アグネスデジタル産駒の特徴|得意なコースや距離、重馬場適性や血統分析

アグネスデジタルは1997年生まれの種牡馬です。
このページではアグネスデジタル産駒の得意な競馬場、距離、重馬場適性などを分析しています。

アグネスデジタルの成績

血統表

競走成績

  • 戦績:32戦12勝
  • 賞金:730,925,000円/13,200,000香港ドル/120,000ドル

主な勝ち鞍

  • 香港カップ
  • 天皇賞・秋
  • 安田記念
  • マイルCS
  • フェブラリーS
  • マイルCS南部杯
  • ユニコーンS
  • 全日本3歳優駿
  • 日本テレビ盃
  • 名古屋優駿

受賞

  • 2001年 最優秀4歳以上牡馬

種牡馬成績

  • 2007年 80位
  • 2008年 25位
  • 2009年 23位
  • 2010年 23位
  • 2011年 20位
  • 2012年 21位
  • 2013年 28位
  • 2014年 29位
  • 2015年 25位
  • 2016年 26位
  • 2017年 26位
  • 2018年 42位
  • 2019年 62位
  • 2020年 86位
  • 2021年 161位
  • 2022年 193位

代表産駒

  • カゼノコ(ジャパンダートダービー)
  • アスカノロマン(東海S、平安S)
  • ヤマニンキングリー(札幌記念、シリウスS)
  • ダイシンオレンジ(アンタレスS、平安S)
  • グランプリエンゼル(函館スプリントS)
  • メイショウスザンナ(クイーンS)
  • ドリームシグナル(シンザン記念)
  • ユビキタス(ユニコーンS)
  • サウンドバリアー(フィリーズレビュー)
  • ダイメイフジ(名鉄杯)

アグネスデジタル産駒の得意距離は?

距離別

芝:1200~2000m

芝コースは自身と同じく1600m前後で活躍する産駒が多く、ヤマニンキングリーのように2000mまでこなす場合もあります。重賞勝ちは1200~2000mまであり右回りの成績が良いのが特徴です。

ダート:1700m~

ダートも短距離から中距離までこなしますが、特に1700~1900mの成績が良く中央の重賞6勝中5勝をこの距離で挙げています。ダートも右回りを得意としています。

アグネスデジタル産駒 芝コース成績

芝・競馬場別

札幌競馬場の勝率が高く3頭の重賞勝ち馬を輩出しています。中央場では中山・京都競馬場の成績が良く、中山では短距離よりも1800~2000mでの成績が良いのが特徴。

新潟、東京など左回りの競馬場では回収値が低めで中京も成績が悪く、左回りでの穴狙いはお勧めできません。

得意なコース

  1. 連対率27.3% 中山・芝1800m
  2. 連対率25.8% 京都・芝1400m(外)
  3. 連対率25.0% 中山・芝2000m
  4. 連対率20.0% 阪神・芝1400m
  5. 連対率20.0% 京都・芝1600m(外)

苦手なコース

  1. 連対率0.0% 中京・芝1200m
  2. 連対率0.0% 小倉・芝1200m
  3. 連対率3.6% 新潟・芝1600m
  4. 連対率4.8% 札幌・芝1200m
  5. 連対率6.9% 阪神・芝1600m

※1勝クラス以上のレースを集計、出走数が少ないコースは省いています。

芝・クラス別

オープン特別○

新馬戦に強い訳でもなく買い時が難しい種牡馬ではありますが。血統がやや地味であることから穴馬的な存在になることが多く、オープン特別での回収値は抜群です。

また牝馬限定戦の成績は良いのですが牝馬限定のハンデ戦になると勝率が2%を切るというデータもあり、牝馬はレースの条件を細かくチェック。

芝・前走距離別

距離延長△、短縮◎

距離短縮を得意としており成績・回収値共に同距離時を上回っています。距離延長は苦手としていますが中距離以上への延長は悪くなく、1600m以下での距離延長が苦手なことからペースの違いに戸惑いやすいタイプと言えそうです。

アグネスデジタル産駒 ダートコース成績

ダート・競馬場別

ダートは札幌・函館競馬場の成績が非常に良く1000m戦で連対率30%以上と相性抜群。また重賞は京都競馬場で3勝を挙げるなど関西での成績が良いのが特徴です。

全クラスで均すと特別苦手としているコースはありませんが、やはりクラスが上がると左回りの成績が落ちます。

得意なコース

  1. 連対率37.5% 函館・ダ1000m
  2. 連対率32.1% 札幌・ダ1000m
  3. 連対率25.5% 京都・ダ1800m
  4. 連対率24.1% 阪神・ダ2000m
  5. 連対率21.7% 函館・ダ1700m

苦手なコース

  1. 連対率4.5% 東京・ダ2100m
  2. 連対率5.3% 中京・ダ1200m
  3. 連対率8.1% 京都・ダ1200m
  4. 連対率8.3% 東京・ダ1300m
  5. 連対率10.3% 新潟・ダ1200m

※1勝クラス以上のレースを集計、出走数が少ないコースは省いています。

ダート・クラス別

新馬戦△

新馬戦の成績は非常に悪く、人気に推されていても飛ぶことが多いので見送りが無難です。1戦すると馬が変わるのか未勝利戦からオープンクラスまでは成績に大きなブレはなく、重賞でも勝負になっています。

ダート・前走距離別

距離延長△

ダートは前走と同距離時が最も成績が良く、距離短縮はまずまずの成績ですが距離延長は大きく成績を落としています。

アグネスデジタル産駒 重馬場・季節適性

重馬場適性

芝の稍重○

芝は良馬場よりも稍重の方が明らかに成績・回収値が高く、重馬場以上になるとサンプル数が少ないものの道悪は苦にしないタイプと言えます。ダートは良~重馬場まではそれほど成績に差はありませんが、不良馬場の成績が最も良いのが特徴です。

重馬場で狙いたい母父

ラムタラやデインヒル、ラグビーボールなどノーザンダンサーの成績が良く、サンデーサイレンスやブライアンズタイムも無難にこなします。

季節適性・牡馬

※1勝クラス以上のレースを集計

牡馬:冬場○

牡馬は年間を通して浮き沈みは少ないタイプですが、4月は複勝率16.2%など全ての成績が低めに出ています。7~9月が比較的優秀ですが得意な北海道開催がある影響もあり、平均人気を考慮すると夏場よりも冬場に好走するタイプが多め。

季節適性・牝馬

※1勝クラス以上のレースを集計

牝馬:7月○

牝馬は牡馬に比べて波がありますが、7月が複勝率27.8%と抜けた成績です。牡馬とは逆に冬場は勝率が低く推移しており狙うなら暖かい季節の方が良さそうです。

アグネスデジタル産駒 血統相性

母父系統別成績

母父サンデーサイレンスは札幌記念やシリウスSを勝ったヤマニンキングリーなど、芝ダート両方での活躍馬を輩出しています。

母父ラグビーボールからはモンドクラッセやカゼノコ、タバスコキャットからはアスカノロマンを輩出するなどノーザンダンサー系の母父と好相性。

母父サンデーサイレンス系

  • ヤマニンキングリー(母父サンデーサイレンス)
  • グランプリエンゼル(母父サンデーサイレンス)
  • メイショウスザンナ(母父サンデーサイレンス)
  • ドリームシグナル(母父サンデーサイレンス)
  • ダイメイフジ(母父ダンスインザダーク)

母父ストームキャット系

  • アスカノロマン(母父タバスコキャット)

母父ニジンスキー系

  • ダイシンオレンジ(母父ラシアンルーブル)
  • マイネルオベリスク(母父マルゼンスキー)

母父ノーザンダンサー系

  • モンドクラッセ(母父ラグビーボール)
  • カゼノコ(母父ラグビーボール)

アグネスデジタル産駒 特徴まとめ

芝コース

1600m前後
札幌・中山・京都競馬場○、左回り△
牝馬限定戦○、ハンデ戦△
距離短縮◎、延長△
稍重~不良馬場○

ダートコース

1700m以上が得意
クラスが上がると左回りの成績が落ちる
札幌・函館競馬場○、重賞なら京都競馬場
距離延長△
馬場不問

アグネスデジタル産駒の分析は以上です。

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