中日新聞杯予想|過去の傾向とデータ分析

G3
中日新聞杯【GⅢ】
2021/12/11(土)
中京競馬場・芝2000m

過去の好走馬の血統傾向や今年の登録馬のコース相性などを踏まえて注目馬をピックアップしています。2017年から金鯱賞と時期が入れ替わりになったため、2013~2016年の金鯱賞4年分と2017~2020年の中日新聞杯4年分を合わせた8年分のデータ分析になります。

1週前予想なので回避馬・除外馬が含まれる場合があり、また枠順や馬体重など記事公開時には予想に反映できない要素もありますのでご了承ください。

中日新聞杯 登録馬

登録馬

予想人気(1週前)

1番人気 ラーゴム
2番人気 ボッケリーニ
3番人気 アドマイヤビルゴ
4番人気 キングオブコージ
5番人気 ラストドラフト

参考:netkeiba.com

予想オッズでは今年中京芝2000mで行われたきさらぎ賞を勝っている3歳馬ラーゴムが1番人気。2番人気には昨年の優勝馬ボッケリーニ、3番人気にはカシオペアSで3着だったアドマイヤビルゴが推されています。

4番手以下は1年近い休養から一叩きされたキングオブコージ、2年前のこのレースで2着だったラストドラフト、鳴尾記念以来となるヒンドゥタイムズ、アルゼンチン共和国杯5着のディアマンミノルなどが続きます。

中日新聞杯 コース&血統分析

中京芝2000mの特徴

中京芝2000mはスタンド前の直線の坂の中間からスタートします。1コーナーまでの距離が短いため、やや内寄りの枠が有利なコースです。

道中のペースが緩みやすいため、差しが強い中京芝コースの中では比較的先行馬も健闘しています。

重賞ナビ

中京競馬場・芝2000mの予想に役立つデータや特徴をピックアップ。人気・脚質・枠順・馬番・馬体重別の成績データや、中京芝…

中日新聞杯 父系統別データ

  • ディープインパクト系【3-2-2-14】
  • キングカメハメハ系【2-2-0-10】
  • サンデーサイレンス系【1-1-1-22】
  • ハーツクライ系【1-0-3-11】
  • ロベルト系【1-0-0-5】

ディープインパクト産駒は(3-2-2-14)で3~4歳が(3-1-0-3)、5歳以上が(0-1-2-11)と若い馬が優勢。他にはキングカメハメハ、ダイワメジャー、ハーツクライあたりが好調です。

全体的にはサンデー系、キングカメハメハ系が安定しておりノーザンダンサー系は不振。

中日新聞杯 母父系統別データ

  • サンデーサイレンス系【2-2-1-25】
  • ロベルト系【2-0-1-6】
  • ミスタープロスペクター系【1-1-0-14】
  • ボールドルーラー系【1-0-0-3】
  • グレイソヴリン系【0-1-2-9】

母父ロベルト系が好調ですが、中日新聞杯になってからの優勝馬4頭はいずれも母系にロベルトを持っていました。他に比較的目立つのはノーザンテースト、サドラーズウェルズ、ニジンスキーあたりを持つ馬。

中日新聞杯 傾向データ①

枠順データ

枠順着度数勝率複勝率
1枠1-1-0-108.3%16.7%
2枠2-0-1-916.7%25.0%
3枠0-1-2-110.0%21.4%
4枠0-0-2-130.0%13.3%
5枠1-2-2-116.3%31.3%
6枠0-2-1-130.0%18.8%
7枠3-1-1-1316.7%27.8%
8枠1-1-0-175.3%10.5%

内外でそれほど差はなくどこからでも好走可能。中日新聞杯になってからの4年では10番前後に入った馬の好走がやや目立ちます。

馬番データ

  • 偶数馬番【4-4-4-48】
  • 奇数馬番【4-4-5-49】

当日3番人気以内

  • 1~5枠【3-3-4-5】
  • 6~8枠【2-0-0-7】

当日3番人気以内に推された馬は6~8枠に入ると割引き。昨年も当日3番人気以内の3頭中1枠のボッケリーニ、5枠のヴェロックスが馬券に絡み6枠のグロンディオーズは5着に敗れています。

脚質データ

脚質着度数勝率複勝率
逃げ0-0-1-70.0%12.5%
先行1-4-1-194.0%24.0%
差し6-4-6-4010.7%28.6%
追込1-0-1-313.0%6.1%
マクリ0-0-0-00.0%0.0%

近年は前半スロー気味からラスト4Fで12秒を切るラップが続くことが多く、差し馬が上位に入ることが多いのが特徴。

前走4角位置(前走左回り)

  • 4番手以内【1-0-0-17】
  • 5番手以下【1-5-4-27】

前走左回りだった馬は前走4角5番手以内が好成績。唯一優勝したのは2016年金鯱賞のヤマカツエースで前走は天皇賞・秋。ショウナンバルディが前走左回りで4角4番手以内。

前走4角位置(前走右回り)

  • 4番手以内【4-1-0-17】
  • 5番手以下【2-2-5-36】

逆に前走右回りだった馬は4角4番手以内の勝率が高めです。アドマイヤビルゴ、シフルマンが前走右回りで4角4番手以内。

前走上がり3F

  • 5位以内【3-4-5-35】
  • 6位以下【5-4-4-64】

馬体重データ

馬体重着度数勝率複勝率
-4390-0-0-30.0%0.0%
440-4591-2-0-175.0%15.0%
460-4792-1-0-199.1%13.6%
480-4992-4-1-246.5%22.6%
500-5193-1-5-2110.0%30.0%
520-0-0-3-130.0%18.8%

過去8年で見ると馬格がある馬が優勢に見えますが昨年優勝のボッケリーニは468kg、一昨年優勝のサトノガーネットは440kgと近年は馬格による差はありません。

前走との馬体重差

  • +体重【4-4-8-65】
  • 増減無【2-4-0-11】
  • -体重【2-0-1-21】

中日新聞杯 傾向データ②

人気データ

人気着度数勝率複勝率
1番人気2-2-1-325.0%62.5%
2番人気2-0-3-325.0%62.5%
3番人気1-1-0-612.5%25.0%
4-6番人気2-2-3-178.3%29.2%
7-9番人気1-2-2-194.2%20.8%
10番人気-0-1-0-490.0%2.0%

人気馬は堅実で中日新聞杯(ハンデ戦)になってからの4年間では1~2番人気が(3-1-2-2)複勝率75%。ただし3番人気以下は人気順がアテにならず、昨年は9番人気のシゲルピンクダイヤが2着。

所属データ

所属着度数勝率複勝率
美浦2-3-1-207.7%23.1%
栗東6-5-8-776.3%19.8%

関東馬の出走は多くありませんが成績の差ははそれほどありません。

馬齢データ

馬齢着度数勝率複勝率
3歳1-2-0-512.5%37.5%
4歳5-3-3-2016.1%35.5%
5歳1-1-5-322.6%17.9%
6歳0-1-1-270.0%6.9%
7歳-1-1-0-136.7%13.3%

4歳馬は当日5番人気以内だと(4-2-3-6)と安定しています。また直近4年の中日新聞杯では4歳以下が(4-3-3-18)、5歳以上が(0-1-1-36)。予想オッズからはアドマイヤビルゴが人気の4歳馬。

キャリアデータ

  • 15戦以下【4-4-3-24】
  • 16~25戦【4-2-3-43】
  • 26戦以上【0-2-2-30】

キャリア26戦以上で3着に入った4頭はいずれも同年に重賞で3着以内の実績がありました。キャリア26戦以上で今年重賞で3着以内が無いのはトラストケンシン、プレシャスブルーの2頭。

騎手データ

  • 継続騎乗【6-3-4-37】
  • 乗り替わり【2-5-5-60】

全体的には継続騎乗組優勢ですが乗り替わりでも大きく割り引く必要はありません。ただし関東騎手は(0-1-3-30)で唯一の2着も2013年のラブリーデイまで遡ります。

生産者データ

  • ノーザンF【4-2-2-29】
  • 社台F【1-1-1-17】
  • 社台白老F【2-1-0-7】

社台系の生産馬が過去8年で7勝を挙げています。

前走との斤量差(過去4年)

  • +斤量【0-1-0-6】
  • 増減無【1-2-3-25】
  • -斤量【3-1-1-23】

中日新聞杯 前走データ

前走クラスデータ

クラス着度数勝率複勝率
GⅠ2-3-4-236.3%28.1%
GⅡ2-1-2-188.7%21.7%
GⅢ2-1-2-237.1%17.9%
リステッド1-1-1-117.1%21.4%
オープン1-1-0-146.3%12.5%
3勝0-1-0-80.0%11.1%

前走クラスや距離は不問。好走馬が多い天皇賞・秋組も中日新聞杯になってからは出走自体減っています。前走がハンデ戦だった馬は(1-2-4-50)と勝ち切れません。

また昨年は出走馬18頭のうち前走1800m以下は6頭でしたが、そのうちの3頭が1~3着を占めました。

主な前走

  • 天皇賞・秋【1-3-2-7】
  • エリザベス女王杯【1-0-1-7】
  • 福島記念【1-0-0-12】
  • 京都大賞典【1-0-0-1】
  • 小倉記念【0-1-1-2】

前走距離

  • 1600m【1-0-0-2】
  • 1800m【1-2-2-5】
  • 2000m【2-6-4-53】
  • 2200m【2-0-2-14】
  • 2400m【1-0-0-3】
  • 2500m【0-0-1-14】
  • 2600m【1-0-0-0】
  • 3000m~【0-0-0-4】

前走場所

  • 東京【1-5-4-36】
  • 中山【1-0-0-2】
  • 京都【3-2-2-26】
  • 阪神【0-0-1-8】
  • 中京【0-0-0-1】
  • 札幌【0-0-0-1】
  • 函館【1-0-0-0】
  • 福島【1-0-0-13】
  • 新潟【1-0-0-7】
  • 小倉【0-1-2-3】

前走人気データ

人気着度数勝率複勝率
1番人気4-1-1-536.4%54.5%
2番人気0-0-0-70.0%0.0%
3番人気2-2-2-1012.5%37.5%
4番人気0-1-1-50.0%28.6%
5番人気0-2-0-80.0%20.0%
6-9番人気0-0-3-290.0%9.4%
10番人気-2-2-2-335.1%15.4%

前走5番人気以内が目安で特に前走がハンデ戦だった馬や関東馬は前走上位人気馬が優勢。近年は前走下位人気で好走しているのはGⅠ組が大半です。

前走ハンデ戦

  • 5番人気以内【1-2-3-23】
  • 6番人気以下【0-0-1-27】

アイスバブル、シフルマン、ディアマンミノル、バイオスパーク、マイネルファンロン、レイエンダが前走ハンデ戦で6番人気以下。

関東馬

  • 3番人気以内【2-3-0-4】
  • 4番人気以下【0-0-1-16】

プレシャスブルー、マイネルファンロン、ラストドラフト、レイエンダが前走4番人気以下の関東馬。

前走着順データ

着順着度数勝率複勝率
1着1-0-1-108.3%16.7%
2着2-1-0-525.0%37.5%
3着0-0-0-60.0%0.0%
4着0-1-2-50.0%37.5%
5着0-0-1-60.0%14.3%
6-9着2-4-2-256.1%24.2%
10着-3-2-3-406.3%16.7%

前走下位着順だった馬の好走が目立ちますが、特に直近4年の中日新聞杯では前走5着以内が(1-0-1-23)、6着以下が(3-4-3-31)と前走好走馬が不振。前走5着以内で好走した2頭はいずれも当日2番人気でした。

中日新聞杯 データまとめ

買いデータ

4歳以下のディープインパクト産駒
ロベルト、ノーザンテースト、サドラーズウェルズ、ニジンスキー持ち
当日3番人気以内+1~5枠
当日5番人気以内の4歳馬

消しデータ

前走左回りで4角4番手以内
当日10番人気以下
キャリア26戦以上+同年重賞で3着以内無し
前走ハンデ戦で6番人気以下
前走4番人気以下の関東馬

中日新聞杯 予想

1週前の登録時点での予想です
◎アドマイヤビルゴ
○ボッケリーニ
▲シゲルピンクダイヤ
△ラーゴム
△ラストドラフト
△キングオブコージ

アドマイヤビルゴはコース成績の良い4歳以下のディープインパクト産駒。前走右回りで4角4番手以内、ケフェウスSが56kgだったので今回ハンデ減が見込まれる点など好走条件は一通りクリアしています。不安材料は小柄な馬体とこの馬自身重賞では3着以内が無い点。

ボッケリーニは昨年の優勝馬で母系にロベルト、ニジンスキー持ちなど血統的な裏付けもあり池江厩舎もこのコースの重賞は得意としています。近年は5歳馬が苦戦していますが今年の中距離重賞は5歳馬の方が勝利数が多く、それほど気にしなくても良さそうです。

シゲルピンクダイヤは昨年2着とコース実績があり、こちらも父ダイワメジャーなど血統的に強調できます。ボッケリーニと同じく5歳ですが府中牝馬Sからのローテは昨年と同じ、前走下位着順も近年好走が多いので相手には入れておきたいです。

ラーゴムは前走アンドロメダSを勝ちきさらぎ賞勝ちの実績もあり予想オッズ通り当日2番人気以内なら買いですが、前走から中2週で9月以降4戦目が少し気になる点。

他では2年前の2着馬でコース成績の良い母父ディープインパクトのラストドラフト、長期休養明け2戦目のキングオブコージ。ただこの2頭は関東騎手を想定しているので3着付けが無難です。

テキストのコピーはできません。