東京芝1400mの傾向と特徴|血統や枠順、馬体重別のデータ分析

過去5年のコースデータから予想に役立つ傾向と特徴を紹介しています。

コースの特徴や人気・脚質・馬体重データに加え、枠順・馬番は良馬場時と重馬場時に分けて分析しています。またこのコースを得意とする血統(種牡馬・母父)や騎手・調教師の考察も行っています。

東京競馬場 芝1400m

コース概要

直線:525.9m

東京芝1400mはスタート直後から上り坂になりそのままコーナーに入ります。そのため短距離戦でありながら前半のペースはそれほど速くはならず、直線でのキレが求められるコースです。

直線が長いため差し馬有利に見えますが、道中息が入りやすいため逃げ・先行馬が粘り波乱を演出することもあります。

東京芝1400mで行われるレース

  • 京王杯SC
  • 京王杯2歳S
  • パラダイスS

東京芝1400m 傾向データ

東京芝1400m 人気データ

牡馬の1番人気馬は勝率31%、複勝率56.7%と平均以下の数値。また人気サイドは安定していますが大穴は期待できません。逆に牝馬の1番人気は勝率42.7%、複勝率66.7%でクラス問わず勝率が高く7~11番人気くらいの穴馬の好走も目立ちます。

また人気薄の好走が多いのは良馬場で、道悪時は抑えられるのは6~7番人気くらいまで。特に道悪時は8割弱のレースで当日3番人気以内が1着に入っており、人気薄は頭では狙えません。

東京芝1400m 脚質データ

※1勝クラス以上を集計

人気の逃げ馬の成績が良く、過去5年では1番人気で逃げた馬は(9-2-1-0)、2~3番人気でも(12-5-4-13)。直線の長い東京コースということで差し馬を抑えたくなりますが、人気馬は前で競馬が出来るほど成績が安定しています

3勝クラス以上でも牡馬は逃げ・先行馬優勢ですが、牝馬の逃げは苦戦しており先行・差しが半々くらいの成績。

東京芝1400m 馬体重データ

※1勝クラス以上を集計

500~519kgの成績・回収値が安定していますが、特に牝馬は馬格に連れて成績が上がる傾向にあり500~519kgだと勝率は14.5%まで上がります。

牡馬は460kg以上あればそれほど成績の差はありません。ただ2歳牡馬は460kg未満が(0-4-3-31)、460kg以上が(9-5-5-36)と馬格がある馬が勝ち切っています。東京での2歳1勝クラス、また京王杯2歳Sでの牡馬は馬格に注意。

東京芝1400m コースデータ(良馬場)

東京芝1400m 枠順・馬番データ(良馬場)

枠順

最内の1枠、大外8枠と内外離れた枠の成績が良いのが特徴。特に1枠は性別問わず単回値は100超え、牝馬は2~3枠も単回値が100を超えています。

牝馬はクラスが上がっても内の1~3枠の回収値が優秀ですが、牡馬はクラスが上がるほど内の1~2枠の信頼度が下がり、外枠からの好走が目立つようになります。

馬番

内の1~2番、4番や外寄りでは16番の成績が良く、全体的には内寄りの成績が安定しています。また牝馬は偶数馬番の単回値が120、奇数馬番の単回値が60と大きな差があります。

東京芝1400m コースデータ(重馬場)

東京芝1400m 枠順・馬番データ(稍重~不良馬場)

枠順

道悪では3枠の連対率が25%と抜けており、2~3枠が多い1枠や7枠など枠ごとの特徴が強く出ています。性別で見ると牡馬は3~5枠の成績が比較的安定しており、牝馬は1枠、3枠が複勝率30%前後となっています。

馬番

馬番では内の1~2番、5~6番の成績が良く、外寄りでは10番、12番、14番と偶数馬番の複勝率が20%台。人気馬は馬番の影響はそれほどありませんが、人気薄はここに挙げた馬番から注意したいです。

東京芝1400m 血統データ

東京芝1400m 種牡馬データ

ロードカナロア産駒が抜群の成績。京王杯SCのダノンスマッシュや京王杯2歳Sのキングエルメスなど重賞でも人気関係なく好走しています。牡馬は新馬・未勝利戦かオープンクラスの成績が良い反面1~3勝クラスは(0-3-1-28)と勝ち切れず、牝馬はクラス問わず安定しています。また2歳戦では過去5年で16勝を挙げており、2位が4勝なので断トツの勝ち数。

牡馬はダイワメジャーやキングカメハメハ、モーリスの成績が安定しています。牝馬はディープインパクト、ハーツクライ、エピファネイア、リオンディーズあたりが複勝率40%前後と好調。

またキングカメハメハ系、ロベルト系は良馬場より道悪の方が成績が良く、サンデー系やディープインパクト系はどちらかと言えば良馬場の方が得意な産駒が多いのが特徴です。

種牡馬系統別

  • キングカメハメハ系【57-39-37-351】連対率19.8%
  • ハーツクライ系【15-16-18-111】連対率19.4%
  • ロベルト系【28-36-20-275】連対率17.8%

相性の悪い種牡馬

  • ヨハネスブルグ【2-1-5-61】連対率4.3%
  • リーチザクラウン【2-2-2-39】連対率8.9%
  • キングズべスト【3-1-2-34】連対率10.0%

他ではハービンジャー、クロフネも連対率は10%前後とやや苦手としています。

東京芝1400m 母父データ

表には入っていませんがダンジグ系は全体的に複勝率が高く、メイケイエールの母父ハービンジャーやダノンスマッシュの母父ハードスパンもダンジグ系。

またデピュティミニスター系は母父クロフネが安定していますが、母父フレンチデピュティは未勝利~1勝クラスの回収値が抜群に良く、春菜賞で単勝230倍で優勝したライズスクリューなど、寒い季節(2月、10~11月)に穴馬の激走が目立ちます。

サンデー系では父としても成績の良かったダイワメジャーが近年母父として好調。表以外ではラウダシオンやアンブロジオの母父ソングアンドアプレイヤーが複勝率50%台、他にはエンドスウィープ、ダノンシャンティ、シングスピールあたりが好成績。

母父系統別

  • ダンジグ系(米)【8-6-6-55】連対率18.7%
  • ダンジグ系(欧)【15-17-11-134】連対率18.1%
  • レッドゴッド【13-7-5-86】連対率18.0%

相性の悪い母父

  • トニービン【0-0-6-38】連対率0.0%
  • ハーツクライ【0-1-1-33】連対率2.9%
  • ホワイトマズル【1-1-5-35】連対率4.8%

他にはシンボリクリスエス、ブライアンズタイム、フジキセキも連対率は10%以下。

東京芝1400m 騎手・調教師データ

東京芝1400m 騎手データ

大半がノーザンF生産の人気馬ですがルメール騎手の成績が抜けています。ルメール騎手+1番人気の成績は(35-13-8-28)で勝率41.7%、複勝率66.7%という成績。

戸崎騎手や福永騎手も人気馬では堅実です。クラスが上がっても成績が良いのは武豊騎手、デムーロ騎手、田辺騎手あたり。

当日4番人気以下では浜中騎手が(4-2-3-5)複勝率64.3%と抜群の成績。由比ヶ浜特別で8番人気1着のタガノスカイハイ、500万条件で13番人気1着のイサチルルンルンなど、特に差し馬との相性が良いのが特徴です。

岩田望騎手も京王杯2歳Sのロードマックスなど当日4番人気以下で(2-7-1-12)複勝率45.5%。浜中騎手と差し馬で結果を残しており、特に外枠の成績が良いのが特徴です。

相性の悪い騎手

  • 武士沢友治【2-2-1-94】連対率4.0%
  • 松岡正海【2-2-4-79】連対率4.6%
  • 吉田豊【2-3-3-84】連対率5.4%

他では田中勝騎手、藤田騎手、石川騎手も連対率は5~6%と苦戦しています。

東京芝1400m 調教師データ

木村調教師は出走の9割がノーザンF生産馬ですが当日2番人気以内・ルメール騎手・2~3歳馬で好成績。鹿戸調教師、加藤征調教師、奥村調教師、堀調教師は2勝クラス以下では安定しています。

3勝クラス以上になると関西馬が優勢で、特に目立つのはリアンティサージュやプルパレイを管理する須貝調教師。他には斉藤崇調教師、清水調教師も好調。

関東では藤沢和調教師が長くトップの成績でしたが2022年で引退。国枝調教師や堀調教師、牧調教師あたりは健闘していますが、それでも上のクラスではしばらく関西馬優勢が続きそうです。

相性の悪い調教師

  • 的場均【0-1-0-45】連対率2.2%
  • 武市康男【0-2-1-52】連対率3.6%
  • 畠山吉宏【0-2-5-45】連対率3.8%

東京芝1400m 傾向まとめ

コース傾向

牝馬は1番人気○、7番人気以下の回収値も高い
逃げ・先行馬優勢、3番人気以内の逃げ馬○
牝馬は馬格に連れ成績が上がる
良馬場では牝馬の1~3枠○、偶数馬番○
道悪では牡馬の3~5枠○、牝馬の1、3枠○

血統

ロードカナロア産駒が断トツ(特に2歳戦)
牡馬はダイワメジャー、モーリス産駒が好成績
牝馬はディープインパクト、ハーツクライ、エピファネイア産駒が好調
母父ダンジグ系はクラス問わず好成績、冬場の母父フレンチデピュティ○
近年はダイワメジャー、ソングアンドアプレイヤーが好調

騎手・調教師

ルメール、戸崎、福永騎手は人気馬で堅実
武豊、デムーロ、田辺騎手も安定
浜中、岩田望騎手は当日4番人気以下+差し馬の成績が抜群
木村調教師はノーザンF生産の人気馬で堅実
クラスが上がると須貝、斉藤崇調教師など関西馬優勢

 

東京競馬場 コースデータ

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