ファンタジーS2019予想|過去10年の傾向とデータ分析

2019年11月2日(土)
ファンタジーステークス(GⅢ)
京都競馬場・芝1400m(外)

過去10年分のデータ分析と予想です。
※1週前予想なので回避馬が含まれる場合があります。

阪神JFの前哨戦となるレースで昨年はダノンファンタジーが優勝。2016年はディアドラが3着に入っていますが、このレースの好走馬はベルカントやアマルフィコーストなど後に短距離路線で活躍する馬が多いのが特徴です。

ファンタジーSの傾向
  • 近年は新馬・未勝利組優勢
  • 馬体重439kg以下は割引き
  • 前走タイム差無しの1着馬は割引き

それでは2019年ファンタジーSのデータ分析を行なっていきます。

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ファンタジーS 登録馬

人気が予想されるのはサフラン賞2着のマジックキャッスルですが、関東馬で京王杯2歳Sの登録もあるため出走未定。それ以外ではりんどう賞を勝ったヤマカツマーメイド、新潟2歳Sで掲示板のクリアサウンド、エレナアヴァンティ、ききょうS3着のシャレード、すずらん賞1着のケープコッドあたりが人気に推されそうです。

ファンタジーSのコース分析

京都芝1400m(外)の特徴


京都芝1400m(外回りコース)は下級条件で使用される内回りに対して上級条件や重賞で使用されます。内回りに比べて3コーナーの勾配が急で下りでスピードがつくため、直線では馬群が広がりやすくイン差しも決まりやすいコースです。

重賞ナビ

京都競馬場・芝1400m(外回り)の予想に役立つデータや特徴をピックアップ。人気・脚質・枠順・馬番・馬体重別の成績データ…

京都芝1400m(外) 種牡馬データ


このレースに非常に強いのがディープインパクト産駒(2-2-1-8)とクロフネ産駒(1-2-2-4)。キンシャサノキセキ産駒も2017年5番人気1着のベルーガ、2018年6番人気3着のジュランビルと相性が良さそうです。

今年の登録馬ではマジックキャッスルのみがディープ産駒。

ファンタジーS 種牡馬系統別データ

  • サンデーサイレンス系【5-5-4-49】
  • デピュティミニスター系【1-2-2-5】
  • ミスタープロスペクター系【1-1-0-13】
  • エンドスウィープ系【0-1-2-5】

京都芝1400m(外) 母父データ


グレイソヴリン、ボールドルーラーと母父ナスルーラ系の勝率が高いのが特徴。母父ミスプロ系は人気馬でも凡走することが多く注意が必要です。

今年の登録馬ではアポロニケ、カイトレッドが母父グレイソヴリン系。

ファンタジーS 母父別系統別データ

  • グレイソヴリン系【2-0-0-7】
  • ボールドルーラー系【2-0-0-4】
  • ヘイロー系【1-0-1-5】
  • サンデーサイレンス系【0-3-4-21】
  • デピュティミニスター系【0-2-1-4】

ファンタジーSの傾向データ①

人気データ

人気 着度数 勝率 複勝率
1番人気 2-1-3-4 20.0% 60.0%
2番人気 1-0-0-9 10.0% 10.0%
3番人気 0-1-3-6 0.0% 40.0%
4-6番人気 4-5-2-19 13.3% 36.7%
7-9番人気 2-2-0-26 6.7% 13.3%
10-番人気 1-1-2-48 1.9% 7.7%

1番人気馬は5年連続馬券圏内に入っていますが2016年は単勝148倍のショーウェイ、2014年は単勝92倍のクールホタルビ、2013年は単勝126倍のアドマイヤビジンが激走しています。

過去10年で10番人気以下が3着以内に入ったことは4回ありますが、馬番は6~10番。大穴狙いなら真ん中あたりに入った馬が狙い目かもしれません。

枠順データ

枠順 着度数 勝率 複勝率
1枠 1-2-0-11 7.1% 21.4%
2枠 0-3-0-12 0.0% 20.0%
3枠 0-1-3-12 0.0% 25.0%
4枠 4-0-0-13 23.5% 23.5%
5枠 1-0-3-15 5.3% 21.1%
6枠 2-2-1-13 11.1% 27.8%
7枠 1-0-2-17 5.0% 15.0%
8枠 1-2-1-19 4.3% 17.4%

馬番では内外万遍なく好走馬が出ていますが、多頭数になった場合は外枠はやや割引き。馬番では10番が(1-0-3-4)複勝率50%となっています。

馬番データ

  • 偶数枠【5-5-4-54】
  • 奇数枠【5-5-6-58】

6番人気以下

  • 偶数枠【3-2-1-41】
  • 奇数枠【0-2-2-41】

6番人気以下で優勝した3頭はいずれも偶数枠でした。

脚質データ

脚質 着度数 勝率 複勝率
逃げ 1-3-0-6 10.0% 40.0%
先行 4-2-4-22 12.5% 31.3%
差し 2-5-3-51 3.3% 16.4%
追込 3-0-3-33 7.7% 15.4%

逃げ・先行馬が複勝率では優勢。またこのレースではノーザンF生産馬が逃げ・先行(0-1-0-2)に対して差し・追い込み(4-2-1-10)と末脚を試している傾向があります。

前走上がり3F

  • 1~2位【6-5-8-44】
  • 3~5位【2-1-2-37】
  • 6位以下【2-3-0-29】

前走上がり順位では1位よりも2位だった馬の成績が良いのが特徴。直近5年間では前走上がり1位が(1-0-0-18)に対して上がり2位は(3-2-4-4)となっています。レースの格は関係なく上がり2位だった馬は要注意です。今年はシャレードのみが前走上がり2位。

ファンタジーSの傾向データ②

キャリアデータ

キャリア 着度数 勝率 複勝率
1戦 2-2-0-22 7.7% 15.4%
2戦 4-3-6-37 8.0% 26.0%
3戦 3-3-2-30 7.9% 21.1%
4戦- 1-2-2-23 3.6% 17.9%

直近4年間ではキャリア1~2戦馬が優勝しています。ただキャリアに連れて回収値も上がっているので穴狙いならキャリア豊富な馬。

生月別データ

  • 1月【2-4-1-8】
  • 2月【2-3-2-21】
  • 3月【4-1-3-41】
  • 4月【2-1-4-33】
  • 5月【0-1-0-9】

1月生まれの複勝率は50%近い数字で昨年のダノンファンタジーも1月生まれですが、今年は登録無し。

所属データ

所属 着度数 勝率 複勝率
美浦 1-0-1-10 8.3% 16.7%
栗東 9-10-9-102 6.9% 21.5%

アルテミスSが創設されたことなどの影響で、近年は関東馬の出走はほぼありません。

騎手データ

  • 継続騎乗【6-5-5-54】
  • 乗り替わり【4-5-5-58】

過去10年ではあまり差はありませんが、昨年の1~3着馬は全て継続騎乗組で近年は乗り替わりは割引き。

生産者データ

  • ノーザンF【4-3-1-12】

今年の登録馬ではシャレード、パドゥヴァルス、ペコリーノロマーノ、レシステンシアの4頭がノーザンF生産馬。

馬体重データ

馬体重 着度数 勝率 複勝率
-439 2-1-0-41 4.5% 6.8%
440-459 2-6-6-36 4.0% 28.0%
460-479 4-1-4-19 14.3% 32.1%
480-499 2-2-0-11 13.3% 26.7%
500- 0-0-0-5 0.0% 0.0%

439kg以下の小柄な馬は割引き。3着以内に入った3頭はいずれもキャリア3戦以上でデビューから騎手が変わっていませんでした。

有力馬ではペコリーノロマーノ、マジックキャッスル、レジェーロが前走439kg以下。

前走との馬体重差

  • +体重【5-3-6-45】
  • 増減無【2-2-2-23】
  • -体重【3-5-2-44】

ファンタジーSの前走データ

前走クラスデータ

前走クラス 着度数 勝率 複勝率
重賞 5-3-2-15 20.0% 40.0%
オープン 0-1-3-23 0.0% 14.8%
500万 0-2-1-33 0.0% 8.3%
未勝利 3-2-4-17 11.5% 34.6%
新馬 2-2-0-22 7.7% 15.4%

重賞は開催時期が10月だったデイリー杯なども含まれており、近年は出走は多くありませんが複勝率は高め。前走距離ではマイルを使っていた馬の複勝率が高めです。

近年は新馬・未勝利組から優勝馬が多く出ている他、オープン特別組も3年連続で馬券に絡んでいます。

主な前走

  • 小倉2歳S【2-0-0-5】
  • 函館2歳S【1-0-2-2】
  • 新潟2歳S【0-2-0-3】
  • りんどう賞【0-2-1-23】
  • ききょうS【0-1-1-3】

前走距離

  • 1200m【4-0-4-34】
  • 1400m【1-5-4-60】
  • 1600m【4-4-2-11】
  • 1800m【0-1-0-4】

前走場所

  • 京都【3-4-1-52】
  • 阪神【2-2-2-13】
  • 札幌【2-0-1-10】
  • 函館【1-1-2-1】
  • 新潟【0-3-1-7】
  • 小倉【2-0-1-14】

前走人気データ

人気 着度数 勝率 複勝率
1番人気 5-2-4-28 12.8% 28.2%
2番人気 0-4-2-15 0.0% 28.6%
3番人気 1-0-1-11 7.7% 15.4%
4-5番人気 2-1-3-22 7.1% 21.4%
6-9番人気 2-1-0-23 7.7% 11.5%
10-番人気 0-1-0-13 0.0% 7.1%

前走4番人気以内くらいが目安になりますが、重賞は下位人気でも問題ありません。また新馬戦で3番人気以下だった馬は3着以内がありません。

前走新馬戦

  • 2番人気以内【2-2-0-9】
  • 3番人気以下【0-0-0-14】

前走新馬戦で3番人気以下だったのはパドゥヴァルス

前走着順データ

着順 着度数 勝率 複勝率
1着 5-4-8-61 6.4% 21.8%
2着 2-3-1-9 13.3% 40.0%
3着 0-0-1-10 0.0% 9.1%
4-5着 0-0-0-13 0.0% 0.0%
6-9着 2-2-0-12 12.5% 25.0%
10-着 1-0-0-7 12.5% 12.5%

前走4着以下からの巻き返しは重賞組が殆どです。また前走1着馬は0.6秒差以上で勝っていると複勝率が大きく上がり、タイム差無しで勝っている馬は過去10年で連対がありません。

前走タイム差(1着)

  • 0.6秒差以上【2-2-1-3】
  • 0.3~0.5秒差【2-0-1-13】
  • 0.1~0.2秒差【1-2-3-29】
  • タイム差無し【0-0-3-16】

前走0.6秒差で勝ちファンタジーSで連対した4頭はいずれも前走新馬・未勝利。またこの4頭は当日4~5番人気だったので同じような馬がいたら配当的にも面白そうです。今年はレジェーロが該当。

前走タイム差無しの1着だったのはベッラヴォルタ、ヤマカツマーメイド、ラヴォアドゥース

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ファンタジーS 注目馬

シャレード

前走オープン特別は近年はそこそこ好調で、ききょうSは昨年のジュランビル、2016年のショーウェイと相性が良いレース。馬格もあり前走上がり2位だった馬の成績が良いのが買い要素です。不安要素としてはダイワメジャー産駒が勝ち切れないレースという点や前走1400mの成績がイマイチという点。枠次第ですが頭狙いよりは複軸という感じです。

 

エレナアヴァンティ

新潟2歳Sは5着に敗れましたが、短距離馬が多いアドマイヤムーン産駒という血統やこのレースの好走馬が後にスプリント路線で活躍するパターンが多いことを考えると、距離短縮となる今回は狙い目。ダリア賞も1番人気で快勝していますが、昨年のアウィルアウェイに比べるとレベルは1段階低い内容だったのが不安点。

 

レジェーロ

400kgを切る小柄な馬体は大きなマイナス。ただ前走未勝利戦で1.0秒差の大勝という点では過去の好走例に当てはまり、新馬戦でも函館2歳S2着のトリプルエースと僅差の内容だったのである程度のレベルはあると思われます。好調な新種牡馬キズナ産駒という血統もディープ産駒が少ない今年は魅力的。

 

その他

レシステンシアは前走稍重で勝ちタイムは1.22.9ですが、同日のオパールSが1.09.2かかっていることを考えると稍重にしてはかなり時計のかかる馬場だったので、振り返れば能力の高さは十分感じられる内容でした。今年はデータ的に磐石という馬がいないので一発の期待も。

ヤマカツマーメイドは使い詰めのキャリア5戦に前走500万のりんどう賞でタイム差無しの1着という点は割引きですが、勝ちタイム1.21.4はファンタジーSの例年の勝ちタイムと比べても遜色はありません。

マジックキャッスルは今年唯一のディープインパクト産駒という点はプラスですが、関東馬でやや馬格に欠けるのがマイナス要素。京王杯にも登録があるためこちらに出走してきたら当然有力候補です。

テキストのコピーはできません。