マイルCS2019予想|過去10年の傾向とデータ分析

2019年11月17日(日)
マイルCS(GⅠ)
京都競馬場・芝1600m(外)

過去10年分のデータ分析と予想です。
※2週前予想なので回避馬が含まれる場合があります。

3歳馬と古馬の斤量差が1kgになるため3歳馬のアドバンテージが少ないレースですが、ペルシアンナイト、ステルヴィオと3歳馬が2年連続で優勝。また近年は外国人騎手が強いレースであり、外国人騎手の騎乗馬が4年連続で3着以内に2頭入っています。

また来年の11月から京都では長期間の改修工事が行われるため、次回京都で行われるマイルCSは4年後の2023年になります。

マイルCSの傾向
  • 母父ノーザンダンサー系の勝率が高い
  • 前走2番人気以内+3着以内だった馬が優勢
  • 馬番6~11番は人気馬のみ抑え

それでは2019年マイルCSのデータ分析を行なっていきます。

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マイルCS 登録馬

天皇賞・秋でアーモンドアイの2着に入ったダノンプレミアムが1番人気想定。同コースではマイラーズCで安田記念を勝ったインディチャンプを破っていることもあり、出走してくれば当然人気になります。

続くのは毎日王冠でアエロリットを楽に差し切ったダノンキングリー。戸崎騎手が落馬負傷のため横山典騎手への乗り替わりになります。インディチャンプは休み明けの毎日王冠は58kgで3着。一叩きされ春秋マイルGⅠ制覇を目指します。

以下スワンSで初重賞制覇のダイアトニック、2年連続連対のコース巧者ペルシアンナイト、ムーア騎手騎乗のアルアインなどが続きます。

マイルCSのコース分析

京都芝1600m(外)の特徴


前半からペースは速めになり、中盤で緩むことも少ないのが特徴で淡々とした流れになります。

下り坂でスピードに乗ることや直線が404mで坂が無いこともあり差し馬でも届きますが、コーナーで外を回ると距離ロスが大きいためある程度内を回るイン差しが有効です。

重賞ナビ

京都競馬場・芝1600m(外回り)の予想に役立つデータや特徴をピックアップ。人気・脚質・枠順・馬番・馬体重別の成績データ…

京都芝1600m(外) 種牡馬データ


ディープインパクト産駒が(3-2-4-32)と抜けていますが6番人気以下は(1-0-1-23)なので人気馬優勢。

春のマイラーズCに比べると時計がかかる馬場になりやすく、昨年はロードカナロア産駒のステルヴィオ、一昨年はハービンジャー産駒のペルシアンナイトが優勝しています。

マイルCS 種牡馬系統別データ

  • サンデーサイレンス系【4-5-8-87】
  • ストームキャット系【2-0-0-6】
  • キングマンボ系【1-2-0-10】
  • ロベルト系【1-1-0-9】
  • ダンジグ系【1-1-0-3】

主な出走馬の血統分析

重賞ナビ

種牡馬ディープインパクトの予想に役立つデータや特徴をピックアップ。ディープインパクト産駒の得意な距離やコースを芝・ダート…

重賞ナビ

種牡馬ステイゴールドの予想に役立つデータや特徴をピックアップ。ステイゴールド産駒の得意な距離やコースを芝・ダート別にまと…

重賞ナビ

種牡馬ロードカナロアの予想に役立つデータや特徴をピックアップ。ロードカナロア産駒の得意な距離やコースを芝・ダート別にまと…

京都芝1600m(外) 母父データ


大系統ではノーザンダンサー系が圧倒的に強く(7-3-5-50)。有力馬ではダノンキングリー、プリモシーン、モズアスコットあたりが該当します。母父ミスプロ系は(1-1-0-29)で連対した2頭はどちらも当日2番人気以内でした。

また過去10年の優勝馬中8頭はノーザンダンサーのクロス持ち。有力馬でノーザンダンサーのクロスを持たないのはインディチャンプ

マイルCS 母父別系統別データ

  • サドラーズウェルズ系【2-0-0-4】
  • フェアリーキング系【2-0-0-3】
  • サンデーサイレンス系【1-3-0-28】
  • ダンジグ系【1-2-1-10】
  • カーリアン系【1-0-1-10】

マイルCSの傾向データ①

人気データ

人気 着度数 勝率 複勝率
1番人気 1-2-2-5 10.0% 50.0%
2番人気 1-3-1-5 10.0% 50.0%
3番人気 1-3-0-6 10.0% 40.0%
4-6番人気 5-0-4-21 16.7% 30.0%
7-9番人気 1-0-3-26 3.3% 13.3%
10-番人気 1-2-0-86 1.1% 3.4%

上位人気馬は複勝率はまずまずですが勝率が低く、1番人気馬の優勝は2009年のカンパニーまで遡ります。ただ近年は大荒れになることは少なく、直近5年で10番人気以下は(0-0-0-44)と大穴狙いはお勧めできません。

枠順データ

枠順 着度数 勝率 複勝率
1枠 2-2-0-16 10.0% 20.0%
2枠 1-1-3-15 5.0% 25.0%
3枠 2-0-1-17 10.0% 15.0%
4枠 0-4-0-16 0.0% 20.0%
5枠 0-1-0-19 0.0% 5.0%
6枠 1-1-0-18 5.0% 10.0%
7枠 1-1-5-22 3.4% 24.1%
8枠 3-0-1-26 10.0% 13.3%

昨年は1~3番の3頭で決まりましたが、それ以前はどちらかと言えば外枠からの好走馬が目立っています。真ん中あたりの枠は勝ち切れておらず、馬番で6~11番は(0-6-0-54)と2着が多いのが特徴。またこの6頭は全て当日3番人気以内でした。

馬番データ

  • 偶数枠【5-6-1-77】
  • 奇数枠【5-4-9-72】

前走馬番+当日5番人気以内

  • 偶数枠【1-3-2-15】
  • 奇数枠【7-5-4-13】

人気馬は前走奇数枠だった馬の勝率が高いのが特徴。現時点での予想オッズ上位5頭だとダノンプレミアム、ダノンキングリー、ダイアトニックが奇数枠、インディチャンプ、モズアスコットが偶数枠でした。

脚質データ

脚質 着度数 勝率 複勝率
逃げ 1-1-0-8 10.0% 20.0%
先行 1-2-3-29 2.9% 17.1%
差し 6-6-5-66 7.2% 20.5%
追込 2-1-2-46 3.9% 9.8%

差し馬が優勢ですが上がりの速さはそれほど着順と直結せず、昨年の上位3頭もレースの上がりは6位以下でした。

前走4角位置(前走国内)

  • 4番手以内【3-2-5-60】
  • 5~9番手【6-4-2-50】
  • 10番手以下【1-4-1-36】

前走4角10番手以下の勝率が低くカテドラル、クリノガウディー、タイムトリップ、ダイアトニック、プリモシーン、レイエンダが該当。

前走上がり3F

  • 1位【3-3-2-11】
  • 2~5位【0-4-3-37】
  • 6位以下【7-3-3-98】

前走上がり1位馬は信頼できますが2~5位だった馬は過去10年で1着無し。前走上がり1位+当日5番人気以内だと(3-3-0-3)となります。

前走上がり1位はダイアトニック、ダノンキングリー、レイエンダの3頭。2~5位だったのはカテドラル、クリノガウディー、タイムトリップ、ペルシアンナイト、マイスタイル、モズアスコットの6頭。

マイルCSの傾向データ②

馬齢データ

馬齢 着度数 勝率 複勝率
3歳 2-0-2-31 5.7% 11.4%
4歳 3-6-4-23 8.3% 36.1%
5歳 3-3-3-49 5.2% 15.5%
6歳 1-1-1-30 3.0% 9.1%
7歳- 1-0-0-16 5.9% 5.9%

6歳以上は割引きで好走したのはフィエロ、ダノンシャーク、カンパニーと前年以前のマイルCSで掲示板に乗ったことのある馬。今年は6歳以上がグァンチャーレしかいませんが…。

また5歳馬は前走2番人気以内で(3-1-2-15)、3番人気以下で(0-2-1-33)という成績。5歳馬+前走2番人気以内で残るのはモズアスコットのみです。

所属データ

所属 着度数 勝率 複勝率
美浦 2-3-2-48 3.6% 12.7%
栗東 8-7-6-98 6.7% 17.6%
海外 0-0-2-3 0.0% 40.0%

昨年は関東馬のステルヴィオが優勝しましたが、基本的には関西馬優勢。

騎手データ

  • 継続騎乗【3-7-4-81】
  • 乗り替わり【7-3-6-68】

乗り替わりが多いレースですが複勝率はそれほど変わりません。それよりも外国人騎手が強いレースで、デムルメ含め外国人騎手の騎乗馬が4年連続で3着以内に2頭入っています。

生産者データ

  • ノーザンF【3-2-3-33】
  • 社台F【1-4-1-28】
  • 社台白老F【1-2-1-11】
  • 追分F【1-1-2-0】

社台系が優勢も、追分F生産馬はペルシアンナイト、サングレーザー、ゴールスキーと全て3着以内に入っているのは見事。またノーザンF生産馬は6番人気以下で(0-0-1-24)、社台F生産馬は(0-0-1-20)、白老F生産馬は(0-1-0-9)なので人気馬優先。

今年は社台F、白老F生産馬はいませんがノーザンF生産馬はアルアイン、インディチャンプ、カテドラル、プリモシーン、レイエンダ、レッドオルガの6頭。

馬体重データ

馬体重 着度数 勝率 複勝率
-439 0-0-2-4 0.0% 33.3%
440-459 1-2-2-16 4.8% 23.8%
460-479 3-0-1-36 7.5% 10.0%
480-499 3-3-3-36 6.7% 20.0%
500-519 3-3-1-39 6.5% 15.2%
520- 0-2-1-18 0.0% 14.3%

過去10年の優勝馬の最大馬体重はモーリスの508kg。馬体重による複勝率の差はそれほどありませんが、510kgを超える大型馬ではアエロリット、サトノアラジン、グランプリボスも敗れているので頭では厳しいかもしれません。

前走との馬体重差

  • +体重【6-3-7-74】
  • 増減無【1-2-1-24】
  • -体重【3-5-0-48】

ステルヴィオ、ペルシアンナイトは前走時+10kg以上でした。3歳馬はプラス体重で(2-0-2-13)、増減無しかマイナス体重で(0-0-0-17)。古くはアグネスデジタル、タイキシャトル、サッカーボーイもプラス体重で優勝しています。

また人気馬はあまりいなかったこともありますが前走から-4kg以上は(0-2-0-30)。

マイルCSの前走データ

前走クラスデータ

前走クラス 着度数 勝率 複勝率
GⅠ 4-1-2-32 10.3% 17.9%
GⅡ 3-4-4-57 4.4% 16.2%
GⅢ 3-5-1-52 4.9% 14.8%
オープン 0-0-0-5 0.0% 0.0%
1600万 0-0-1-0 0.0% 100.0%

ローテはある程度絞られており、前走GⅠか富士S、スワンS、毎日王冠の前哨戦から。1着狙いなら距離短縮ローテの方が良く、前走1400m以下は勝ち切れません。

主な前走

  • 富士S【3-5-1-44】
  • 天皇賞・秋【2-0-2-13】
  • スワンS【1-4-1-32】
  • スプリンターズS【1-1-0-7】
  • 毎日王冠【1-0-1-17】

前走距離

  • 1200m【1-1-0-7】
  • 1400m【1-4-1-32】
  • 1600m【4-5-4-57】
  • 1800m【1-0-2-29】
  • 2000m【2-0-3-21】
  • 2400m【1-0-0-1】

前走人気データ

人気 着度数 勝率 複勝率
1番人気 4-2-3-18 14.8% 33.3%
2番人気 3-2-2-16 13.0% 30.4%
3番人気 1-1-0-16 5.6% 11.1%
4-5番人気 1-4-2-26 3.0% 21.2%
6-9番人気 0-1-1-30 0.0% 6.3%
10-番人気 1-0-0-40 2.4% 2.4%

前走2番人気以内だった馬の成績が良く、前走6番人気以下で3着以内に入った3頭は全てGⅠでした。エメラルファイト、カテドラル、クリノガウディー、タイムトリップが前走GⅡ以下で6番人気以下。

前走着順データ

着順 着度数 勝率 複勝率
1着 3-3-6-20 9.4% 37.5%
2着 2-3-0-15 10.0% 25.0%
3着 1-1-2-11 6.7% 26.7%
4-5着 1-1-2-26 6.3% 18.8%
6-9着 3-2-0-37 7.1% 11.9%
10-着 0-0-0-40 0.0% 0.0%

前走3着以内だった馬の複勝率が高めです。GⅠ含めても前走10着以下からの巻き返しは無くアルアイン、フィアーノロマーノ、プリモシーンは割引き。

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マイルCS 注目馬

ダノンプレミアム

当初はダノンキングリーと使い分ける予定だったと思いますが、ダノンのGⅠ連敗を食い止めるべくの出走か。秋天からのローテは古くはカンパニーやダイワメジャーなど相性が良いローテで、アルアインやイスタボニータなど近年も秋天好走馬の成績が良いレース。マイラーズCでも完勝しており、上位人気馬の中ではコース実績は1番。

関西馬で人気のディープ産駒、前走奇数枠、前走上がり6位以下とデータ的には特に問題はありません。元々4歳馬の成績が良いレースですが今年の短距離路線は4歳世代が強く、今年の短距離GⅠは全て4歳馬が優勝しています。ディープ産駒ですがパワーもあるタイプなのでこの時期の京都も合いそうです。

 

ダイアトニック

1400mを中心に使われていますが、ダービー卿CTで1分32秒を切っているのでマイルまではこなせると思われます。と言うより敗れたレースは東京・中山・新潟で京都・阪神では負けなし。距離不安で4~5番人気くらいなら旨味もありますが、このレースは中距離実績のある馬の好走が多いレースなのでその点では割引き。

前走1番人気で1着、前走が奇数枠で上がり1位というのは好材料ですが、前走4角10番手以下の勝率が低く前走スワンS組も2着が多いため、ここでも1着よりは2~3着狙いか。京都巧者だけに改修前の今年が最初で最後のチャンスになるかもしれません。

 

ダノンキングリー

毎日王冠はローテとしてはあまり相性は良くありませんが、昨年のステルヴィオと同じ臨戦過程で内容としてはステルヴィオ以上。ダイアトニック同様前走奇数枠や前走上がり1位などが好材料になります。戸崎騎手が騎乗できず乗り替わりになるのは痛手ですが、残っている騎手から最善の選択なら。

不安要素としてはキャリア6戦全てが東京・中山である点。昨年のステルヴィオも初の京都でしたが朝日杯2着など輸送で結果を残しています。また3歳馬で過去優勝しているのはプラス体重の馬のみ。デビュー時から馬体の変動がほぼないので、初輸送で馬体を減らすようなら割引き。血統面で配合が似ているサトノアラジンが3年連続で敗れていることも気になります。

 

その他

それ以外では昨年1番人気のモズアスコット。昨年は4角でバランスを崩し直線も進路取りに手間取るなど不完全燃焼の13着。スワンS2着は昨年と同じローテで5歳馬は前走2番人気以内の成績が良いのが好材料ですが、デットーリ騎手が乗れなくなったのは残念。

ペルシアンナイトは5歳馬の前走3番人気以下など頭までは足りないデータが多めですが、リピーターが多いレースで2年連続連対。少し時計のかかる京都は合っています。マイスタイルはスワンSでタイム差無しの3着と見せ場十分。京都金杯も2着とコース適性はありますが関東騎手が不振なレースなので抑えまで。

大穴はクリノガウディー。ノーザンテーストのクロスを持ちますが、ノーザンテーストはカンパニー、ダイワメジャー、デュランダルの母父としてこのレース6勝。戦績はデコボコですが、3着を外したのは全て東京・中山。藤岡佑騎手に戻り朝日杯の再現があるかもしれません。

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