過去10年のコースデータから予想に役立つ傾向と特徴を紹介しています。
コースの特徴や人気・脚質・枠順・馬体重などのデータを分析しています。またこのコースを得意とする血統(種牡馬・母父)や騎手・調教師の考察も行っています。
福島競馬場 ダート2400m
コース概要
直線:295.7m
福島ダート2400mは向こう正面の直線入り口からスタート。コーナー6つのダート長距離戦なのでペースはあまり速くなりません。
3~4コーナーはスピードの落ちにくいスパイラルカーブになっているため、2周目の向こう正面くらいで位置を押し上げ先団に取り付いておかないと直線だけでは交わし切れません。
福島ダート2400mで行われるレース
- 1勝クラス
福島ダート2400m 傾向データ
福島ダート2400m 人気データ
レース数が少ないこともありますが、1~4番人気の成績はほぼ横並びのため回収値は4番人気馬が優秀。5番人気以下になると成績が1段階下がりますが、中穴が3着に入ることもよく見られます。
福島ダート2400m 脚質データ
※1勝クラス以上を集計
ダートの長距離戦なのでペースについていけるかいけないかが重要。脚質よりもスタミナ豊富でバテない馬を選べるかが重要です。
福島ダート2400m 馬体重データ
※1勝クラス以上を集計
大型馬でも軽量馬でも馬券に絡んでいますが、人気より好走しやすいのは440kg未満か500kg以上。回収値でも一見バランスの良さそうな460~499kgはやや回収値が低めです。
福島ダート2400m コースデータ
福島ダート2400m 枠順・馬番データ
枠順
5番人気以内だと4枠・7枠の成績が良く、6番人気以下だと2~3枠の複勝率が高めです。全体的には真ん中よりやや内に入った馬が狙い目。
馬番
馬番では偶数枠の成績が良く、5番人気以内だと偶数枠の勝率19%に対して奇数枠は勝率9.5%と2倍の差があります。ただ連対率・複勝率は変わりません。
福島ダート2400m 血統データ
福島ダート2400m 種牡馬データ
産駒1頭の成績で大きく左右されますがシンボリクリスエスやクロフネ、キングカメハメハ産駒が好成績。他にはワークフォースやロージズインメイが複数の産駒で馬券内に入っています。
種牡馬系統別
- デピュティミニスター系【4-0-1-8】連対率30.8%
- キングマンボ系【4-1-3-18】連対率19.2%
- ロベルト系【3-2-2-33】連対率12.5%
福島ダート2400m 母父データ
母父ダンスインザダーク、スペシャルウィークの2頭の成績が良く、他にはニジンスキーやサドラーズウェルズ系といった欧州血統の勝率が高め。
他ではリファール系は(0-2-3-8)と複勝率が高めでミスプロ系は(0-2-4-36)、デピュティミニスター系は(0-2-0-11)と勝ち切れません。
母父系統別
- ニジンスキー系【3-1-0-6】連対率40.0%
- サンデーサイレンス系【6-3-3-38】連対率18.0%
- サドラーズウェルズ系【1-1-1-10】連対率15.4%
相性の悪い母父
- サンデーサイレンス【0-0-1-18】連対率0.0%
- ブライアンズタイム【0-0-1-8】連対率0.0%
- フォーティナイナー【0-0-0-7】連対率0.0%
母父サンデーサイレンスは出走数が多いものの連対がありません。
福島ダート2400m 騎手・調教師データ
福島ダート2400m 騎手データ
丸山騎手、吉田隼騎手、勝浦騎手は人気馬での信頼度が高め。
またダートの長距離戦だけに斤量の恩恵も大きく、☆(1kg減)、△(2kg減)は複勝率30%前後と好成績。▲(3kg減)は複勝率は20%前後ですが回収値が高く、穴狙いなら減量騎手がお勧め。
福島ダート2400m 調教師データ
調教師別では出走数が少なすぎるため参考程度のデータですが、湯窪調教師や松永幹調教師は減量騎手を積極的に乗せることがあります。
結果的には減量騎手は買い、というデータに集約されます。
福島ダート2400m 傾向まとめ
コース傾向
★人気馬は4枠・7枠の成績が良く、人気薄は2~3枠の成績が良い
★人気馬は偶数馬番の勝率が高い
血統
★ワークフォース、ロージズインメイは人気薄でも注意
★母父ダンスインザダーク、スペシャルウィークが好成績
★母父ニジンスキー系、サドラーズウェルズ系も好調
騎手・調教師
★減量騎手の成績が良い
福島競馬場 コースデータ
芝1200m 芝1800m 芝2000m 芝2600m ダ1150m ダ1700m ダ2400m