ベーカバド産駒の特徴|得意なコースや距離、重馬場適性や血統分析

ベーカバドは2007年生まれの種牡馬です。
このページではベーカバド産駒の得意な競馬場、距離、重馬場適性などを分析しています。

ベーカバドの成績

血統表

競走成績

  • 戦績:11戦6勝

主な勝ち鞍

  • パリ大賞
  • ニエル賞

種牡馬成績

  • 2015年 103位
  • 2016年 63位
  • 2017年 43位
  • 2018年 59位
  • 2019年 57位
  • 2020年 54位
  • 2021年 72位
  • 2022年 66位

代表産駒

  • タイセイアベニール(鞍馬S)
  • デアフルーグ(伏竜S)
  • ダブルシャープ(不知火S)
  • タイセイエクレール(安芸S)
  • エネスク(下総S)
  • アップクォーク(ウェルカムS)
  • ハングリーベン(花のみちS)
  • エスターテ(セプテンバーS)
  • レオコックブルー(玄海特別)
  • シンボ(横津岳特別)

ベーカバド産駒の得意距離は?

距離別

芝:2000m以下

産駒は短距離から中距離を中心に使われており、代表産駒のタイセイアベニールやエスターテのように1200mが最も出走数が多く成績や回収値も安定しています。

牡馬は母父ディープインパクトのシンボ、母父マンハッタンカフェのメイショウカミシマなど母父サンデー系との配合で距離をこなす産駒も出てきています。

ダート:1800m以下

ダートではデアフルーグが伏竜Sなど中距離で活躍していますが、芝と同じく全体的には短距離を使われている産駒が多いのが特徴。牝馬の好走馬はほぼ1200mに集中しています。

14番人気で花のみちSを勝ったハングリーベンや7番人気で下総Sを勝ったエネスクのようにダートでは時々穴をあけることもあり、ダート右回りでは回収値が単複共に100弱と優秀です。

ベーカバド産駒 芝コース成績

芝・競馬場別

左回りよりも右回りコースの成績が良く芝ではローカル向き。札幌・函館・福島競馬場では比較的狙いやすそうです。

性別で見ると牡馬はどの競馬場でもまずまず走りますが、牝馬は東開催の成績に比べて西開催では不振。特に牝馬の京都・阪神は複勝率10%を割っています。

得意なコース

  1. 連対率50.0% 京都・芝1200m
  2. 連対率33.3% 東京・芝2000m
  3. 連対率30.0% 函館・芝1800m
  4. 連対率25.0% 中山・芝1200m
  5. 連対率23.5% 中京・芝1600m

苦手なコース

  1. 連対率0.0% 京都・芝1400m
  2. 連対率0.0% 中山・芝2000m
  3. 連対率0.0% 中京・芝1400m
  4. 連対率5.6% 新潟・芝1200m
  5. 連対率6.1% 小倉・芝1200m

※新馬戦、未勝利戦を含む全コースデータを集計。

芝・クラス別

2勝クラス~オープン特別の牡馬○

新馬戦の勝ち上がり率は低く、産駒は晩成タイプが多めです。重賞では足りず馬券的に狙えるのはオープン特別以下。

2~3勝クラスではまずまず人気通りに走っており回収値も悪くありませんが、このクラスで好走しているのは殆ど牡馬。ダブルシャープやアップクォーク、タイセイアベニールの3頭のみの成績ですが、牡馬の3勝クラスでは複勝率70%前後という成績を残しています。

芝・前走距離別

距離短縮○(2~3着狙い)

軸として狙うなら前走からの変更距離は小さいに越したことはありませんが、距離関係なく短縮時の複勝率が高いのが特徴。

牡馬の距離短縮時は(2-7-13-41)複勝率は34.9%と優秀で、距離延長時の複勝率が18.4%なので2倍近い差があります。

ベーカバド産駒 ダートコース成績

ダート・競馬場別

芝では左回りを苦手としていましたが、ダートでは新潟・中京での成績はそれなりに安定しています。ただし人気を考慮すると得意という程ではありません。

個別のコースでは京都ダート1200mが(0-0-3-26)、京都ダート1800mが(0-0-1-21)と連対すらありませんが、京都ダート1400mは(1-4-3-24)とそれなりに馬券に絡んでいます。

得意なコース

  1. 連対率21.7% 新潟・ダ1200m
  2. 連対率18.2% 中京・ダ1400m
  3. 連対率17.6% 中山・ダ1800m
  4. 連対率17.2% 阪神・ダ1400m
  5. 連対率16.7% 福島・ダ1150m

苦手なコース

  1. 連対率0.0% 小倉・ダ1700m
  2. 連対率0.0% 東京・ダ1300m
  3. 連対率0.0% 京都・ダ1800m
  4. 連対率0.0% 京都・ダ1200m
  5. 連対率5.7% 東京・ダ1400m

※新馬戦、未勝利戦を含む全コースデータを集計。

ダート・クラス別

牡馬の1~3勝クラス○

牡馬は条件戦でハングリーベンが回収値を底上げしている影響はありますが、1~3勝クラスでは人気以上には好走しており回収値も高めです。

ダート・前走距離別

前走と同距離でのダート1400m○

前走と同距離時は複勝率25%、回収値も単複共に100超えと優秀な成績。距離変更は苦手としています。

特に距離変更無しでのダート1400mでは複勝率40%と抜群の成績。これが距離延長でのダート1400mだと(0-1-1-30)、距離短縮でのダート1400mだと(1-0-2-23)と複勝率は10%前後にまで落ちます。

ベーカバド産駒 重馬場・季節適性

重馬場適性

重馬場は苦にしない

芝・ダート共に馬場状態による成績の差は殆どありませんが、芝では重馬場になると人気馬優勢。

季節適性・牡馬

※1勝クラス以上のレースを集計

牡馬:夏場△

牡馬は7~9月の暑い時期は人気を考慮してもやや不調。11月や2月など寒い季節の方が人気以上に好走しやすいのが特徴です。

季節適性・牝馬

※1勝クラス以上のレースを集計

牝馬:夏場○

牝馬は逆に6~8月の暑い時期の成績が良く、寒い季節になると成績を落としています。

ベーカバド産駒 血統相性

母父系統別成績

芝ではダブルシャープやアップクォークなどの母父サンデー系、タイセイアベニールなどの母父ロベルト系が比較的安定しており、クラスが上がってもそこそこ走っています。

ダートでは母父ミスプロ系やエンドスウィープ系の複勝率が高めですが、下級条件の馬も多く上のクラスになると現状はロベルト系やデピュティミニスター系の方が活躍しています。

母父サンデーサイレンス系

  • ダブルシャープ(母父アグネスタキオン)
  • アップクォーク(母父アグネスタキオン)
  • エスターテ(母父サンデーサイレンス)
  • シンボ(母父ディープインパクト)

母父ロベルト系

  • タイセイアベニール(母父ブライアンズタイム)
  • タイセイエクレール(母父ブライアンズタイム)

母父デピュティミニスター系

  • デアフルーグ(母父フレンチデピュティ)

母父ミスタープロスペクター系

  • ハングリーベン(母父スターリングローズ)

ベーカバド産駒 特徴まとめ

芝コース

2000m以下中心、1200m○
札幌・函館・福島競馬場○
牝馬は東開催○、西開催×
牡馬の2勝クラス~オープン特別が狙い目
牡馬の距離短縮時は2~3着狙い
重馬場は人気馬優勢

ダートコース

1800m以下、牝馬はほぼ1200mのみ
新潟競馬場○
京都ダートは1400m○、1200mと1800mは×
前走と同距離時でのダート1400m○
重馬場は苦にしない

ベーカバド産駒の分析は以上です。

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