秋華賞2020予想|過去の傾向とデータ分析

秋華賞【GⅠ】
2020/10/18(日) 京都競馬場・芝2000m

過去8年分のデータ分析と予想です。
※2週前予想なので回避馬が含まれる場合があります。

史上初となる無敗での牝馬3冠を目指すデアリングタクトなど21頭が登録。新種牡馬エピファネイア産駒という血統に休み明けと次週菊花賞のコントレイルに比べると未知の要素はあるものの、これまでのキャリアの内容からも圧倒的な人気が予想されます。

それでは2020年秋華賞のデータ分析を行なっていきます。

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秋華賞 登録馬

予想オッズでは無敗の2冠馬デアリングタクトに人気が集中しています。春の2冠も着差以上の能力を感じさせる内容だったので、休み明けとは言えど恐らく1倍台のオッズが予想されます。

2番手にはこのレースに非常に強いディープインパクト産駒でローズSを勝ったリアアメリア、3番手には紫苑Sを勝ったマルターズディオサ、4番手にはオークス2着のウインマリリンとこれまでの実績馬が続きます。

今年は春の実績馬が順当に上位人気を占めていますが、上がり馬として注目されているのは3戦3勝のレイパパレ。近2走は共に好タイムで勝っており、ディープ産駒だけあって一発の魅力も。

秋華賞 コース分析

京都芝2000mの特徴

京都芝2000mは内回りコースを使用します。1800mと2200mは外回りを使用するため直線は404mありますが、内回りは直線も328mと短めで傾向が異なります。

小回りになるため先行馬が有利ですが、秋華賞など重賞クラスになると淀みのないペースで流れることが多く差し馬が台頭します。3コーナーの坂に短い直線とややトリッキーなので、騎手はベテランを狙いたいコースです。

秋華賞 種牡馬系統別データ

  • サンデーサイレンス系【5-8-2-77】
  • キングマンボ系【1-0-3-11】
  • ダンジグ系【1-0-1-0】
  • レッドゴッド系【1-0-0-0】
  • ロベルト系【0-0-1-6】

ディープインパクト産駒は当日5番人気以内で(4-4-1-9)、6番人気以下で(0-0-0-17)。

ディープ産駒だけではなく父サンデー系は6番人気以下で(0-0-1-64)という成績。唯一3着に入ったのは昨年のシゲルピンクダイヤで桜花賞2着馬でした。

父サンデー系で5番人気以内が濃厚なのはリアアメリアマルターズディオサ

秋華賞 母父別系統別データ

  • サンデーサイレンス系【2-0-4-19】
  • デピュティミニスター系【2-0-0-9】
  • ダンジグ系【1-2-0-10】
  • ミスタープロスペクター系【1-1-0-7】
  • ヌレイエフ系【1-1-0-3】

父サンデー系に対しては母父ノーザンダンサー系が安定しています。また近年はクロノジェネシス、アーモンドアイ、ディアドラ、ヴィブロス、ミッキークイーンとヌレイエフを持つ馬が5年連続で優勝

マキシマムドパリやモズカッチャンなど人気以上に好走している馬はヌレイエフ持ちが多くこの血統には注意。5代目までにヌレイエフを持つのはアブレイズ、クラヴェル、サンクテュエール、ソフトフルート、デアリングタクト、パラスアテナ、ホウオウピースフル、マルターズディオサ、ミスニューヨークの9頭。

コースデータ

重賞ナビ

京都競馬場・芝2000mの予想に役立つデータや特徴をピックアップ。人気・脚質・枠順・馬番・馬体重別の成績データや、京都芝…

秋華賞 傾向データ①

人気データ

人気 着度数 勝率 複勝率
1番人気 3-1-0-4 37.5% 50.0%
2番人気 0-3-0-5 0.0% 37.5%
3番人気 4-0-1-3 50.0% 62.5%
4-6番人気 1-4-3-16 4.2% 33.3%
7-9番人気 0-0-2-22 0.0% 8.3%
10-番人気 0-0-2-67 0.0% 2.9%

過去8年では5番人気以内が(8-8-3-21)、6番人気以下が(0-0-5-96)と連対馬は全て5番人気以内。また1番人気で連対した4頭は全てオークス馬、4着以下に敗れた4頭はオークス3着以下またはオークスに出走していませんでした。この傾向からするとデアリングタクトは鉄板か。

6番人気以下で3着に入った5頭はいずれも前走が阪神、他にはリボー系やキングマンボ持ち、前走上がり2位以内を満たす馬に注意。

枠順データ

枠順 着度数 勝率 複勝率
1枠 0-2-2-11 0.0% 26.7%
2枠 0-2-1-12 0.0% 20.0%
3枠 2-0-1-13 12.5% 18.8%
4枠 1-2-0-13 6.3% 18.8%
5枠 0-1-0-15 0.0% 6.3%
6枠 1-0-1-14 6.3% 12.5%
7枠 2-1-3-17 8.7% 26.1%
8枠 2-0-0-22 8.3% 8.3%

内寄りの成績が若干安定して見えますが、人気馬が内寄りに多かったこともあり枠順による差はほぼありません。ただし2着馬だけは内寄りから出ることが多いのが特徴。

馬番データ

  • 偶数枠【5-2-6-58】
  • 奇数枠【3-6-2-59】

4番人気以下は偶数枠(0-0-5-52)に対し奇数枠は(1-4-2-53)と偶数枠は3着まで。

父サンデー系

  • 偶数枠【4-2-2-41】
  • 奇数枠【1-6-0-36】

父サンデー系は複勝率では偶数枠・奇数枠では差はありませんが奇数枠に入った馬の2着が多いのが特徴。デアリングタクト頭で2着を絞り切れない場合は奇数枠の父サンデー系に流すのも手。

脚質データ

脚質 着度数 勝率 複勝率
逃げ 0-2-0-6 0.0% 25.0%
先行 0-0-2-22 0.0% 8.3%
差し 8-4-6-52 11.4% 25.7%
追込 0-2-0-36 0.0% 5.3%
マクリ 0-0-0-1 0.0% 0.0%

直線328mの京都内回りという条件だけに先行馬を狙いたくなりますが、実際には差し馬の成績が圧倒的。4角5~9番手だった馬の優勝が多く、唯一4角10番手以下で優勝したのは2018年のアーモンドアイ。

前走4角位置

  • 4番手以内【1-3-3-55】
  • 5~9番手以下【4-4-5-40】
  • 10番手以下【3-1-0-21】

前走4角4番手以内だった馬は前走3着以内だと(1-3-3-28)、4着以下で(0-0-0-27)。前走4角10番手以下だった馬も前走3着以内だと(3-1-0-7)、4着以下で(0-0-0-14)。

前走4角4番手以内+3着以内はウインマリリン、クラヴェル、パラスアテナ、マルターズディオサ、リアアメリア、レイパパレ。前走4角10番手以下+3着以内はダンツエリーゼ、デアリングタクト、ムジカ

前走上がり3F

  • 1~3位【7-5-5-33】
  • 4位以下【1-3-3-83】

当日6番人気以下は前走上がり2位以内だと(0-0-4-21)、3位以下だと(0-0-1-74)。唯一前走上がり3位以下で3着に入ったのは2013年のリラコサージュ。

当日6番人気以下+前走上がり3位以下に該当しそうなのはアブレイズ、オーマイダーリン、クラヴァシュドール、サンクテュエール、パラスアテナ、フィオリキアリ、ホウオウピースフル、ミスニューヨーク、ミヤマザクラ

秋華賞 傾向データ②

キャリアデータ

キャリア 着度数 勝率 複勝率
-3戦 0-0-0-4 0.0% 0.0%
4戦 0-1-1-3 0.0% 40.0%
5戦 1-1-0-13 6.7% 13.3%
6戦 3-2-2-14 14.3% 33.3%
7戦 1-3-1-24 3.4% 17.2%
8戦 2-1-3-13 10.5% 31.6%
9戦- 1-0-1-46 2.1% 4.2%

2017年のディアドラはキャリア13戦でしたが、キャリア9戦を超えると複勝率は大きく落ちます。

毛色データ

  • 鹿毛【6-2-2-54】
  • 芦毛【1-1-1-9】
  • 青毛【1-1-0-3】
  • 黒鹿毛【0-2-3-25】
  • 栗毛【0-1-2-13】
  • 青鹿毛【0-1-0-12】

所属データ

所属 着度数 勝率 複勝率
美浦 1-2-0-52 1.8% 5.5%
栗東 7-6-8-65 8.1% 24.4%

関東馬で好走したのは2014年1番人気のヌーヴォレコルト、2018年1番人気のアーモンドアイ、2019年2番人気のカレンブーケドールと全て当日2番人気以内+オークス連対馬。

ウインマリリンがオークス2着なので抑えられますが、サンクテュエール、パラスアテナ、ホウオウピースフル、マジックキャッスル、マルターズディオサは割引き。

騎手データ

  • 継続騎乗【6-7-4-75】
  • 乗り替わり【2-1-4-42】

乗り替わりは前走3着以内で(2-1-2-16)、4着以下で(0-0-2-26)と好走馬優勢。また関東所属騎手は(0-2-0-39)で2着に入ったのは2019年のカレンブーケドール(津村騎手)と2012年のヴィルシーナ(内田騎手)でどちらもオークス2着馬でした。

生産者データ

  • ノーザンF【6-2-1-37】
  • 社台F【0-4-2-27】

ノーザンF生産馬は2015年以降5年連続優勝。今年はクラヴェル、サンクテュエール、ホウオウピースフル、ミヤマザクラ、リアアメリア、レイパパレがノーザンF生産馬。

社台F生産馬は当日5番人気以内で(0-4-0-3)と2着が多く、今年はオーマイダーリン、マジックキャッスルが社台F生産馬。

馬体重データ

馬体重 着度数 勝率 複勝率
-439 2-1-2-22 7.4% 18.5%
440-459 2-4-2-41 4.1% 16.3%
460-479 1-2-4-33 2.5% 17.5%
480-499 3-0-0-11 21.4% 21.4%
500- 0-1-0-10 0.0% 9.1%

以前は馬格がある馬の勝率が高かったものの、近年は馬格の影響はありません。また前走から馬体が減っている馬は複勝率が低め。

前走との馬体重差

  • +体重【5-5-2-59】
  • 増減無【2-2-3-20】
  • -体重【1-1-3-37】

昨年のクロノジェネシスが+20kg、2018年のアーモンドアイが+14kg、2017年のディアドラが+12kgと近年は2桁増の馬が優勝しています。

秋華賞 前走データ

前走クラスデータ

前走クラス 着度数 勝率 複勝率
GⅠ 2-0-0-9 18.2% 18.2%
GⅡ 3-4-6-46 5.1% 22.0%
GⅢ 2-2-0-23 7.4% 14.8%
オープン 1-0-0-18 5.3% 5.3%
3勝 0-0-1-0 0.0% 100.0%
2勝 0-2-0-14 0.0% 12.5%
1勝 0-0-1-7 0.0% 12.5%

オークス、ローズS、紫苑Sの3レースがほぼほぼを占めます。ローズSは今年は中京で行われましたが、ローズSからのローテで最後に優勝したのは2015年のミッキークイーン。2016~2017年は紫苑S組、2018~2019年はオークス直行組が優勝しています。

主な前走

  • ローズS【3-4-6-46】
  • 紫苑S【2-2-0-15】※重賞昇格後
  • オークス【2-0-0-9】

前走人気データ

人気 着度数 勝率 複勝率
1番人気 5-3-2-18 17.9% 35.7%
2番人気 1-3-1-12 5.9% 29.4%
3番人気 1-1-0-8 10.0% 20.0%
4番人気 1-0-1-15 5.9% 11.8%
5番人気 0-1-1-8 0.0% 20.0%
6-9番人気 0-0-1-33 0.0% 2.9%
10-番人気 0-0-2-22 0.0% 8.3%

クラス関係なく前走1番人気馬が好成績。ローズS組は5番人気以内、紫苑S組は3番人気以内が目安になり、前走オープン特別以下は1番人気馬は買い、2番人気以下はほぼ消し。

前走ローズS

  • 5番人気以内【3-4-3-20】
  • 6番人気以下【0-0-3-25】

クラヴァシュドール、リアアメリアがローズSで5番人気以内。

前走紫苑S(重賞昇格後)

  • 3番人気以内【2-2-0-2】
  • 4番人気以下【0-0-0-13】

ウインマイティーが紫苑Sで3番人気以内。

前走オープン特別以下

  • 1番人気【1-2-2-10】
  • 2番人気以下【0-0-0-29】

ソフトフルート、ダンツエリーゼ、レイパパレが前走オープン特別以下で1番人気。

前走着順データ

着順 着度数 勝率 複勝率
1着 3-3-2-31 7.7% 20.5%
2着 3-1-1-11 18.8% 31.3%
3着 1-2-2-12 5.9% 29.4%
4着 1-0-1-11 7.7% 15.4%
5着 0-2-0-6 0.0% 25.0%
6-9着 0-0-1-23 0.0% 4.2%
10-着 0-0-1-22 0.0% 4.3%

過去8年の連対馬は全て前走5着以内。また前走4着以下から巻き返した6頭中5頭はローズS組です。

前走ローズS

  • 5着以内【3-4-4-22】
  • 6着以下【0-0-2-23】

リアアメリア、ムジカ、オーマイダーリン、クラヴァシュドールがローズSで5着以内。

前走紫苑S(重賞昇格後)

  • 3着以内【2-1-0-7】
  • 4着以下【0-1-0-8】

マルターズディオサ、パラスアテナが紫苑Sで3番人気以内。

秋華賞 データまとめ

  • 父サンデー系+当日5番人気以内○
  • 母父ノーザンダンサー系とヌレイエフ持ち○
  • 連対候補は5番人気以内、6番人気以下は3着まで
  • 4番人気以下+奇数枠○、偶数枠△
  • 父サンデー系+奇数枠は2着が多い
  • 前走4角4番手以内、10番手以下は前走3着以内なら
  • 当日6番人気以下+前走上がり3位以下は消し
  • キャリア9戦以上は割引き
  • 関東馬は当日2番人気以内かオークス連対馬
  • 乗り替わりと関東所属騎手は割引き
  • ノーザンF生産馬が5年連続優勝
  • 今回馬体重減になる馬は割引き
  • 前走ローズS組は5番人気以内+5着以内
  • 前走紫苑S組は3番人気以内+3着以内
  • 前走オープン特別以下だった馬は前走1番人気必須
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秋華賞 予想

※2週前の登録時点での予想です。

◎デアリングタクト
○リアアメリア
▲ウインマイティー
△マルターズディオサ
△ウインマリリン
△ソフトフルート

デアリングタクトは非ノーザンですが春の内容から能力は文句無し。オークス馬で1番人気が予想されるので近年の傾向から連は固く、血統面でもヌレイエフ持ち。敢えて不安要素を挙げるならオークスより直線の短い京都内回りなので、マークが厳しくなり後方からモタつくと差し損ねる可能性はあります。

リアアメリアはノーザンF生産馬で父ディープインパクト、ローズSを3番人気で1着と好走データに多く当てはまります。ただローズSやオークスは中盤緩むラップで桜花賞・阪神JFは前半から息の入らない流れ。ペース次第な部分もあり軸にはしづらいか。

ウインマイティーは前走スタートで出遅れ敗れましたが関西馬なので巻き返し可能。戦績を見ても叩き良化型で、血統面からは多少時計がかかる馬場の方が合っています。

マルターズディオサはキズナ産駒の牝馬のコース適性が良く前走内容からも買えますが、関東馬で関東所属の田辺騎手が騎乗する点は割引き。同じくウインマリリンもオークス2着馬ですが横山武騎手へ乗り替わり予定なので割引き。

最後に抽選突破組の中からディープ産駒でヌレイエフ持ちのソフトフルート。夕月特別では後半5ハロンのラップが11秒台の中を4馬身差完勝と、2勝クラスでは能力は抜けていました。

テキストのコピーはできません。