東京芝2300mの傾向と特徴|血統や枠順、馬体重別のデータ分析

過去10年のコースデータから予想に役立つ傾向と特徴を紹介しています。

コースの特徴や人気・脚質・馬体重データに加え、枠順・馬番は良馬場時と重馬場時に分けて分析しています。またこのコースを得意とする血統(種牡馬・母父)や騎手・調教師の考察も行っています。

東京競馬場 芝2300m

コース概要

直線:525.9m

東京芝2300mは3歳未勝利戦と1勝クラスの新緑賞のみで使われているコースで、直線のゴール前からスタートしコースを1周します。下級条件でしか使われないため、道中スローからの直線勝負が基本です。

東京芝2300mで行われるレース

  • 新緑賞
  • 未勝利

東京芝2300m 傾向データ

東京芝2300m 人気データ

1番人気馬は勝率45.8%、複勝率75%と高く、馬券になっているのはほぼ8番人気以内まで。9番人気以下になると殆ど馬券に絡んでいません。

東京芝2300m 脚質データ

※1勝クラス以上を集計

1勝クラス以上だとほぼ新緑賞のみのデータになりますが、前半はスローで流れやすいため逃げ馬が2着に残りやすいのが特徴。後ろからでも届きやすいのは人気馬で、人気薄は前で競馬が出来る馬ほど複勝率が上がります。

東京芝2300m 馬体重データ

※1勝クラス以上を集計

馬格がある馬が優勢で480kg以上になると成績が大きく上がります。これは未勝利戦含めても同じ傾向です。ただし480kg未満でも回収値は悪くありません。

東京芝2300m コースデータ

東京芝2300m 枠順・馬番データ

枠順

条件が条件だけに小頭数になることも多く枠番では測りきれない部分もありますが、内外で有利不利は無さそうです。やや気になるのが真ん中の4~5枠が(2-6-9-49)と勝率が低い点。

馬番

1番、6番の成績が良く、若干ではありますが奇数馬番の方が人気以上に好走しやすいのが特徴。また多頭数になると外に入った馬はやや成績を落としています。

東京芝2300m 血統データ

東京芝2300m 種牡馬データ

ハーツクライ、ディープインパクト、ハービンジャーの成績が良いのは東京芝2400mとそれほど変わりません。

6番人気以下で勝った3頭の父はジャングルポケット、カジノドライヴ、タニノギムレットで父系3代目がナスルーラ系。2016年の新緑賞ではバゴ産駒のフレンドミラクルが12番人気で3着に入っています。

またステイゴールド系は2~3着までが多く、最近ではゴールドシップ産駒の出走が増えていますが(0-0-1-7)と人気より着順を落としやすいので注意。

種牡馬系統別

  • ハーツクライ系【4-3-2-11】連対率35.0%
  • キングカメハメハ系【4-3-2-14】連対率30.4%
  • ディープインパクト系【4-5-3-21】連対率27.3%

東京芝2300m 母父データ

母父シンボリクリスエスの成績が抜群。新緑賞を勝ったカフジプリンス、6番人気2着のショウナンダールなど人気以上の好走が目立ちます。

母父サンデーサイレンスも新緑賞を6番人気で勝ったビービーガウディなど人気薄でも狙えます。特に父ハービンジャーだと(2-0-2-1)。

また2021~2022年の新緑賞ではキャルレイ、トゥーフェイスと母父ディープインパクトが連対しています。

母父系統別

  • ロベルト系【4-4-2-18】連対率28.6%
  • グレイソヴリン系【1-2-0-10】連対率23.1%
  • ボールドルーラー系【1-2-3-9】連対率20.0%

東京芝2300m 騎手・調教師データ

東京芝2300m 騎手データ

戸崎騎手は当日2番人気以内で(4-0-0-0)と人気馬で堅実。ルメール騎手も成績は安定していますが平均1.6人気なので戸崎騎手に比べると信頼度は下がります。

特殊なコースなので関東のベテランが上位に並びますが、表以外ではデムーロ騎手が(0-3-1-1)、田中勝騎手が(0-2-3-5)。またレーン騎手は(0-2-3-0)と複勝率100%です。

東京芝2300m 調教師データ

出走回数が少ないので得意不得意というには足りないデータですが、矢作調教師はカポーティスター、カフジプリンスが新緑賞を優勝。関西の調教師の中では東京コースでの出走数が特に多い調教師なので、輸送だからといって嫌う必要はありません。

東京芝2300m 傾向まとめ

コース傾向

1番人気の信頼度が高く、大穴は狙いづらい
スローになりやすく逃げ馬が残りやすい
480kg以上の複勝率が高い
馬番1番、6番○

血統

ハーツクライ、ディープインパクト、ハービンジャー産駒が好成績
父系3代目までにナスルーラ系を持つ馬に注意
父ステイゴールド系は勝ち切れない
母父シンボリクリスエスの成績が抜群
父ハービンジャー×母父サンデーサイレンスも好成績

騎手・調教師

戸崎騎手が堅実、ルメール騎手は過剰人気しやすい
デムーロ、レーン、田中勝騎手も複勝率が高い
矢作、小笠、藤原、堀調教師が好成績

 

東京競馬場 コースデータ

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全競馬場コースデータ

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