東京芝2400mの傾向と特徴|血統や枠順、馬体重別のデータ分析

東京芝2400m・過去10年のコースデータ分析です。
人気・脚質・枠順・馬体重別の成績や東京芝2400mを得意とする血統(種牡馬・母父)や騎手・調教師を分析しています。

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東京競馬場 芝2400m

コース概要

直線:525.9m

東京芝2400mはダービーやジャパンCなど日本を代表するGⅠが行われる舞台。直線の坂を上りきった地点からスタートし、前半1000mは平坦~下り坂となっています。

スピード、スタミナ、底力など総合力が問われるコースでレースレベルが上がるほど人気馬が好走しやすい特徴があります。

東京芝2400mで行われるレース

  • 東京優駿
  • オークス
  • ジャパンC
  • 青葉賞

東京芝2400m 傾向データ

東京芝2400m 人気データ

1800mや2000mと同様1番人気の信頼度は高いコースです。重賞では1番人気の勝率は37.5%、複勝率77.5%とさらに上がり、5番人気以内に推された馬は堅実。

オークスのメイショウマンボやアイスフォーリス、ジャパンCのデニムアンドルビーなど穴馬を狙うなら牝馬限定戦か混合戦の牝馬が狙い目。

東京芝2400m 脚質データ

※1勝クラス以上を集計

逃げ・先行馬が粘り切れないことが多く、GⅠで逃げ切ったのは近年ではキタサンブラックくらい。

重賞になると差し・追い込み馬が大きく成績を伸ばします。速い上がりを使える馬が強く、ディープインパクト産駒などのサンデー系には逆らえないコースです。

東京芝2400m 馬体重データ

※1勝クラス以上を集計

勝率では520kg以上の大型馬が優勢ですが連対率・複勝率はそれほど変わりません。420~439kgの軽量馬の好走は意外と牡馬に多く、パフォーマプロミスやルックトゥワイスなどが挙げられます。

逆に牝馬は460~479kgの成績が非常に良く、アーモンドアイやジェンティルドンナ、ブエナビスタなどの名牝がここに入ります。

480kgを超える牝馬は不振で2018年のオークスこそラッキーライラックやリリーノーブルが好走しましたが、それ以前は2009年ジャパンCのウオッカまで遡ります。

東京芝2400m コースデータ(良馬場)

東京芝2400m 枠順・馬番データ(良馬場)

枠順

内枠の成績が良く1~2枠は勝率11%台。GⅠでは1枠の勝率が15%、複勝率は40%と断トツの数字で2019年のダービーも12番人気だった1枠のロジャーバローズが優勝。

外枠に連れて勝率は下がっていき、基本的には内枠有利なコースです。

馬番

馬番では1~7番くらいまでに入った馬の成績が良く、14番より外に入ると大きく成績を落としています。

またGⅠでは1枠1番の成績が断トツ。ダービーと青葉賞のスタートを見比べると分かりやすいかと思いますが、ダービーやジャパンCではゲートで必ず内2頭分の空きを作ります。対して青葉賞はフルゲート時は内に空きを作りません。

つまり1枠1番はスタートした瞬間から内に大きなスペースがあり、他馬に挟まれたり窮屈になることなくレースを運べるという点で非常に有利になります。

ダービーではロジャーバローズやエイシンフラッシュが人気薄で優勝し、ジャパンCでは2014~2019年まで6年連続で1枠1番が馬券に絡んでいます。過去10年のダービー・オークス・ジャパンCの計30レース中15レースが1~3番の優勝という偏った結果に。

東京芝2400m コースデータ(重馬場)

東京芝2400m 枠順・馬番データ(稍重~不良馬場)

枠順

道悪になっても内枠の勝率がやや高めですが、複勝率では内よりも真ん中前後が優勢。連対率では7枠がトップの数値なので、良馬場よりは枠による影響は小さいと思われます。

馬番

馬番で見ると複勝率では6番前後が比較的安定し、外寄りでは11~12番もまずまず。さすがに14番以降に入った馬は良馬場同様苦戦しています。

人気で見ると1~3番は良馬場時の成績が良いため過剰人気しやすく、人気より着順を落とすことが多いようです。人気以上に好走することが多いのは4~8番。

東京芝2400m 血統データ

東京芝2400m 種牡馬データ

ディープインパクト産駒が得意なコースです。ディープ産駒は基本的には長距離は得意ではありませんが、東京芝2400mだけは例外でキズナやワグネリアンでダービー5勝。他にもオークス4勝、ジャパンCは3勝を挙げています。

近年成績を伸ばしているのはルーラーシップ産駒とハービンジャー産駒。特にルーラーシップ産駒はムイトオブリガードやホウオウドリームなどこのコースで複数勝つ産駒もおり、勝率20%弱という成績を残しています。

重賞ではサンデー系かキングマンボ系の一騎打ちで、近年他系統で優勝したのはロベルト系のエピファネイア、ショウナンラグーンとサドラーズウェルズ系のソウルスターリングくらい。

種牡馬系統別

  • キングマンボ系【32-26-20-250】連対率17.7%
  • サンデーサイレンス系【160-143-152-1344】連対率16.8%
  • ダンジグ系【13-11-14-126】連対率14.6%

相性の悪い種牡馬

  • ブラックタイド【1-0-3-28】連対率3.1%
  • マンハッタンカフェ【2-7-7-73】連対率10.1%
  • クロフネ【3-2-1-38】連対率11.4%

マンハッタンカフェ産駒は2~3着はあっても1着が少なく、オークスのルージュバックも1番人気で2着に敗れたように人気よりも着順を落としがちです。

東京芝2400m 母父データ

母父サンデーサイレンスはアーモンドアイやドゥラメンテなどGⅠ馬も輩出していますが重賞でのアベレージは高くはありません。

このコースでは母父ノーザンダンサー系の成績が抜群に良く、父サンデー系のGⅠ22勝中14勝が母父ノーザンダンサー系です。特にダンジグ系、デピュティミニスター系、ストームキャット系あたりが好調。

ミスプロ系ではシュヴァルグランの母父マキャヴェリアンとその産駒のメディシアンの成績が良く、ロベルト系ではレイデオロやアドミラブルの母父シンボリクリスエスが狙い目。

母父系統別

  • ストームキャット系【9-7-4-44】連対率25.0%
  • デピュティミニスター系【11-15-15-93】連対率19.4%
  • サドラーズウェルズ系【13-16-16-124】連対率17.2%

相性の悪い母父

  • アフリート【1-0-1-32】連対率2.9%
  • ブライアンズタイム【2-3-4-59】連対率7.4%
  • スペシャルウィーク【1-3-2-36】連対率9.5%

ブライアンズタイムやアグネスタキオン、キングマンボあたりは重賞では振るいません。

東京芝2400m 騎手・調教師データ

東京芝2400m 騎手データ

蛯名騎手、戸崎騎手が得意としています。関西ではルメール騎手騎手や川田騎手の勝率が高め。

ただし重賞になると関西所属騎手の成績が良いのが特徴。関東所属騎手では横山典騎手がトップで蛯名騎手はやや苦戦、戸崎騎手は東京芝2400mの重賞ではオークスで2着3回、ダービーでも2着が2回ありますが未だ未勝利です。

相性の悪い騎手

  • 丹内祐次【0-0-2-29】連対率0.0%
  • 丸山元気【0-1-2-30】連対率3.0%
  • 江田照男【1-2-6-84】連対率3.2%

福永騎手はワグネリアンでダービーを勝っていますが(5-3-12-57)と3着が多く、頭固定は危険。

東京芝2400m 調教師データ

藤沢和調教師、堀調教師は安定していますがそれ以上に相性が良いのが友道調教師。シュヴァルグランのジャパンC、ダービーのマカヒキ以外にもヴィルシーナ、アドマイヤミヤビ、ムスカテールなど重賞級の馬を多数管理しています。

こちらも騎手同様に重賞では関西馬の方が成績が良く、GⅠでも関東8勝に対し関西23勝。また関東馬の8勝中7勝は当日2番人気以内、残りの1頭はオークス同着優勝のサンテミリオンです。

相性の悪い調教師

  • 高橋祥泰【0-1-2-29】連対率3.1%
  • 上原博之【2-0-2-32】連対率5.6%
  • 畠山吉宏【0-2-4-25】連対率6.5%
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東京芝2400m 傾向まとめ

コース傾向

  • 1番人気の信頼度は高く、重賞ではさらに堅実
  • 下級条件では先行、重賞では差し・追い込み
  • 牝馬は460~479kgの成績が良い
  • 内枠有利、GⅠの1枠1番は断トツの成績
  • 道悪だと4~8番の複勝率が高め

血統

  • ディープインパクト産駒はGⅠでも安定
  • 近年はルーラーシップ、ハービンジャー産駒
  • 重賞ではサンデー系かキングマンボ系
  • ダンジグ系、デピュティミニスター系など母父ノーザンダンサー系が強い

騎手・調教師

  • 蛯名、戸崎、ルメール、デムーロ、川田騎手
  • 重賞では関西馬、関西騎手の成績が良い
  • 藤沢、堀、友道調教師

 

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