新潟芝1800mの傾向と特徴|血統や枠順、馬体重別のデータ分析

過去10年のコースデータから予想に役立つ傾向と特徴を紹介しています。

コースの特徴や人気・脚質・馬体重データに加え、枠順・馬番は良馬場時と重馬場時に分けて分析しています。またこのコースを得意とする血統(種牡馬・母父)や騎手・調教師の考察も行っています。

新潟競馬場 芝1800m

コース概要

直線:658.7m

新潟芝1800mは外回りコースを使用。東京競馬場に似たワンターンで直線部分が長いコースです。前半のペースはやや速めになることが多く、コーナーの上りで一旦落ち着き後半また加速するパターンがよく見られます。

重賞は行われませんが8月の牝馬限定の三面川特別ではレッドアヴァンセやカワキタエンカ、マリアライトやレインダンスが出走した事もあり、牝馬の出世レースとなっています。

新潟芝1800mで行われるレース

  • 弥彦特別
  • 三面川特別
  • 赤倉特別

新潟芝1800m 傾向データ

新潟芝1800m 人気データ

新潟芝コースの中では最も1番人気が信頼できるコースで、回収値も単複共に優秀です。2番人気以下も概ね人気通りの結果に収まりやすく、人気馬は堅実と言えます。

新潟芝1800m 脚質データ

※1勝クラス以上を集計

差し馬が最も馬券になりやすく、直線が長いため追い込み馬も他のコースより馬券になる確率は高めです。

末脚比べとなることが多いため、前走での上がり順位が直結しやすい面もあります。特に前走で上がり3Fが1位だった馬は勝率18%、複勝率42%と安定しています。

新潟芝1800m 馬体重データ

※1勝クラス以上を集計

全体的には480~499kgの成績が高く見えますが、回収値を含めると馬格の影響は小さいコースです。平場では馬格がある馬が若干有利ですが、特別レースではほぼ横並びの成績。

新潟芝1800m コースデータ(良馬場)

新潟芝1800m 枠順・馬番データ(良馬場)

枠順

内外極端な枠に入った馬はやや成績を落としており、特に1枠は複勝率15%台と不振。人気より好走しやすいのは5~6枠です。

馬番

最内の1番、外の15~18番は連対率が10%前後と低めです。

性別で見ると牡馬は1番と15~17番の成績が悪く、それ以外の馬番はあまり差はありません。牝馬は大外18番は全く走らず、好走馬は8~12番くらいに固まっているのが特徴です。

新潟芝1800m コースデータ(重馬場)

新潟芝1800m 枠順・馬番データ(稍重~不良馬場)

枠順

道悪時は2~3枠、6~7枠の複勝率が20%台。対象レース数が少ないためブレはありますが、この4つの枠はそれぞれ人気以上の着順に来ることが多いので信頼できそうです。

性別では牡馬は3枠と7枠、牝馬はコースデータ通り2~3枠と6~7枠が好調。

馬番

馬番では3番、8番、14~15番あたりが好成績。偶数枠の勝率5.7%に対して奇数枠の勝率は8.0%と奇数枠の勝率が高いのが特徴です。

新潟芝1800m 血統データ

新潟芝1800m 種牡馬データ

主に1勝クラス以下で使用されることが多いので、ディープインパクトやキングカメハメハなどリーディング上位種牡馬の成績が安定しています。系統別ではキングマンボ系が優秀な成績。

近年はルーラーシップやオルフェーヴルが成績を伸ばしており、表以外ではロードカナロア、ジャスタウェイは複勝率40%台と好相性。他にはディープブリランテやノヴェリストも好調です。

種牡馬系統別

  • キングマンボ系【43-35-29-291】連対率19.6%
  • サンデーサイレンス系【161-162-180-1674】連対率14.8%
  • サドラーズウェルズ系【5-13-8-109】連対率13.3%

相性の悪い種牡馬

  • アドマイヤムーン【0-2-4-31】連対率5.4%
  • ネオユニヴァース【5-3-10-112】連対率6.2%
  • マツリダゴッホ【0-3-1-39】連対率7.0%

ネオユニヴァースは5勝中4勝が1番人気で人気薄では買えません。他ではロージズインメイやスクリーンヒーロー、ナカヤマフェスタはやや苦手としています。

新潟芝1800m 母父データ

このコースで見かけたら抑え必須なのが母父アカテナンゴ。サトノダムゼルやホウオウサーベルなど1着の6頭は全て3番人気以内ですが、それでも8戦6勝は驚異的な成績。

他にはストームキャットやクロフネ、カーリアン、アンブライドルズソングの成績が安定しています。表以外ではボストンハーバー、トワイニング、シングスピールあたりが好調。

母父系統別

  • デピュティミニスター系【20-12-10-129】連対率18.7%
  • ボールドルーラー系【11-7-9-74】連対率17.8%
  • ストームキャット系【9-7-4-83】連対率15.5%

相性の悪い母父

  • ティンバーカントリー【0-1-1-21】連対率4.3%
  • サクラバクシンオー【2-0-0-33】連対率5.7%
  • コマンダーインチーフ【1-2-4-45】連対率5.8%

新潟芝1800m 騎手・調教師データ

新潟芝1800m 騎手データ

ルメール騎手は重賞の開催日など年に2~3鞍しか騎乗しませんが成績は抜群。デムーロ騎手や福永騎手、北村騎手など関西リーディング上位騎手が得意としているコースです。

関東では石橋騎手や吉田隼騎手の成績が良く、近年成績を伸ばしているのは津村騎手と丸山騎手。

相性の悪い騎手

  • 嘉藤貴行【0-0-2-55】連対率0.0%
  • 木幡初也【0-1-1-42】連対率2.3%
  • 嶋田純次【1-1-5-49】連対率3.6%

ベテランでは吉田豊騎手が(5-2-10-102)で連対率5.9%と苦手としており、他には柴田善騎手、勝浦騎手、柴田大騎手も連対率は10%未満です。

新潟芝1800m 調教師データ

出走数は関東馬が多いものの成績は関西馬の方が上。矢作調教師や藤原調教師、池江調教師、高野調教師は複勝率40%前後で安定しています。

関東では堀調教師、国枝調教師、藤沢調教師が同じく複勝率40%前後。基本的にはリーディング上位厩舎から入って問題ありません。

特別レースに絞ると矢野調教師の成績が良く、シュンドルボンやナスノセイカンなど7戦中6戦で3着以内。

相性の悪い調教師

  • 堀井雅広【0-0-3-27】連対率0.0%
  • 菊川正達【0-0-4-30】連対率0.0%
  • 高木登【0-1-3-33】連対率2.7%

新潟芝1800m 傾向まとめ

コース傾向

1番人気の信頼度は抜群
差し優勢、前走上がり上位馬が狙い目
良馬場では5~6枠の成績が良く、1枠は不振
牝馬は8~12番に好走馬が多い
道悪では2~3枠、6~7枠の成績が良い

血統

ディープインパクト、キングカメハメハ産駒は安定
近年はルーラーシップ、ロードカナロア、ジャスタウェイ産駒も好調
母父ストームキャット、カーリアン、アンブライドルズソングが好成績
母父アカテナンゴは見かけたら抑え

騎手・調教師

関西リーディング上位騎手は堅実
関東では石橋、吉田隼、津村、丸山騎手
関東・関西共にリーディング上位厩舎の成績が良い

 

新潟競馬場 コースデータ

芝1000m 芝1200m 芝1400m 芝1600m 芝1800m 芝2000m内 芝2000m外 芝2200m 芝2400m ダ1200m ダ1800m

全競馬場コースデータ

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