武蔵野ステークス予想|過去の傾向とデータ分析

G3
武蔵野ステークス【GⅢ】
2021/11/13(土)
東京競馬場・ダート1600m

過去8年分の武蔵野Sのデータを軸に、過去の好走馬の血統傾向や今年の登録馬のコース相性などを踏まえて注目馬をピックアップしています。

1週前予想なので回避馬・除外馬が含まれる場合があり、また枠順や馬体重など記事公開時には予想に反映できない要素もありますのでご了承ください。

武蔵野S 登録馬

登録馬

予想人気(1週前)

1番人気 ソリストサンダー
2番人気 タガノビューティー
3番人気 エアスピネル
4番人気 スマッシャー
5番人気 ワンダーリーデル

参考:netkeiba.com

フルゲート16頭に対して23頭の登録となりましたが、予想オッズではマイルCS南部杯3着のソリストサンダーが1番人気に推されています。2番人気には春にオアシスS、欅Sと連勝しているタガノビューティー、3番人気にはフェブラリーS2着のエアスピネルと続きます。

以下今年のユニコーンSを勝ったスマッシャー、フェブラリーS3着のワンダーリーデル、マイルCS南部杯5着のワイドファラオ、シリウスS3着のブルベアイリーデあたりが人気を集めています。

武蔵野S コース&血統分析

東京ダート1600mの特徴

東京ダート1600mはJRA唯一のダートマイルコースですが、スタート後約150mは芝コースで長く芝を走れる外枠が有利なコースです。スタート後400mは下り坂になっているため前半のペースが速くなりがちで、クラスが上がるほど差しや追い込みが届くようになります。

重賞ナビ

東京競馬場・ダート1600mの予想に役立つデータや特徴をピックアップ。人気・脚質・枠順・馬番・馬体重別の成績データや、東…

武蔵野S 父系統別データ

  • サンデーサイレンス系【2-1-2-27】
  • キングカメハメハ系【1-1-2-15】
  • ストームキャット系【1-1-1-7】
  • ミスタープロスペクター系【1-1-1-6】
  • ダンジグ系(米)【1-1-0-2】

良馬場だとキングカメハメハ系やストームキャット系、ダンジグ系(米)の成績が良く、稍重以上になるとミスプロ系が成績を伸ばしています。

またダンジグ系(米)は昨年11番人気2着のソリストサンダー、ストームキャット系は2019年9番人気1着のワンダーリーデル、ミスプロ系は2016年8番人気1着のタガノトネールなど穴馬の好走も目立ちます。

武蔵野S 母父系統別データ

  • ミスタープロスペクター系【4-0-2-30】
  • サンデーサイレンス系【2-3-2-19】
  • ロベルト系【1-1-0-9】
  • キングカメハメハ系【1-1-0-1】
  • デピュティミニスター系【0-2-1-2】

ミスプロ系は母父としても好調ですが、2017年6番人気1着のインカンテーションなど人気馬よりは中穴の好走が多いのが特徴。

ノーザンダンサー系ではデピュティミニスター系は相性抜群ですがそれ以外は全滅。ナスルーラ系も過去8年では3着止まりです。

武蔵野S 傾向データ①

枠順データ

枠順着度数勝率複勝率
1枠0-1-0-140.0%6.7%
2枠1-2-2-106.7%33.3%
3枠2-0-0-1412.5%12.5%
4枠1-1-3-116.3%31.3%
5枠0-2-1-130.0%18.8%
6枠3-1-0-1218.8%25.0%
7枠1-0-1-146.3%12.5%
8枠0-1-1-140.0%12.5%

芝スタートなのでコースデータからは外枠有利ですが、武蔵野Sでは外の7~8枠の成績はイマイチです。当日5番人気以内は1~4枠だと(3-3-1-12)、5~8枠は(1-1-1-18)と内寄りの方が信頼できます。

また下に書いたように当日3番人気以内は偶数馬番○、4番人気以下は奇数馬番○となります。

馬番データ(当日3番人気以内)

  • 偶数馬番【4-1-1-6】
  • 奇数馬番【0-2-1-9】

馬番データ(当日4番人気以下)

  • 偶数馬番【0-1-0-50】
  • 奇数馬番【4-4-6-37】

唯一偶数馬番で2着に入ったのは昨年のソリストサンダー。

脚質データ

脚質着度数勝率複勝率
逃げ1-0-0-712.5%12.5%
先行1-3-4-193.7%29.6%
差し2-4-2-463.7%14.8%
追込4-1-2-3010.8%18.9%

レースの上がり5位以内が(8-8-7-21)、6位以下が(0-0-1-81)と完全に末脚勝負。

前走上がり3F(前走東京)

  • 1位【3-1-2-9】
  • 2~5位【1-1-1-15】
  • 6位以下【0-0-1-19】

タガノビューティー、ワンダーリーデルが前走東京で上がり1位。スマッシャーが上がり6位以下です。

馬体重データ

馬体重着度数勝率複勝率
-4390-0-0-10.0%0.0%
440-4591-0-0-516.7%16.7%
460-4791-2-0-165.3%15.8%
480-4991-3-3-352.4%16.7%
500-5191-2-3-194.0%24.0%
520-4-1-2-2612.1%21.2%

500kg以上になると複勝率が一段階上がります。また良馬場の方が馬格がある馬の成績が良く、稍重以上では馬格による差はそれほどありません。

前走との馬体重差

  • +体重【5-3-4-42】
  • 増減無【1-2-2-15】
  • -体重【2-3-2-45】

武蔵野S 傾向データ②

人気データ

人気着度数勝率複勝率
1番人気2-1-1-425.0%50.0%
2番人気1-1-1-512.5%37.5%
3番人気1-1-0-612.5%25.0%
4-6番人気1-1-1-214.2%12.5%
7-9番人気3-3-2-1612.5%33.3%
10番人気-0-1-3-500.0%7.4%

1番人気馬は前走が東京だと(2-1-1-1)、それ以外は(0-0-0-3)。人気馬の信頼度は高くなく、回収値を含めると6~9番人気馬が狙い目です。

所属データ

所属着度数勝率複勝率
美浦1-0-0-342.9%2.9%
栗東7-8-8-687.7%25.3%

関東馬で唯一優勝したのは2015年のノンコノユメ。その前に好走したのも2012年のイジゲンでどちらも当日2番人気の3歳馬でした。近年は人気に推される関東馬は少なめですが、関東馬は大きく割引きです。

ウインドジャマー、ダイワキャグニー、ニシノデイジー、レピアーウィットが関東馬。

馬齢データ

馬齢着度数勝率複勝率
3歳1-2-2-116.3%31.3%
4歳1-1-1-165.3%15.8%
5歳2-4-2-325.0%20.0%
6歳3-1-2-1812.5%25.0%
7歳-1-0-1-253.7%7.4%

関東馬を除くと3~6歳まで複勝率はそれほど変わりません。

騎手データ

  • 継続騎乗【3-1-3-33】
  • 乗り替わり【5-7-5-69】

乗り替わりが多いレースですが複勝率は変わりません。レース相性の良い騎手はルメール騎手、戸崎騎手、三浦騎手。

生産者データ

  • 社台F【2-0-3-11】
  • ノーザンF【0-2-0-16】

社台F生産馬は昨年8番人気3着のエアスピネル、2019年13番人気3着のダノンフェイスと大穴も期待できます。エアスピネル、ダイワキャグニーが社台F生産馬。

斤量データ

斤量着度数勝率複勝率
-55.00-1-1-80.0%20.0%
56.05-5-6-715.7%18.4%
57.01-2-0-165.3%15.8%
58.02-0-1-428.6%42.9%
59.00-0-0-30.0%0.0%

昨年のサンライズノヴァは58kgで優勝しましたが、59kgは昨年のモズアスコット、2019年のサンライズノヴァ、2016年のモーニンの3頭が当日3番人気以内に推されていましたが全て4着以下に敗れています。

前走との斤量差

  • +斤量【3-1-2-29】
  • 増減無【2-5-5-41】
  • -斤量【3-2-1-32】

武蔵野S 前走データ

前走クラスデータ

クラス着度数勝率複勝率
GⅠ0-0-0-40.0%0.0%
GⅢ0-2-1-220.0%12.0%
リステッド1-1-1-98.3%25.0%
オープン3-2-3-416.1%16.3%
3勝0-0-1-110.0%8.3%
地方4-3-2-1516.7%37.5%

グリーンチャンネルCなど東京のオープン特別か地方組が中心です。特に昨年のソリストサンダー、一昨年のワンダーリーデル、ダノンフェイスと前走がリステッドだった馬が穴をあけています。

主な前走

  • グリーンチャンネルC【2-0-3-16】
  • マイルCS南部杯【1-2-0-8】
  • ジャパンダートダービー【1-1-1-0】
  • ブラジルC【1-1-0-6】
  • シリウスS【0-2-0-5】

前走距離

  • 1200m【0-0-0-7】
  • 1400m【4-0-4-31】
  • 1600m【1-3-1-20】
  • 1700m【0-1-1-12】
  • 1800m【0-0-1-16】
  • 1900m【0-0-0-2】
  • 2000m【1-3-1-5】
  • 2100m【2-1-0-8】

前走場所

  • 東京【4-2-4-43】
  • 中山【0-0-0-9】
  • 京都【0-0-0-7】
  • 阪神【0-2-1-5】
  • 中京【0-0-0-6】
  • 札幌【0-0-1-6】
  • 函館【0-0-0-3】
  • 福島【0-1-0-2】
  • 新潟【0-0-0-5】
  • 地方【4-3-2-15】

前走東京で好走した10頭はいずれも東京ダートの3勝クラス以上を勝った実績がありました。

前走人気データ

人気着度数勝率複勝率
1番人気4-3-1-1616.7%33.3%
2番人気3-1-1-1415.8%26.3%
3番人気1-1-2-79.1%36.4%
4番人気0-2-2-120.0%25.0%
5番人気0-0-0-70.0%0.0%
6-9番人気0-1-2-260.0%10.3%
10番人気-0-0-0-200.0%0.0%

前走4番人気以内の成績が良く、前走6番人気以下で好走した3頭は3勝クラス以上の東京ダートでの勝ち鞍がありました。

前走東京ダート

  • 3番人気以内【4-2-1-13】
  • 4番人気以下【0-0-3-30】

前走4番人気以下で好走した3頭はいずれもグリーンチャンネルCで4着以内。コパノマーキュリー、ワンダーリーデルが前走東京ダートで4番人気以下。

前走1700m以上

  • 3番人気以内【3-4-3-16】
  • 4番人気以下【0-1-0-28】

前走ダートではオメガレインボー、サンライズソア、リアンヴェリテが前走4番人気以下。

前走着順データ

着順着度数勝率複勝率
1着5-1-2-2515.2%24.2%
2着0-1-1-110.0%15.4%
3着2-3-0-815.4%38.5%
4着1-0-2-107.7%23.1%
5着0-1-2-50.0%37.5%
6-9着0-2-1-220.0%12.0%
10着-0-0-0-210.0%0.0%

前走人気ほどの偏りはありませんが前走上位人気馬が優勢です。また前走5着以下から巻き返した6頭全てが前走1600m以上だったので、前走1400m以下で5着だった馬は割引き。

前走1400m以下

  • 4着以内【4-0-4-18】
  • 5着以下【0-0-0-20】

アディラート、スマッシャー、トップウイナー、ワンダーリーデルが前走1400m以下で5着以下。

前走東京

  • 4着以内【4-2-4-21】
  • 5着以下【0-0-0-22】

前走東京と1400m以下は被る場合が大半ですが、5着以下だった馬は消し。

前走オープン特別

  • 4着以内【4-3-4-20】
  • 5着以下【0-0-0-30】

アディラート、スマッシャー、ワンダーリーデルが前走オープン特別で5着以下。

武蔵野S データまとめ

買いデータ

当日5番人気以内+1~4枠
当日3番人気以内+偶数馬番
前走東京で3番人気以内+4着以内
前走オープン特別または1400m以下で4着以内

消しデータ

当日4番人気以下+偶数馬番
前走東京で上がり6位以下
関東馬
前走1700m以上で4番人気以下
前走東京+東京ダート3勝クラス以上での勝利実績無し

武蔵野S 予想

1週前の登録時点での予想です
◎タガノビューティー
○ソリストサンダー
▲エアスピネル
△ブルベアイリーデ
△ワイドファラオ
△ワンダーリーデル

タガノビューティーは昨年のユニコーンS以降は東京ダート1400~1600mで(4-2-0-0)。前走欅Sでは上がり1位での1着、510kg前後の馬体、コース成績の良いヘニーヒューズ産駒と買い要素は豊富です。前走から5か月半間隔が空く点は気になりますが、状態が整っていれば十分勝ち負けになります。

ソリストサンダーは昨年11番人気で2着。以降もマイルCS南部杯やかしわ記念など左回りでは安定しています。ローテとしても問題無く、6歳馬の複勝率も高めであることやレース相性の良い戸崎騎手など好走データに該当する項目は多め。ただし当日1番人気の場合は前走地方であることが割引きになります。

エアスピネルは8歳馬ですがダート転向後はフェブラリーS2着、武蔵野S3着とこのコースでは結果を残しています。父キングカメハメハ系なので良馬場の方が買いやすく、年齢からやや軸にはしづらいものの相手としては筆頭。

他では昨年のオアシスS勝ちなど東京でも一定の実績があり距離短縮ローテとなるブルベアイリーデ、ヘニーヒューズ産駒でユニコーンS勝ちの実績を持つワイドファラオ

最後にワンダーリーデルは前走内容が割引きですが、そもそも前走は59kgを背負っており過去のコース実績を考えると切りづらい存在。あとは枠順(馬番)での偏りが大きいレースなのでそれ次第で。

テキストのコピーはできません。