ダービー卿チャレンジトロフィー予想|過去の傾向とデータ分析

G3
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ダービー卿チャレンジトロフィー【GⅢ】
2023/4/1(土)
中山競馬場・芝1600m

過去8年分のダービー卿CTのデータを軸に、過去の好走馬の血統傾向や今年の登録馬のコース相性などを踏まえて注目馬をピックアップしています。

1週前予想なので回避馬・除外馬が含まれる場合があり、また枠順や馬体重など記事公開時には予想に反映できない要素もありますのでご了承ください。

ダービー卿CT 登録馬

登録馬

予想人気(1週前)

1番人気 ジャスティンカフェ
2番人気 レッドモンレーヴ
3番人気 マテンロウオリオン
4番人気 ウイングレイテスト
5番人気 ゾンニッヒ

参考:netkeiba.com

予想オッズでは昨年のマイルCS6着でルメール騎手へ乗り替わり想定となるジャスティンカフェが1番人気。2番人気は節分Sを勝ちオープン入りを果たしたレッドモンレーヴ、3番人気は昨年のNHKマイルC2着のマテンロウオリオンが推されています。

4番人気以下は中山ではニューイヤーS勝ちやニュージーランドTでの好走実績があるウイングレイテスト、若潮S・東風Sと好走し中山では安定感のあるゾンニッヒ、ターコイズS連覇のミスニューヨークなどが続きます。

ダービー卿CT コース&血統分析

中山芝1600mの特徴

中山芝1600mは外回りコースを使用。1200m同様直線部分が少ないため内枠が有利なコースで、序盤は緩やかな下り坂が続くためペースも速くなりがちです。

最後の直線は310mで残り200mからは急坂が待ち構えています。パワーや小回り適性が必要なコースですが、路盤改修やエアレーション作業の影響で9月開催などは高速馬場になりやすい傾向があります。

重賞ナビ

中山競馬場・芝1600mの予想に役立つデータや特徴をピックアップ。人気・脚質・枠順・馬番・馬体重別の成績データや、中山芝…

父系統別データ

  • キングカメハメハ系【2-1-1-7】
  • ダンジグ系(欧)【2-0-0-3】
  • サンデーサイレンス系【1-2-1-26】
  • ディープインパクト系【1-1-1-18】
  • ハーツクライ系【1-1-1-4】

レース相性が良いのはキングカメハメハ産駒とハーツクライ産駒。欧州型ノーザンダンサー系はフィアーノロマーノやダーリントンホールなど大型馬の成績が良いのが特徴です。

その他ではディープインパクト産駒は人気馬優勢、ダイワメジャーは穴でも狙えます。キングマンボ系を除くミスプロ系やデピュティミニスター系など米国型の父は人気薄が多かったものの不振。

母父系統別データ

  • ダンジグ系(欧)【2-4-0-6】
  • サンデーサイレンス系【1-2-1-23】
  • ストームキャット系【1-1-1-3】
  • ロベルト系【1-0-2-3】
  • マッチェム系【1-0-0-2】

近年はダンジグ系(欧)≒デインヒル系を母父に持つ馬が抜群の成績。今年はピースオブエイトミッキーブリランテが該当します。ストームキャット系やロベルト系も複勝率は優秀です。相性が悪いのはミスプロ系で(0-0-1-21)。

ダービー卿CT 傾向データ①

枠順データ

枠順着度数勝率複勝率
1枠1-1-1-136.3%18.8%
2枠3-1-1-1118.8%31.3%
3枠0-2-2-120.0%25.0%
4枠0-0-1-150.0%6.3%
5枠4-1-1-1025.0%37.5%
6枠0-2-0-140.0%12.5%
7枠0-1-1-140.0%12.5%
8枠0-0-1-140.0%6.7%

過去8年の優勝馬は馬番が10番より内と真ん中から内寄り優勢。5枠+当日5番人気以内だと(4-1-1-0)複勝率100%です。

また6枠以降で好走している馬はダンジグ系など父か母父が欧州型のノーザンダンサー系、またはハーツクライ産駒と血統的に強調できる馬でした。

馬番データ

  • 偶数馬番【4-2-6-51】
  • 奇数馬番【4-6-2-52】

馬番では3番、9番が(2-1-0-5)、10番が(2-0-1-5)。

当日6番人気以下

  • 1~3枠【1-3-1-22】
  • 4~8枠【0-0-2-58】

人気薄を連で狙うなら内寄り。また当日6番人気以下は偶数馬番が(0-0-1-39)、奇数馬番が(1-3-2-41)。

4歳馬

  • 1~4枠【1-0-0-13】
  • 5~6枠【2-2-0-4】
  • 7~8枠【0-0-0-3】

5歳以上は枠順データ通り真ん中から内寄りが好成績ですが、4歳馬は5~6枠の成績が良く内枠は不振。近年ではスマイルカナ、ルフトシュトローム、リフレイムなどが内枠で人気を集めましたが大敗しています。

脚質データ

脚質着度数勝率複勝率
逃げ0-0-0-80.0%0.0%
先行2-3-0-246.9%17.2%
差し4-3-7-358.2%28.6%
追込2-2-1-364.9%12.2%

外回りで下り坂が続くコースなので緩みない流れになります。差し馬が届きやすく直近2年の1~2着馬は1角10番手以下でした。また先行して好走した馬はフィアーノロマーノやキャンベルジュニアなど540kg前後の大型馬が多いのが特徴。

前走4角位置

  • 4番手以内【2-4-3-42】
  • 5番手以下【6-4-4-61】

複勝率はほぼ変わりませんが優勝馬は前走4角5番手以下が多いのが特徴。前走4角4番手以内で好走しているのは父欧州型ノーザンダンサー系かキングカメハメハ、ダイワメジャー産駒。

前走上がり3F

  • 1~3位【4-3-3-21】
  • 4~5位【2-0-0-12】
  • 6位以下【2-5-4-68】

当日5番人気以内+前走上がり3位以内は(4-3-3-7)複勝率58.8%。予想オッズ上位ではジャスティンカフェ、ゾンニッヒ、ミスニューヨーク、レッドモンレーヴあたりが前走上がり3位以内。

逆に当日6番人気以下は前走上がり5位以内が(1-0-0-21)、6位以下が(0-3-3-58)。

馬体重データ

馬体重着度数勝率複勝率
-4391-0-0-420.0%20.0%
440-4590-0-1-80.0%11.1%
460-4791-0-0-204.8%4.8%
480-4991-5-2-312.6%20.5%
500-5191-1-2-283.1%12.5%
520-4-2-3-1219.0%42.9%

480kg未満で優勝したのは牝馬のマジックタイムとテルツェット。牡馬は480kg未満が(0-0-1-29)で馬格に連れて成績が上がります。

前走との馬体重差

  • +体重【4-4-2-24】
  • 増減無【0-1-1-15】
  • -体重【4-3-5-64】

当日6番人気以下は馬体重が±0kg以下だと(0-0-3-63)と3着止まり、プラス体重だと(1-3-0-17)で昨年1~2着のタイムトゥヘヴン、フォルコメン、2020年2着のボンセルヴィーソと大穴が連対しています。

ダービー卿CT 傾向データ②

人気データ

人気着度数勝率複勝率
1番人気1-1-1-512.5%37.5%
2番人気1-0-2-512.5%37.5%
3番人気1-1-0-612.5%25.0%
4-6番人気4-4-2-1416.7%41.7%
7-9番人気0-0-3-210.0%12.5%
10番人気-1-2-0-521.8%5.5%

当日3番人気以内は前走が重賞だと(0-1-0-9)、オープン特別か3勝クラスだと(3-1-2-7)と重賞組は信頼度が低め。4~5番人気馬は(4-3-2-7)と成績が良く前走クラスは不問。単勝オッズだと5.0~14.9倍が(6-5-3-27)。

所属データ

所属着度数勝率複勝率
美浦5-6-5-537.2%23.2%
栗東3-2-3-505.2%13.8%

関東・関西は人気で見てもほぼ差はありません。

馬齢データ

馬齢着度数勝率複勝率
4歳3-2-0-2012.0%20.0%
5歳4-2-7-2012.1%39.4%
6歳0-4-0-300.0%11.8%
7歳-1-0-1-332.9%5.7%

2020年は8歳馬クルーガーが優勝しましたが、若い馬の成績が良く6歳以上は相手まで。当日5番人気以内だと5歳馬が(4-2-4-4)複勝率70%台と堅実です。有力馬ではジャスティンカフェ、ゾンニッヒが5歳馬。

騎手データ

  • 継続騎乗【2-3-5-41】
  • 乗り替わり【6-5-3-62】

複勝率は変わりませんが関西騎手は人気馬優勢、穴馬を狙うなら関東騎手です。

生産者データ

  • ノーザンF【5-2-3-17】
  • 社台F【0-2-1-13】

ノーザンF生産馬は1~2番人気が(0-0-2-4)、3~5番人気が(5-2-1-2)、6番人気以下は(0-0-0-11)。また5歳馬が(3-1-3-3)です。

アナザーリリック、インダストリア、サブライムアンセム、ピースオブエイト、フラーズダルム、ベレヌス、ミッキーブリランテ、レッドモンレーヴがノーザンF生産馬。

斤量データ

斤量着度数勝率複勝率
-53.02-0-0-528.6%28.6%
54.00-2-1-180.0%14.3%
55.0-55.54-3-2-1611.1%36.0%
56.0-56.51-2-3-352.4%14.6%
57.0-57.51-0-2-253.6%10.7%
58.0-0-1-0-40.0%20.0%

昨年までのデータでは55kgの成績が良く、ハンデの重い馬は勝ち切れません。また前走から斤量増になる馬の成績が悪いのも特徴です。

前走との斤量差

  • +斤量【0-1-0-19】
  • 増減無【2-4-5-32】
  • -斤量【6-3-3-52】

ダービー卿CT 前走データ

前走クラスデータ

クラス着度数勝率複勝率
GⅠ0-0-0-10.0%0.0%
GⅡ0-2-0-120.0%14.3%
GⅢ2-2-3-453.8%13.5%
リステッド1-2-2-194.2%20.8%
オープン1-1-2-184.5%18.2%
3勝4-1-0-733.3%41.7%

ハンデ戦ということもあり3勝クラス組の優勝も多く、前走クラスは不問。東風S組は昨年11番人気1着のタイムトゥヘヴン、2年連続好走のボンセルヴィーソなど人気薄でも狙えます。

主な前走

  • 東京新聞杯【1-1-2-14】
  • 東風S【2-2-2-22】
  • 京都牝馬S【1-0-0-3】
  • 節分S【1-0-0-1】
  • 武庫川S【1-0-0-0】
  • 洛陽S【0-1-1-1】

前走距離

  • 1200m【0-0-0-4】
  • 1400m【2-1-0-19】
  • 1600m【5-6-6-56】
  • 1800m【1-1-1-17】
  • 2000m【0-0-1-5】
  • 2200m【0-0-0-2】

前走場所

  • 東京【2-1-2-18】
  • 中山【3-5-3-40】
  • 京都【1-0-0-10】
  • 阪神【2-2-1-19】
  • 中京【0-0-0-5】
  • 小倉【0-0-1-9】

前走人気データ

人気着度数勝率複勝率
1番人気2-2-1-1013.3%33.3%
2番人気2-0-1-916.7%25.0%
3番人気2-2-0-718.2%36.4%
4番人気0-0-1-90.0%10.0%
5番人気0-2-0-90.0%18.2%
6-9番人気1-0-2-322.9%8.6%
10番人気-1-2-2-273.1%15.6%

前走下位人気からの巻き返しは重賞組に多く、3勝クラス組は前走2番人気以内・オープン特別組は前走3番人気以内が目安。

前走3勝クラス

  • 2番人気以内【4-1-0-4】
  • 3番人気以下【0-0-0-3】

レッドモンレーヴが前走3勝クラスで2番人気以内。

前走オープン特別

  • 3番人気以内【2-2-1-13】
  • 4番人気以下【0-1-3-24】

前走4番人気以下で好走した4頭はいずれも前走で4着以内に入っていました。前走3番人気以内はゾンニッヒ、ピースオブエイト。4番人気以下で4着以内だったのはスカーフェイス、フラーズダルム

4歳馬

  • 3番人気以内【3-2-0-9】
  • 4番人気以下【0-0-0-11】

ピースオブエイト、レッドモンレーヴが前走3番人気以内の4歳馬。

前走着順データ

着順着度数勝率複勝率
1着4-2-0-1717.4%26.1%
2着1-1-3-69.1%45.5%
3着1-0-1-612.5%25.0%
4着0-1-0-60.0%14.3%
5着1-0-0-420.0%20.0%
6-9着0-2-1-260.0%10.3%
10着-1-2-3-372.3%14.0%

3勝クラス組は前走1着馬しか出走していません。下位からの巻き返しは重賞組が多く、前走敗れている場合もタイム差が小さいほど複勝率は上がります。

前走オープン特別

  • 4着以内【1-2-4-15】
  • 5着以下【1-1-0-22】

前走5着以下から巻き返したボンセルヴィーソ、タイムトゥヘヴンは前走で3番人気以内、また2頭とも3歳時にニュージーランドTで3着以内に好走しているコース実績がありました。

前走4着以内はスカーフェイス、ゾンニッヒ、フラーズダルム。5着以下で中山マイル重賞の実績がある馬はミッキーブリランテ

今回斤量減

  • 2着以内【5-1-2-14】
  • 3着以下【1-2-1-38】

今年から斤量ルールは変わりますが、昨年までは斤量減+前走3着以下だった馬は不振。

巻き返した4頭はいずれも前走10着以下に大敗していますが、上に挙げたタイムトゥヘヴン、ボンセルヴィーソに加えキャンベルジュニア(前年ダービー卿CT2着)、ストーミーシー(ニュージーランドT2着)と4頭全てが中山マイル重賞の好走実績がありました。

前走タイム差(2着以下)

  • 0.2秒差以内【3-1-3-11】
  • 0.3~0.9秒差【1-4-4-43】
  • 1.0秒差以上【0-1-1-31】

前走1秒以上負けているのはサブライムアンセム、ソロフレーズ、トーラスジェミニ、ベレヌス、ミッキーブリランテ

ダービー卿CT データまとめ

買いデータ

父欧州型ノーザンダンサー系(特に馬格がある馬)、母父デインヒル系
当日5番人気以内+5枠
当日5番人気以内+前走上がり3位以内
馬体重520kg以上
当日5番人気以内の5歳馬(NF生産馬は3~5番人気が○)

消しデータ

母父ミスプロ系
当日6番人気以下+4~8枠
4歳馬+1~4枠
480kg未満の牡馬・セン馬
前走オープン特別で4番人気+5着以下
今回斤量減+前走3着以下(中山マイル重賞での実績馬を除く)

ダービー卿CT 予想

1週前の登録時点での予想です
◎レッドモンレーヴ
○タイムトゥヘヴン
▲マテンロウオリオン
△ジャスティンカフェ
△ミスニューヨーク
△インダストリア

レッドモンレーヴは前走節分Sで2番人気1着、上がり3位以内と前走内容はクリア。データ的に過去好走した4歳馬や3勝クラス組に近い部分が多く、馬格があるのもレース傾向に合っています。ロードカナロア×母父サンデー系もタイムトゥヘヴンが優勝、ダイアトニックが4着と実績○。4歳馬なので5枠以降に入った方が狙いやすいです。

タイムトゥヘヴンは昨年11番人気で優勝、ニュージーランドTで2着とこの時期の中山マイル実績は豊富。前走は初の1200mで度外視でき、それ以前は左回りを使われていますがある程度人気前後くらいには走れており、実績のある中山マイルに戻り見直しは可能。複勝率の高い5歳馬なので昨年に引き続き期待できます。

マテンロウオリオンはニュージーランドT好走実績がありメンバーが揃った東京新聞杯でも悪くない内容。関西馬ですがダイワメジャー産駒だけに中山・東京の方が合いそうです。馬格も合格ラインですがレッドモンレーヴと同じく4歳馬なので外寄りの枠の方が買いやすいです。

ジャスティンカフェは当日人気が予想される5歳馬、速い時計を差して好走した経験は強調できますが、マテンロウオリオン同様母父ミスプロ系が不安要素になり、またこちらは中山実績が無い分少し評価が下がります。

他ではミスニューヨークは前走下位の6歳馬なので2~3着候補ですがターコイズS連覇などコース実績があるので拾うことはでき、デムーロ騎手もこのコースだと極端な競馬の方が持ち味が生きるので抑え。

インダストリアは中山マイル好走実績を持ち馬格も成長し500kg台。繰り返しになりますが今年の東京新聞杯は斤量ルール変更の影響もありメンバーレベルやレースの質が高く、例年以上に評価できるのではないかと思います。

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