ホープフルステークス2018予想|過去10年の傾向とデータ分析

by Nadaraikon [CC BY-SA 3.0]
2018年12月28日(金)
ホープフルステークス(GⅠ)
中山競馬場・芝2000m

過去10年分のデータ分析と予想です。
※12/19時点での予想なので回避馬が含まれる場合があります。

阪神で行われていたラジオNIKKEI杯2歳Sが2014年に中山に移り、2017年からGⅠに昇格。コースや格が途中で替わっていますが、中山で行われた10年分のデータをまとめています。

新馬、オープンと楽勝のサートゥルナーリア、重賞2連勝のニシノデイジーの他にもブレイキングドーンやヴァンドギャルド、アドマイヤジャスタなど来年のクラシックを目指す好メンバーが揃いました。

ホープフルSの傾向をまとめると

  • 前走2000mで1着だった馬が強い
  • ノーザンF生産馬が強い
  • ルメール騎手と相性が良い

それでは2018年ホープフルステークスのデータ分析を行なっていきます。

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ホープフルステークス 登録馬と予想オッズ

予想オッズ
  • 2.1倍 サートゥルナーリア
  • 3.9倍 ニシノデイジー
  • 4.1倍 アドマイヤジャスタ
  • 6.9倍 ブレイキングドーン
  • 9.0倍 ヴァンドギャルド

新馬、萩Sと余力十分で楽勝のサートゥルナーリアが1番人気予想。ロードカナロア産駒ですがスタミナ豊富なシーザリオの仔なので2000mは問題なさそうです。

札幌2歳S、東スポ杯2歳Sを人気薄で連勝したニシノデイジーはさすがに今回は人気の一角になるか。右回りの2000mはハービンジャー産駒という血統からはベストの条件。

他には紫菊賞を勝ったルメール騎手騎乗のアドマイヤジャスタ、各2歳重賞で善戦しているヴァンドギャルド、ブレイキングドーン、ミッキーブラックあたりが上位人気に推されそうです。

ホープフルSのコース分析

中山芝2000mの特徴


中山芝2000mは内回りコースを使用。直線入り口あたりからのスタートになり、コーナーまでの距離が十分にあることから1800mよりも位置争いが激しくなりますが、道中のペースは落ち着く傾向にあります。

重賞ナビ

中山競馬場・芝2000mの予想に役立つデータや特徴をピックアップ。人気・脚質・枠順・馬番・馬体重別の成績データや、中山芝…

中山芝2000m 種牡馬データ


ディープインパクトとキングカメハメハが双璧。重賞昇格後もこの2頭の産駒が強く、シンボリクリスエス産駒は近年は出走数が少なく今年も登録がありません。

重賞昇格後はステイゴールド産駒のマイネルスフェーン、ステイフーリッシュやバゴ産駒のブラックバゴが人気薄で好走しているようにスタミナやタフさも求められます。

ホープフルS 種牡馬別成績

  • キングカメハメハ【3-0-3-3】
  • ディープインパクト【2-2-1-7】

ディープインパクト産駒はヴァンドギャルドのみ。キングカメハメハ産駒は今年はおらず孫世代のサートゥルナーリアが登録していますが、母系の血統やレース内容からは2000mはこなせると思われます。

主な出走馬の血統分析

重賞ナビ

種牡馬ロードカナロアの予想に役立つデータや特徴をピックアップ。ロードカナロア産駒の得意な距離やコースを芝・ダート別にまと…

重賞ナビ

種牡馬ハービンジャーの予想に役立つデータや特徴をピックアップ。ハービンジャー産駒の得意な距離やコースを芝・ダート別にまと…

重賞ナビ

種牡馬ジャスタウェイの予想に役立つデータや特徴をピックアップ。ジャスタウェイ産駒の得意な距離やコースを芝・ダート別にまと…

中山芝2000m 母父データ


フジキセキやブライアンズタイムなど母系にセントサイモンの血を持つ馬がホープフルSでは強く、今年の登録馬ではコスモカレンドゥラの母系が比較的似ています。

複回値では母父ミスプロ系のステイフーリッシュ、マイネルスフェーン、コメートが人気薄で好走しています。2000mの新馬戦を勝ったタニノドラマ、デビューから一貫して1800m以上を使われてきたハギノアップロードあたりも気になる所。

ホープフルS 母父別成績

  • フジキセキ【2-1-1-0】
  • ブライアンズタイム【1-1-0-3】
  • スペシャルウィーク【0-0-2-4】

ホープフルSの傾向データ①

人気データ

人気 着度数 勝率 複勝率
1番人気 4-2-0-4 40.0% 60.0%
2番人気 1-1-4-4 10.0% 60.0%
3番人気 1-2-1-6 10.0% 40.0%
4番人気 1-1-0-8 10.0% 20.0%
5番人気 1-0-1-8 10.0% 20.0%
6番人気 0-1-0-8 0.0% 11.1%
7-9番人気 2-2-3-23 6.7% 23.3%
10-番人気 0-1-1-53 0.0% 3.6%

2番人気以内に推された馬は堅実で、重賞昇格後の4年でも(3-1-2-2)で複勝率75%。また8番人気馬も過去4年で3回馬券に絡んでいます。

2歳戦なのでオッズの開きが大きいこともありますが、単勝30~40倍くらいの馬も好走しているので人気馬を抑えつつ手広く流すことで高配当の可能性も。

枠順データ

枠順 着度数 勝率 複勝率
1枠 2-0-1-12 13.3% 20.0%
2枠 2-0-0-13 13.3% 13.3%
3枠 0-1-0-14 0.0% 6.7%
4枠 1-2-3-19 5.3% 31.6%
5枠 2-2-0-14 11.1% 22.2%
6枠 2-1-2-14 10.5% 26.3%
7枠 1-3-2-14 5.0% 30.0%
8枠 0-1-2-20 0.0% 13.0%

真ん中から外寄りの成績が良く、5番人気以内+1~3枠は(2-0-1-13)に対して4~8枠は(6-7-5-17)。内枠から勝ったのは共に当日1番人気のレイデオロとトーセンジョーダン。

馬番データ

  • 偶数番号【5-3-3-59】
  • 奇数番号【5-7-7-55】

馬番では7番(2-2-1-4)、11番(2-2-0-5)の成績が良く12番以降に入ると(0-1-4-32)と3着までが多め。安定しているのは5~11番くらいの真ん中あたりです。

脚質データ

脚質 着度数 勝率 複勝率
逃げ 0-0-0-11 0.0% 0.0%
先行 6-6-1-28 14.6% 31.7%
差し 4-3-7-37 7.8% 27.5%
追込 0-1-2-37 0.0% 7.5%
マクリ 0-0-0-1 0.0% 0.0%

逃げ・追い込みと極端な脚質は苦戦していますが先行・差しではそれほど変わりません。

前走上がり3F

  • 1位【5-4-6-20】
  • 2~3位【3-4-2-38】
  • 4位以下【2-2-2-53】

前走の上がり3Fの順位が高いほど複勝率が上がります。ただ前走1800m以下で上がり1位だった馬は(0-3-2-7)、2000mで上がり1位だった馬は(5-1-4-9)となっています。

前走距離については前走データでまた触れますが、前走2000mで上がり1位だったキングリスティア、コスモカレンドゥラ、ジャストアジゴロには要注意。

ホープフルSの傾向データ②

キャリアデータ

キャリア 着度数 勝率 複勝率
1戦 6-0-3-10 31.6% 47.4%
2戦 2-5-3-32 4.8% 23.8%
3戦 1-1-1-22 4.0% 12.0%
4戦 1-2-1-24 3.6% 14.3%
5戦~ 0-2-2-26 0.0% 13.3%

昨年はキャリア4戦のタイムフライヤーが勝ちましたが、キャリア1~2戦が優勢です。特にキャリア1戦馬は重賞昇格後も(2-0-2-2)と優秀。

生月別データ

  • 1月【1-0-1-9】
  • 2月【3-3-4-22】
  • 3月【2-4-3-41】
  • 4月【3-3-1-31】
  • 5月【1-0-1-11】

複勝率では2月生まれがやや抜けており、ジャストアジゴロ、タニノドラマ、ハクサンタイヨウ、ヒルノダカール、ヴァンドギャルドの5頭が2月生まれです。

所属データ

所属 着度数 勝率 複勝率
美浦 5-7-7-74 5.4% 20.4%
栗東 5-3-3-38 10.2% 22.4%
地方 0-0-0-0 0.0% 0.0%
海外 0-0-0-0 0.0% 0.0%

重賞昇格以前から関西馬の参戦もそれなりにあり、複勝率では差はありません。騎手はルメール騎手1強で(4-1-1-3)。オープン特別時代ですが8番人気のエアアンセムや4番人気のベルシャザールでも優勝しています。

生産者データ

  • ノーザンF【6-2-5-16】
  • 社台F【2-0-1-17】

ノーザンF生産馬はアドマイヤジャスタ、サートゥルナーリア、タイセイモナーク、ミッキーブラックの4頭。社台F生産馬はジャストアジゴロ、マードレヴォイス、ヴァンドギャルドの3頭です。

馬体重データ

馬体重 着度数 勝率 複勝率
~439 0-1-1-6 0.0% 25.0%
440-459 1-2-2-16 4.8% 23.8%
460-479 2-4-2-37 4.4% 17.8%
480-499 3-2-2-39 6.5% 15.2%
500-519 3-1-3-10 17.6% 41.2%
520-539 1-0-0-5 16.7% 16.7%
540~ 0-0-0-1 0.0% 0.0%

前走との馬体重差

  • +体重【2-6-5-69】
  • 増減無【2-2-2-16】
  • -体重【6-2-3-29】

過去10年まで遡ると大柄な馬が良く走っていますが、重賞昇格の4年間はタイムフライヤーやマイネルスフェーンなど小柄な馬も活躍しており馬格による差はほぼありません。

ホープフルSの前走データ

前走データはGⅡおよびGⅠで行われた過去4年間のデータになります。

前走クラス(過去4年)

前走クラス 着度数 勝率 複勝率
GⅠ 0-0-0-0 0.0% 0.0%
GⅡ 0-1-0-1 0.0% 50.0%
GⅢ 1-1-0-11 7.7% 15.4%
オープン 0-0-0-6 0.0% 0.0%
500万 1-1-1-12 6.7% 20.0%
未勝利 0-1-1-13 0.0% 13.3%
新馬戦 2-0-2-2 33.3% 66.7%

前走新馬戦、500万組からの好走馬が多く前走GⅢから連対した2頭はタイムフライヤーとロードクエストでどちらも当日1番人気でした。

前走距離

  • 1400m【0-0-0-1】
  • 1600m【0-2-0-2】
  • 1800m【0-1-2-15】
  • 2000m【4-1-2-24】

前走場所

  • 東京【1-1-1-16】
  • 京都【2-1-2-12】
  • 中山【1-0-0-5】

4年連続で前走2000m組が優勝しています。サートゥルナーリアニシノデイジー、ヴァンドギャルドにはやや不安なデータ。

前走人気

人気 着度数 勝率 複勝率
1番人気 3-3-2-11 15.8% 42.1%
2番人気 1-0-1-7 11.1% 22.2%
3番人気 0-0-1-6 0.0% 14.3%
4番人気 0-0-0-6 0.0% 0.0%
5番人気 0-1-0-3 0.0% 25.0%
6-9番人気 0-0-0-9 0.0% 0.0%
10-番人気 0-0-0-5 0.0% 0.0%

前走クラスに関係なく前走1番人気が強いレースですが今年はアドマイヤジャスタ、サートゥルナーリア、ジャストアジゴロの3頭のみ。

ただ前走6番人気以下だった馬は当日人気になることが少なく、昨年は前走デイリー杯(5番人気1着)だったジャンダルムが4番人気で2着に入っています。

特に今年の東スポ杯は7着のクリノガウディーが朝日杯で2着に入るなどレベルは高かったので、ニシノデイジーはそれほど不安視する必要はなさそうです。

前走着順

着順 着度数 勝率 複勝率
1着 3-4-4-23 8.8% 32.4%
2着 1-0-0-4 20.0% 20.0%
3着 0-0-0-5 0.0% 0.0%
4着 0-0-0-0 0.0% 0.0%
5着 0-0-0-3 0.0% 0.0%
6-9着 0-0-0-8 0.0% 0.0%
10-着 0-0-0-4 0.0% 0.0%

昨年は京都2歳Sで2着だったタイムフライヤーが優勝しましたが、過去4年で3着以内に入った残りの11頭は全て前走1着でした。またタイムフライヤーはタイム差無しの2着でした。

前走2着以下は7頭が登録していますが、京都2歳S2着という点ではブレイキングドーン、タイム差無しという点ではヴァンドギャルドは一応抑えられます。

前走タイム差(1着)

  • 0.6秒差以上【1-1-1-0】
  • 0.3~0.5秒差【0-0-1-9】
  • 0.1~0.2秒差【2-2-2-8】
  • 0.0秒差【0-1-0-6】

前走で0.6秒差以上で圧勝している馬は3頭全てが馬券になっていますが、いずれも当日2番人気以内でした。キングリスティアが該当しますが、今年は重賞組が多いため上位人気にはならなそうです。

好走馬が多い0.1~0.2秒差に該当するのはアドマイヤジャスタ、タニノドラマの2頭。

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ホープフルS データ注目馬

注目馬① アドマイヤジャスタ

今年はサートゥルナーリアや東スポ杯組のレベルも高く本格化するのは来年秋以降かもしれませんが、前走2000mの紫菊賞を1番人気で勝利、ノーザンF生産&ルメール騎手とデータ的には隙がありません。

新種牡馬ジャスタウェイ産駒ということで血統的に未知の部分は大きいですが、中京の坂もこなしておりキレより持続力のあるタイプなので今の中山コースは合っていそうです。

 

注目馬② ニシノデイジー

人気薄ながら重賞2連勝。東スポ杯で最後まで抜かせなかった勝負根性は見事でした。母系にセイウンスカイやニシノフラワーとおじさんには堪らない名前がありますが、その血統から正直東京では用無しと思った人が多かったと思います。

父ハービンジャーという血統からは右回りの2000mはベスト。キャリア4戦で重賞連戦と疲れが溜まっていないかが不安要素ですが、コーナーから長く脚を使えるのも魅力。

 

注目馬③ サートゥルナーリア

新馬戦、萩S共に能力の違いを感じさせる楽勝。兄エピファネイアとリオンディーズが2歳重賞を勝っており、グローブシアターもホープフルS3着とこの時期から活躍している兄弟を持っています。

父がロードカナロアになりますが前走の内容から2000mは問題なくこなせるはず。前走1800mという点でデータ的にはやや割引きですが、潜在能力は間違いなくGⅠ級。

 

注目馬が全て人気馬になってしまいましたが、穴っぽい所ではコスモカレンドゥラ。過去4戦全て異なるコースで好走しており血統的にも面白い存在。

新馬戦を5馬身差で逃げ切ったキングリスティアは中1週が気になりますが当日の馬体次第。ブレイキングドーンは前走5か月振りのレースであの内容だったので再度期待、大穴でジャストアジゴロ

 

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