オークス予想|過去の傾向とデータ分析

G1
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オークス(優駿牝馬)【GⅠ】
2022/5/22(日)
東京競馬場・芝2400m

過去8年分のオークスのデータを軸に、過去の好走馬の血統傾向や今年の登録馬のコース適性などを踏まえて注目馬をピックアップしています。

2週前予想なので回避馬・除外馬が含まれる場合があり、また枠順や馬体重など記事公開時には予想に反映できない要素もありますのでご了承ください。

オークス 登録馬

登録馬

予想人気(2週前)

1番人気 サークルオブライフ
2番人気 アートハウス
3番人気 スターズオンアース
4番人気 ウォーターナビレラ
5番人気 ナミュール

参考:netkeiba.com

予想オッズでは昨年の阪神JF優勝馬で桜花賞では2番人気4着だったサークルオブライフが1番人気。2番人気には忘れな草賞を3馬身差で快勝したアートハウス、3番人気には桜花賞を7番人気で制したスターズオンアースが推されています。

4番人気以下は桜花賞2着のウォーターナビレラ、桜花賞で1番人気だったナミュール、フローラSを制したエリカヴィータ、桜花賞7着のベルクレスタなどが続きます。

オークス コース&血統分析

東京芝2400mの特徴

東京芝2400mはダービーやジャパンCなど日本を代表するGⅠが行われる舞台。直線の坂を上りきった地点からスタートし、前半1000mは平坦~下り坂となっています。

スピード、スタミナ、底力など総合力が問われるコースでレースレベルが上がるほど人気馬が好走しやすい特徴があります。

重賞ナビ

東京競馬場・芝2400mの予想に役立つデータや特徴をピックアップ。人気・脚質・枠順・馬番・馬体重別の成績データや、東京芝…

オークス 父系統別データ

  • ディープインパクト系【3-3-3-32】
  • キングカメハメハ系【1-2-0-13】
  • ロベルト系【1-1-0-6】
  • ステイゴールド系【1-0-2-9】
  • ハーツクライ系【1-0-1-15】

全体的にサンデー系が強く、過去8年では非サンデー系で優勝した2頭は当日1番人気。

ディープインパクト産駒が(3-3-3-26)で当日5番人気以内だと(3-2-1-8)。また母父ノーザンダンサー系が(3-2-0-9)、他系統だと(0-1-2-17)と母系に偏りがあります。

近年はゴールドシップ産駒が好調で昨年のユーバーレーベン、一昨年のウインマイティーが好走。

オークス 母父系統別データ

  • ヌレイエフ系【2-0-0-1】
  • キングカメハメハ系【1-2-0-6】
  • サンデーサイレンス系【1-1-0-18】
  • ストームキャット系【1-1-0-7】
  • デピュティミニスター系【0-2-2-6】

当日5番人気以内+母父ノーザンダンサー系は(4-3-2-7)。特にヌレイエフ系やデピュティミニスター系など米国型ノーザンダンサー系の好走馬が多めです。母父サンデー系で好走した2頭は当日2番人気以内。

また2018~2019年やジェンティルドンナが勝った2012年のような時計の速い決着になると、ヌレイエフ、ダンジグ、デピュティミニスター、ストームキャットを持つ馬の好走が目立ちます。

オークス 傾向データ①

枠順データ

枠順着度数勝率複勝率
1枠1-2-2-116.3%31.3%
2枠2-0-0-1214.3%14.3%
3枠0-0-1-150.0%6.3%
4枠0-1-2-130.0%18.8%
5枠3-2-0-1118.8%31.3%
6枠0-0-0-160.0%0.0%
7枠2-2-1-198.3%20.8%
8枠0-1-2-210.0%12.5%

枠ごとにやや数字のバラつきはありますが、当日5番人気以内だと5枠(3-1-0-1)、7枠(2-2-1-3)、1枠(1-1-2-3)あたりが好成績。

馬番データ

  • 偶数馬番【3-4-5-59】
  • 奇数馬番【5-4-3-59】

前走での枠順データ

  • 1~4枠【1-4-6-57】
  • 5~8枠【7-4-2-61】

出走馬の大半は桜花賞かフローラSからですが、前走時に外寄りの枠だった馬の勝率が高いのが特徴。桜花賞で1~4枠だった馬は(0-2-3-21)、2着に入ったのはルージュバック、アカイトリノムスメといずれも当日2番人気以内でした。

脚質データ

脚質着度数勝率複勝率
逃げ0-0-0-80.0%0.0%
先行1-4-1-233.4%20.7%
差し5-2-7-517.7%21.5%
追込2-2-0-365.0%10.0%

桜花賞組が多いことからテンはやや速くなりがちで、近年は1000mが1分を切るくらいの流れになります。そこから道中一旦息が入り最後の上がり勝負という年が多いのが特徴。基本的には折り合いをつけての末脚勝負です。

前走4角位置

  • 4番手以内【1-1-3-47】
  • 5番手以下【7-7-5-71】

前走4角4番手以内+3着以下は(0-0-1-18)で唯一3着に入ったのは前走皐月賞だったバウンスシャッセ。

また前走4角4番手以内で好走した5頭中前走が桜花賞だったのは2018年のラッキーライラックのみ。他の4頭は別ローテ・またいずれも前走1800m以上でした。

前走上がり3F

  • 1位【4-3-2-16】
  • 2~3位【3-2-3-22】
  • 4~5位【1-3-0-26】
  • 6位以下【0-0-3-54】

前走桜花賞で上がり3位以内だと(4-2-2-9)。サークルオブライフ、ピンハイ、スターズオンアース、ベルクレスタ、プレサージュリフトが該当します。

前走上がり下位でも好走しているのは桜花賞組に多く、前走フローラSで上がり3位以下は(0-0-0-26)。今年のフローラS組で上がり2位以内だったのはルージュエヴァイユのみ。

馬体重データ

馬体重着度数勝率複勝率
-4392-0-2-355.1%10.3%
440-4592-3-1-404.3%13.0%
460-4794-4-3-2511.1%30.6%
480-4990-1-1-100.0%16.7%
500-0-0-1-80.0%11.1%

成績が良いのは460~479kg。当日4番人気以下だと460kg未満が(0-1-2-71)、460kg以上が(0-3-2-39)と馬格がある馬がやや優勢です。460kg未満で好走した3頭はフローラS組が2頭、矢車賞組が1頭といずれも前走2000m以上。

前走との馬体重差

  • +体重【4-3-4-49】
  • 増減無【3-1-1-17】
  • -体重【1-4-3-52】

オークス 傾向データ②

人気データ

人気着度数勝率複勝率
1番人気5-2-0-162.5%87.5%
2番人気1-2-3-212.5%75.0%
3番人気2-0-1-525.0%37.5%
4-6番人気0-2-2-200.0%16.7%
7-9番人気0-1-0-230.0%4.2%
10番人気-0-1-2-670.0%4.3%

1~2番人気馬は堅実で昨年のソダシはクロフネ産駒という血統、一昨年のデゼルはキャリア2戦と不安要素がありました。単勝オッズ4.9倍以内は(5-4-3-1)

また桜花賞組で当日7番人気以下は(0-0-0-33)。昨年のハギノピリナ、2020年のウインマイティー、2019年のカレンブーケドールと10番人気以下が3年連続で好走していますが、いずれも別路線組です。

所属データ

所属着度数勝率複勝率
美浦4-5-2-516.5%17.7%
栗東4-3-6-675.0%16.3%

関東・関西で差はありませんが、当日3番人気以内に絞ると関東馬が(4-3-1-1)、関西馬が(4-1-3-7)と関東馬が安定しています。有力馬ではサークルオブライフ、スターズオンアースが関東馬。

キャリアデータ

キャリア着度数勝率複勝率
2戦0-0-0-40.0%0.0%
3戦2-0-1-720.0%30.0%
4戦3-3-2-239.7%25.8%
5戦2-5-3-245.9%29.4%
6戦1-0-2-283.2%9.7%
7戦-0-0-0-320.0%0.0%

キャリア3~5戦に好走馬が集中しており、キャリア6戦で好走した3頭はいずれも前走が2000m。桜花賞組はキャリア5戦以内が(5-4-4-24)、キャリア6戦以上が(0-0-0-25)。

騎手データ

  • 継続騎乗【8-5-6-73】
  • 乗り替わり【0-3-2-45】

乗り替わりは勝ち切れず、2000年以降で見ても乗り替わりで優勝したのは2005年のシーザリオ、2012年のジェンティルドンナの2頭のみ。有力馬ではスターズオンアース、エリカヴィータが乗り替わり想定。

生産者データ

  • ノーザンF【4-5-6-35】
  • 社台F【2-1-0-16】

ノーザンF生産馬+当日2番人気以内は(3-4-3-1)。エリカヴィータ、スタニングローズ、ナミュール、プレサージュリフト、ベルクレスタ、ホウオウバニラがノーザンF生産馬。ただし桜花賞では最先着がベルクレスタの7着と例年に比べると絶対的な存在はいません。

オークス 前走データ

前走クラスデータ

クラス着度数勝率複勝率
GⅠ5-4-5-497.9%22.2%
GⅡ1-3-1-322.7%13.5%
GⅢ0-0-0-70.0%0.0%
オープン2-1-1-179.5%19.0%
1勝0-0-1-130.0%7.1%

桜花賞組が中心ですが、フローラSや忘れな草賞など別ローテ組の好走も増えており、直近3年間の3着以内は桜花賞組が1頭+別ローテ組が2頭となっています。

主な前走

  • 桜花賞【5-4-4-49】
  • 忘れな草賞【2-0-1-6】
  • フローラS【1-3-1-31】
  • スイートピーS【0-1-0-11】
  • 矢車賞【0-0-1-0】

前走距離

  • 1600m【5-4-4-52】
  • 1800m【0-1-0-23】
  • 2000m【3-3-3-39】
  • 2200m【0-0-1-4】

前走場所

  • 東京【1-4-1-44】
  • 中山【0-0-1-11】
  • 阪神【7-4-6-56】

前走人気データ

人気着度数勝率複勝率
1番人気3-2-2-1414.3%33.3%
2番人気4-1-1-1321.1%31.6%
3番人気0-2-3-140.0%26.3%
4番人気0-2-0-130.0%13.3%
5番人気1-0-0-811.1%11.1%
6-9番人気0-0-1-300.0%3.2%
10番人気-0-1-1-260.0%7.1%

前走上位人気馬が優勢で、前走5番人気以下は重賞連対など前走の内容が良ければ抑えられます。また関東馬は前走5番人気以内、関西馬は前走3番人気以内が目安。

前走桜花賞

  • 5番人気以内【5-4-3-17】
  • 6番人気以下【0-0-1-32】

桜花賞組は前走人気が重要。前走6番人気以下で3着に入ったのは2015年のクルミナルで桜花賞では7番人気2着でした。ナミュール、サークルオブライフ、ウォーターナビレラ、プレサージュリフトが桜花賞5番人気以内。スターズオンアースが7番人気で1着です。

前走フローラS

  • 4番人気以内【1-2-1-16】
  • 5番人気以下【0-1-0-15】

前走5番人気以下で2着に入ったのは2017年のモズカッチャンでフローラSでは12番人気1着。フローラSで4番人気以内だったのはルージュエヴァイユ、パーソナルハイエリカヴィータは5番人気で1着です。

関東馬

  • 5番人気以内【4-5-1-23】
  • 6番人気以下【0-0-1-28】

シーグラス、スターズオンアース、ニシノラブウインク、ライラック、ラブパイローが前走6番人気以下の関東馬。

関西馬

  • 3番人気以内【4-2-5-24】
  • 4番人気以下【0-1-1-42】

コントディヴェール、サウンドビバーチェ、シンシアウィッシュ、パーソナルハイ、ピンハイ、ベルクレスタ、ホウオウバニラが前走4番人気以下の関西馬。

前走着順データ

着順着度数勝率複勝率
1着4-5-2-348.9%24.4%
2着1-0-2-145.9%17.6%
3着3-1-1-1020.0%33.3%
4着0-1-0-60.0%14.3%
5着0-0-1-100.0%14.3%
6-9着0-1-0-250.0%3.8%
10着-0-0-2-190.0%9.5%

前走4着以下は割引き。前走4着以下から巻き返した5頭はアドマイヤミヤビ、ルージュバック、アカイトリノムスメ(桜花賞4番人気以内)、ビッシュ(フローラS1番人気)、バウンスシャッセ(前走皐月賞)と基本的には前走で支持を集めていた馬。また5頭中4頭は関東馬でした。

前走桜花賞

  • 3着以内【5-2-3-9】
  • 4着以下【0-2-1-40】

スターズオンアース、ウォーターナビレラが桜花賞で3着以内。

前走フローラS

  • 1着【0-3-0-5】
  • 2着以下【1-0-1-26】

フローラSの優勝馬は2着止まりが多く、2着以下から巻き返したビッシュ、ユーバーレーベンは前走で2番人気以内でした。エリカヴィータがフローラSで1着。

前走タイム差(2着以下)

  • 0.2秒差以内【4-1-0-19】
  • 0.3秒差以上【0-2-6-65】

オークス データまとめ

買いデータ

ディープインパクト×母父ノーザンダンサー系
前走桜花賞で上がり3位以内
前走4角5番手以下
当日2番人気以内のノーザンF生産馬
当日3番人気以内の関東馬
前走桜花賞で5番人気+3着以内

消しデータ

前走時1~4枠(2~3着狙い)
前走上がり6位以下
当日4番人気以下+460kg未満(前走2000m以上を除く)
前走1800m以下(桜花賞を除く)
乗り替わり、キャリア7戦以上
前走6番人気以下の関東馬、4番人気以下の関西馬

オークス 予想

2週前の登録時点での予想です
◎サークルオブライフ
○スターズオンアース
▲プレサージュリフト
△アートハウス
△エリカヴィータ
△スタニングローズ

サークルオブライフは桜花賞4着やキャリア6戦などあと一歩足りないデータもありますが、今年は桜花賞組がデータ的に混戦で抜けた馬が不在。距離が伸びても問題ないエピファネイア産駒、共に近年レース実績のあるデムーロ騎手・関東の国枝調教師と大きな減点材料はありません。

スターズオンアースは人気薄で桜花賞を制しましたが未勝利戦やクイーンCと東京経験豊富。サークルオブライフ同様桜花賞組のキャリア6戦になるのは割引きですが、関東馬であることはプラス。乗り替わりですがレース相性の良いルメール騎手を想定しているのでそれほど気になりません。

プレサージュリフトは桜花賞ではキャリア2戦に初の関西輸送など厳しい部分もあり、桜花賞では4番人気だったので前走大敗でも巻き返せるギリギリのライン。クイーンCを2桁馬番から連対した馬はその後GⅠでも好走している馬が多く、予想オッズ10番人気以下なら妙味がありそうです。

アートハウスは相性の良い忘れな草賞からのローテで川田騎手の継続騎乗と大きな割引き要素はありません。前走は最後加速ラップで突き抜けておりスローからの上がり勝負なら。ただし中内田厩舎は重賞ではマイル前後に強く長い距離はそもそも出走数が少ないのが不安要素。

他ではエリカヴィータはフローラS1着で乗り替わりとデータ的には2着候補ですが、サークルオブライフと同じ国枝厩舎の管理馬という点は魅力。最後にスタニングローズは今年唯一の母父米国型ノーザンダンサー系。レーン騎手への乗り替わりは楽しみです。

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