武蔵野S2019予想|過去10年の傾向とデータ分析

2019年11月9日(土)
武蔵野ステークス(GⅢ)
東京競馬場・ダート1600m

過去10年分のデータ分析と予想です。
※1週前予想なので回避馬が含まれる場合があります。

チャンピオンズCの前哨戦の1つですが、チャンピオンズCではJBC組が強いこともあり武蔵野S組の成績は今一つ。ダート1600mという条件はJRA唯一のため、昨年のサンライズノヴァ、クインズサターンのように東京実績、同コース実績のある馬に注目したいレースです。

武蔵野Sの傾向
  • 父母どちらかにミスプロ系を持つ馬が優勢
  • オープン特別組は前走4番人気&4着以内
  • 3番人気以内+偶数枠に入った馬が強い

それでは2019年武蔵野Sのデータ分析を行なっていきます。

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武蔵野S 登録馬

1番人気が予想されるのはダート転向後3連勝のエアアルマス。前走はみやこSの勝ち馬ヴェンジェンスに2馬身半差をつける完勝でした。

続くのはマイルCS南部杯で遂にGⅠ制覇となったサンライズノヴァ。東京経験の無いエアアルマスに対してこちらは昨年の優勝馬で東京適性は抜群。

以下中京記念の優勝馬で再びダートに戻ったグルーヴィット、東京では安定しているワンダーリーデル、ユニコーンS2着のデュープロセス、シリウスS1番人気のタイムフライヤーあたりが続きます。

武蔵野Sのコース分析

東京ダ1600mの特徴


スタート後約150mは芝コースとなっており、長く芝を走れる外枠が有利なコースです。スタート後400mは下り坂になっているため前半のペースが速くなりがちで、クラスが上がるほど差しや追い込みが届くようになります。

重賞ナビ

東京競馬場・ダート1600mの予想に役立つデータや特徴をピックアップ。人気・脚質・枠順・馬番・馬体重別の成績データや、東…

東京ダ1600m 種牡馬データ


大系統ではミスプロ系が頭一つ抜けた成績を残しています。2017年15番人気3着のアキトクレッセント、2016年8番人気1着のタガノトネールなど穴馬も多く回収値は抜群。

サンデー系ではゴールドアリュールが昨年サンライズノヴァで優勝、他系統ではシンボリクリスエス産駒が(0-3-1-4)ですが、うち3回はダノンカモン1頭。

エアアルマスの父マジェスティックウォリアーはフェブラリーS2着のベストウォーリアが代表産駒なので、エアアルマスも血統的には問題ないと思われます。

武蔵野S 種牡馬系統別データ

  • ミスタープロスペクター系【2-2-1-11】
  • エンドスウィープ系【2-0-1-6】
  • サンデーサイレンス系【1-2-2-41】
  • キングマンボ系【1-1-1-15】
  • ボールドルーラー系【1-1-1-12】

主な出走馬の血統分析

重賞ナビ

種牡馬ゴールドアリュールの予想に役立つデータや特徴をピックアップ。ゴールドアリュール産駒の得意な距離やコースを芝・ダート…

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種牡馬ロードカナロアの予想に役立つデータや特徴をピックアップ。ロードカナロア産駒の得意な距離やコースを芝・ダート別にまと…

東京ダ1600m 母父データ


母父もミスプロ系が強いレースで、9年連続で優勝馬は父か母父どちらかにミスプロ系の血統を持っています。

他で注目したいのはデピュティミニスター系。昨年のクインズサターン、一昨年のアキトクレッセントと2年連続で人気薄が好走していますが今年は該当馬無し。アードラーグルーヴィット、フェニックスマークはデピュティミニスターの血を持っています。

武蔵野S 母父別系統別データ

  • ミスタープロスペクター系【5-0-2-29】
  • サンデーサイレンス系【2-2-3-21】
  • キングマンボ系【1-1-0-2】
  • デピュティミニスター系【0-3-1-4】
  • テディ系【0-3-1-1】

武蔵野Sの傾向データ①

人気データ

人気 着度数 勝率 複勝率
1番人気 3-2-1-4 30.0% 60.0%
2番人気 1-1-1-7 10.0% 30.0%
3番人気 0-1-1-8 0.0% 20.0%
4-6番人気 4-3-2-21 13.3% 30.0%
7-9番人気 2-2-3-23 6.7% 23.3%
10-番人気 0-1-2-65 0.0% 4.4%

1番人気は前走1着で(3-1-1-2)、2着で(0-1-0-2)となっています。エアアルマス、サンライズノヴァはどちらも前走1着なので1番人気に推された方は抑え必須。

大穴はあまり期待できませんが2~8番人気くらいまでは複勝率もほぼ変わらないので中穴までは狙えます。

枠順データ

枠順 着度数 勝率 複勝率
1枠 0-2-1-16 0.0% 15.8%
2枠 3-2-2-12 15.8% 36.8%
3枠 2-0-1-17 10.0% 15.0%
4枠 0-1-3-16 0.0% 20.0%
5枠 0-1-1-18 0.0% 10.0%
6枠 3-1-1-15 15.0% 25.0%
7枠 1-1-1-17 5.0% 15.0%
8枠 1-2-0-17 5.0% 15.0%

スタート後に芝コースを約150m走るため外枠有利が定説ですが、武蔵野Sでは内の2枠の成績が良く昨年も2枠のワンツーでした。外枠というだけで人気しやすいこともあり、6~8枠は人気より着順を落としがちです。

馬番データ

  • 偶数枠【6-4-3-66】
  • 奇数枠【4-6-7-62】

過去10年では全ての馬番から3着以内馬が出ています。目立つのは4番(3-0-0-7)、3番(0-2-2-6)、11番(2-0-1-7)、13番(1-1-1-7)あたり。

3番人気以内

  • 偶数枠【4-2-2-9】
  • 奇数枠【0-2-1-10】

また3番人気以内に絞ると偶数枠の成績が良く、奇数枠はイマイチです。逆に人気薄は偶数枠より奇数枠の方が好成績。

脚質データ

脚質 着度数 勝率 複勝率
逃げ 2-0-0-8 20.0% 20.0%
先行 1-5-5-24 2.9% 31.4%
差し 4-4-2-57 6.0% 14.9%
追込 3-1-3-39 6.5% 15.2%

どちらかと言えば後方から速い上がりを使える馬が勝ちやすいレースですが、人気馬なら位置取りはそれほど気にしなくても大丈夫です。

前走上がり3F(前走中央のみ)

  • 1~2位【5-3-3-29】
  • 3~5位【0-2-1-30】
  • 6位以下【2-2-4-45】

前走東京コースで上がり2位以内が(4-3-3-18)とまずまず信頼できます。前走東京で上がり3位以下だと(1-2-3-36)。今年は前走東京だった全馬が上がり3位以下でした。

武蔵野Sの傾向データ②

馬齢データ

馬齢 着度数 勝率 複勝率
3歳 3-3-2-17 12.0% 32.0%
4歳 2-1-2-22 7.4% 18.5%
5歳 3-4-3-34 6.8% 22.7%
6歳 1-2-2-27 3.1% 15.6%
7歳- 1-0-1-28 3.3% 6.7%

当日5番人気以内なら3歳・5歳の成績が良く、6番人気以下になると3~7歳まであまり差はありません。

所属データ

所属 着度数 勝率 複勝率
美浦 2-0-1-37 5.0% 7.5%
栗東 8-10-9-91 6.8% 22.9%

関東馬はほぼ消し。優勝した2頭は3歳のノンコノユメ、イジゲンでどちらも当日2番人気以内。同コースを0.4秒差以上で勝った実績がありました。3着に入ったのはワイルドワンダー。同年の根岸S優勝、フェブラリーS3着の実績があるコース巧者でした。

騎手データ

  • 継続騎乗【3-3-6-39】
  • 乗り替わり【7-7-4-89】

乗り替わりが多いレースですが複勝率では継続騎乗組が上。6番人気以下だと乗り替わりが(4-3-2-67)に対して継続騎乗が(0-0-5-27)となります。騎手別では戸崎騎手(2-1-1-4)、ルメール騎手(2-0-1-2)、三浦騎手(1-3-0-3)がレース相性○。

生産者データ

  • ノーザンF【0-5-2-17】
  • 社台F【2-0-1-16】

ノーザンF生産馬はグルーヴィット、マジカルスペルの2頭。

馬体重データ

馬体重 着度数 勝率 複勝率
-459 1-0-1-7 11.1% 22.2%
460-479 1-1-0-26 3.6% 7.1%
480-499 3-2-2-37 6.8% 15.9%
500-519 2-3-4-31 5.0% 22.5%
520- 3-4-3-27 8.1% 27.0%

近年はノンコノユメやクインズサターンの好走例もありますが、やはり馬格がある馬が優勢です。

前走との馬体重差

  • +体重【5-4-5-59】
  • 増減無【1-1-3-24】
  • -体重【4-5-2-45】

武蔵野Sの前走データ

前走クラスデータ

前走クラス 着度数 勝率 複勝率
GⅠ 0-1-1-8 0.0% 20.0%
GⅡ 0-0-0-1 0.0% 0.0%
GⅢ 2-1-2-27 6.3% 15.6%
オープン 4-5-3-52 6.3% 18.8%
1600万 1-0-2-16 5.3% 15.8%
地方 3-3-2-24 9.4% 25.0%

前走ローテは幅広く相性が特別良いローテもありませんが、近年は前走地方組かオープン特別組が優勢です。

主な前走

  • ジャパンダートダービー【1-1-1-3】
  • ブラジルC【1-1-0-8】
  • シリウスS【1-1-0-5】
  • グリーンチャンネルC【1-0-3-10】

前走距離

  • 1200m【0-1-0-10】
  • 1400m【5-2-3-41】
  • 1600m【1-4-3-26】
  • 1700~1800m【0-0-3-28】
  • 1900~2000m【2-2-1-10】
  • 2100m【2-1-0-11】

前走場所

  • 東京【5-5-6-54】
  • 阪神【2-1-1-10】
  • 京都【0-1-0-13】
  • 地方【3-3-2-24】

前走人気データ

人気 着度数 勝率 複勝率
1番人気 5-3-2-16 19.2% 38.5%
2番人気 2-2-1-22 7.4% 18.5%
3番人気 3-1-1-16 14.3% 23.8%
4-5番人気 0-3-2-27 0.0% 18.2%
6-9番人気 0-1-3-23 0.0% 14.8%
10-番人気 0-0-1-35 0.0% 4.0%

過去10年の連対馬20頭中19頭が前走4番人気以内。昨年のクインズサターンが前走シリウスSで6番人気でした。前走下位人気から好走する馬はJRA重賞組が多いのが特徴。

前走オープン特別

  • 4番人気以内【4-5-2-26】
  • 5番人気以下【0-0-1-26】

前走オープン特別で5番人気以下はアードラー、カフジテイク、ストロングバローズ、ダノンフェイス、ダンツゴウユウ、フェニックスマーク、マジカルスペル、ミキノトランペットの8頭。

前走地方

  • 2番人気以内【3-1-1-6】
  • 3番人気以下【0-2-1-18】

サンライズノヴァは前走マイルCS南部杯で4番人気でした。今回は59kgも課題になりますが58kgだった昨年のオアシスS、欅Sはどちらも1番人気で2着に敗れています。

前走着順データ

着順 着度数 勝率 複勝率
1着 7-3-3-29 16.7% 31.0%
2着 0-2-1-13 0.0% 18.8%
3着 1-2-0-11 7.1% 21.4%
4-5着 1-1-3-22 3.7% 18.5%
6-9着 1-2-1-28 3.1% 12.5%
10-着 0-0-2-24 0.0% 7.7%

前走オープン特別は4着以内、地方は5着以内が目安になります。こちらも下位着順からの巻き返しはJRA重賞組が殆ど。

前走オープン特別

  • 4着以内【4-4-3-19】
  • 5着以下【0-1-0-33】

前走オープン特別で5着以下はコスモカナディアン、ストロングバローズ、ダンツゴウユウ、デュープロセス、フェニックスマーク、マジカルスペル、ミキノトランペットの7頭。

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武蔵野S 注目馬

エアアルマス

予想オッズではサンライズノヴァと競っていますが、斤量差が3kgあることから恐らくこちらが1番人気になると考えられます。前走1着の1番人気であれば過去10年のデータからは堅実で、初の東京ですが血統面でも母父にミスプロ系のエンパイアメーカーを持ち、ベストウォーリアと同じマジェスティックウォリアー産駒と十分にこなせるはず。

元々芝を使っていたので芝スタートも問題ないと思いますが、不安要素としては人気の4歳馬の成績がイマイチな点。ただ該当する馬が2011年以前に多く昨年は1番人気のサンライズノヴァが優勝しているので大丈夫かと。年内はこのレースで最後とのことなのでキッチリ仕上げてくると思われます。

 

ワンダーリーデル

6月のアハルテケSは重馬場の中1.34.8の時計で快勝。前走東京組で上がり上位だった馬がいないため今年の東京組はやや微妙ですが、その中で前走グリーンチャンネルCを2番人気3着。馬格があるのは好材料で前走は休み明けだった分、今回は一叩きされて状態も上向いてくるはず。

戸崎騎手がサンライズノヴァに騎乗するため今回は横山典騎手を予定していますが、6番人気以下だと乗り替わりの方が2着以内の確率が上がります。アハルテケSのように時計が出る馬場の方が成績が良く、その面では毎年時計が出やすいこのレースは合っていそうです。

 

サンライズノヴァ

前走はゴールドドリームやアルクトスを相手に非常に強い内容で初GⅠ制覇。昨年の覇者で東京実績は登録馬の中でも断トツです。人気馬は4歳より5歳の方が成績が良い点ではエアアルマスより好材料ですが、前走4番人気以下、また前走マイル組は2~3着が多いことなどが不安材料。

今年はグリーンチャンネルCなど前走東京組がデータ的にイマイチなので相対的に上の評価になりますが、58kgを背負った2戦はどちらも1番人気で2着に敗れており、今回は初の59kg。過去59kgを背負った馬はモーニン、ノンコノユメが1番人気で大敗しているのでここは抑えまでが無難。

 

その他

カフジテイクは1年8か月の休み明けとなったながつきSは59kgで5着、室町Sは57.5kgで4着。どちらもトップハンデですが人気以上に走っており、今回56kgで得意な東京コースに変わるのは魅力的。7歳馬は大きく割引きですが一昨年インカンテーションが勝った例もあり、この舞台では軽視できません。

スウィングビートは全4勝は全て東京ダート1600mというコース巧者でタールタン、テスタマッタと同じ父タピットで母父にミスプロ系を持つという点では魅力的ですが、関東馬の成績が振るわないレースで戦ってきた相手関係からはあまり強調できません。

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