エリザベス女王杯予想|過去の傾向とデータ分析

G1
エリザベス女王杯【GⅠ】
2021/11/14(日)
阪神競馬場・芝2200m

過去8年分のエリザベス女王杯のデータを軸に、過去の好走馬の血統傾向や今年の登録馬のコース相性などを踏まえて注目馬をピックアップしています。

1週前予想なので回避馬・除外馬が含まれる場合があり、また枠順や馬体重など記事公開時には予想に反映できない要素もありますのでご了承ください。

エリザベス女王杯 登録馬

登録馬

予想人気(2週前)

1番人気 アカイトリノムスメ
2番人気 レイパパレ
3番人気 ウインマリリン
4番人気 ウインキートス
5番人気 テルツェット

参考:netkeiba.com

予想オッズでは秋華賞を制した3歳馬アカイトリノムスメが1番人気。2番人気には春の大阪杯でコントレイル、グランアレグリアを抑えて逃げ切ったレイパパレ、3番人気には日経賞・オールカマーと今年牡馬相手に重賞2勝のウインマリリンが推されています。

以下今年の目黒記念を制したウインキートス、前走クイーンSで重賞2勝目を挙げたテルツェット、ヴィクトリアマイル2着のランブリングアレー、秋華賞6着のステラリアなどが続きます。

エリザベス女王杯 コース&血統分析

阪神芝2200m【3歳上・3勝クラス以上】参考データ

阪神芝2200mの特徴

阪神芝2200mは内回りコースを使用。2000mスタート地点のさらに後方からスタートします。

スタート直後が下り坂になっているため前半のペースが速くなりやすいのが特徴ですが、2コーナー辺りで一旦落ち着きます。直線が短いため3~4コーナーから徐々に進出でき直線も伸びる脚が必要になります。

重賞ナビ

阪神競馬場・芝2200mの予想に役立つデータや特徴をピックアップ。人気・脚質・枠順・馬番・馬体重別の成績データや、阪神芝…

エリザベス女王杯 父系統別データ

  • キングカメハメハ系【4-5-2-28】
  • ステイゴールド系【4-1-1-17】
  • ディープインパクト系【2-5-7-39】
  • レッドゴッド系【2-0-0-0】
  • ハーツクライ系【1-1-2-5】

今回対象にしたレースの約半分が宝塚記念ですがキングカメハメハ、ステイゴールド、ディープインパクトの3頭が競い合っています。元々ディープ産駒の牝馬は宝塚記念に強かったのですが、昨年のエリザベス女王杯でも2~3着に入りコース相性は抜群。

また昨年は優勝したラッキーライラック、9番人気4着のウインマリリン、4番人気5着のセンテリュオがノーザンテーストを持っていました。

エリザベス女王杯 母父系統別データ

  • サンデーサイレンス系【3-2-1-30】
  • デピュティミニスター系【2-0-3-11】
  • マイバブー系【2-0-0-2】
  • ミスタープロスペクター系【1-2-2-20】
  • ニジンスキー系【1-1-0-6】

母系は様々ですが、牝馬のみで見るとクロノジェネシスやレイパパレの母父クロフネ、ラヴズオンリーユーの母父ストームキャットなどの米国型ノーザンダンサー系が好調。

ラッキーライラックやマリアライト、リスグラシューなどミスプロ系やネイティヴダンサー系もほぼ変わらない成績です。

エリザベス女王杯 傾向データ①

阪神芝2200m【3歳上・3勝クラス以上】参考データ

枠順データ

枠順着度数勝率複勝率
1枠1-2-3-154.8%28.6%
2枠2-4-3-129.5%42.9%
3枠0-2-2-170.0%19.0%
4枠2-1-0-199.1%13.6%
5枠1-4-0-204.0%20.0%
6枠2-0-2-247.1%14.3%
7枠0-3-3-250.0%19.4%
8枠8-0-3-1926.7%36.7%

宝塚記念では8枠の成績が抜群でしたが昨年のエリザベス女王杯でも大外18番のラッキーライラックが1着、2~4着も2桁馬番の馬が入りました。傾向としては頭数が少ないほど内の成績が良く、フルゲート近くなると枠による成績の偏りはありません。

昨年と異なり今年は10月から連続開催となるため参考程度で内外どちらが有利かは当日の馬場状態次第ですが、力のある馬はそれほど枠の影響は無さそうです。

馬番データ

  • 偶数馬番【11-7-6-72】
  • 奇数馬番【5-9-10-79】

脚質データ

脚質着度数勝率複勝率
逃げ2-2-2-1012.5%37.5%
先行12-6-7-3619.7%41.0%
差し2-3-6-483.4%18.6%
追込0-4-1-540.0%8.5%
マクリ0-1-0-30.0%25.0%

内回りコースでコーナーから仕掛ける必要があるため、基本的には勝負所である程度前につけておきたいコース。昨年優勝したラッキーライラックは1角12番手でしたが4角では3番手まで押し上げていました。

ただし昨年は馬場も良くレースの上がりが34.8秒、直線入り口では全馬が横並びになるような展開で瞬発力勝負になりました。高速馬場か力の要る馬場かも含め展開が鍵になりやすいコースです。

馬体重データ

馬体重着度数勝率複勝率
-4391-0-1-514.3%28.6%
440-4590-5-4-220.0%29.0%
460-4796-5-4-3512.0%30.0%
480-4996-3-3-549.1%18.2%
500-5192-2-1-237.1%17.9%
520-1-1-3-126.7%29.4%

小柄な馬でも特に問題無く、昨年は優勝したラッキーライラックが522kg、2着サラキアが450kgでした。

エリザベス女王杯 傾向データ②

エリザベス女王杯 過去8年のデータ

人気データ

人気着度数勝率複勝率
1番人気1-2-2-312.5%62.5%
2番人気1-0-1-612.5%25.0%
3番人気4-0-2-250.0%75.0%
4-6番人気2-2-3-178.3%29.2%
7-9番人気0-3-0-210.0%12.5%
10番人気-0-1-0-670.0%1.5%

1番人気馬の連敗が続いていましたが、昨年のラッキーライラックが久々に優勝。

近年の傾向としては3歳クラシックや中距離路線を歩んできた人気馬が苦戦し、春にヴィクトリアマイルなど1600~1800mを使ってきた馬が好走することが多いのが特徴。

昨年2着のサラキアも1800m中心に使われており、ラヴズオンリーユーも春にヴィクトリアマイルを使っていました。

所属データ

所属着度数勝率複勝率
美浦1-2-0-352.6%7.9%
栗東7-6-8-816.9%20.6%

関東馬は2014~2015年に1番人気だったヌーヴォレコルト、2015年6番人気のマリアライトが好走したのみ。昨年は2番人気ノームコアが6着、9番人気ウインマリリンが4着なので抑えられなくはありませんが軸として選ぶなら関西馬。

アカイトリノムスメ、ウインキートス、ウインマリリン、エアジーン、コトブキテティス、テルツェット、ロザムールが関東馬です。

馬齢データ

馬齢着度数勝率複勝率
3歳2-2-2-256.5%19.4%
4歳5-3-5-3310.9%28.3%
5歳1-2-1-432.1%8.5%
6歳0-1-0-110.0%8.3%
7歳-0-0-0-40.0%0.0%

3~4歳馬が強く、5歳以上で馬券に絡んだ5頭(6回)は前年のエリザベス女王杯で6着以内に入っていました。エアジーン、ランブリングアレー、リュヌルージュ、ロザムールの4頭はいずれもこれを満たさないので割引き。

キャリアデータ

  • 15戦以下【7-4-6-48】
  • 16戦以上【1-4-1-68】

ほぼ年齢とリンクしますがキャリア16戦以上は割引き。こちらもキャリア16戦以上で好走したのはラッキーライラックやクロコスミアなど前年の好走馬が殆どです。

5歳以上の4頭に加えアカイイト、イズジョーノキセキ、ウインキートス、コトブキテティス、シャムロックヒル、ソフトフルート、ムジカがキャリア16戦以上。

騎手データ

  • 継続騎乗【5-5-7-57】
  • 乗り替わり【3-3-1-59】

3年連続で乗り替わりの馬が優勝していますがいずれも外国人騎手への乗り替わり。また継続騎乗組は前走5着以内だと(5-5-6-38)、6着以下だと(0-0-1-19)です。

生産者データ

  • ノーザンF【5-2-7-41】
  • 社台F【1-3-0-16】

ノーザンF生産馬は当日6番人気以内で(5-2-7-16)、7番人気以下で(0-0-0-25)と人気サイド優勢。有力馬ではアカイトリノムスメ、テルツェット、レイパパレがノーザンF生産馬。

エリザベス女王杯 前走データ

エリザベス女王杯 過去8年のデータ

前走クラスデータ

クラス着度数勝率複勝率
GⅠ2-1-4-246.5%22.6%
GⅡ6-6-4-519.0%23.9%
GⅢ0-0-0-70.0%0.0%
リステッド0-0-0-20.0%0.0%
オープン0-0-0-120.0%0.0%
3勝0-0-0-180.0%0.0%
2勝0-1-0-20.0%33.3%

前走GⅢ以下はほぼ馬券に絡んでおらず、ローテの敷居が高いレースです。2勝クラス組で好走したのは2013年のラキシスとデータの中では最も古い年なので前走の格が重要です。

主な前走

  • 府中牝馬S【3-5-3-34】
  • 秋華賞【2-1-1-21】
  • オールカマー【2-1-0-4】
  • 札幌記念【1-0-1-1】
  • オークス【0-0-1-1】

前走距離

  • 1600m【0-0-1-3】
  • 1800m【3-5-3-43】
  • 2000m【3-1-2-36】
  • 2200m【2-2-1-13】
  • 2400m【0-0-1-17】
  • 2600m【0-0-0-4】

前走場所

  • 東京【3-5-5-42】
  • 中山【1-1-0-6】
  • 京都【2-2-1-45】
  • 阪神【0-0-1-6】
  • 札幌【1-0-1-6】
  • 新潟【1-0-0-8】

前走人気データ

人気着度数勝率複勝率
1番人気1-3-4-76.7%53.3%
2番人気2-0-1-1411.8%17.6%
3番人気2-1-0-1511.1%16.7%
4番人気1-0-3-135.9%23.5%
5番人気1-1-0-127.1%14.3%
6-9番人気1-3-0-342.6%10.5%
10番人気-0-0-0-210.0%0.0%

前走がGⅡ以上で1番人気だった馬は堅実です。前走6番人気以下で好走した4頭中3頭は府中牝馬S組でした。

前走秋華賞

  • 3番人気以内【1-1-1-6】
  • 4番人気以下【1-0-0-14】

前走4番人気以下で優勝したのは2017年のモズカッチャンで秋華賞は5番人気3着。アカイトリノムスメは秋華賞では4番人気で1着でした。

前走GⅡ

  • 5番人気以内【5-3-4-21】
  • 6番人気以下【1-3-0-30】

また府中牝馬S組は特に3番人気以内だった馬の成績が良く、4番人気以下だった馬は2着までが多いのが特徴。ウインキートス、ウインマリリン、デゼル、ランブリングアレー、レイパパレが前走GⅡで5番人気以内。

前走着順データ

着順着度数勝率複勝率
1着2-3-2-285.7%20.0%
2着2-2-1-1311.1%27.8%
3着3-0-2-1316.7%27.8%
4着0-0-0-90.0%0.0%
5着1-2-1-97.7%30.8%
6-9着0-1-2-270.0%10.0%
10着-0-0-0-170.0%0.0%

GⅠ組は前走3着以内、GⅡ組は前走5着以内が目安になります。

前走GⅡ

  • 5着以内【6-5-3-26】
  • 6着以下【0-1-1-25】

ウインキートス、ウインマリリン、レイパパレが前走GⅡで5着以内。

前走GⅠ

  • 3着以内【2-1-3-10】
  • 4着以下【0-0-1-14】

アカイトリノムスメが前走GⅠで3着以内。

エリザベス女王杯 データまとめ

買いデータ

ディープインパクト産駒、ノーザンテースト持ち
母父米国型ノーザンダンサー系、ミスプロ系
当日6番人気以内のノーザンF生産馬
前走秋華賞で3番人気以内+3着以内
前走GⅡで5番人気+5着以内

消しデータ

当日10番人気以下
関東馬
5歳以上かキャリア16戦以上で前年7着以下
前走GⅢ以下

エリザベス女王杯 予想

2週前の登録時点での予想です
◎レイパパレ
○アカイトリノムスメ
▲ウインマリリン
△デゼル
△ランブリングアレー
△ソフトフルート

レイパパレは父ディープに母父クロフネとコース実績のある血統。前走は4着に敗れましたが初の関東輸送に56kgを考えれば前哨戦としては問題ない内容。ノーザンF生産の人気馬でルメール騎手への乗り替わりはデータ的にも○。2200mはギリギリこなせる距離ですが、他有力馬に関東馬が多く相対的な優位はあります。

アカイトリノムスメも関東馬ですがこれまでの実績や国枝厩舎の管理馬という点で輸送によるマイナスは小さいと思われます。秋華賞からは間隔が短いため有力古馬に比べてローテ的なゆとりの部分では見劣りしますが、今年の3歳世代の勢いを考えると軽視できません。

ウインマリリンはオールカマー、日経賞と牡馬相手に重賞を勝ち天皇賞・春でも5着。昨年のエリザベス女王杯も9番人気ながら4着に入っており輸送・今回のコースについては不安はありません。ただし関東馬であることや右肘の状態に不安があることが不安要素。

デゼルは府中牝馬Sの大敗は大きく割引きですが、春にマイル路線を使っていた4歳馬であることや血統・キャリアなど他の項目ではまずまず好走データにも該当します。

ランブリングアレーは前年未出走の5歳馬など割引き要素は多いものの関西馬でマイル前後を使い結果を残してきた点では気になる存在。最後に昨年6着に粘っているソフトフルートとやはり阪神開催の昨年実績のあるディープ産駒が全体的に上位評価。

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