。血統面もリファールを3本、リボー系のアレッジドを4代目に持つなど○。戦績からは高速向きに思われますが血統からはこの舞台でも十分やれそうです。

タイトルホルダーは昨年は大外16番枠にテン乗りとマイナス要素が多かったものの、今年は横山和騎手とのコンビで天皇賞・春、宝塚記念と有馬記念にリンクしやすいGⅠを強い勝ち方で優勝。凱旋門賞帰りの馬がオルフェーヴル以降2~3着が多いのでローテ面で2番手になりましたが、こちらも強調要素は多くほぼ同等の評価。また今年は単騎逃げできそうなメンバー構成も魅力。ただ非社台系なので玉砕覚悟で絡まれる可能性も。

ディープボンドは昨年2着時と同じ凱旋門賞からのローテ。母父欧州型ノーザンダンサー系にリファール、ノーザンダンサーのクロス、アリダー持ちと血統は良く長距離実績も豊富。ただしキャリア16戦以上の5歳牡馬になるので頭では狙いづらく3着の有力候補といったデータが多めです。

ジェラルディーナは牝馬の好走馬に多いエリザベス女王杯優勝馬。馬格も前走時470kg、Cデムーロ騎手の継続騎乗想定とある程度好走条件はクリアしておりこちらもリファール、ノーザンダンサーのクロスなど血統も悪くありません。不安要素としてはモーリス産駒の牝馬が春~秋に比べ冬場(12~2月)の成績が大きく落ちる点。

ボルドグフーシュは菊花賞を上がり最速でハナ差2着に好走。血統はまずまずですが重賞未勝利、乗り替わりなど傾向からは抑えまで。追い込み型なので枠や展開次第な部分はありますが、タイトルホルダーがペースを作ることは間違いないので福永騎手の展開読みに期待。ヴェラアズールはジャパンC優勝の実績がありますがこれまでダート中心とは言えキャリア22戦。芝での4勝が東京と阪神外回りという点や脚質を考えても3着候補。

最後に印はつけませんでしたがエフフォーリアは今年の2敗がいずれも阪神遠征、また昨年の優勝馬なのでその点では見直し可能ですが、昨年の有馬記念から前半位置を取れなくなってきているのが不安要素。ジャックドールやパンサラッサ、タイトルホルダーが前半から速いペースを作ると追走に苦労しており、有馬記念はコーナーからのスタートなので最初の直線までの位置取りが重要。賞金増額もあり先行できる馬は積極的に位置を狙いに行くので、後手を踏むと苦しいかと思われます。

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