京成杯オータムハンデキャップ予想|過去の傾向とデータ分析

G3
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京成杯オータムハンデキャップ【GⅢ】
2022/9/11(日)
中山競馬場・芝1600m

過去8年分の京成杯AHのデータを軸に、過去の好走馬の血統傾向や今年の登録馬のコース相性などを踏まえて注目馬をピックアップしています。(新潟で行われた2014年は除きます)

1週前予想なので回避馬・除外馬が含まれる場合があり、また枠順や馬体重など記事公開時には予想に反映できない要素もありますのでご了承ください。

京成杯AH 登録馬

登録馬

予想人気(1週前)

1番人気 ダーリントンホール
2番人気 ファルコニア
3番人気 ミスニューヨーク
4番人気 ベレヌス
5番人気 クリノプレミアム

参考:netkeiba.com

予想オッズではダービー卿CT、エプソムCで3着だったダーリントンホール、マイラーズC、中京記念で3着だったファルコニアと春の重賞で好走した2頭が人気を集めています。3番人気には同コースのターコイズS勝ちの実績があるミスニューヨークが推されています。

4番人気以下は中京記念で初重賞制覇となったベレヌス、春に中山牝馬Sを勝ったクリノプレミアム、関屋記念では12番人気ながら2着に好走したシュリなどが続きます。

京成杯AH コース&血統分析

中山芝1600mの特徴


中山芝1600mは外回りコースを使用。1200m同様直線部分が少ないため内枠が有利なコースで、序盤は緩やかな下り坂が続くためペースも速くなりがちです。

最後の直線は310mと短く、残り180mから70mにかけては中山名物の急坂が待ち構えています。急坂を上るパワーや小回り適性・持続力が必要なコースですが、路盤改修やエアレーション作業の影響で9月開催などは高速馬場になりやすい傾向があります。

重賞ナビ

中山競馬場・芝1600mの予想に役立つデータや特徴をピックアップ。人気・脚質・枠順・馬番・馬体重別の成績データや、中山芝…

京成杯AH 父系統別データ

  • サンデーサイレンス系【3-0-1-27】
  • キングカメハメハ系【2-0-1-9】
  • ディープインパクト系【1-7-1-15】
  • ハーツクライ系【1-0-1-3】
  • サドラーズウェルズ系【0-0-3-2】

ディープインパクト産駒は(1-7-1-11)と2着数が圧倒的に多く、前走マイルが(0-6-1-6)。昨年12番人気のコントラチェック、2017年11番人気2着のガリバルディなど穴馬も多く、人気問わず抑えておきたいです。

今年はファルコニアのみがディープ産駒。孫世代だとコムストックロード、シャーレイポピー、ダディーズビビッド、ミッキーブリランテが該当します。

またノーザンダンサー系は過去8年では(0-0-4-17)と3着止まりで好走した4頭はいずれも欧州型。ダーリントンホールが該当します。

京成杯AH 母父系統別データ

  • ボールドルーラー系【2-0-0-4】
  • ハーツクライ系【2-0-0-0】
  • ロベルト系【1-0-0-4】
  • ニジンスキー系【0-2-0-4】
  • ミスタープロスペクター系【0-1-3-8】

欧州型ノーザンダンサー系は(2-4-1-16)と複勝率が高く、ミスプロ系は昨年のグレナディアガーズなど人気には推されますが勝ち切れません。またハーツクライ系を除くサンデーサイレンス系は(0-0-3-20)と3着止まり。

京成杯AH 傾向データ①

枠順データ

枠順着度数勝率複勝率
1枠1-0-3-97.7%30.8%
2枠0-2-1-120.0%20.0%
3枠1-0-1-146.3%12.5%
4枠0-1-0-150.0%6.3%
5枠4-2-0-926.7%40.0%
6枠2-1-1-1212.5%25.0%
7枠0-0-2-140.0%12.5%
8枠0-2-0-140.0%12.5%

当日5番人気以内+5~6枠は(5-2-0-7)複勝率50%。それ以外は内外どちらからも好走馬は出ていますが、人気薄を連で狙うなら真ん中から内寄り。

馬番データ

  • 偶数馬番【7-4-3-46】
  • 奇数馬番【1-4-5-53】

偶数馬番の勝率が高く、10番が(4-0-0-3)、2番が(1-0-3-3)。

6番人気以下

  • 1~5枠【1-4-2-35】
  • 6~8枠【1-0-3-37】

脚質データ

脚質着度数勝率複勝率
逃げ1-2-0-710.0%30.0%
先行2-2-4-246.3%25.0%
差し4-2-4-339.3%23.3%
追込1-2-0-352.6%7.9%

淡々と11秒台のラップを刻む息の入らない流れになることが多く、性別で見ると牝馬は逃げ・先行馬優勢、牡馬は差し・追い込みの勝率が高く先行馬は3着が多いのが特徴です。

前走4角位置(牡馬・セン馬)

  • 4番手以内【1-0-5-24】
  • 5番手以下【4-3-3-55】

前走先行していた牡馬は3着止まりが多く、唯一優勝したのは2018年1番人気のミッキーグローリー。インテンスライト、シュリ、ファルコニア、ベレヌス、ルフトシュトロームが前走4角4番手以内。

前走上がり3F(当日5番人気以内)

  • 3位以内【4-3-1-8】
  • 4位以下【2-1-2-18】

当日5番人気以内+前走上がり4位以下で好走した5頭はいずれもマイル重賞勝ちの実績がありました。今年は前走上がり3位以内はダディーズビビッドのみ。マイル重賞勝ちの実績があるのはミスニューヨーク、ルフトシュトロームの2頭です。

馬体重データ

馬体重着度数勝率複勝率
-4391-1-0-320.0%40.0%
440-4591-4-0-106.7%33.3%
460-4792-1-3-246.7%20.0%
480-4991-1-1-283.2%9.7%
500-5192-1-3-198.0%24.0%
520-1-0-1-155.9%11.8%

スマイルカナ、ディメンシオンなど近年は小柄な牝馬の好走が多いのが特徴ですが、一方で最も頭数が多い480~499kgが不振。

前走との馬体重差

  • +体重【3-2-0-39】
  • 増減無【3-2-3-16】
  • -体重【2-4-5-44】

牡馬・セン馬は±0kg以上で(5-1-3-44)、-2kg以下で(0-2-5-35)。また関西馬は+2kg以上で(0-0-0-17)、±0kg以下で(3-5-5-26)と前走から馬体増になる馬は割引き。

京成杯AH 傾向データ②

人気データ

人気着度数勝率複勝率
1番人気3-0-1-437.5%50.0%
2番人気0-1-2-50.0%37.5%
3番人気1-2-0-512.5%37.5%
4-6番人気2-2-1-198.3%20.8%
7-9番人気1-0-2-214.2%12.5%
10番人気-1-3-2-452.0%11.8%

当日3番人気以内は関東馬が(4-1-1-7)、関西馬が(0-2-2-7)と関西馬は不振。

また近年当日7番人気以下で好走した馬は前走から同斤量か斤量増になる馬。斤量減で好走した人気薄は2015年のフラアンジェリコまで遡ります。

所属データ

所属着度数勝率複勝率
美浦5-3-3-567.5%16.4%
栗東3-5-5-435.4%23.2%

直近では5年連続で関西馬が2頭以上馬券に絡んでいます。また関東馬は昨年のコントラチェック、一昨年のスマイルカナ、2018年のミッキーグローリーと近年好走しているのはディープ産駒。

馬齢データ

馬齢着度数勝率複勝率
3歳1-1-3-116.3%31.3%
4歳2-0-2-189.1%18.2%
5歳4-4-2-3010.0%25.0%
6歳0-3-1-290.0%12.1%
7歳-1-0-0-118.3%8.3%

直近4年では5歳以下が(4-4-3-30)、6歳以上が(0-0-1-21)と若い馬優勢。

キャリアデータ(当日5番人気以内)

  • 15戦以下【4-2-3-12】
  • 16戦以上【2-2-0-15】

キャリア16戦以上で好走した4頭はいずれも前走がマイル重賞で3着以内。予想オッズ上位ではダーリントンホールがキャリア15戦以内。

騎手データ

  • 継続騎乗【2-1-7-39】
  • 乗り替わり【6-7-1-60】

特に関西馬は乗り替わりが(3-5-0-27)、継続騎乗が(0-0-5-16)と偏っており5年連続で継続騎乗の関西馬が3着に入っています。1週前の想定時点からはシュリ、ベレヌス、ミスニューヨークが継続騎乗想定の関西馬。

生産者データ

  • ノーザンF【3-1-5-23】
  • 社台F【3-3-0-13】

昨年は1~3着馬がノーザンF生産馬、2019~2020年は社台F生産のトロワゼトワルが連覇。また当日10番人気以下で連対した3頭もどちらかの生産馬でした。

斤量データ

斤量着度数勝率複勝率
-52.02-1-0-525.0%37.5%
53.01-2-1-135.9%23.5%
54.00-1-1-170.0%10.5%
55.0-55.53-1-2-2011.5%23.1%
56.0-56.52-0-3-217.7%19.2%
57.0-57.50-2-0-200.0%9.1%
58.0-0-1-1-30.0%40.0%

過去8年の優勝馬はいずれも斤量56kg以下。斤量減になる馬が多いレースですが、斤量減+5~6枠は(5-1-1-10)と好走馬が固まっています。

また斤量57kg以上で好走したのはガリバルディ、エキストラエンド、ダノンプラチナ、ダノンシャークと4頭全てディープインパクト産駒でした。

前走との斤量差

  • +斤量【1-2-3-13】
  • 増減無【2-3-3-32】
  • -斤量【5-3-2-54】

京成杯AH 前走データ

前走クラスデータ

クラス着度数勝率複勝率
GⅠ1-2-2-116.3%31.3%
GⅡ0-0-0-20.0%0.0%
GⅢ4-5-5-545.9%20.6%
リステッド0-1-1-80.0%20.0%
オープン0-0-0-170.0%0.0%
3勝3-0-0-537.5%37.5%

1着馬は前走GⅠから3勝クラス、距離も1400~2400mまで幅広いのが特徴ですが、2~3着馬はほぼ前走マイル組。

主な前走

  • 中京記念【2-0-2-8】
  • 関屋記念【1-3-2-36】
  • 日本ダービー【1-0-0-0】
  • 豊明S【1-0-0-0】
  • 七夕賞【1-0-0-0】
  • 阿武隈S【1-0-0-0】

前走距離

  • 1200m【0-1-0-4】
  • 1400m【2-0-1-16】
  • 1600m【2-7-7-61】
  • 1800m【2-0-0-13】
  • 2000m【1-0-0-1】
  • 2400m【1-0-0-0】

前走場所

  • 東京【1-2-4-20】
  • 中山【0-1-0-2】
  • 阪神【0-1-0-4】
  • 中京【2-0-2-8】
  • 札幌【0-1-0-1】
  • 福島【2-0-0-6】
  • 新潟【2-3-2-47】
  • 小倉【1-0-0-3】

前走人気データ

人気着度数勝率複勝率
1番人気2-0-1-622.2%33.3%
2番人気2-1-1-915.4%30.8%
3番人気0-0-1-70.0%12.5%
4番人気0-0-0-90.0%0.0%
5番人気0-2-3-50.0%50.0%
6-9番人気4-3-1-369.1%18.2%
10番人気-0-2-1-270.0%10.0%

前走がオープン特別以下、または1400m以下だった馬は3番人気以内が目安。前走5番人気以下で好走しているのはほぼ重賞組です。

前走1400m以下

  • 3番人気以内【2-0-1-6】
  • 4番人気以下【0-1-0-14】

ダディーズビビッド、ミッキーブリランテ、ルークズネストが前走1400m以下で4番人気以下。

前走オープン特別以下

  • 3番人気以内【3-1-1-11】
  • 4番人気以下【0-0-0-20】

上の3頭に加えインテンスライト、ルフトシュトロームが前走オープン特別以下で4番人気以下。

前走GⅢ(1600m)

  • 1~4番人気【1-0-1-10】
  • 5~9番人気【1-4-3-20】
  • 10番人気以下【0-0-1-16】

前走1600mのGⅢ、特に関屋記念組は前走5~9番人気だった馬の2着が多いのが特徴です。今年は中京記念が小倉芝1800mで行われていることもあり、前走GⅢのマイルだったのは関屋記念12番人気2着のシュリのみ。

前走着順データ

着順着度数勝率複勝率
1着3-1-0-1317.6%23.5%
2着3-1-1-823.1%38.5%
3着0-1-3-60.0%40.0%
4着0-1-1-110.0%15.4%
5着0-0-0-60.0%0.0%
6-9着0-3-1-230.0%14.8%
10着-2-1-2-325.4%13.5%

前走1着で好走した4頭はいずれも前走オープン特別以下。重賞組は前走2~4着だった馬の複勝率が高いものの、下位からの巻き返しもよく見られます。

前走オープン特別以下

  • 1着【3-1-0-10】
  • 2着以下【0-0-1-21】

唯一前走2着以下で好走したのは2020年のボンセルヴィーソ。同年のダービー卿CT2着などの実績がありました。今年は前走オープン特別以下だった馬はいずれも2着以下。

前走GⅢ(1600m)

  • 1~4着【2-2-4-17】
  • 5~9着【0-2-1-10】
  • 10着以下【0-0-0-19】

また前走で負けている場合は0.5秒以内が目安になります。

京成杯AH データまとめ

買いデータ

ディープインパクト産駒(2着狙い)
母父欧州型ノーザンダンサー系
当日5番人気以内+5~6枠(特に馬番10番)
当日5番人気以内+キャリア15戦以内(5歳以下)
斤量減+5~6枠

消しデータ

前走4角4番手以内の牡馬(3着まで)
馬体重480~499kg
馬体重+2kg以上の関西馬
当日7番人気以下+斤量減になる馬
前走オープン特別で4番人気+2着以下
前走1600mのGⅢで10番人気+10着以下

京成杯AH 予想

1週前の登録時点での予想です
◎ダーリントンホール
○ファルコニア
▲ミスニューヨーク
△ベレヌス
△シャーレイポピー
△ミッキーブリランテ

ダーリントンホールは人気が予想される5歳の関東馬でキャリア15戦以内、差しタイプの牡馬とレース傾向には合っておりダービー卿CT3着とコース実績もあります。今回乗り替わりになる点も好材料ですが、父サドラーズウェルズ系が3着までが多いのが不安要素。

ファルコニアは2着が多いもののレース相性抜群のディープ産駒。こちらも乗り替わり想定なので十分連で狙えます。人気の関西馬など若干勝ち切れない要素もありますが大きな減点は無し。この2頭は3着続きなので賞金確保という点から見てもキッチリ仕上げてくるのではないかと思われます。

ミスニューヨークは前走中京記念で2桁馬番が上位を占める中、唯一1枠2番から4着に健闘。最後挟まれる形での不利もあり、ターコイズS勝ちのある中山マイル替わりで改めて期待。ただ継続騎乗想定の関西馬、母父サンデー系などデータ的には3着に該当する項目が多め。

ベレヌスも継続騎乗想定の関西馬、前走4角好位だった牡馬と1~2着よりも3着候補に該当するデータが多め。

他では昨年の紫苑S4着など過去のレースからは開幕週の中山は条件が合いそうなシャーレイポピー、東風Sでは58kgを背負い2着の実績があり、今年唯一の母父欧州型ノーザンダンサー系のミッキーブリランテ

テキストのコピーはできません。