クイーンカップ2020予想|過去の傾向とデータ分析

クイーンカップ【GⅢ】
2020/2/15(土) 東京競馬場・芝1600m

過去8年分のデータ分析と予想です。
※1週前予想なので回避馬が含まれる場合があります。

昨年は秋華賞馬クロノジェネシスがこのレースで初重賞制覇。以前からGⅠ馬を輩出することが多いレースで近年はメジャーエンブレムやアエロリット、ミッキークイーンなどが後にGⅠを勝っています。

それでは2020年クイーンCのデータ分析を行なっていきます。

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クイーンC 登録馬

予想オッズでは4頭に人気が集まっていますが、現時点での1番人気予想は京都2歳Sでマイラプソディの2着に入ったミヤマザクラ。2番人気はスワーヴリチャードの半妹ルナシオン、3番人気はファンタジーS2着のマジックキャッスル。上位3頭はいずれもディープインパクト産駒です。

差の無い4番人気はオルフェーヴル産駒で百日草特別を快勝したホウオウピースフル、以下シャンドフルールやアカノニジュウイチなどが続きます。

クイーンC コース分析

東京芝1600mの特徴

東京芝1600mはスタート後直線が続くため、枠順による有利不利は小さいコースです。他の競馬場ならペースが落ち着く3ハロン目辺りから下り坂になってコーナーに入るため、息が入らない流れになりがちです。

結果的に距離以上のスタミナを要求されるため逃げ馬には苦しく、中距離を得意とする馬が好走しやすい傾向があります。GⅠでもロゴタイプやメジャーエンブレムのような逃げ切りも見られます。

クイーンC 種牡馬系統別データ

  • サンデーサイレンス系【6-5-6-52】
  • キングマンボ系【1-0-0-7】
  • レッドゴッド系【1-0-0-1】
  • デピュティミニスター系【0-2-1-4】
  • サドラーズウェルズ系【0-1-1-2】

サンデー系はディープインパクト、ハーツクライ、ダイワメジャーあたりが好成績。ダイワメジャー産駒は(1-0-3-3)ですが3着に入った3頭は6~8番人気と複回値が高め。

他系統ではクロフネも良く馬券に絡んでおり、ノーザンダンサー系は2~3着狙い。

クイーンC 母父別系統別データ

  • デピュティミニスター系【2-1-0-5】
  • ミスタープロスペクター系【2-0-0-13】
  • ストームキャット系【1-0-1-3】
  • サドラーズウェルズ系【1-0-0-3】
  • サンデーサイレンス系【0-3-3-29】

母系はノーザンダンサー系が圧倒的。母父ミスプロ系が優勝したのは2012年と2014年。2012年は母父ノーザンダンサー系の出走が無く、2014年は土曜が降雪のため中止→火曜に代替されイレギュラーな年でした。

今年はアミークス、インザムービー、ヤマニンプレシオサの3頭が母父ノーザンダンサー系。

コースデータ

重賞ナビ

東京競馬場・芝1600mの予想に役立つデータや特徴をピックアップ。人気・脚質・枠順・馬番・馬体重別の成績データや、東京芝…

クイーンC 傾向データ①

人気データ

人気 着度数 勝率 複勝率
1番人気 4-1-1-2 50.0% 75.0%
2番人気 2-1-2-3 25.0% 62.5%
3番人気 1-3-0-4 12.5% 50.0%
4-6番人気 1-2-3-18 4.2% 25.0%
7-9番人気 0-1-3-20 0.0% 16.7%
10-番人気 0-0-0-47 0.0% 0.0%

1~2番人気馬は堅実で基本的に人気馬優勢。9番人気以下は(0-0-0-55)と3着以内無し。

枠順データ

枠順 着度数 勝率 複勝率
1枠 0-3-0-11 0.0% 21.4%
2枠 0-0-3-12 0.0% 20.0%
3枠 4-1-1-8 28.6% 42.9%
4枠 0-0-1-14 0.0% 6.7%
5枠 1-0-1-13 6.7% 13.3%
6枠 0-3-1-11 0.0% 26.7%
7枠 0-1-2-12 0.0% 20.0%
8枠 3-0-0-13 18.8% 18.8%

3枠の成績が良く見えますが人気馬が非常に多く、馬券に絡んでいるのは全て3番人気以内。

馬番データ

  • 偶数枠【4-7-5-43】
  • 奇数枠【4-1-4-51】

6番が(4-1-1-2)で6年連続3着以内。全て3番人気以内ですが人気馬が入れば堅実です。

また関東馬は偶数枠(4-4-4-35)に対して奇数枠は(1-1-2-37)。関西馬は偶数枠(0-3-1-5)に対して奇数枠は(3-0-2-11)。

4番人気以下

  • 1~2枠【0-2-2-23】
  • 3~5枠【0-0-2-30】
  • 6~8枠【1-1-2-32】

脚質データ

脚質 着度数 勝率 複勝率
逃げ 1-0-3-4 12.5% 50.0%
先行 4-1-0-25 13.3% 16.7%
差し 3-5-4-30 7.1% 28.6%
追込 0-2-2-35 0.0% 10.3%

逃げて勝ったのは1番人気だったメジャーエンブレムのみですが、昨年のジョディーや一昨年のアルーシャなど人気薄が3着に逃げ粘ることもあります。

上がり最速馬より上がり2位馬の複勝率が高く、ある程度の位置取りは必要です。

前走4角位置(5番人気以内+父サンデー系)

  • 3番手以内【3-1-0-1】
  • 4番手以下【3-4-2-14】

今年は父サンデー系ばかりですが、父サンデー系の有力馬で前走4角3番手以内はシャンドフルール、ホウオウピースフル、ミヤマザクラあたり。

前走上がり3F(関東馬)

  • 1位【1-1-3-16】
  • 2~3位【0-1-0-21】
  • 4~5位【2-2-2-12】
  • 6位以下【2-1-1-23】

関西馬は前走上がり順位は不問ですが、関東馬+前走上がり2~3位は不振。一昨年の1番人気5着のマウレアもこれに該当していました。セイウンヴィーナス、ルナシオンが該当。

また関東関西関係なく、前走中山マイルか阪神マイルで上がり1位だった馬は好成績。東京マイルで上がり1位だった馬はイマイチです。アールクインダムが前走中山マイルで上がり最速。

クイーンC 傾向データ②

キャリアデータ

キャリア 着度数 勝率 複勝率
1戦 0-1-2-10 0.0% 23.1%
2戦 2-1-3-18 8.3% 25.0%
3戦 4-4-1-14 17.4% 39.1%
4戦 2-1-1-21 8.0% 16.0%
5戦- 0-1-2-31 0.0% 8.8%

キャリア3戦の成績が良く、2~4戦の馬が中心です。キャリア1戦で好走したのはノーザンFか社台F生産馬。

生月データ

  • 1月【1-0-1-8】
  • 2月【2-2-4-18】
  • 3月【5-2-2-29】
  • 4月【0-3-2-25】
  • 5月【0-1-0-14】

比較的早い生まれの馬が勝っており、当日3番人気以内+3月生まれは(4-1-0-0)と連対率100%。シャンドフルール、ホウオウピースフル、マジックキャッスルの3頭が3月生まれ。ミヤマザクラルナシオンは5月生まれです。

毛色データ

  • 鹿毛【1-2-6-42】
  • 黒鹿毛【1-2-1-16】
  • 栗毛【3-1-1-16】
  • 芦毛【2-3-1-5】
  • 青鹿毛【0-0-0-13】

またこのレースでは芦毛馬の成績が良いのが特徴。昨年のクロノジェネシスや2017年のアドマイヤミヤビの他にもフィニフティ、アルーシャ、アエロリットと中穴が好走しています。

ミヤマザクラが芦毛です。

所属データ

所属 着度数 勝率 複勝率
美浦 5-5-6-72 5.7% 18.2%
栗東 3-3-3-16 12.0% 36.0%

関西馬は有力馬(人気馬)が出走することが多かったため率が高く見えますが、3番人気以内だと関東馬も関西馬も成績は変わりません。

また関西馬は関東騎手だと(0-0-0-8)、関西騎手だと(3-3-2-8)。

騎手データ

  • 継続騎乗【5-6-5-49】
  • 乗り替わり【3-2-4-45】

また継続騎乗+父が非サンデー系だと(1-3-3-25)に対して、乗り替わり+父が非サンデー系だと(1-0-0-17)。唯一優勝したのは2018年3番人気のテトラドラクマ。

生産者データ

  • ノーザンF【5-5-5-15】
  • 社台F【0-1-1-20】
  • 社台白老F【1-0-1-2】
  • 追分F【1-0-0-1】

社台グループが圧倒的な成績で、ノーザンF生産馬は3年連続で3着以内を独占しています。ノーザンF生産馬+当日3番人気以内は(5-3-2-0)で複勝率100%。

アカノニジュウイチ、アミークス、ホウオウピースフル、ミヤマザクラ、ルナシオンの5頭がノーザンF生産馬。

馬体重データ

馬体重 着度数 勝率 複勝率
-419 0-0-1-10 0.0% 9.1%
420-439 2-3-1-16 9.1% 27.3%
440-459 1-2-2-33 2.6% 13.2%
460-479 2-2-4-24 6.3% 25.0%
480-499 3-1-1-7 25.0% 41.7%
500- 0-0-0-4 0.0% 0.0%

480~499kgの複勝率が高めですが、馬体重の分布というより人気馬に480kg台が多かった程度のデータです。3歳牝馬同士なので馬格の影響はあまりありません。

前走との馬体重差

  • +体重【4-3-2-27】
  • 増減無【1-0-1-24】
  • -体重【3-5-6-43】

関東馬+馬体重の増減無しだと(1-0-0-22)となぜか不振。マウレアやミリオンドリームズなどそこそこ人気馬も含まれています。

また関西馬で優勝した3頭は前走から±2kg以内でした。関西馬で-4kg以上減っていると(0-1-2-10)と凡走が多いので輸送減りには注意。

クイーンC 前走データ

前走クラスデータ

前走クラス 着度数 勝率 複勝率
GⅠ 3-3-2-10 16.7% 44.4%
GⅢ 2-2-3-19 7.7% 26.9%
オープン 0-0-0-5 0.0% 0.0%
1勝 3-1-1-27 9.4% 15.6%
未勝利 0-1-1-17 0.0% 10.5%
新馬 0-1-2-10 0.0% 23.1%

阪神JFかフェアリーSからのローテは好相性。1勝クラス組では中山マイルか阪神・東京の2000mを使ってきた馬が好成績。前走1400m以下は3着以内がありませんが、6番人気以内だった馬もいませんでした。

主な前走

  • 阪神JF【3-3-2-10】
  • フェアリーS【2-2-2-16】
  • ひいらぎ賞【1-0-0-1】
  • 百日草特別【1-0-0-0】
  • エリカ賞【1-0-0-0】

前走距離

  • 1200m【0-0-0-4】
  • 1400m【0-0-0-7】
  • 1600m【6-8-8-72】
  • 1800m【0-0-1-7】
  • 2000m【2-0-0-3】

前走場所

  • 東京【1-0-1-20】
  • 中山【3-3-5-45】
  • 京都【0-1-1-7】
  • 阪神【4-4-2-12】

前走人気データ

人気 着度数 勝率 複勝率
1番人気 3-3-5-19 10.0% 36.7%
2番人気 1-0-1-12 7.1% 14.3%
3番人気 1-0-0-10 9.1% 9.1%
4番人気 0-1-0-3 0.0% 25.0%
5番人気 1-1-0-6 12.5% 25.0%
6-9番人気 2-3-1-23 6.9% 20.7%
10-番人気 0-0-2-21 0.0% 8.7%

1勝クラス以上は下位人気だった馬でも問題ありませんが、過去8年で新馬戦・未勝利戦から馬券に絡んだのはは前走1番人気のみ。

前走阪神JF

  • 9番人気以内【3-3-1-5】
  • 10番人気以下【0-0-1-5】

前走フェアリーS

  • 1番人気【1-1-1-2】
  • 2番人気以下【1-1-1-14】

前走1勝クラス(1600m)

  • 5番人気以内【0-0-0-6】
  • 6~9番人気【1-1-1-6】
  • 10番人気以下【0-0-0-3】

1勝クラスの1600m戦を使ってきた馬は6~9番人気+3着以内だった馬がよく馬券に絡んでいます。またこの3頭は前走中山マイルでした。

これに該当するのはアールクインダムシャンドフルールは前走阪神マイルですが1勝クラスの千両賞で8番人気1着。

前走新馬・未勝利

  • 1番人気【0-2-3-10】
  • 2番人気以下【0-0-0-17】

アミークス、ルナシオンが前走1番人気、アカノニジュウイチが前走7番人気。

前走着順データ

着順 着度数 勝率 複勝率
1着 4-2-3-34 9.3% 20.9%
2着 2-2-2-8 14.3% 42.9%
3着 1-1-1-12 6.7% 20.0%
4着 0-1-1-5 0.0% 28.6%
5着 0-1-0-5 0.0% 16.7%
6-9着 1-1-1-19 4.5% 13.6%
10-着 0-0-1-11 0.0% 8.3%

1勝クラス以下はほぼ1着馬、下位からの巻き返しは重賞組です。

前走阪神JF

  • 3着以内【3-1-0-2】
  • 4着以下【0-2-2-8】

前走フェアリーS

  • 5着以内【1-2-2-9】
  • 6着以下【1-0-0-7】

前走1勝クラス

  • 1着【3-0-0-3】
  • 2~3着【0-1-1-10】
  • 4着以下【0-0-0-14】

前走タイム差(新馬・未勝利)

  • 0.1秒差以上【0-2-3-18】
  • タイム差無し【0-0-0-9】

アカノニジュウイチ、アミークス、ルナシオンはいずれも0.1秒差以上での勝利。

前走タイム差(2着以下)

  • 0.5秒差以内【4-6-4-33】
  • 0.6秒差以上【0-0-2-27】

インザムービー、サナチャン、セイウンヴィーナス、チアチアクラシカ、メルテッドハニー、ヤマニンプレシオサが前走0.6秒差以上負けています。

クイーンC データまとめ

  • 父サンデー系×母父ノーザンダンサー系◎
  • 1~2番人気は堅実
  • 6番枠の成績が良く、関東馬は偶数枠○
  • 5番人気以内+父非サンデー系は前走4角4番手以下○
  • 関東馬+前走上がり2~3位は不振
  • キャリア3戦の成績が良い
  • 3月生まれ+当日3番人気以内は連対率100%
  • 芦毛馬の好走が目立つ
  • 父非サンデー系は継続騎乗優勢
  • ノーザンF+当日3番人気以内は複勝率100%
  • 関西馬の輸送減りは割引き、関東馬は増減無しの成績が悪い
  • 1勝クラス組は中山マイルか2000m組
  • 新馬・未勝利組は1番人気+1着+0.1秒差以上
  • 前走0.6秒差以上離されていると連対無し
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クイーンC 注目馬

※1週前の登録時点での予想です。

ホウオウピースフル

百日草特別では5頭立てでしたが2馬身差で快勝。新馬戦ではミヤマザクラを破っています。予想オッズでは差の無い4番人気ですが、当日3番人気以内ならノーザンF生産馬+3月生まれが大きな強調材料になります。

今年は好ローテの阪神JFやフェアリーS組の有力馬が不在のため、前走百日草特別は相対的には上位評価。その他にも大きな割引き材料はありませんが、関東馬は枠順や馬体重の増減に偏りがあるのでその辺りに注意。

 

ミヤマザクラ

ホウオウピースフルと同じくノーザンF生産馬で複勝率の高いキャリア3戦。また今年の登録馬で唯一の芦毛馬となるのは好材料。恐らく人気の一角なので前走4角位置や前走2着など複勝率の高いデータにも当てはまります。

割引き材料としては5月生まれであることと関西馬であること。関西馬は前走から4kg以上減っていると1着が無いので当日の馬体重は重要。また京都2歳Sで3着以下のその後を見るとメンバーレベルは高くはありませんでした。

 

アールクインダム

予想オッズでは10番人気前後ですが、前走が中山マイルの1勝クラスだった馬はキャットコインやフロンテアクイーンなどの好走例があり、前走人気薄で好走しているという点ではこれらの好走馬に近いものがあります。

シンボリ牧場の生産馬なので非サンデー系なので軸にするのは難しいですが、キャリア3戦で2月生まれとそれなりに強調材料もあり、枠次第で2~3着に抑えてみたい馬。

 

その他

マジックキャッスルは前走1400mですが、過去の1400m組は人気馬がいなかったため問題ないと思われます。ノーザンF生産馬+ディープ産駒、キャリア3戦の3月生まれとデータも一通り抑えています。

あとは新馬戦ではウーマンズハート、マルターズディオサに離されたものの2戦目でキッチリ勝ちあがったノーザンF生産馬のアミークス、キズナ産駒で千両賞を逃げ切ったシャンドフルールあたりが抑え。

大穴はインザムービー。東京新聞杯1~2着のプリモシーン、シャドウディーヴァと同じ父サンデー系×母父ダンジグ系で、リアルインパクト産駒は中山よりも東京の方が成績が良いのが特徴です。

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