ドリームジャーニーは2004年生まれの種牡馬です。
このページではドリームジャーニー産駒の得意な競馬場、距離、重馬場適性などを分析しています。
ドリームジャーニーの成績
血統表
競走成績
- 戦績:31戦9勝
- 賞金:847,973,000円
主な勝ち鞍
- 有馬記念
- 宝塚記念
- 朝日杯FS
- 産経大阪杯
- 神戸新聞杯
- 小倉記念
- 朝日チャレンジC
受賞
- 2006年 最優秀2歳牡馬
- 2009年 最優秀4歳以上牡馬
種牡馬成績
- 2015年 97位
- 2016年 72位
- 2017年 50位
- 2018年 52位
- 2019年 45位
- 2020年 34位
- 2021年 58位
- 2022年 56位
代表産駒
- ヴェルトライゼンデ(鳴尾記念)
- ミライヘノツバサ(ダイヤモンドS)
- エスティタート(桂川S)
- トゥラヴェスーラ(淀短距離S)
- アルメリアブルーム(大原S)
- ザイツィンガー(白秋S)
- ドンアルゴス(比良山特別)
- スルーセブンシーズ(紫苑S2着)
- トオヤリトセイト(アーリントンC3着)
- ジョブックコメン(北海HC)
ドリームジャーニー産駒の得意距離は?
距離別
芝:牡馬は1800~2200m、牝馬は1400mか2000m~
牡馬はどの距離でも走っていますが、クラスが上がると1800~2200mの成績が良いのが特徴です。ダイヤモンドSを勝ったミライヘノツバサのように長距離適性のある産駒もいますが、2400m以上では2~3着が多いのが特徴です。
牝馬はエスティタートのように1400mを得意とするタイプかアルメリアブルームのように2000~2400mを得意とするタイプの2つに分かれており、1600~1800mの成績はあまり良くありません。
ダート:1700m~
ダートを得意とする産駒は多くありませんが1700m以上では人気通りに走っており、距離が伸びるほど人気薄での期待値が上がります。
ドリームジャーニー産駒 芝コース成績
芝・競馬場別
中山・小倉・福島競馬場を得意としており右回りの2000mでは堅実に走ります。特に小倉芝2000mはアルメリアブルームが愛知杯で2着に入るなど連対率40%台と抜群の成績。
また中山は2000~2200mの成績が良い反面1600~1800mは苦手なコースに入っており、コースだけではなく距離も重要です。
得意なコース
- 連対率41.4% 小倉・芝2000m
- 連対率40.0% 中山・芝2200m
- 連対率35.0% 福島・芝2000m
- 連対率26.9% 中山・芝2000m
- 連対率25.0% 京都・芝2000m
苦手なコース
- 連対率0.0% 東京・芝2000m
- 連対率6.7% 阪神・芝1800m
- 連対率8.3% 中山・芝1600m
- 連対率9.1% 中山・芝1800m
- 連対率9.5% 東京・芝1600m
※新馬戦、未勝利戦を含む全コースデータを集計。
芝・クラス別
牡馬の新馬戦○、牝馬の2~3勝クラス○
2020年時点では重賞はミライヘノツバサの1勝のみですが、ヴェルトライゼンデが日本ダービーで3着に入るなど重賞で活躍する産駒も出始めており、エスティタートやトオヤリトセイトなど重賞で人気薄が2~3着に突っ込んでくることもあります。
牡馬は新馬戦の回収値が単複共に100を上回っており、牝馬は勝ち上がり率は高くありませんが2~3勝クラスの成績が良いのが特徴です。
芝・前走距離別
2000~2200mへの距離変更○
同距離時より若干成績は落ちますが、距離変更は無難にこなしています。延長・短縮共に2000~2200mの距離になった時が狙い目。
ドリームジャーニー産駒 ダートコース成績
ダート・競馬場別
ダートは基本的に苦手としていますが、1勝クラスになると福島や中山など東開催中心。京都や阪神はダートの層が厚いためか苦戦しています。
またダートでは1~3枠の成績が非常に悪く、馬券に絡んでいるのは殆どが4枠以降に入った時。内枠のドリームジャーニー産駒は基本的に軽視。
得意なコース
- 連対率30.0% 福島・ダ1700m
- 連対率14.3% 新潟・ダ1800m
- 連対率12.2% 中山・ダ1800m
苦手なコース
- 連対率0.0% 中京・ダ1800m
- 連対率0.0% 阪神・ダ1800m
- 連対率0.0% 中山・ダ1200m
- 連対率5.6% 東京・ダ1600m
- 連対率6.3% 京都・ダ1800m
※新馬戦、未勝利戦を含む全コースデータを集計。
ダート・クラス別
1勝クラス以上で狙うなら牝馬
ダートは1勝クラスになると勝率が大きく落ちます。特に牡馬は1勝クラス以上では1着が無く、2勝クラスでも牝馬のミラクルブラッドやルーレットクイーンが走っているため狙うなら牝馬。
ダート・前走距離別
距離延長○
ダートは元々長めの距離を得意としていることもあり、距離延長時は好成績。特に距離延長で1700m以上の距離に出走してきたら抑えても良さそうです。
ドリームジャーニー産駒 重馬場・季節適性
重馬場適性
芝の重馬場○
血統的にもオルフェーヴルの全兄ということで道悪を得意としています。芝では稍重時は勝ち切れないものの、馬場状態が悪くなるほど複勝率が上がります。ヴェルトライゼンデも重馬場の新馬戦を圧勝し、アルメリアブルームも愛知杯で2着に入っています。
ダートは平均人気込みで見ると良馬場時の成績が最も良いため、稍重以上は若干苦手という見方で良いかと思います。
季節適性・牡馬
※1勝クラス以上のレースを集計
牡馬:2~4月、7~8月○
出走数が少ないこともあり、月要素というよりは得意なコースでの開催があるかという分布になっています。小倉開催がある2月や8月、福島開催の4月や7月などが好成績。
季節適性・牝馬
※1勝クラス以上のレースを集計
牝馬:2~3月×
牝馬は4月から9月までの暖かい時期は成績が安定していますが、11月や2~3月は複勝率が10%を切っています。
ただし2019年は1月にエスティタートがシルクロードSで2着に入り、12月にジューンバラードやジョブックコメンが人気薄で馬券に絡むなどまだ判断が難しい所です。
ドリームジャーニー産駒 血統相性
母父系統別成績
サンデーサイレンスの孫にあたるためサンデー系の牝馬との交配も可能。アルメリアブルームやモイなどが母父サンデー系で、中距離以上を得意とする産駒が生まれやすいようです。
逆にグレイソヴリン系はエスティタートやトオヤリトセイトなど短距離タイプの産駒が生まれやすく、母系によって産駒の傾向も異なります。
母父グレイソヴリン系
- トオヤリトセイト(母父アドマイヤコジーン)
- エスティタート(母父トニービン)
- トゥラヴェスーラ(母父アドマイヤコジーン)
母父サンデーサイレンス系
- アルメリアブルーム(母父ネオユニヴァース)
- モイ(母父ディープインパクト)
母父ロベルト系
- ドンアルゴス(母父シンボリクリスエス)
母父ハンプトン系
- ヴェルトライゼンデ(母父アカテナンゴ)
ドリームジャーニー産駒 特徴まとめ
芝コース
★中山・小倉・福島競馬場○、右回りの2000mは堅実
★中山競馬場は2000~2200m○、1600~1800m×
★牡馬の新馬戦、牝馬の2~3勝クラスが狙い目
★2000~2200mへの距離変更○
★道悪になるほど複勝率が上がる
ダートコース
★1勝クラス以上になると京都・阪神×
★内枠の成績が悪く、4枠以降なら
★距離延長○
ドリームジャーニー産駒の分析は以上です。