アルゼンチン共和国杯予想|過去の傾向とデータ分析

G2
アルゼンチン共和国杯【GⅡ】
2021/11/7(日)
東京競馬場・芝2500m

過去8年分のアルゼンチン共和国杯のデータを軸に、過去の好走馬の血統傾向や今年の登録馬のコース相性などを踏まえて注目馬をピックアップしています。

1週前予想なので回避馬・除外馬が含まれる場合があり、また枠順や馬体重など記事公開時には予想に反映できない要素もありますのでご了承ください。

アルゼンチン共和国杯 登録馬

登録馬

予想人気(1週前)

1番人気 オーソリティ
2番人気 ボスジラ
3番人気 サトノソルタス
4番人気 フライライクバード
5番人気 ディアマンミノル

参考:netkeiba.com

予想オッズでは昨年3歳でこのレースを制したオーソリティが断トツの1番人気。2番人気には丹頂Sで2着のボスジラ、3番人気にはオールカマーで6着のサトノソルタスが推されていますがオッズ的にはやや離されそうです。

4番手以下はムーンライトHを勝ったフライライクバード、京都大賞典で2着のディアマンミノル、オホーツクSを勝ったアンティシペイト、京都大賞典で3番人気に推されたアイアンバローズなどが続きます。

アルゼンチン共和国杯 コース&血統分析

東京芝2500mの特徴

東京芝2500mは目黒記念とアルゼンチン共和国杯でのみ使用されるコースです。直線坂の手前からスタートし、直線の坂を2回上ることになるのが大きな特徴。

坂を登り切った位置がスタートの東京芝2400mとは100mの違いですが求められる能力は異なり、瞬発力以上にスタミナが問われるコースです。

重賞ナビ

東京競馬場・芝2500mの予想に役立つデータや特徴をピックアップ。人気・脚質・枠順・馬番・馬体重別の成績データや、東京芝…

アルゼンチン共和国杯 父系統別データ

  • ハーツクライ系【3-2-0-12】
  • ステイゴールド系【2-0-1-13】
  • キングカメハメハ系【1-1-1-14】
  • ミスタープロスペクター系【1-1-0-4】
  • ロベルト系【1-0-1-8】

ハーツクライ産駒が(3-2-0-12)と相性が良く、ルーラーシップ産駒やステイゴールド産駒など長距離適性の高い種牡馬が上位の成績。

ディープインパクト産駒は他のレースに比べ人気馬は少なかったものの(0-1-0-14)と買いづらいです。

アルゼンチン共和国杯 母父系統別データ

  • ロベルト系【2-2-2-14】
  • ミスタープロスペクター系【2-0-2-10】
  • サンデーサイレンス系【1-2-0-19】
  • セントサイモン系【1-0-0-1】
  • ノーザンテースト系【1-0-0-4】

昨年のオーソリティ、2018年のパフォーマプロミスなど近年は特に母父ロベルト系が好調。ミスプロ系もスワーヴリチャードやシュヴァルグランと人気馬では堅実です。

一方母父ノーザンダンサー系は全体的に不振で昨年も4番人気メイショウテンゲン、5番人気サトノルークスが大敗しています。

アルゼンチン共和国杯 傾向データ①

枠順データ

枠順着度数勝率複勝率
1枠0-1-2-100.0%23.1%
2枠2-1-1-1014.3%28.6%
3枠0-1-0-130.0%7.1%
4枠0-1-0-140.0%6.7%
5枠2-1-2-1112.5%31.3%
6枠2-1-1-1212.5%25.0%
7枠1-1-1-175.0%15.0%
8枠1-1-1-175.0%15.0%

どの枠からも連対馬は出ており当日5番人気以内に絞るとそれほど差はありませんが、唯一4枠だけは当日5番人気以内でも(0-0-0-6)と不振。

馬番データ

  • 偶数馬番【4-4-2-53】
  • 奇数馬番【4-4-6-51】

脚質データ

脚質着度数勝率複勝率
逃げ0-0-0-80.0%0.0%
先行3-3-3-249.1%27.3%
差し5-4-3-3610.4%25.0%
追込0-1-2-360.0%7.7%

極端な位置取りでなければ脚質は不問。レースの上がり1位馬が(3-2-3-0)、6位以下は(0-0-3-83)と位置取りよりも速い上がりを使えるかが重要なレースです。

前走上がり3F(前走東京)

  • 3位以内【5-2-3-7】
  • 4位以下【0-0-1-17】

前走東京+上がり3位以内だった馬の成績が抜群。唯一上がり4位以下で3着に入ったのは2015年のレーヴミストラルで前走は日本ダービーでした。

今年はコトブキテティスが前走東京で上がり1位。

前走上がり3F(前走東京以外)

  • 3位以内【0-0-2-18】
  • 4位以下【3-6-2-61】

逆に前走が東京以外だった馬は上がり下位でも問題ありません。

馬体重データ

馬体重着度数勝率複勝率
-4592-0-0-228.3%8.3%
460-4791-2-2-223.7%18.5%
480-4993-5-3-317.1%26.2%
500-5192-0-3-237.1%17.9%
520-0-1-0-60.0%14.3%

480~499kgの複勝率がやや高く、2019年5番人気2着のタイセイトレイル、2018年11番人気3着のマコトガラハッド、2017年7番人気2着のソールインパクトと人気薄での好走も目立ちます。

前走との馬体重差

  • +体重【7-4-4-39】
  • 増減無【0-2-0-15】
  • -体重【1-2-4-50】

前走から馬体増になる馬の成績が良く、当日5番人気以内+プラス体重だと(6-4-3-6)

アルゼンチン共和国杯 傾向データ②

人気データ

人気着度数勝率複勝率
1番人気2-1-1-425.0%50.0%
2番人気3-0-0-537.5%37.5%
3番人気2-0-5-125.0%87.5%
4-6番人気0-6-0-180.0%25.0%
7-9番人気1-1-1-214.2%12.5%
10番人気-0-0-1-550.0%1.8%

当日4番人気以内は(7-5-6-14)と堅実で、同じコースで行われる目黒記念に比べると人気馬優勢。単勝オッズ30倍以上は(0-0-1-58)と苦戦しています。

所属データ

所属着度数勝率複勝率
美浦3-4-4-504.9%18.0%
栗東5-4-4-547.5%19.4%

近年はやや関西馬優勢ですが、昨年は1~3着を関東馬が独占。特に関西馬は前走から馬体重が±0kg以下だと(1-1-1-39)と複勝率が大きく落ちます。

馬齢データ

馬齢着度数勝率複勝率
3歳2-0-2-050.0%100.0%
4歳3-3-2-1712.0%32.0%
5歳1-4-4-342.3%20.9%
6歳2-1-0-257.1%10.7%
7歳-0-0-0-280.0%0.0%

5歳以下またはキャリア15戦以下の成績が非常に良く、2018年のパフォーマプロミスは6歳馬でしたがキャリア14戦でした。直近5年ではキャリア21戦以上が(0-1-1-39)と近年はよりその傾向が強まっています。

また3歳馬は過去8年で4頭全てが3着以内に入っていますが、いずれも当日3番人気以内+重賞勝ちの実績がありました。

キャリアデータ

  • 10戦以下【2-1-2-1】
  • 11~15戦【4-1-4-13】
  • 16~20戦【1-2-1-21】
  • 21戦以上【1-4-1-69】

キャリア15戦以下はアイアンバローズ、アンティシペイト、オーソリティ、オウケンムーン、サトノソルタス、フライライクバード、レクセランスの7頭。

騎手データ

  • 継続騎乗【3-1-3-23】
  • 乗り替わり【5-7-5-81】

当日3番人気以内だと差は無く、当日4番人気以下は継続騎乗が(0-1-1-20)、乗り替わりが(1-6-1-74)。出走数の違いはありますが乗り替わり組は2着が多いのが特徴です。

騎手別では戸崎騎手が(1-3-1-1)。昨年は6番人気ラストドラフトで2着、一昨年は5番人気タイセイトレイルで2着と6回の騎乗全てで人気以上の着順に入っています。

生産者データ

  • ノーザンF【6-4-2-22】

近年はノーザンF生産馬の成績が抜群。ただし6番人気以下だと(0-0-0-13)なので買えるのは当日5番人気以内のみ。タイセイトレイル、スワーヴリチャードなどハーツクライ産駒の好走が目立ちます。

有力馬ではオーソリティ、ボスジラ、サトノソルタス、アイアンバローズがノーザンF生産馬。

斤量データ

斤量着度数勝率複勝率
-52.00-0-1-100.0%9.1%
53.00-1-0-140.0%6.7%
54.01-0-1-214.3%8.7%
55.00-3-5-210.0%27.6%
56.0-56.55-2-0-1621.7%30.4%
57.0-57.51-2-1-155.3%21.1%
58.0-1-0-0-712.5%12.5%

4歳以上で見ると55kg以下が(0-4-5-66)、56kg以上が(6-4-1-38)と優勝しているのは斤量を背負った馬。

前走との斤量差

  • +斤量【1-1-1-16】
  • 増減無【2-2-1-34】
  • -斤量【5-5-6-54】

当日6番人気以下+同斤量か斤量増になる馬は(0-0-0-40)と全滅。人気薄を狙うなら今回斤量減になる馬です。

アルゼンチン共和国杯 前走データ

前走クラスデータ

クラス着度数勝率複勝率
GⅠ3-1-1-725.0%41.7%
GⅡ3-3-2-416.1%16.3%
GⅢ0-0-1-130.0%7.1%
リステッド0-0-0-10.0%0.0%
オープン1-2-1-283.1%12.5%
3勝1-2-3-135.3%31.6%

近年はGⅠ組か3勝クラス組の好走が多く、3勝クラス組は六社SやオクトーバーSなど前走東京が中心です。

出走数が多い割に成績が振るわないのは京都大賞典と丹頂S組。オールカマー組も昨年サンアップルトンが3着に入りましたが近年はイマイチです。

主な前走

  • 宝塚記念【2-0-0-4】
  • オールカマー【1-2-1-14】
  • アイルランドT【1-0-1-4】
  • 日本ダービー【1-0-1-0】
  • 六社S【0-2-1-3】

前走距離

  • 1800m【0-0-1-2】
  • 2000m【1-1-2-25】
  • 2200m【3-2-2-18】
  • 2400m【3-3-3-25】
  • 2500m【1-0-0-8】
  • 2600m【0-1-0-22】
  • 3000m~【0-1-0-3】

前走場所

  • 東京【5-2-4-24】
  • 中山【0-1-1-14】
  • 京都【0-2-0-22】
  • 阪神【2-0-0-5】
  • 中京【0-1-0-0】
  • 札幌【0-1-0-19】
  • 函館【0-0-1-6】
  • 福島【0-0-1-3】
  • 新潟【1-1-1-9】

前走人気データ

人気着度数勝率複勝率
1番人気1-0-1-612.5%25.0%
2番人気2-2-2-814.3%42.9%
3番人気2-2-2-715.4%46.2%
4番人気2-0-1-916.7%25.0%
5番人気1-1-0-108.3%16.7%
6-9番人気0-1-2-240.0%11.1%
10番人気-0-2-0-400.0%4.8%

クラス関係なく前走人気だった馬の成績が良く、前走オープン特別以下は2番人気以内、GⅡは5番人気以内だった馬の複勝率が高めです。

また前走東京で3番人気以内だった馬が(5-2-2-6)と成績が良く、当日5番人気以内に絞ると(4-1-2-2)ですが、今年は前走東京がコトブキテティスのみ。

前走オープン特別以下

  • 3番人気以内【2-4-3-13】
  • 4番人気以下【0-0-1-30】

アンティシペイト、ゴースト、フライライクバード、ボスジラが前走オープン特別以下で3番人気以内。

前走GⅡ

  • 5番人気以内【3-1-1-13】
  • 6番人気以下【0-2-1-28】

アイアンバローズが前走GⅡで5番人気以内。

前走東京

  • 3番人気以内【5-2-2-6】
  • 4番人気以下【0-0-2-18】

コトブキテティスは前走東京で7番人気でした。

前走着順データ

着順着度数勝率複勝率
1着2-1-3-1310.5%31.6%
2着1-0-0-420.0%20.0%
3着0-3-2-50.0%50.0%
4着1-1-0-810.0%20.0%
5着1-0-0-614.3%14.3%
6-9着3-3-2-347.1%19.0%
10着-0-0-1-330.0%2.9%

前走オープン特別以下は3着以内が目安、重賞組は9着以内なら複勝率はそれほど変わりません。

また前走が東京だった馬は5着以内だった馬の成績が良く、前走6着以下を狙うなら前走が東京以外だった馬。

前走オープン特別以下

  • 3着以内【2-3-4-18】
  • 4着以下【0-1-0-25】

アンティシペイト、ゴースト、フライライクバード、ボスジラが前走オープン特別以下で3着以内。

前走東京

  • 5着以内【5-2-3-10】
  • 6着以下【0-0-1-14】

コトブキテティスが前走東京で5着以内。

アルゼンチン共和国杯 データまとめ

買いデータ

ハーツクライ産駒、母父ロベルト系
前走東京で上がり3位以内
当日5番人気以内+プラス体重
キャリア15戦以内
当日5番人気以内のノーザンF生産馬

消しデータ

ディープインパクト産駒
単勝オッズ30倍以上
前走から馬体重が±0kg以下の関西馬
当日6番人気以下+同斤量か斤量増
前走オープン特別以下で4番人気+4着以下
前走東京で4番人気+6着以下

アルゼンチン共和国杯 予想

1週前の登録時点での予想です
◎オーソリティ
○フライライクバード
▲ディアマンミノル
△アイアンバローズ
△アンティシペイト
△ロードマイウェイ

オーソリティは昨年の優勝馬で他にも青葉賞1着、ダイヤモンドS2着と東京では重賞3戦全てで連対。血統的にも母父ロベルト系と裏付けがありノーザンF生産馬でルメール騎手への乗り替わりなど買い要素が多く、GⅡにしては薄いメンバーなのでここでは最上位。

フライライクバードはシュヴァルグランなどこのコースで実績のある友道厩舎の管理馬。オーソリティと同じく母父ロベルト系でキャリアが浅い点もプラス。予想オッズでは4~5番人気ですが、関西馬なのでこのままの人気で行くと当日プラス体重の方が買いやすくなります。

ディアマンミノルはレース相性が悪い母父ノーザンダンサー系ですが、オルフェーヴル産駒は冬場になると走る産駒が多いのが特徴。後方からなので展開次第ですが、比較的差し馬の成績が良いレースなのは好材料。同じくオルフェーヴル産駒のアイアンバローズは休み明け2戦目の変わり身に期待。

アンティシペイトは血統表にトニービンを持つルーラーシップ産駒。ハンデ次第では十分健闘も可能。ロードマイウェイはハーツクライ系のジャスタウェイ×グレイソヴリン系のジャングルポケットと血統的には面白そうです。

テキストのコピーはできません。