ブラックタイド産駒の特徴|得意なコースや距離、重馬場適性や血統分析

ブラックタイドは2001年生まれの種牡馬です。
このページではブラックタイド産駒の得意な競馬場、距離、重馬場適性などを分析しています。

ブラックタイドの成績

血統表

競走成績

  • 戦績:22戦3勝
  • 賞金:162,071,000円

主な勝ち鞍

  • スプリングS

種牡馬成績

  • 2012年 84位
  • 2013年 56位
  • 2014年 25位
  • 2015年 18位
  • 2016年 10位
  • 2017年 10位
  • 2018年 17位
  • 2019年 20位
  • 2020年 19位
  • 2021年 21位
  • 2022年 30位

代表産駒

  • キタサンブラック(有馬記念などGⅠ7勝)
  • テイエムイナズマ(デイリー杯2歳S)
  • タガノエスプレッソ(デイリー杯2歳S、京都ジャンプS)
  • マイネルフロスト(毎日杯)
  • ライジングリーズン(フェアリーS)
  • アスカビレン(六甲S)
  • フィールザスマート(総武S)
  • ディープダイバー(橘S)
  • デザートスネーク(内房S)
  • サイモンラムセス(グリーンS)

ブラックタイド産駒の得意距離は?

距離別

芝:1400~2000m

芝は1400~2000mに出走する産駒が多く、キタサンブラックのようにクラシックディスタンスをこなす産駒は稀です。重賞ではマイネルフロスト、タガノエスプレッソなど2000mで穴を空ける産駒が多めです。

長い距離をこなせるサイモンラムセスやプランスペスカは母父ロベルト系という共通点はありますが、母父サクラバクシンオーのキタサンブラックは突然変異と言えます。

ダート:1200~1800m

ダートは下級条件が殆どですが1800m以下の距離ではそこそこの成績を残しており回収値も安定しています。芝ダート共にローカルよりも中央場を得意とする産駒が多いのが特徴です。

ブラックタイド産駒 芝コース成績

芝・競馬場別

阪神、京都競馬場の成績が良くローカルよりも中央場が得意。新潟や中京など左回りの成績が悪く、東京の重賞ではキタサンブラック以外は連対無し。重賞では中山か京都競馬場でそこそこ馬券に絡んでいます。

得意なコース

  1. 連対率28.6% 阪神・芝1400m
  2. 連対率25.0% 福島・芝2000m
  3. 連対率20.0% 阪神・芝1800m
  4. 連対率18.2% 京都・芝2000m
  5. 連対率16.7% 京都・芝1600m(外)

苦手なコース

  1. 連対率0.0% 中京・芝2000m
  2. 連対率2.8% 福島・芝1200m
  3. 連対率4.0% 東京・芝1400m
  4. 連対率4.8% 中京・芝1600m
  5. 連対率5.0% 中山・芝1200m

※1勝クラス以上のレースを集計、出走数が少ないコースは省いています。

芝・クラス別

3勝クラス~オープン特別○

新馬戦の勝ち上がり率こそ低めですが、下級条件よりオープンクラスで成績を伸ばす所はさすがディープインパクトの全兄。キタサンブラックを除いても3勝クラス~オープン特別では回収値も高く馬券的にも面白い存在です。

成長曲線はディープインパクトと似ており、古馬になってから本格化する産駒は少なく2歳~3歳春までに実績を残す産駒が多いのが特徴です。

芝・前走距離別

距離延長△

前走から距離延長となる場合の成績はイマイチで、距離短縮は無難にこなします。特に牡馬は延長苦手&短縮得意な傾向が強く、牝馬は延長も短縮も成績はほぼ変わりません。

ブラックタイド産駒 ダートコース成績

ダート・競馬場別

ダートも芝と同じくローカルよりも中央場を得意としています。特に京都競馬場では成績・回収値共に高く東京競馬場もまずまずの成績を残しています。

福島と小倉競馬場は非常に苦手で勝率は3%、回収値も低めなのでまず期待できません。

得意なコース

  1. 連対率24.4% 京都・ダ1800m
  2. 連対率22.2% 中京・ダ1400m
  3. 連対率19.4% 中山・ダ1200m
  4. 連対率18.8% 阪神・ダ1400m
  5. 連対率16.7% 函館・ダ1700m

苦手なコース

  1. 連対率0.0% 中京・ダ1900m
  2. 連対率3.3% 京都・ダ1400m
  3. 連対率3.4% 新潟・ダ1800m
  4. 連対率5.3% 東京・ダ1400m
  5. 連対率7.7% 札幌・ダ1700m

※1勝クラス以上のレースを集計、出走数が少ないコースは省いています。

ダート・クラス別

2勝クラス○

ダートは活躍馬が少ない割に下級条件ではしっかり走る産駒が多く、1600万クラス以上では能力不足な面もありますが時々大穴をあけます。

特に上のクラスではダート1400mで穴を空ける産駒が目立ち、ファイナルSを12番人気で勝ったタガノエスプレッソや1600万下の薫風Sで15番人気3着のグランフィデリオなど回収値が非常に優秀です。

ダート・前走距離別

距離延長、短縮△

ダートは距離延長、短縮共に得意ではありませんがある程度の成績をキープしています。逆に距離変更で人気を落とす傾向があるため、人気以上には走っている形に。

ブラックタイド産駒 重馬場・季節適性

重馬場適性

芝・ダート共に重馬場もこなす

芝は重馬場時の連対率が10%を切っていますが不良馬場だと17%まで上がるなど傾向が読みづらい部分もあります。道悪時の出走数の少なさはありますが、現状では重馬場も無難にこなすといった印象。ダートも馬場状態による成績の差はあまりありませんが、回収値では良馬場が優秀。

重馬場で狙いたい母父

芝はあまり目立つ血統はありませんが、ダートは母父ディスタントビューやキングカメハメハなどのミスプロ系が上位に並びます。

季節適性・牡馬

※1勝クラス以上のレースを集計

牡馬:6~7月○

牡馬は京都・阪神開催のある時期の成績が良く、その中でも6~7月の複勝率が高めです。8~9月は成績・回収値は共に低めなので若干割引き。

季節適性・牝馬

※1勝クラス以上のレースを集計

牝馬:12月△

ブラックタイド産駒はディープインパクト産駒と異なり牝馬の活躍馬があまりいませんが、月別に見ても特に買える時期はありません。

ブラックタイド産駒 血統相性

母父系統別成績

母父サクラバクシンオー(プリンスリーギフト系)は1頭例外中の例外がいるので参考程度ですが、ディスタントビューやスウェプトオーヴァーボード、エンドスウィープなどミスプロ系の母父を持つ馬が活躍しやすい傾向。逆に相性があまり良くなさそうなのはノーザンダンサー系。

母父プリンスリーギフト系

  • キタサンブラック(母父サクラバクシンオー)

母父ミスタープロスペクター系

  • フィールザスマート(母父Distant View)
  • シャイニーガール(母父アフリート)
  • ワンダーサジェス(母父スキャン)
  • ディープダイバー(母父Raven’s Pass)

母父キングマンボ系

  • タガノエスプレッソ(母父キングカメハメハ)
  • ライジングリーズン(母父キングカメハメハ)

母父ロベルト系

  • マイネルフロスト(母父グラスワンダー)
  • プランスペスカ(母父ブライアンズタイム)

ブラックタイド産駒 特徴まとめ

芝コース

1400~2000m○、重賞では2000m
阪神・京都・中山競馬場○、左回り△
3勝クラス以上の回収値が高い
距離延長△
重馬場はこなす程度

ダートコース

1800m以下○、1400mの穴馬が狙い目
ローカルより中央場
2勝クラス○
重馬場もこなすが回収値が高いのは良馬場

ブラックタイド産駒の分析は以上です。

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