フェアリーステークス予想|過去の傾向とデータ分析

G3
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フェアリーステークス【GⅢ】
2023/1/9(月)
中山競馬場・芝1600m

過去8年分のフェアリーSのデータを軸に、過去の好走馬の血統傾向や今年の登録馬のコース適性などを踏まえて注目馬をピックアップしています。

1週前予想なので回避馬・除外馬が含まれる場合があり、また枠順や馬体重など記事公開時には予想に反映できない要素もありますのでご了承ください。

フェアリーS 登録馬

登録馬

予想人気(1週前)

1番人気 アリスヴェリテ
2番人気 エナジーチャイム
3番人気 メイクアスナッチ
4番人気 キタウイング
5番人気 ヒップホップソウル

参考:netkeiba.com

予想オッズではアルテミスS3着の実績を持つアリスヴェリテが1番人気。2番人気は京王杯2歳Sで4番人気に推されたエナジーチャイム、3番人気は2戦2勝のメイクアスナッチが推されています。

4番手以下は新潟2歳Sの勝ち馬キタウイング、ベゴニア賞で2着だったヒップホップソウル、阪神JFで5着に健闘したミシシッピテソーロ、京王杯2歳Sで3着に入ったスピードオブライトなどが続きます。

フェアリーS コース&血統分析

中山芝1600mの特徴

中山芝1600mは外回りコースを使用。1200m同様直線部分が少ないため内枠が有利なコースで、序盤は緩やかな下り坂が続くためペースも速くなりやすいのが特徴です。

重賞ナビ

中山競馬場・芝1600mの予想に役立つデータや特徴をピックアップ。人気・脚質・枠順・馬番・馬体重別の成績データや、中山芝…

父系統別データ

  • ディープインパクト系【3-1-3-9】
  • サンデーサイレンス系【1-3-1-26】
  • キングマンボ系【1-0-1-2】
  • ダンジグ系(欧)【1-0-0-4】
  • ステイゴールド系【1-0-0-3】
  • ハーツクライ系【0-1-1-3】
  • デピュティミニスター系【0-1-1-3】

ディープインパクト産駒はラストクロップになりますが、産駒のキズナやディープブリランテ、全兄のブラックタイドも好走馬を輩出。

昨年は1~3着がノーザンテースト持ちでニジンスキー、リファール、ストームキャット、ダンジグなどノーザンダンサー系を持つ馬の好走が目立ちます。他にはトニービン持ちにも注意。

またキングカメハメハ系は(0-2-0-20)と不振ですが好走した2頭はスターズオンアース(父ドゥラメンテ)、ホウオウイクセル(父ルーラーシップ)といずれも父系にエアグルーヴを持つためノーザンテースト、トニービンを持っていました。

母父系統別データ

  • サンデーサイレンス系【2-2-2-28】
  • キングカメハメハ系【2-0-1-1】
  • ロベルト系【1-0-0-5】
  • フォーティナイナー系【1-0-0-1】
  • ミスタープロスペクター系【0-3-1-9】

母父ミスプロ系をまとめると(3-5-2-13)と非常に成績が良く、昨年5番人気で優勝したライラックや2020年7番人気2着のチェーンオブラヴなど人気薄での好走も多いのが特徴。

また出走数は少ないながらネオユニヴァースは父として(0-1-0-0)、母父として(0-1-1-0)と相性抜群。

フェアリーS 傾向データ①

枠順データ

枠順着度数勝率複勝率
1枠2-0-3-1112.5%31.3%
2枠1-3-0-126.3%25.0%
3枠1-0-2-136.3%18.8%
4枠1-2-1-126.3%25.0%
5枠1-1-0-146.3%12.5%
6枠0-0-0-160.0%0.0%
7枠1-0-2-136.3%18.8%
8枠1-2-0-136.3%18.8%

真ん中から内寄りの複勝率がやや高いものの外枠からも優勝馬は出ています。人気馬は内寄りに好走馬が多く、7~8枠から好走している6頭中5頭は当日5番人気以下です。

馬番データ

  • 偶数馬番【4-4-2-54】
  • 奇数馬番【4-4-6-50】

馬番では1番が(2-0-2-4)、8番が(1-2-1-4)、15番が(1-2-0-5)。

当日5番人気以内

  • 1~4枠【4-3-2-14】
  • 5~8枠【2-0-1-14】

当日5番人気以内+5枠以降で優勝したファインルージュ、プリモシーンはいずれも父ディープインパクト系で後にGⅠで連対しています。

脚質データ

脚質着度数勝率複勝率
逃げ3-0-0-730.0%30.0%
先行0-3-2-240.0%17.2%
差し5-4-4-3710.0%26.0%
追込0-0-2-350.0%5.4%
マクリ0-1-0-10.0%50.0%

逃げ馬が過去8年で3勝を挙げていますが近年は差し決着が多めです。

1角4番手以内は1~3枠が(3-1-1-9)、4~8枠は(0-0-1-21)なので真ん中から外寄りに入った逃げ・先行馬は割引きです。

前走4角4番手以内

  • 1~4枠【3-3-5-18】
  • 5~8枠【0-1-1-20】

上に書いた内容の補足ですが、前走4角4番手以内だった馬は1~4枠なら買い、5~8枠なら割引き。

前走上がり3F(当日6番人気以下)

  • 5位以内【1-4-4-29】
  • 6位以下【1-1-1-46】

当日6番人気以下は前走上がり上位馬優勢。キタウイング、サイモンオリーブ、スピードオブライト、ディナトセレーネ、トラベログ、ニシノコウフク、マイレーヌが前走上がり6位以下。

馬体重データ

馬体重着度数勝率複勝率
-4190-0-2-100.0%16.7%
420-4393-2-1-269.4%18.8%
440-4591-3-1-382.3%11.6%
460-4790-2-2-150.0%21.1%
480-4994-1-2-1023.5%41.2%
500-0-0-0-50.0%0.0%

480~499kgの成績・回収値が非常に良く人気以上の好走が目立ちます。ただし近年は小柄な馬も健闘しておりライラック、スマイルカナ、フィリアプーラと420~430kg台の馬の優勝も増えています。

前走との馬体重差

  • +体重【5-4-2-42】
  • 増減無【0-0-1-13】
  • -体重【3-4-5-42】

フェアリーS 傾向データ②

人気データ

人気着度数勝率複勝率
1番人気0-2-0-60.0%25.0%
2番人気1-0-0-712.5%12.5%
3番人気4-0-1-350.0%62.5%
4-6番人気1-2-3-184.2%25.0%
7-9番人気0-3-4-170.0%29.2%
10番人気-2-1-0-533.6%5.4%

新馬・未勝利上がりのメンバーが多いことに加えトリッキーな中山外回りという条件のため、1~2番人気馬の信頼度は低く毎年のように穴馬が馬券に絡んでいます。ただし単勝50倍以上になると(0-0-0-37)なので超大穴はお勧めできません。

所属データ

所属着度数勝率複勝率
美浦8-6-8-837.6%21.0%
栗東0-2-0-210.0%8.7%

関西馬は近年不振で昨年3番人気のエバーシャドネー、2021年1番人気のテンハッピーローズ、2019年1番人気のアクアミラビリスなどの人気馬も4着以下に敗れています。

アリスヴェリテ、ディヴァージオン、ミタマ、ランスオブサウンドが関西馬。

キャリアデータ

キャリア着度数勝率複勝率
1戦0-0-4-150.0%21.1%
2戦5-2-1-3212.5%20.0%
3戦1-4-0-223.7%18.5%
4戦0-1-2-160.0%15.8%
5戦1-1-1-710.0%30.0%
6戦-1-0-0-120.0%7.7%

近年はキャリア2戦の優勝馬が多いものの、キャリア5戦以内なら複勝率ではそれほど差はありません。またキャリア2戦以下で好走しているのは前走東京組が多く、中山1600m組も人気馬なら抑えられますがそれ以外のコースだと割引き。

騎手データ

  • 継続騎乗【5-5-4-50】
  • 乗り替わり【3-3-4-54】

過去8年では石橋騎手が(1-2-0-1)、戸崎騎手が(1-1-1-3)。

生産者データ

  • ノーザンF【3-1-5-25】
  • 社台F【0-2-1-12】
  • ノースヒルズ【0-2-0-0】

ノーザンF生産馬は当日3番人気以内が(3-1-1-9)、4~7番人気が(0-0-4-7)。

2018年のレッドベルローズからグレイスアン、ベッラノーヴァ、ビジュノワールと4年連続で4~7番人気のノーザンF生産馬が3着に入っています。この4頭は前走新馬勝ちという点も共通していました。

今年はイコノスタシス、エナジーチャイム、パルクリチュード、リックスターがノーザンF生産馬。

フェアリーS 前走データ

前走クラスデータ

クラス着度数勝率複勝率
GⅠ0-0-0-90.0%0.0%
GⅡ0-0-0-10.0%0.0%
GⅢ2-0-0-1016.7%16.7%
オープン0-0-0-40.0%0.0%
1勝3-6-1-415.9%19.6%
未勝利3-2-2-2310.0%23.3%
新馬0-0-5-150.0%25.0%

前走がオープンクラスだった馬は成績が悪く、好走馬が多いのは赤松賞。東京芝1400~1600mまたは中山芝1600mのローテが中心です。

また前走が西開催だった馬は(1-2-0-30)。関東馬でも前走阪神・中京を使っていた馬はやや割引き。

主な前走

  • 赤松賞【2-2-1-9】
  • アルテミスS【1-0-0-7】
  • ひいらぎ賞【1-0-0-5】
  • 京都2歳S【1-0-0-0】
  • 白菊賞【0-1-0-1】
  • 葉牡丹賞【0-1-0-1】

前走距離

  • 1200m【0-1-0-12】
  • 1400m【1-0-2-25】
  • 1500m【0-0-1-0】
  • 1600m【6-4-4-57】
  • 1800m【0-1-1-9】
  • 2000m【1-2-0-1】

前走場所

  • 東京【5-2-5-42】
  • 中山【2-3-2-27】
  • 京都【0-1-0-2】
  • 阪神【1-0-0-15】
  • 中京【0-1-0-13】
  • 札幌【0-0-1-0】
  • 福島【0-1-0-2】

前走人気データ

人気着度数勝率複勝率
1番人気3-3-4-1910.3%34.5%
2番人気0-1-1-90.0%18.2%
3番人気0-0-2-50.0%28.6%
4番人気2-1-1-718.2%36.4%
5番人気0-0-0-100.0%0.0%
6-9番人気2-2-0-266.7%13.3%
10番人気-1-1-0-283.3%6.7%

前走が新馬・未勝利戦や1500m以下だった馬は4番人気以内が目安。前走6番人気以下で好走しているのは大半が1勝クラス組です。

前走1500m以下

  • 1番人気【1-1-1-7】
  • 2~4番人気【0-0-2-8】
  • 5番人気以下【0-0-0-22】

アリスヴェリテ、トラベログ、メイクアスナッチが前走1500m以下で1番人気。エナジーチャイム、グローリーカフェが2~4番人気。

前走新馬・未勝利戦

  • 1番人気【3-0-4-16】
  • 2~4番人気【0-2-3-13】
  • 5番人気以下【0-0-0-9】

ディヴァージオン、トラベログが前走新馬・未勝利戦で1番人気。

前走着順データ

着順着度数勝率複勝率
1着4-3-7-437.0%24.6%
2着0-2-1-40.0%42.9%
3着1-1-0-612.5%25.0%
4着0-1-0-80.0%11.1%
5着0-0-0-50.0%0.0%
6-9着2-1-0-199.1%13.6%
10着-1-0-0-195.0%5.0%

新馬・未勝利組は当然1着必須。1勝クラス組で好走しているのは大半が前走1600mですが、その中でも4着以内が目安になります。

前走1勝クラス(1600m)

  • 4着以内【2-4-1-7】
  • 5着以下【1-0-0-10】

ヒップホップソウル、マイレーヌが前走1600mの1勝クラスで4着以内。

フェアリーS データまとめ

買いデータ

ノーザンテースト、ニジンスキー、リファール、ストームキャット、ダンジグ持ち
母父ミスプロ系
当日5番人気以内+1~4枠
馬体重480~499kg
ノーザンF生産馬(当日7番人気以内)
前走東京芝1400~1600mまたは中山芝1600m

消しデータ

父キングカメハメハ系(ルーラーシップ、ドゥラメンテを除く)
4枠以降の逃げ馬
前走4角4番手以内+5~8枠
前走上がり6位以下
単勝オッズ50倍以上
関西馬または前走西開催

フェアリーS 予想

1週前の登録時点での予想です
◎ヒップホップソウル
○エナジーチャイム
▲ディナトセレーネ
△イコノスタシス
△マイレーヌ
△リックスター

ヒップホップソウルは前走東京マイルのベゴニア賞で1番人気2着。新馬戦で中山マイルの経験があり、今年の登録馬の中では前走時500kgの馬体は強調できます。キタサンブラック産駒なのでリファール、ノーザンテーストを持ち母系にニジンスキーを持つ血統も悪くありません。

エナジーチャイムは京王杯2歳Sでは8着に敗れましたがノーザンF生産馬で近年勝ち馬の多い430kg前後の馬体、また前走は出遅れの影響もありますが差す競馬をしていたことはプラス要素。また母父にルーラーシップを持つことでトニービン、ノーザンテーストを持つことになる点も○。

ディナトセレーネは不良馬場だった中山マイルの新馬戦を2馬身半差で快勝。アルテミスSでは敗れましたが近親などを見ても東京よりは中山向きで、横山武騎手の継続騎乗を想定している点も好感が持てます。

イコノスタシスは前走人気などからは2~3着候補ですが、ノーザンF生産馬で馬格があることや血統もまずまず。新馬戦ではリバティアイランドに次ぐ上がり32.1秒を記録しており展開次第では面白そうです。

マイレーヌは白菊賞で先手を取り1.34.5の走破タイムは悪くなく、父ロゴタイプという血統からもレース適性はありそう。最後にノーザンF生産馬で前走新馬勝ちのリックスター

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