フェブラリーステークス2020予想|過去の傾向とデータ分析

フェブラリーステークス【GⅠ】
2020/2/23(日) 東京競馬場・ダート1600m

過去8年分のデータ分析と予想です。
※2週前予想なので回避馬が含まれる場合があります。

2020年最初のGⅠとなるフェブラリーS。クリソベリルやゴールドドリームが出走しないためメンバーはやや寂しくなりましたが、逆に言えばどの馬にもチャンスがあります。

2度目の優勝を狙うインティやノンコノユメを中心に、初ダートの根岸Sを勝ったモズアスコットや左回り巧者のアルクトス、地方馬モジアナフレイバーなど楽しみなメンバーが揃いました。

それでは2020年フェブラリーSのデータ分析を行なっていきます。

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フェブラリーS 登録馬

1番人気予想は連覇を狙うインティ。東海Sではエアアルマス、ヴェンジェンスより2kg重い58kgで3着なら前哨戦としては問題ない内容で、今回もメンバー的に逃げる展開が予想されます。

初ダートの根岸Sを快勝したモズアスコットが2番手予想。芝GⅠ馬だけに外枠に入れば芝を走れる恩恵も大きく、こちらも前走は58kgを背負っていただけに今回も期待できます。

予想オッズではこの2頭に人気が集まっており、以下2018年の優勝馬ノンコノユメ、プロキオンS優勝馬アルクトス、みやこS優勝馬ヴェンジェンス、ユニコーンS優勝馬ワイドファラオと続きます。

【除外対象馬】
ダノンフェイス、ドリームキラリ、テーオージーニアス、ヨシオ、クリノガウディー、ラプタス、スマートアヴァロン、ロードグラディオ

フェブラリーS コース分析

東京ダート1600mの特徴

東京ダート1600mはJRA唯一のダートマイルコースですが、スタート後約150mは芝コースで長く芝を走れる外枠が有利なコースです。

スタート後400mは下り坂になっているため前半のペースが速くなりがちで、クラスが上がるほど差しや追い込みが届くようになります。

フェブラリーS 種牡馬系統別データ

  • サンデーサイレンス系【4-4-0-34】
  • ボールドルーラー系【1-2-2-8】
  • フォーティナイナー系【1-1-0-2】
  • ミスタープロスペクター系【1-0-1-11】
  • キングマンボ系【0-1-2-8】

サンデー系で馬券に絡んでいるのははほぼゴールドアリュールで(3-4-0-11)。ミスプロ系はノンコノユメやインティなど近年成績を伸ばしています。

ボールドルーラー系はインカンテーションやベストウォーリアなど高齢馬が良く走るのが特徴。

ノーザンダンサー系はほぼストームキャット(ストームバード)系一択。優勝したのはモーニンのみですが、昨年も7歳のモーニンが9番人気4着などコース適性は抜群。

フェブラリーS 母父別系統別データ

  • ミスタープロスペクター系【3-2-3-23】
  • デピュティミニスター系【1-2-0-7】
  • サンデーサイレンス系【1-1-2-26】

母父は様々な系統から出ています。

過去5年で3着に入った馬は10頭いましたが、血統表を見るとレイズアネイティヴのクロス持ちが6頭(ほぼミスプロのクロス)。これに該当しない4頭中2頭がゴールドアリュール産駒、残る2頭は4代目までにデピュティミニスター持ち。

有力馬ではサンライズノヴァがゴールドアリュール産駒。キングズガード、モジアナフレイバー、ヴェンジェンスがデピュティミニスター持ち。インティ、デルマルーヴル、ノンコノユメがレイズアネイティヴのクロス持ちです。

コースデータ

重賞ナビ

東京競馬場・ダート1600mの予想に役立つデータや特徴をピックアップ。人気・脚質・枠順・馬番・馬体重別の成績データや、東…

フェブラリーS 傾向データ①

人気データ

人気 着度数 勝率 複勝率
1番人気 2-2-2-2 25.0% 75.0%
2番人気 2-2-1-3 25.0% 62.5%
3番人気 1-0-1-6 12.5% 25.0%
4-6番人気 1-3-1-19 4.2% 20.8%
7-9番人気 1-1-3-19 4.2% 20.8%
10-番人気 1-0-0-53 1.9% 1.9%

1~2番人気は堅実ですが3番人気以下は横並び。2014年のコパノリッキーが16番人気で優勝しましたが、10番人気以下は基本的には軽視。

枠順データ

枠順 着度数 勝率 複勝率
1枠 1-0-0-14 6.7% 6.7%
2枠 2-1-2-10 13.3% 33.3%
3枠 0-2-1-13 0.0% 18.8%
4枠 1-1-0-14 6.3% 12.5%
5枠 0-1-4-11 0.0% 31.3%
6枠 1-0-1-14 6.3% 12.5%
7枠 2-2-0-12 12.5% 25.0%
8枠 1-1-0-14 6.3% 12.5%

芝スタートのため外枠有利なコースですが、近年はそれほど外枠の成績が目立たず内枠でも問題ありません。

馬番データ(5番人気以内)

  • 偶数枠【5-2-3-12】
  • 奇数枠【1-5-1-11】

奇数枠で優勝したのは4歳時のゴールドドリーム。

馬番データ(6番人気以下)

  • 偶数枠【1-1-4-35】
  • 奇数枠【1-0-0-44】

奇数枠で優勝したのは2014年のコパノリッキー。ゴールドアリュール産駒は枠順で割り引く必要は無さそうです。

脚質データ

脚質 着度数 勝率 複勝率
逃げ 1-0-0-7 12.5% 12.5%
先行 3-2-0-24 10.3% 17.2%
差し 2-4-6-41 3.8% 22.6%
追込 2-2-2-30 5.6% 16.7%

逃げて勝ったのは昨年のインティ。近年は2~3着には4角6~10番手くらいの差し馬がよく来ています。

前走4角位置

  • 4番手以内【4-1-5-40】
  • 5番手以下【4-7-3-60】

前走上がり3F(前走JRA)

  • 1~2位【5-4-3-15】
  • 3~5位【1-1-1-24】
  • 6位以下【2-0-1-37】

前走上がり6位以下で馬券に絡んだ3頭中2頭は前走チャンピオンズC、残りの1頭は前走フェアウェルSのコパノリッキー。キングズガード、ヴェンジェンスが前走上がり1位です。

前走上がり6位以下はサンライズノヴァ、タイムフライヤー、ワイドファラオ。タイムフライヤーは前走チャンピオンズC。

フェブラリーS 傾向データ②

馬齢データ

馬齢 着度数 勝率 複勝率
4歳 3-1-0-18 13.6% 18.2%
5歳 3-3-4-15 12.0% 40.0%
6歳 2-2-2-24 6.7% 20.0%
7歳- 0-2-2-45 0.0% 8.2%

7歳以上で馬券に絡んだ4頭は前年以前のフェブラリーSで3着に入った実績がありました。今年の7歳以上ではノンコノユメのみが該当。

所属データ

所属 着度数 勝率 複勝率
美浦 1-1-0-15 5.9% 11.8%
栗東 7-7-8-83 6.7% 21.0%
地方 0-0-0-4 0.0% 0.0%

関東馬は人気に推されることが多くありませんが、馬券に絡んだのはノンコノユメのみ。今年はアルクトス、デルマルーヴルが関東馬。

騎手データ

  • 継続騎乗【5-7-5-56】
  • 乗り替わり【3-1-3-46】

人気馬なら乗り替わりの影響はそれほどありません。6番人気以下+乗り替わりは(1-0-1-37)で1着はコパノリッキー。データ的にもかなり例外的な存在なので、人気薄の乗り替わりは紐までという見方でいいと思います。

予想オッズ6番人気以下で見るとサンライズノヴァ、タイムフライヤー、デルマルーヴル、ミッキーワイルドあたりが乗り替わり予定。

馬体重データ

馬体重 着度数 勝率 複勝率
440-459 1-1-0-6 12.5% 25.0%
460-479 0-1-0-13 0.0% 7.1%
480-499 0-1-1-22 0.0% 8.3%
500-519 2-3-4-29 5.3% 23.7%
520- 5-2-3-32 11.9% 23.9%

大型馬が強く500kg未満は割引き。500kg未満で馬券に絡んだのは全て当日5番人気以内。ノンコノユメは実績もありこのコースでは例外扱いですが、有力馬ではタイムフライヤーはデータ的に厳しいか。

前走との馬体重差

  • +体重【3-3-6-40】
  • 増減無【1-2-1-25】
  • -体重【4-3-1-36】

前走時の馬体重

  • +体重【7-5-6-43】
  • 増減無【0-1-0-14】
  • -体重【1-2-2-44】

また前走時に増減無しorマイナス体重だった馬は不振で6頭中5頭は当日3番人気以内です。例外は8歳時のエスポワールシチー。

有力馬で前走時に増減無しorマイナス体重だった馬はアルクトス、サンライズノヴァ、ノンコノユメ、モズアスコット、ワンダーリーデル

フェブラリーS 前走データ

前走クラスデータ

前走クラス 着度数 勝率 複勝率
GⅠ 1-2-2-8 7.7% 38.5%
GⅡ 3-1-1-11 18.8% 31.3%
GⅢ 3-2-2-49 5.4% 12.5%
オープン 1-0-0-8 11.1% 11.1%
地方 0-3-3-24 0.0% 20.0%

チャンピオンズCか前哨戦の根岸S、東海Sからのローテが中心で地方GⅠ組は2~3着止まり。

主な前走

  • 根岸S【3-2-2-42】
  • 東海S【3-1-1-10】
  • チャンピオンズC【1-2-1-4】
  • 東京大賞典【0-2-2-9】
  • 川崎記念【0-1-1-9】

前走距離

  • 1200m【0-0-0-5】
  • 1400m【3-2-2-49】
  • 1600m【0-0-0-4】
  • 1800m【5-3-3-23】
  • 2000m【0-2-2-10】
  • 2100m【0-1-1-9】

前走1400mは根岸Sのみ。

前走場所

  • 東京【3-2-2-46】
  • 京都【0-0-0-10】
  • 中京【4-3-2-14】
  • 地方【0-3-3-24】

前走人気データ

人気 着度数 勝率 複勝率
1番人気 3-2-2-19 11.5% 26.9%
2番人気 1-0-0-17 5.6% 5.6%
3番人気 1-3-3-13 5.0% 35.0%
4番人気 1-2-2-12 5.9% 29.4%
5番人気 1-0-0-7 12.5% 12.5%
6-9番人気 1-1-1-17 5.0% 15.0%
10-番人気 0-0-0-15 0.0% 0.0%

前走4番人気以内が目安。5番人気以下で馬券に絡んだのは前走根岸SかチャンピオンズC。

前走根岸S

  • 5番人気以内【2-2-2-21】
  • 6番人気以下【1-0-0-20】

前走6番人気以下で優勝したのは2018年のノンコノユメ。

前走1番人気

  • 1着【3-1-1-10】
  • 2着以下【0-1-1-9】

前走1番人気馬は2着以下だと割引き。3着に入ったのはゴールドドリームとワンダーアキュートでどちらも前年のフェブラリーSで3着に入っていました。

今年はインティが前走1番人気3着ですが、前年の優勝馬なので一応抑えられます。

前走着順データ

着順 着度数 勝率 複勝率
1着 5-3-3-20 16.1% 35.5%
2着 0-3-3-13 0.0% 31.6%
3着 1-1-0-11 7.7% 15.4%
4着 0-0-0-8 0.0% 0.0%
5着 0-1-0-12 0.0% 7.7%
6-9着 1-0-1-20 4.5% 9.1%
10-着 1-0-1-17 5.3% 10.5%

前走2着以内が優勢。前走3着から巻き返した2頭は根岸Sか東海S組。4着以下から巻き返したのはチャンピオンズCか東京大賞典組。例外は2014年のコパノリッキーで前走フェアウェルS9着でした。

前走根岸S

  • 1着【2-1-1-2】
  • 2~3着【1-1-1-11】
  • 4着以下【0-0-0-28】

根岸S1着でフェブラリーS4着以下に敗れた2頭は前走時マイナス体重。また根岸Sで0.3秒差以上敗れていると(0-0-0-29)。

フェブラリーS データまとめ

  • ゴールドアリュール産駒の成績が良い
  • レイズアネイティヴのクロス持ち、デピュティミニスター持ち○
  • 1~2番人気は安定、3番人気以下は横並び
  • 近年は枠順の差は無いが偶数枠優勢
  • 前走上がり2位以内が優勢
  • 5歳馬優勢、7歳以上はフェブラリーS3着以内の実績持ち
  • 6番人気以下+乗り替わりは不振
  • 500kg未満は5番人気以内なら
  • 前走時プラス体重だった馬が強い
  • チャンピオンズC、根岸S、東海Sからのローテが中心
  • 前走地方は2~3着まで
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フェブラリーS 注目馬

※2週前の登録時点での予想です。

インティ

今年のメンバーからは2番人気以内はまず確実。今年は東海Sが京都開催だったためデータを鵜呑みにしづらい部分もありますが、このレースのデータは前年以前の好走実績があれば不問というものが多いので問題ありません。昨年と異なり前走時プラス体重になる点は好材料。

みやこSのように前傾ラップでは脆い所はありますが、今年はドリームキラリが除外対象のためこの馬の逃げが濃厚。昨年のフェブラリーSや東海Sのように中盤息を入れて直線で突き放すというこの馬の得意パターンに持ち込める可能性が高く、凡走は考えづらいです。

 

アルクトス

前走が地方なので頭では狙いづらいですが間隔が空いた方が成績が良く、インティが作るペースを好位から差すイメージがあるのはこの馬。オアシスSや錦秋Sのように中盤緩んで直線スパートする競馬で結果を残しており、前傾ラップのプロキオンSでも対応できたことに地力強化を感じます。

データ的には成績の良い5歳馬で馬格があるのはプラス。前走時マイナス体重ですが当日3番人気以内なら不問。ただ血統的にはアドマイヤオーラ産駒はコース成績は良いものの、フェブラリーSの傾向としては微妙。また1週前時点では動きがイマイチなので最終追い切り次第ではバッサリでもいいと思います。

 

モズアスコット

前走の内容から今回は人気になりますが、根岸S好走馬は本番に直結しやすく時計も良馬場としては速い時計。500kg未満の馬体や前走時マイナス体重は割引きですが、アルクトスと同じく当日3番人気以内なら問題ありません。

血統的には母系のストームキャットはダートを走れる裏付けにはなりますが、このレースで父か母にストームキャット系を持つ馬が好走したのは重馬場でレコード決着だった2016年(モーニン、アスカノロマン)。ミスプロのクロスも持ちますが、重馬場ならさらにプラス評価。

 

その他

一発を期待するならゴールドアリュール産駒のサンライズノヴァ。マイルCS南部杯は好タイムで優勝し武蔵野Sでも1頭だけ59kgを背負っての5着なら内容は悪くありません。モジアナフレイバーもミスプロのクロスやデピュティミニスター持ちで血統的には悪くありませんが、前走地方や血統的には2~3着まで。

ヴェンジェンスは前走内容は良いもののレース実績のない7歳馬という点は割引き。カジノドライヴ産駒は1600mより関西の1400mか1800mが得意でこの馬自身東京ダートは2歳時の1400mしか経験が無く、初コースでこれまで以上のパフォーマンスを期待するのは酷。

穴はレイズアネイティヴのクロスを持つデルマルーヴル。昨年3着のユラノト、4着のモーニンもこのクロスを持っていました。

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