秋華賞2019予想|過去10年の傾向とデータ分析

2019年10月13日(日)
秋華賞(GⅠ)
京都競馬場・芝2000m

過去10年分のデータ分析と予想です。
※2週前予想なので回避馬が含まれる場合があります。

昨年はアーモンドアイが三冠を達成。今年は桜花賞馬グランアレグリア、オークス馬ラヴズオンリーユーが不在で混戦模様ですが、ダノンファンタジーやクロノジェネシスなど春の実績馬が揃って駒を進めてきました。

秋華賞の傾向
  • 過去10年の優勝馬は当日3番人気以内
  • 差し優勢・前走上がり上位馬が強い
  • ローズS組以外は上位人気・好走馬優勢

それでは2019年秋華賞のデータ分析を行なっていきます。

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秋華賞 登録馬

1番人気予想は重賞4勝のダノンファンタジー。春二冠は掲示板まででしたが仕切り直しのローズSでは上がり最速で優勝。桜花賞馬・オークス馬不在の今回は何としても欲しいタイトルです。

過去10年の勝ち馬は当日3番人気以内と人気馬が強いレースですが、桜花賞・オークス共に3着のクロノジェネシス、フラワーCを鮮やかに逃げ切ったコントラチェック、オークス2着のカレンブーケドールが2~4番人気予想。

以下紫苑Sで初重賞制覇のパッシングスルー、桜花賞5着でローズSでも2着に入ったビーチサンバ、前走中京の1000万クラスを4馬身差で圧勝したエスポワールが続きます。

秋華賞のコース分析

京都芝2000mの特徴


京都芝2000mは内回りコースを使用。1800mと2200mは外回りを使用するため直線は404mありますが、内回りは直線も328mと短めで傾向が異なります。

小回りになるため逃げ・先行馬が有利ですが、秋華賞など重賞クラスになると淀みのないペースで流れることが多く差し馬が台頭します。3コーナーの坂に短い直線とややトリッキーなので、騎手もベテランを狙いたいコースです。

重賞ナビ

京都競馬場・芝2000mの予想に役立つデータや特徴をピックアップ。人気・脚質・枠順・馬番・馬体重別の成績データや、京都芝…

京都芝2000m 種牡馬データ


出走数は多いもののサンデーサイレンス系が得意なコースです。特にディープインパクト産駒と(4-3-1-24)断トツの成績ですが、5番人気以内が(4-3-1-8)に対して6番人気以下は(0-0-0-16)

秋華賞 種牡馬系統別データ

  • サンデーサイレンス系【6-10-2-86】
  • キングマンボ系【2-0-3-12】
  • グレイソヴリン系【1-0-1-3】
  • ダンジグ系【1-0-1-0】

主な出走馬の血統分析

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京都芝2000m 母父データ


父が非サンデー系なら母父はサンデー系一択。父サンデー系に対しては母父ノーザンダンサー系が安定しています。今年の登録馬で父サンデー系×母父ノーザンダンサー系になるのはカレンブーケドール、シゲルピンクダイヤ、シャドウディーヴァ、トゥーフラッシーの4頭。

秋華賞 母父別系統別データ

  • サンデーサイレンス系【3-0-6-27】
  • デピュティミニスター系【2-1-0-7】
  • ミスタープロスペクター系【1-2-0-12】
  • ダンジグ系【1-2-0-10】
  • ヌレイエフ系【1-1-0-4】

秋華賞の傾向データ①

人気データ

人気 着度数 勝率 複勝率
1番人気 4-1-2-3 40.0% 70.0%
2番人気 2-2-1-5 20.0% 50.0%
3番人気 4-1-1-4 40.0% 60.0%
4-6番人気 0-5-3-22 0.0% 26.7%
7-9番人気 0-1-2-27 0.0% 10.0%
10-番人気 0-0-1-87 0.0% 1.1%

2008年は11番人気のブラックエンブレムが勝ち3連単は1000万馬券になりましたが、近年は非常に固く過去10年の優勝馬は全て3番人気以内です。ダノンファンタジーは3番人気以内はほぼ確実。

枠順データ

枠順 着度数 勝率 複勝率
1枠 0-3-2-15 0.0% 25.0%
2枠 1-2-3-13 5.3% 31.6%
3枠 2-0-1-17 10.0% 15.0%
4枠 1-1-0-18 5.0% 10.0%
5枠 0-2-0-18 0.0% 10.0%
6枠 1-1-2-16 5.0% 20.0%
7枠 3-1-2-23 10.3% 20.7%
8枠 2-0-0-28 6.7% 6.7%

複勝率では内の1~2枠がやや高めですが人気馬が入りやすかったこともあり、枠順による有利不利はありません。7枠に入った馬が3年連続で3着以内に入っています。

馬番データ

  • 偶数枠【6-3-7-74】
  • 奇数枠【4-7-3-74】

脚質データ

脚質 着度数 勝率 複勝率
逃げ 0-2-0-8 0.0% 20.0%
先行 1-1-3-27 3.1% 15.6%
差し 9-4-7-66 10.5% 23.3%
追込 0-3-0-46 0.0% 6.1%
マクリ 0-0-0-1 0.0% 0.0%

直線は328mと短めですが差し馬の成績が良いレースです。ただ後ろすぎても届かず4角5~9番手くらいからの勝ち馬が多いのが特徴。4角10番手以下から勝ったのは昨年のアーモンドアイのみです。

前走4角位置

  • 3番手以内【1-1-4-52】
  • 4~9番手【5-8-6-66】
  • 10番手以下【4-1-0-29】

前走上がり3F

  • 1~3位【8-7-5-45】
  • 4~5位【2-1-2-21】
  • 6位以下【0-2-3-80】

前走で中団から速い上がりを使ってきた馬が優勢。前走上がり3位以内の有力馬はエスポワール、シェーングランツ、シゲルピンクダイヤ、ダノンファンタジー、フェアリーポルカ、ブランノワールあたり。

カレンブーケドール、クロノジェネシス、コントラチェック、シャドウディーヴァは前走上がり6位以下です。

秋華賞の傾向データ②

キャリアデータ

キャリア 着度数 勝率 複勝率
-4戦 0-1-1-8 0.0% 20.0%
5-6戦 5-3-2-30 12.5% 25.0%
7-8戦 4-4-5-40 7.5% 24.5%
9戦- 1-2-2-70 1.3% 6.7%

2017年のディアドラはキャリア13戦でしたが、キャリア9戦を超えると複勝率は大きく落ちます。トゥーフラッシー、メイショウショウブがキャリア9戦以上です。

毛色別データ

  • 鹿毛【9-2-2-62】
  • 黒鹿毛【0-2-4-40】
  • 栗毛【0-3-2-19】
  • 芦毛【0-1-2-10】
  • 青鹿毛【0-1-0-11】
  • 青毛【1-1-0-5】

オカルトですが毛色ごとの成績に偏りがあったのでまとめてみました。過去10年で鹿毛の馬が9勝、青毛の1勝はヴィブロスでした。

今年の有力馬ではカレンブーケドール、ダノンファンタジー、パッシングスルー、フェアリーポルカあたりが鹿毛です。

所属データ

所属 着度数 勝率 複勝率
美浦 2-2-2-66 2.8% 8.3%
栗東 8-8-8-82 7.5% 22.6%

関東馬で優勝したのはアーモンドアイとアパパネで共に国枝厩舎所属の三冠馬。他の好走馬を見てもヌーヴォレコルトやホエールキャプチャなど春の時点でGⅠ好走歴のある馬が中心。GⅠ実績から言えばカレンブーケドールが関東馬では1番手。

騎手データ

  • 継続騎乗【7-9-6-90】
  • 乗り替わり【3-1-4-58】

過去10年では3番人気以内しか優勝していないため、3番人気以内なら騎手は不問。4番人気以下で見ると2着には継続騎乗が来ることが多いのが特徴です。

生産者データ

  • ノーザンF【7-3-2-36】
  • 社台F【1-3-3-37】
  • 社台白老F【1-3-3-37】

過去10年で社台系以外が優勝したのは2013年のメイショウマンボ。近年はノーザンF1強で4年連続優勝。今年は登録19頭中10頭がノーザンF生産馬。

今年の有力馬でノーザンF以外の生産馬はカレンブーケドール、シェーングランツ、シゲルピンクダイヤ

馬体重データ

馬体重 着度数 勝率 複勝率
-439 2-1-3-31 5.4% 16.2%
440-459 1-6-3-51 1.6% 16.4%
460-479 1-2-4-41 2.1% 14.6%
480-499 6-0-0-13 31.6% 31.6%
500- 0-1-0-12 0.0% 7.7%

480~499kgが過去10年で6勝を挙げていますが、全て当日3番人気以内。馬体だけで見ればエスポワール、パッシングスルー、フェアリーポルカ、メイショウショウブが480kg前後馬体ですが人気を考えると厳しそうです。

前走との馬体重差

  • +体重【4-6-2-72】
  • 増減無【2-1-3-23】
  • -体重【4-3-5-52】

3番人気以内はプラス体重の方が好成績。

秋華賞の前走データ

前走クラスデータ

前走クラス 着度数 勝率 複勝率
GⅠ 1-0-0-9 10.0% 10.0%
GⅡ 5-7-7-60 6.3% 24.1%
GⅢ 3-1-1-20 12.0% 20.0%
オープン 1-0-0-32 3.0% 3.0%
1600万 0-0-1-0 0.0% 100.0%
1000万 0-2-0-18 0.0% 10.0%
500万 0-0-1-8 0.0% 11.1%

ローズSか紫苑Sを使ってきた馬が中心になりますが、昨年はオークスから直行のアーモンドアイが1着、1000万の藻岩山特別からのミッキーチャームが2着に入っています。

主な前走

  • ローズS【5-7-6-60】
  • 紫苑S【2-1-0-12】※重賞昇格後
  • クイーンS【1-0-1-5】
  • オークス【1-0-0-9】

紫苑Sはオープン特別時代を含めるとショウナンパンドラを加えた4頭が秋華賞で3着以内に好走していますが、4頭とも関西馬です。パッシングスルー、カレンブーケドールは関東馬でフェアリーポルカが関西馬。

前走人気データ

人気 着度数 勝率 複勝率
1番人気 8-2-4-21 22.9% 40.0%
2番人気 0-3-2-19 0.0% 20.8%
3番人気 1-1-0-13 6.7% 13.3%
4-5番人気 1-3-1-30 2.9% 14.3%
6-9番人気 0-1-1-38 0.0% 5.0%
10-番人気 0-0-2-26 0.0% 7.1%

クラス関係なく前走1番人気馬が強く過去10年で8勝を挙げています。前走重賞組は上位人気馬が優勢、前走オープン特別以下は1番人気だった馬のみ抑えられます。

前走ローズS

  • 5番人気以内【5-6-4-26】
  • 6番人気以下【0-1-3-33】

ローズS組ではダノンファンタジー、シゲルピンクダイヤ、シャドウディーヴァが5番人気以内。

前走紫苑S

  • 3番人気以内【2-1-0-1】
  • 4番人気以下【0-0-0-11】

前走紫苑S組ではカレンブーケドール、パッシングスルーの2頭が3番人気以内。

前走オープン特別以下

  • 1番人気【1-2-2-13】
  • 2番人気以下【0-0-0-45】

オープン特別以下で1番人気だったのはエスポワール、サトノダムゼル、シングフォーユー、ブランノワールの4頭。

前走着順データ

着順 着度数 勝率 複勝率
1着 4-5-4-40 7.5% 24.5%
2着 4-1-2-14 19.0% 33.3%
3着 0-2-2-15 0.0% 21.1%
4-5着 2-2-0-19 8.7% 17.3%
6-9着 0-0-1-29 0.0% 3.3%
10-着 0-0-1-30 0.0% 3.2%

前走2着以内が強く広げても4着まで。また前走4着から優勝したのはローズS組のみ、前走掲示板を外していた馬の巻き返しもローズS組のみです。

前走ローズS

  • 1~2着【3-4-3-9】
  • 3~5着【2-3-1-16】
  • 6着以下【0-0-2-34】

敗れている場合0.3秒差以上になると(0-2-2-47)と複勝率は大きく落ちます。4着シゲルピンクダイヤが0.2秒差なのでメイショウショウブ、シャドウディーヴァは巻き返しても3着まで。

前走紫苑S

  • 2着以内【2-0-0-2】
  • 3着以下【0-1-0-10】

重賞昇格後3年のデータなので母数は少なめですが、オープン特別のショウナンパンドラを含めても優勝しているのは紫苑Sで2着以内だった馬。

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秋華賞 注目馬

ダノンファンタジー

このレースに強いディープインパクト産駒でローズSを1番人気で優勝。内容も好スタートから敢えて中団まで下げて末脚を活かすという秋華賞を見据えた競馬でした。他にもノーザンF生産の関西馬、川田騎手の継続騎乗、鹿毛など優勝に必要なデータは一通り揃っています。

距離は持ちますが不安なのは折り合い。前走も無理に控えさせたのでやや折り合いを欠く面が見られました。本番も同じように控えるのかリズムを重視して前に行かせるのか、枠順含めた展開予想が鍵。またダノン&川田騎手は今年GⅢ・GⅡ6勝に対してGⅠは未勝利です。

 

クロノジェネシス

前哨戦を使わずオークスから直行というローテはマイナスですが、末脚の確かさはメンバー中でも上位。距離はこれくらいまでがベストだと思います。ダノン同様ノーザンF生産の関西馬で北村友騎手の継続騎乗などデータ的にも問題なく、キャリア6戦全てで3着以内と安定感のある馬。

血統面では父・母父サンデー系が強いレースなので、母母父サンデーのこの馬はやや割引き。ミッキークイーンやリスグラシューなど小柄な馬でも勝ち負けになっていますが、デビュー以来徐々に馬体が減っているので今回は成長分を含めプラス10kgくらいは欲しい所。

 

フェアリーポルカ

オークス大敗から紫苑Sでは人気を落としていましたが、好位から内を突き勝ちに等しい2着。パッシングスルーと同じルーラーシップ産駒ですが、こちらは関西馬で母系にサンデーサイレンスの血を持つことがプラス。京都芝2000mの若駒Sではヴェロックスの3着に入り、リオンリオンやロードマイウェイには先着しています。

継続騎乗ですが関東所属の三浦騎手というのが嫌われそうで目立たない存在になると思います。ただ前走4角4番手から上がり2位、ノーザンF生産でキャリア6戦などまずまずデータにも当てはまるため2~3着なら可能性は十分。

 

その他

コントラチェックはクロノジェネシスと同じくオークスから直行、さらに関東馬で逃げタイプというのはマイナスですが藤沢厩舎×ルメール騎手のコンビなので甘く見ると痛い目を見そうな気も。

カレンブーケドールはオークスは強かったものの、関東馬×関東騎手が3着に入ったのは過去10年で2010年のアパパネ、アニメイトバイオの2頭だけ。紫苑Sの内容もデータ的にはあまり良くなく今回は割引き。シゲルピンクダイヤ、ビーチサンバは血統から2000mでパフォーマンスを上げるとは考えづらいタイプ。

このように春の実績馬が盤石では無いため条件戦組ではアドミラブルの半妹エスポワールや無敗のサトノダムゼルに注目が集まりそうですが、面白そうなのが春は無理をせず自己条件をキッチリ勝ち上がってきたブランノワール。条件戦組なら前走阪神組を狙いたいレースで、夕月特別はスマートレイアーと同じローテです。

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