ディープスカイ産駒の特徴|得意なコースや距離、重馬場適性や血統分析

ディープスカイは2005年生まれの種牡馬です。
このページではディープスカイ産駒の得意な競馬場、距離、重馬場適性などを分析しています。

ディープスカイの成績

血統表

競走成績

  • 戦績:17戦5勝
  • 賞金:642,139,000円

主な勝ち鞍

  • 東京優駿
  • NHKマイルC
  • 神戸新聞杯
  • 毎日杯

受賞

  • 2008年 最優秀3歳牡馬

種牡馬成績

  • 2013年 158位
  • 2014年 58位
  • 2015年 34位
  • 2016年 36位
  • 2017年 44位
  • 2018年 58位
  • 2019年 67位
  • 2020年 71位
  • 2021年 208位
  • 2022年 175位

代表産駒

  • キョウエイギア(ジャパンダートダービー)
  • サウンドスカイ(全日本2歳優駿)
  • クリンチャー(京都記念、みやこS)
  • タマノブリュネット(レディスプレリュード)
  • モルトベーネ(アンタレスS)
  • イレイション(春興S)
  • スピリッツミノル(すみれS)
  • ブラウンレガート(黒潮盃)
  • ロケット(心斎橋S)
  • ソロフレーズ(日本海S)

ディープスカイ産駒の得意距離は?

距離別

芝:1800m~

芝で活躍する産駒は少ないですが、長距離までこなすクリンチャーは母父ブライアンズタイム、マイル中心に走っているイレイションは母父キングズベストと母系によって短距離から長距離までこなし、1800~2200mでの回収値は非常に優秀

現在の種牡馬の勢力図を考えると短距離~中距離はサンデー系のライバルが多いため、2200m以上の距離をこなせるスタミナ型の産駒が上のクラスで狙いやすそうです。

ダート:1700m~

芝と同じく血統的に過剰人気することが無いため1000~1800mまで単回値100超えという数値。その中でもやはり代表産駒のクリンチャー、キョウエイギアのように1700~1800mの中距離を得意とする産駒が目立ちます。

ディープスカイ産駒 芝コース成績

芝・競馬場別

芝では西開催の競馬場を得意としており特別レースの勝鞍は中京、阪神、京都に集中しています。個別のコースでも阪神と中京が上位を占めており、タフなコースを得意としていますがスピードが重要な東京や新潟は苦手としています。

得意なコース

  1. 連対率21.4% 中京・芝1600m
  2. 連対率17.6% 阪神・芝1600m
  3. 連対率15.8% 阪神・芝2000m
  4. 連対率13.0% 阪神・芝1800m
  5. 連対率13.0% 中京・芝2000m

苦手なコース

  1. 連対率0.0% 東京・芝1400m
  2. 連対率0.0% 東京・芝1800m
  3. 連対率0.0% 中山・芝2000m
  4. 連対率0.0% 京都・芝1600m
  5. 連対率0.0% 新潟・芝1600m

※新馬戦、未勝利戦を含む全コースデータを集計。

芝・クラス別

新馬戦△

ディープスカイ自身も6戦目で未勝利を勝ちましたが、産駒も同じように新馬戦では勝ち上がり率が悪く、スピリッツミノルも8戦目で初勝利を挙げそこから1勝クラス~オープンと連勝しています。

2歳戦ではそれほど目立たず、3歳になってから徐々に力をつける晩成タイプが多いのが特徴です。

芝・前走距離別

500m以上の延長○

基本的には延長、短縮共に得意ではなさそうですが500m以上の距離延長で結果を残す産駒が多く、菊花賞のクリンチャーを始め前走から500m以上の延長で2200m以上のレースに出走した時の成績が良いのが特徴です。

ディープスカイ産駒 ダートコース成績

ダート・競馬場別

ダートでは出走数が少ないながら函館競馬場での成績は抜群です。中央開催では中山・京都競馬場を得意としていますが東京競馬場は適距離である1700~1800mが無い影響もありますが苦手としています。

得意なコース

  1. 連対率27.8% 京都・ダ1900m
  2. 連対率25.0% 札幌・ダ1700m
  3. 連対率20.0% 中山・ダ1800m
  4. 連対率18.2% 小倉・ダ1700m
  5. 連対率17.9% 中京・ダ1800m

苦手なコース

  1. 連対率3.6% 東京・ダ1600m
  2. 連対率3.8% 中山・ダ1200m
  3. 連対率5.3% 東京・ダ1400m
  4. 連対率5.6% 京都・ダ1200m
  5. 連対率8.1% 東京・ダ2100m

※1勝クラス以上のレースを集計、出走数が少ないコースは省いています。

ダート・クラス別

西開催の1勝クラス○

ダートは上のクラスでは苦戦する産駒が多いものの、1勝クラスまでは回収値も高めで時々穴をあける事があります。特に1勝クラスでは中京・京都・阪神・小倉と西開催の競馬場では全て複回値100越えと馬券的にも魅力。

ダート・前走距離別

距離延長、短縮△

ダートは距離延長、短縮共に成績を落としています。延長では1800m以上の距離になった時、短縮では1700~1800mに短縮になった時の成績は悪くありません。

ディープスカイ産駒 重馬場・季節適性

重馬場適性

重馬場は非常に得意

芝・ダート共に重馬場は歓迎。芝では菊花賞・京都記念のクリンチャーやすみれSのスピリッツミノルなど人気薄でも抑えが必要です。

重馬場で狙いたい母父

芝では割とどの配合でも重馬場を得意としており、ディープスカイ自身の重馬場適性が高いと考えられます。ダートではラーイやプルピットなどのナスルーラ系が勝率や複勝率では高め。

季節適性・牡馬

※1勝クラス以上のレースを集計

牡馬:2~4月○

牡馬は2~4月が全体的に成績が良く、特に2月は京都記念のクリンチャー、アルデバランSのモルトベーネなど芝ダート関係なく好調。

季節適性・牝馬

※1勝クラス以上のレースを集計

牝馬:7~8月○

牝馬は7~8月の成績が良く、4~5月や9~12月のGⅠシーズンの成績が振るいません。

ディープスカイ産駒 血統相性

母父別成績

アフリートやキングズベストなど母父ミスプロ系は芝では短距離、ダートは中距離で活躍する産駒が多いです。ダートではパラダイスクリークやプルピットなどナスルーラ系との相性も良さそうです。

母父ロベルト系

  • クリンチャー(母父ブライアンズタイム)

母父ミスタープロスペクター系

  • モルトベーネ(母父アフリート)
  • タマノブリュネット(母父ジェイドロバリー)

母父ニジンスキー系

  • スピリッツミノル(母父ラムタラ)

母父ネヴァーベンド系

  • キョウエイギア(母父パラダイスクリーク)

ディープスカイ産駒 特徴まとめ

芝コース

1800~2200mの回収値が高い
西開催○、中京・阪神競馬場○
新潟競馬場は勝率1%台、東京も苦手
500m以上の距離延長○
馬場が悪くなるほど成績が上がる

ダートコース

1700~1800m○
函館競馬場◎、東京・中京競馬場△
西開催の1勝クラスが狙い目
距離変更△
重~不良馬場○

ディープスカイ産駒の分析は以上です。

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