阪神ジュベナイルフィリーズ予想|過去の傾向とデータ分析

G1
阪神ジュベナイルフィリーズ【GⅠ】
2021/12/12(日)
阪神競馬場・芝1600m

過去8年分の阪神JFのデータを軸に、過去の好走馬の血統傾向や今年の登録馬のコース相性などを踏まえて注目馬をピックアップしています。

2週前予想なので回避馬・除外馬が含まれる場合があり、また枠順や馬体重など記事公開時には予想に反映できない要素もありますのでご了承ください。

阪神JF 登録馬

登録馬

予想人気(2週前)

1番人気 ウォーターナビレラ
2番人気 ステルナティーア
3番人気 ベルクレスタ
4番人気 サークルオブライフ
5番人気 ナムラクレア

参考:netkeiba.com

予想オッズでは3連勝でファンタジーSを制したウォーターナビレラが1番人気。サウジアラビアRC2着のステルナティーア、アルテミスS1着のサークルオブライフ、2着のベルクレスタと重賞好走組が2~4番人気で続きます。

他では小倉2歳Sの優勝馬ナムラクレア、1勝クラスの赤松賞を快勝したナミュール、白菊賞を勝ったルージュラテール、クローバー賞を勝ったラブリイユアアイズなどが人気に推されています。

阪神JF コース&血統分析

阪神芝1600mの特徴

阪神芝1600mは外回りコースを使用。コーナーが内回りに比べてゆったりしているため直線で横一線になりやすく、直線の長さが474mと長く坂もあるため差しや追い込みが決まりやすいコースです。

速い上がりを使える馬が強いためディープインパクトなどのサンデーサイレンス系種牡馬が得意としています。

重賞ナビ

阪神競馬場・芝1600mの予想に役立つデータや特徴をピックアップ。人気・脚質・枠順・馬番・馬体重別の成績データや、阪神芝…

阪神JF 父系統別データ

  • ディープインパクト系【2-3-2-18】
  • ステイゴールド系【2-1-2-8】
  • サンデーサイレンス系【2-0-2-34】
  • デピュティミニスター系【1-0-1-2】
  • サドラーズウェルズ系【1-0-0-2】
  • キングカメハメハ系【0-2-0-6】

ディープインパクト産駒は(2-2-2-7)複勝率46.2%と相性が良く、他にはダイワメジャーやクロフネ、ハーツクライなどが好調です。キングカメハメハ系以外のミスプロ系やロベルト系は人気馬が少ない影響もありますがやや不振。

阪神JF 母父系統別データ

  • グレイソヴリン系【1-2-0-3】
  • ミスタープロスペクター系【1-1-1-14】
  • ダンジグ系(欧)【1-0-1-3】
  • サドラーズウェルズ系【1-0-0-3】
  • デピュティミニスター系【0-2-0-7】

母系はサンデー系が(0-1-1-24)、ロベルト系が(0-0-0-14)と苦戦。母父サンデー系で好走したのは2018年のビーチサンバ(父クロフネ)と2014年のレッツゴードンキ(父キングカメハメハ)でどちらも前走アルテミスSで2着でした。

阪神JF 傾向データ①

枠順データ

枠順着度数勝率複勝率
1枠2-0-0-1412.5%12.5%
2枠1-0-3-126.3%25.0%
3枠1-0-1-146.3%12.5%
4枠1-2-0-136.3%18.8%
5枠0-3-1-120.0%25.0%
6枠1-1-3-116.3%31.3%
8枠1-1-0-214.3%8.7%
8枠1-1-0-214.3%8.7%

真ん中から内寄りの成績が良く7~8枠はやや割引きで人気以上に好走することが多いのは2~5枠。ただし今年は10月からの連続開催。1週前の12/4からBコースに替わります。

2019年まではAコースでの開催、昨年は初めてBコースでの開催でしたが昨年の掲示板5頭の枠順は③④⑥⑧④と真ん中から外寄りが占めました。今年も同じ6回4日目の開催になるため、昨年のように真ん中~外有利の馬場になる可能性は十分あります。

馬番データ

  • 偶数馬番【6-2-5-58】
  • 奇数馬番【2-6-3-60】

馬番では11番が(1-1-3-3)複勝率62.5%、次いで4番が(1-0-3-4)複勝率50%。

当日3番人気以内

  • 1~2枠【2-0-1-4】
  • 3~6枠【2-5-2-0】
  • 7~8枠【1-1-0-6】

当日3番人気以内で見ると3~6枠に入ると複勝率100%。内外離れた枠だと信頼度は大きく下がります。

脚質データ

脚質着度数勝率複勝率
逃げ1-0-0-712.5%12.5%
先行3-1-0-289.4%12.5%
差し3-4-7-455.1%23.7%
追込1-3-1-382.3%11.6%

位置取りよりも速い上がりを使えることが重要なレースで、レースの上がり5位以内が(7-8-8-21)、6位以下が(2-0-0-97)と完全に上がり勝負。上がり6位以下で優勝した2頭はソダシ、メジャーエンブレムとどちらも当日1番人気でした。

前走4角位置(当日5番人気以内)

  • 4番手以内【7-2-4-7】
  • 5番手以下【1-4-2-13】

人気馬は前走4角好位だった馬の成績が良く、唯一前走4角5番手以下で優勝したのは2018年のダノンファンタジーで前走は1400mのファンタジーSでした。ウォーターナビレラ、ステルナティーア、ベルクレスタが予想オッズ上位の中では前走4角4番手以内。

また当日6番人気以下+前走4角3番手以内は(0-0-0-43)、4角4番手以下だと(0-2-2-55)。予想オッズからはナムラクレア、パーソナルハイ、キミワクイーン、ナムラリコリス、サク、エンタングルメント、ダークペイジ、シークルーズ、タナザウィングが前走4角3番手以内。

前走上がり3F

  • 1位【4-4-1-28】
  • 2~3位【2-3-4-33】
  • 4~5位【1-1-2-22】
  • 6位以下【1-0-1-33】

前走上がり1位馬は前走の距離が長いほど複勝率も上がります。1600~1800m組が中心で前走1400m以下で上がり1位だと(1-0-0-12)という成績。優勝したのは当日1番人気のダノンファンタジーのみです。

馬体重データ

馬体重着度数勝率複勝率
-4191-0-0-165.8%5.8%
420-4390-2-1-240.0%11.1%
440-4590-2-3-340.0%12.8%
460-4794-3-4-2710.5%28.9%
480-4993-1-0-1615.0%20.0%
500-0-0-0-10.0%0.0%

人気馬なら小柄でも複勝圏内としては問題ありませんが、当日4番人気以下+440kg未満は(1-0-0-40)。唯一優勝したのは2013年のレッドリヴェールで、ステイゴールド産駒は小柄な活躍馬が多いのが特徴でした。

近年は勝ち切るには馬格が必要ですが過去8年の1番人気馬は460~479kgが(3-1-0-0)、480~499kgが(1-0-0-3)と馬格がある1番人気馬にもまた注意。

前走との馬体重差

  • +体重【0-4-2-29】
  • 増減無【2-1-1-15】
  • -体重【6-3-5-74】

また前走からプラス体重の馬は勝ち切れず、プラス体重になる馬は1~4枠が(0-0-1-18)、5~8枠が(0-4-1-11)と外寄りの枠から2着に入ることが多いのが特徴です。

阪神JF 傾向データ②

人気データ

人気着度数勝率複勝率
1番人気4-1-0-350.0%62.5%
2番人気1-4-0-312.5%62.5%
3番人気0-1-3-40.0%50.0%
4-6番人気3-1-4-1612.5%33.3%
7-9番人気0-0-1-230.0%4.2%
10番人気-0-1-0-690.0%1.4%

古くは荒れることも多かったレースですが近年は人気馬が非常に堅実。当日7番人気以下で好走したのは2015年のウインファビュラスまで遡ります。

ただし上位人気馬に支持が集中しやすく、昨年のユーバーレーベンは単勝30.0倍、一昨年のマルターズディオサは単勝43.7倍で好走しているのでオッズは離れていてもまずは6番人気以内で線引きするのが無難です。

所属データ

所属着度数勝率複勝率
美浦3-3-4-356.7%22.2%
栗東5-5-4-835.2%14.4%

阪神でのレースですが関東馬も互角以上に走っています。また5番人気以下は関東馬が(1-2-2-32)、関西馬が(1-0-0-72)と人気薄で好走しているのは関東馬が多いのが特徴。

関西馬は単勝オッズ15倍以上で(0-0-0-66)となります。

キャリアデータ

キャリア着度数勝率複勝率
1戦0-0-0-90.0%0.0%
2戦4-4-4-2710.3%30.8%
3戦4-3-4-378.3%22.9%
4戦0-1-0-250.0%3.8%
5戦-0-0-0-200.0%0.0%

好走馬はほぼキャリア2~3戦で、キャリア4戦で2着に入ったのは2015年のウインファビュラス。キャリア2戦馬はノーザンF生産馬だと(2-4-1-2)。4着以下に敗れたのはリアアメリア、インフィナイトとどちらも8枠に入った馬。

ステルナティーア、ナミュールがキャリア2戦のノーザンF生産馬です。

騎手データ

  • 継続騎乗【6-5-5-51】
  • 乗り替わり【2-3-3-67】

乗り替わり組は前走重賞だと(2-2-3-27)、オープン特別以下だと(0-1-0-39)。

生産者データ

  • ノーザンF【5-5-1-20】
  • 社台F【2-0-0-13】
  • 下河辺牧場【1-0-2-1】

ノーザンF生産馬は当日4番人気以内で(5-5-1-6)、5番人気以下は(0-0-0-14)と人気馬のみ。また優勝した5頭全てが前走アルテミスSかファンタジーSでした。上に挙げたステルナティーア、ナミュールに加えベルクレスタ、ルージュラテールがノーザンF生産馬。

阪神JF 前走データ

前走クラスデータ

クラス着度数勝率複勝率
重賞6-4-6-588.1%21.6%
オープン1-1-0-108.3%16.7%
1勝1-3-2-342.5%15.0%
未勝利0-0-0-80.0%0.0%
新馬0-0-0-90.0%0.0%

過去8年では新馬・未勝利組の3着以内はありません。アルテミスS組が最も馬券に絡んでいますが、ファンタジーS優勝馬は2018~2019年のダノンファンタジー、レシステンシアが優勝、昨年のメイケイエールが4着と近年は好調です。

主な前走

  • アルテミスS【3-3-3-15】
  • ファンタジーS【2-0-1-26】
  • アイビーS【1-1-0-0】
  • 札幌2歳S【1-0-0-1】
  • サフラン賞【0-2-0-0】

前走距離

  • 1200m【0-0-0-10】
  • 1400m【3-0-3-53】
  • 1600m【3-7-5-48】
  • 1800m【2-1-0-6】
  • 2000m【0-0-0-1】

前走場所

  • 東京【5-4-7-36】
  • 中山【0-2-0-3】
  • 京都【2-1-1-56】
  • 阪神【0-0-0-8】
  • 中京【0-0-0-2】
  • 札幌【0-0-0-1】
  • 函館【1-0-0-1】
  • 福島【0-0-0-3】
  • 新潟【0-0-0-5】
  • 小倉【0-0-0-1】

前走人気データ

人気着度数勝率複勝率
1番人気4-5-3-2411.1%33.3%
2番人気3-0-1-1615.0%20.0%
3番人気0-1-0-120.0%7.7%
4番人気0-1-2-170.0%15.0%
5番人気0-1-1-130.0%13.3%
6-9番人気1-0-1-243.8%7.7%
10番人気-0-0-0-120.0%0.0%

優勝馬は前走で2番人気以内に推されていた馬が多く、唯一前走下位人気で優勝したのは2019年のレシステンシア。前走はファンタジーSで6番人気1着でした。また前走5番人気以下で好走した4頭はいずれも重賞での連対実績がありました。

前走1勝クラス

  • 1番人気【1-2-1-8】
  • 2番人気以下【0-1-1-26】

シンシアウィッシュが前走1勝クラスで1番人気。

前走アルテミスS

  • 2番人気以内【3-2-0-3】
  • 3番人気以下【0-1-3-12】

ベルクレスタが前走2番人気、サークルオブライフは前走7番人気でした。

前走着順データ

着順着度数勝率複勝率
1着7-6-3-5410.0%22.9%
2着1-1-3-164.8%23.8%
3着0-0-1-50.0%16.7%
4着0-0-0-90.0%0.0%
5着0-1-0-70.0%12.5%
6-9着0-0-1-170.0%5.6%
10着-0-0-0-100.0%0.0%

前走がオープン特別以下だった馬は1着必須。前走2着以下で好走しているのは全て重賞組です。

また重賞を0.3秒差で勝っていると(2-1-0-0)。敗れている場合はタイム差が小さいほど巻き返せる可能性も上がります。

前走タイム差(重賞・2着以下)

  • タイム差無し【1-1-1-1】
  • 0.1~0.2秒差【0-0-3-11】
  • 0.3秒差以上【0-1-1-33】

前走で0.1秒差以上負けていて好走している5頭はいずれも重賞での連対経験がありました。

阪神JF データまとめ

買いデータ

ディープインパクト産駒
当日3番人気以内+3~6枠
当日5番人気以内+前走4角4番手以内
当日4番人気以内のノーザンF生産馬
前走2番人気以内+1着

消しデータ

母父サンデー系、ロベルト系
当日4番人気以下+440kg未満
当日プラス体重(2~3着まで)
単勝7番人気以下、単勝オッズ15倍以上の関西馬
前走オープン特別以下+乗り替わり
新馬・未勝利組
前走オープン特別以下で2着以下

阪神JF 予想

2週前の登録時点での予想です
◎サークルオブライフ
○ウォーターナビレラ
▲ベルクレスタ
△ナミュール
△ステルナティーア
△ラブリイユアアイズ

サークルオブライフは母父サンデー系ですがアルテミスS1着、牝馬のコース複勝率が抜群のエピファネイア産駒なのでそれほど気にならず、サドラーズウェルズ持ちなど血統表も魅力的。前走4角後方だったのがデータ的には惜しい部分ですが、馬格がありデムーロ騎手の継続騎乗想定など、大きく嫌う理由はありません。

ウォーターナビレラは470kg前後の馬体で当日1番人気なら好走率の高いデータに該当。上位人気にサンデー系が少ないので相対的に人気を集めそうですが、シルバーステート産駒は現状マイルや外回りの成績が極端に悪いのが気になる点。この馬自身マイル勝ちの実績はありますが前走以上のパフォーマンスが出せるかは疑問。

ベルクレスタはノーザンF生産馬でローテや内容からは特に割り引く要素はありません。ただしドゥラメンテ産駒はクラスが上がると多頭数で勝ち切れず、オープンクラスで12頭立て以上だと(1-2-0-44)。優勝したのも菊花賞を逃げ切ったタイトルホルダーのみなので脚質的にも頭では厳しいか。

ナミュールの赤松賞の勝ち時計は歴代最速。アカイトリノムスメやマウレアを輩出している出世レースで能力的にはここでも期待できます。ただし現時点で騎手未定であることや馬格に欠ける点など好走データの該当数では重賞組には劣ります。

ステルナティーアは持ち時計はありませんがノーザンF生産馬でキャリア2戦と複勝率の高いデータにも該当。こちらも現時点では騎手未定ですが重賞組なので乗り替わりでも問題ありません。ただしナミュール同様馬格に欠けるので2~3着までか。

最後にデータ的にはやや足りませんが関東馬のラブリイユアアイズ。クローバー賞ではカワキタレブリーやキングエルメス相手に強い勝ち方でした。デビュー以来馬体を減らしているので人気を考慮すると440kg台に乗れば。

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