JRA重賞のデータ分析や種牡馬/コース別データをまとめています。

クイーンS2019予想|過去10年の傾向とデータ分析

 
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毎週JRA重賞のデータ分析を行なっています。過去10年分の人気や枠順、馬体重や前走データなどを細かく分析。各競馬場のコースデータや種牡馬データもまとめています。
2019年7月28日(日)
クイーンステークス(GⅢ)
札幌競馬場・芝1800m

函館で行われた2013年を除く、過去10年分のデータ分析と予想です。
※1週前予想なので回避馬が含まれる場合があります。

昨年はディアドラ、一昨年はアエロリットと2年連続でGⅠ馬が優勝。フルゲート14頭と少なめに設定されているコースですが、2016年は3連単39万馬券が出るなど人気馬同士で決まることはそれほど多くありません。

クイーンSの傾向
  • 2枠、偶数枠の成績が良い
  • 母父サンデーサイレンスが強い
  • 前走1.0秒差以上負けていると割引き

それでは2019年クイーンSのデータ分析を行なっていきます。

クイーンS 登録馬

実績で頭1つ抜けているのが阪神牝馬S1着、秋華賞2着のミッキーチャーム。続くのはウラヌスチャームやフロンテアクイーン、ダノングレース、スカーレットカラーといった牝馬重賞好走組。

それ以外では連勝中のサトノガーネットや唯一の3歳馬で51kgが魅力のメイショウショウブあたりが上位人気予想です。

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クイーンSのコース分析

札幌芝1800mの特徴


スタンド前からのスタートで1コーナーまでの距離は200m弱と短く、先行争いは激しくなりますがコーナーに入るとペースは落ち着きます。コーナー4つの短い直線のため内枠からスムーズに位置を取れる先行馬が有利です。

札幌芝1800m 種牡馬データ


サンデー系は2~3着の割に1着が少ないのが特徴で、レース相性が良いのはディープインパクトやゼンノロブロイ産駒。全体的にはノーザンダンサー系の成績が優秀です。

コースデータからはアドマイヤムーン産駒の成績も目立ちますが、2015年のメイショウスザンナ、2016年のマコトブリジャールなどミスプロ系は穴で注意。

クイーンS 種牡馬系統別データ

  • サンデーサイレンス系【2-5-6-47】
  • グレイソヴリン系【2-0-0-5】
  • ミスタープロスペクター系【2-0-0-6】
  • デピュティミニスター系【1-2-0-7】
  • キングマンボ系【0-2-1-12】

主な出走馬の血統分析

札幌芝1800m 母父データ


サンデーサイレンスの血は母方に入った方が良く、母父サンデーサイレンスのみで(4-5-0-13)。近年はトニービンなどグレイソヴリン系も好相性です。

母父にサンデーサイレンスを持つのがサンティール、フロンテアクイーンの2頭です。

クイーンS 母父別系統別データ

  • サンデーサイレンス系【6-5-0-25】
  • グレイソヴリン系【1-1-2-8】
  • キングマンボ系【1-1-1-4】
  • ロベルト系【1-0-1-6】

クイーンSの傾向データ①

人気データ

人気着度数勝率複勝率
1番人気3-4-1-230.0%80.0%
2番人気4-0-1-540.0%50.0%
3番人気0-1-1-80.0%20.0%
4番人気0-1-2-70.0%30.0%
5番人気0-0-0-100.0%0.0%
6番人気0-2-2-60.0%40.0%
7-9番人気2-0-1-276.7%10.0%
10-番人気1-2-2-352.5%12.5%

1番人気の複勝率は80%、2番人気も4勝を挙げていますが3~5番人気が不振です。

単勝オッズ別データ

  • 4.9倍以下【6-5-2-5】

単勝オッズでは5倍を切っていると成績は安定しています。

枠順データ

枠順着度数勝率複勝率
1枠0-1-1-70.0%22.2%
2枠3-2-1-430.0%60.0%
3枠2-0-1-1312.5%18.8%
4枠0-1-3-140.0%22.2%
5枠1-3-2-125.6%33.3%
6枠1-0-2-165.3%15.8%
7枠2-1-0-1710.0%15.0%
8枠1-2-0-175.0%15.0%

1コーナーまでの距離が短く、2枠は人気馬が入りやすかったこともありますが、5年連続で馬券内に入っています。5番人気以内なら枠はどこからでも問題ありませんが、1枠と8枠は割引き。

馬番データ

  • 偶数枠【7-7-9-41】
  • 奇数枠【3-3-1-59】

人気馬、穴馬ともに偶数枠の成績が非常に良く、2番(3-2-1-4)、8番(1-2-2-5)、6番(0-1-3-6)あたりが好成績。

6番人気以下

  • 1~2枠【1-1-1-4】
  • 3~5枠【1-1-4-27】
  • 6~7枠【0-0-0-25】
  • 8枠【1-2-0-12】

6番人気以下は内寄りの方が成績が良く、6~7枠は不振。

脚質データ

脚質着度数勝率複勝率
逃げ2-0-0-820.0%20.0%
先行4-4-2-2710.8%27.0%
差し3-5-8-336.1%32.7%
追込1-1-0-322.9%5.9%

フルゲート14頭なので脚質による有利不利はそれほどありません。ペースも年によって全く異なるので展開予想はかなり難しいレースです。

クイーンSの傾向データ②

馬齢データ

馬齢着度数勝率複勝率
3歳4-1-1-1717.4%26.1%
4歳1-3-4-272.9%22.9%
5歳2-6-5-364.1%26.5%
6歳3-0-0-1814.3%14.3%
7歳0-0-0-20.0%0.0%

3歳52kg、4歳以上55kgと斤量差が大きいレースです。

また開催日が8/1以前の場合は3歳馬が51kgという規定になり、今年の3歳馬は51kgでの出走となります。ただ51kgを背負った馬は昨年のツヅミモン、リバティハイツなど人気を吸って飛ぶことが多めです。

キャリアデータ

  • 10戦以下【4-2-3-18】
  • 11~15戦【0-1-2-18】
  • 16~20戦【3-4-1-19】
  • 21戦以上【3-3-4-45】

所属データ

所属着度数勝率複勝率
美浦4-3-5-427.4%22.2%
栗東6-7-5-587.9%23.7%

関東馬、関西馬で差はありませんが5番人気以内に絞ると関東馬は(4-2-3-6)、関西馬は(3-4-2-26)と関東馬が圧倒的。逆に6番人気以下は関西馬の成績が良く関東馬は大きく割引きです。

関東馬で上位人気に推されそうなのはウラヌスチャーム、ダノングレース、フロンテアクイーンあたり。

騎手データ

  • 継続騎乗【5-6-4-34】
  • 乗り替わり【5-4-6-66】

生産者データ

  • ノーザンF【4-2-2-15】
  • 社台F【1-3-1-14】

ノーザンF生産馬はウラヌスチャーム、カレンシリエージョ、サンティール、シャンティローザ、ダノングレース、フィニフティの6頭です。

馬体重データ

馬体重着度数勝率複勝率
-4392-1-0-1015.3%23.1%
440-4590-1-3-250.0%13.8%
460-4795-6-3-458.5%23.7%
480-4993-0-4-1116.7%38.9%
500-0-2-0-90.0%18.2%

複勝率では480~499kgが高めですが、牝馬戦で小柄な馬の好走例もあるため参考程度に。

前走との馬体重差

  • +体重【4-3-5-44】
  • 増減無【0-4-0-14】
  • -体重【5-3-5-40】

クイーンSの前走データ

前走クラス

前走クラス着度数勝率複勝率
GⅠ5-5-3-2513.2%34.2%
GⅡ0-0-0-00.0%0.0%
GⅢ2-3-3-344.8%19.0%
オープン0-1-1-100.0%16.7%
1600万2-1-3-178.7%26.1%
1000万0-0-0-110.0%0.0%

ヴィクトリアマイルやオークスなど前走GⅠ組が中心。1600万組は近年は不振です。

主な前走

  • ヴィクトリアマイル【2-4-2-10】
  • オークス【2-1-1-10】
  • マーメイドS【1-2-2-22】
  • パールS【1-0-1-0】

前走距離

  • 1400m【0-0-1-3】
  • 1600m【3-4-3-17】
  • 1800m【4-2-1-26】
  • 2000m【1-3-4-36】
  • 2400m【2-1-1-10】

前走場所

  • 東京【5-5-4-22】
  • 阪神【1-2-3-28】
  • 函館【1-2-0-19】
  • 福島【1-0-0-11】

前走人気

人気着度数勝率複勝率
1番人気0-1-3-60.0%40.0%
2番人気2-2-1-914.3%35.7%
3番人気0-3-0-90.0%25.0%
4番人気2-0-2-718.2%36.4%
5番人気0-2-1-90.0%25.0%
6-9番人気0-1-1-270.0%6.9%
10-番人気5-1-2-3112.8%20.5%

前走5番人気以内が優勢で、下位人気だった馬の好走は重賞組が中心。

前走GⅢ

  • 4番人気以内【0-3-3-9】
  • 5番人気以下【2-0-0-25】

前走GⅢは4番人気以内だった馬の複勝率が高めです。5番人気以下から優勝したのは2016年マコトブリジャール(福島牝馬S15番人気1着)、2015年メイショウスザンナ(マーメイドS13番人気10着)。

前走GⅢで4番人気以内はウラヌスチャーム、ダノングレースの2頭です。

前走着順

着順着度数勝率複勝率
1着3-1-1-1912.5%20.8%
2着0-1-3-40.0%50.0%
3着1-1-1-611.1%33.3%
4着2-1-0-240.0%60.0%
5着1-0-0-712.5%12.5%
6-9着2-3-3-265.9%23.5%
10-着1-3-2-342.5%15.0%

前走着順はそれほど重要ではありませんが、クラス関係なく前走で1.0秒以上敗れていた馬は割引きです。

前走GⅠ

  • 5着以内【4-2-0-3】
  • 6~9着【1-1-2-6】
  • 10着以下【0-2-1-16】

前走マーメイドS

  • 5着以内【0-0-1-10】
  • 6着以下【1-2-1-12】

前走マーメイドS組は掲示板を外していた馬の方が成績が良く、カレンシリエージョ、サンティールが6着以下です。

前走タイム差(2着以下)

  • 0.9秒差以内【6-7-7-41】
  • 1.0秒差以上【0-2-2-37】

前走1.0秒差以上で敗れているのはウインシャトレーヌ、ウインファビラス、カレンシリエージョ、フロンテアクイーン、メイショウショウブの5頭。

クイーンS 注目馬



ミッキーチャーム

逃げタイプなので枠順・同型との兼ね合いには注意が必要です。休み明け+輸送の中山牝馬Sは大敗していますが、今回は滞在して調整しているのは好材料。まともに走れば能力は抜けています。

レース相性、コース相性の良いディープインパクトを父に持ち、2番人気以内もほぼ確実と思われます。他にも相性の良いヴィクトリアマイルからのローテ、キャリア10戦など買い要素が多め。不安点はやや馬格に欠ける点と4歳馬の優勝が過去10年で1回という点。

 

エイシンティンクル

近走は1400~1600mを中心に使われていましたが、前走都大路Sは逃げ粘り3着。3歳時は2000mを使われていたこともあり、スピードを活かせる開幕週の1800mなら守備範囲です。

こちらもディープ産駒ですが母父ストームキャットはコースデータから言えばミッキーチャームよりも上。馬格もあり、今回は同型のミッキーチャームや4歳馬に注目が集まりそうで適度に人気が無さそうなのも魅力的です。

 

フロンテアクイーン

昨年のこのレースの2着馬。ヴィクトリアマイルではさすがに離された15着でしたが、今年は6歳にして初重賞制覇。牝馬重賞では非常に堅実で、クイーンSは中山牝馬Sや福島牝馬Sの上位馬が好走しやすいレースでもあります。

血統面でもこのレースに強い母父サンデーサイレンスを持ち、480kg前後の馬格や人気になりそうな関東馬という点もプラス。ただ前走のタイム差が大きく2~3着付けが無難と思います。

 

その他

ウラヌスチャームは人気になりそうな関東馬という点など好走データにはそこそこ当てはまりますが、成績の悪いキャリア11~15戦、中山牝馬Sからの間隔、小回り適性など不安要素も多め。

穴っぽい所では北海道に強いカリビアンゴールド。成績にムラがあるタイプなので人気は無いと思われますが前走はサトノガーネットとハナ差2着。また夏場に強く枠次第では十分狙えます。

大穴ではサンティール。ハービンジャー×サンデーサイレンスという北海道向きの血統を持ち、条件戦で相手にしてきた馬も重賞級のメンツばかり。今年は母父サンデーが少ないので出走できれば一発あるかも。

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