JRA重賞のデータ分析や種牡馬/コース別データをまとめています。

ステイヤーズステークス2019予想|過去8年の傾向とデータ分析

 
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毎週JRA重賞のデータ分析を行なっています。過去10年分の人気や枠順、馬体重や前走データなどを細かく分析。各競馬場のコースデータや種牡馬データもまとめています。
2019年11月30日(土)
ステイヤーズステークス(GⅡ)
中山競馬場・芝3600m

過去8年分のデータ分析と予想です。
※1週前予想なので回避馬が含まれる場合があります。

アルバートやリッジマン、モンドインテロなど毎年メンツが大きく変わらない地味なレースですが、今年はオジュウチョウサンが参戦。他にも弥生賞を勝ったメイショウテンゲン、牝馬のレイホーロマンスなど新顔も登録しています。

ステイヤーズSの傾向
  • 人気馬は安定、3番人気以内+関東馬が堅実
  • 前走上がり上位馬が優勢(AR共和国杯を除く)
  • ノーザンF+海外騎手への乗り替わりが好成績

それでは2019年ステイヤーズSのデータ分析を行なっていきます。

ステイヤーズS 登録馬

1番人気予想はアルバート。4連覇を狙った昨年は直前で無念の出走回避となりましたが同一重賞4勝目を狙います。ただ今年は秋に堀厩舎から橋口厩舎へと転厩しており、調整具合や鞍上がどうなるかは気になる所です。

2番人気予想はオジュウチョウサン。この秋は東京コースで2戦連続2桁着順に沈みましたが昨年の有馬記念では見せ場もあった9着。ステイゴールド産駒ということで中山変わりは好材料です。

以下昨年の優勝馬リッジマン、このレースで3着2回のモンドインテロ、天皇賞・春6着のチェスナットコートあたりが予想オッズでは続きます。


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ステイヤーズSのコース分析

中山芝3600mの特徴


ステイヤーズS専用のコースになり、平地競走ではJRA最長です。各馬未知の距離となるため道中はスローで流れることが多く、残り1000m前後からのロングスパート戦になります。

中山芝3600m 種牡馬データ


ディープインパクト産駒は(0-4-2-2)と1着こそありませんが複勝率は非常に優秀。長距離に強いハーツクライやステイゴールド産駒は過去8年で優勝が無く、ミスプロ系やキングマンボ系が勝つことが多いレースです。

ステイヤーズS 種牡馬系統別データ

  • ミスタープロスペクター系【3-0-0-3】
  • サンデーサイレンス系【2-8-5-48】
  • キングマンボ系【1-0-2-5】

中山芝3600m 母父データ


母父ミスプロ系、キングマンボ系は(0-0-0-15)ですがそれ以外は複勝率ではあまり差はありません。

ステイヤーズS 母父別系統別データ

  • サンデーサイレンス系【3-0-0-15】
  • グレイソヴリン系【2-0-1-3】
  • ロベルト系【1-0-4-9】
  • フェアリーキング系【0-3-0-4】

ステイヤーズSの傾向データ①

人気データ

人気着度数勝率複勝率
1番人気5-0-1-262.5%75.0%
2番人気0-2-2-40.0%50.0%
3番人気1-1-1-512.5%37.5%
4-6番人気1-4-2-174.2%29.2%
7-9番人気1-1-1-214.2%12.5%
10-番人気0-0-1-370.0%2.6%

長距離戦のため紛れが少なく人気馬が強いレースです。直近4年間では4番人気以内が(4-3-4-5)、また1番人気馬が4年連続で優勝、6年連続3着以内です。

枠順データ

枠順着度数勝率複勝率
1枠1-0-1-711.1%22.2%
2枠0-2-1-90.0%25.0%
3枠1-0-1-108.3%16.7%
4枠1-1-1-126.7%20.0%
5枠2-1-1-1113.3%26.7%
6枠0-1-1-130.0%13.3%
7枠1-2-2-116.3%31.3%
8枠2-1-0-1312.5%18.8%

枠順による成績の差はほぼありませんが、頭数が増えると外に入った馬は若干マイナス。

馬番データ

  • 偶数枠【3-3-3-45】
  • 奇数枠【5-5-5-41】

馬番1~9番は(6-4-7-53)に対して10番以降は(2-4-1-33)という成績。

脚質データ

脚質着度数勝率複勝率
逃げ0-1-0-110.0%8.3%
先行4-5-1-1218.2%45.5%
差し4-2-3-339.5%21.4%
追込0-0-3-300.0%9.1%
マクリ0-0-1-00.0%100.0%

ペースが上がるのは残り1000mからでついていけない馬が後方に下がっていくので、脚質といえるほどの位置取りではありません。

前走上がり3F

  • 1~3位【3-4-3-10】
  • 4~5位【2-2-2-13】
  • 6位以下【3-2-3-63】

前走上がり上位馬が優勢で、前走上がり6位以下から優勝した3頭は全てアルゼンチン共和国杯組。前走上がり5位以内はエイシンクリック、サンシロウ、モンドインテロ、ララエクラテールの4頭。

ステイヤーズSの傾向データ②

馬齢データ

馬齢着度数勝率複勝率
3歳0-1-0-10.0%50.0%
4歳1-1-3-116.3%31.3%
5歳3-2-1-2410.0%20.0%
6歳2-2-2-256.5%19.4%
7歳-2-2-2-256.5%19.4%

2012年は10歳馬トウカイトリックが優勝。近年も7歳のフェイムゲームや8歳のファタモルガーナが2着に入っており年齢で割り引く必要はありません。

所属データ

所属着度数勝率複勝率
美浦4-2-4-526.5%16.1%
栗東4-6-4-348.3%29.2%

3番人気以内に絞ると関東馬は(3-1-3-2)、関西馬は(3-2-1-9)と複勝率では関東馬が大きくリード。逆に4番人気以下は関東馬が(1-1-1-50)で関西馬は(1-4-3-25)と関西馬が圧倒的。

関東馬はオジュウチョウサン、サンシロウ、ネイチャーレット、ベイビーステップ、モンドインテロの5頭。

騎手データ

  • 継続騎乗【3-1-4-25】
  • 乗り替わり【5-7-4-61】

外国人騎手への乗り替わりが(3-1-2-4)ですが、この3勝は全てアルバート+ムーア騎手。ただ近年はモンドインテロ、フェイムゲームなど海外騎手の騎乗馬は非常に堅実です。

生産者データ

  • ノーザンF【3-4-3-16】

ノーザンF生産馬は当日4番人気以内で(3-3-3-3)。また上で海外騎手への乗り替わりデータを出しましたが、ノーザンF生産馬+海外騎手が(3-1-2-2)。

アルバート、モンドインテロの2頭がノーザンF生産馬です。

馬体重データ

馬体重着度数勝率複勝率
-4592-0-2-1113.3%26.7%
460-4795-5-1-2314.7%32.4%
480-4990-2-4-240.0%20.0%
500-5191-1-0-175.3%10.5%
520-0-0-1-110.0%9.1%

馬格がある馬はややマイナスで、5番人気以内+500kg以上は(1-1-1-9)と人気馬でも信頼度に欠けます。逆に5番人気以内+480kg未満は(6-5-5-12)。

今年の登録馬で前走500kg以上はオジュウチョウサン

前走との馬体重差

  • +体重【5-3-5-46】
  • 増減無【1-0-1-13】
  • -体重【2-5-2-27】

前走との斤量差

  • +斤量【1-1-1-40】
  • 増減無【4-6-3-26】
  • -斤量【3-1-4-20】

昨年のリッジマンは前走丹頂Sの52kgから4kg増でしたが優勝。ただ全体的には前走から斤量増になる馬は割引きで人気馬ならといった感じ。

前走から斤量増になるのはオジュウチョウサン、ヴァントシルムの2頭。

ステイヤーズSの前走データ

前走クラスデータ

前走クラス着度数勝率複勝率
GⅠ0-0-0-30.0%0.0%
GⅡ6-2-6-4210.7%25.0%
GⅢ0-0-0-80.0%0.0%
オープン1-2-0-117.1%21.4%
1600万1-4-2-174.2%29.2%
1000万0-0-0-50.0%0.0%

前走はアルゼンチン共和国杯と京都大賞典が中心になります。オープン特別以下でも狙えますが昨年のリッジマンやアドマイヤエイカンのように前走距離では2400m以上が優勢。

主な前走

  • アルゼンチン共和国杯【5-0-5-32】
  • 京都大賞典【1-2-1-3】
  • 比叡S【1-1-1-5】
  • 丹頂S【1-0-0-3】

前走距離

  • 1800m【0-0-1-3】
  • 2000m【0-3-0-18】
  • 2200m【0-0-0-6】
  • 2400m【2-5-2-14】
  • 2500m【5-0-5-34】
  • 2600m【1-0-0-6】

前走場所

  • 東京【5-3-5-52】
  • 京都【2-5-3-15】
  • 札幌【1-0-0-5】

前走人気データ

人気着度数勝率複勝率
1番人気0-1-2-20.0%60.0%
2番人気1-1-0-225.0%50.0%
3番人気1-1-0-416.7%33.3%
4番人気1-1-2-511.1%44.4%
5番人気2-2-0-718.2%36.4%
6-9番人気2-2-2-178.7%26.1%
10-番人気1-0-2-491.9%5.8%

前走10番人気以下で3着以内に入った3頭、また前走6番人気以下で優勝2頭はいずれもアルゼンチン共和国杯組です。前走オープン特別組は下位人気だった馬も走っていますが、1600万組は4番人気以内と5番人気以下で大きな差があります。

前走1600万

  • 4番人気以内【1-4-2-2】
  • 5番人気以下【0-0-0-15】

前走1600万で4番人気以内はベイビーステップ、5番人気以下はネイチャーレット、ララエクラテールの2頭。

前走着順データ

着順着度数勝率複勝率
1着2-1-1-425.0%50.0%
2着1-1-2-610.0%40.0%
3着0-2-0-30.0%40.0%
4着1-1-1-125.0%75.0%
5着0-1-0-20.0%33.3%
6-9着3-1-2-2011.5%23.1%
10-着1-1-2-501.9%7.4%

前走6着以下からの巻き返しはアルゼンチン共和国杯か京都大賞典のみ。オープン特別以下は4着以内くらいが目安になります。

前走1600万

  • 5着以内【1-4-2-3】
  • 6着以下【0-0-0-14】

5着以内はベイビーステップ、ララエクラテールの2頭。

前走オープン特別

  • 4着以内【1-2-0-4】
  • 5着以下【0-0-0-7】

今年のオープン特別組はモンドインテロ、ヴァントシルムの2頭ですがどちらも5着以下。

ステイヤーズS 注目馬

リッジマン

昨年はアルバート不在で押し出された1番人気でしたが、4kgの斤量増や11番枠を苦にせず2馬身半差の圧勝。それ以降は馬券には絡んでいませんが、リピーターが多いレースで当日4番人気以内も恐らく濃厚ということで期待度は高め。他馬より重い57kgは気になりますが、データ的には増減無の好走率は高いので昨年よりは不安材料が少なめです。

 

オジュウチョウサン

六社S、アルゼンチン共和国杯はいずれもスローからの上がり勝負になり、この形になるとオープンクラスでは通用せず。馬格がある点や前走からの3kg増は割引き材料ですがアルゼンチン共和国杯組は相性が良いレースで、3番人気以内に推されたら人気の関東馬という点ではプラス。ただこの馬は人気先行なので信頼度には欠けます。

 

アルバート

このレース3勝ということでレース適性は疑いようはありませんが、昨年の取消以来10月ぶりの京都大賞典は16着とさすがに衰えは感じます。橋口厩舎に転厩したことが大きな不安材料で、データ上も関西馬という扱いになることや鞍上はどうなるのかなど不安要素が多め。ムーア騎手が騎乗できるなら当然抑え必須ですが、転厩したことで別の騎手になる可能性も高そうです。

 

その他

それ以外では昨年のグッドラックHを勝っているヴァントシルム。前走丹頂S10着は負けすぎですがオープン特別組はデータの母数が少ないこともあり消しではありません。緑風Sを好タイムで勝っているように開幕週の芝は合いそう。

あとはノーザンF生産馬+ディープ産駒の複勝率が高いという点でモンドインテロあたりが抑えですが、一長一短なメンバー構成になりやすいだけに騎手が重要になります。

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