エスポワールシチー産駒の特徴|得意なコースや距離、重馬場適性や血統分析

エスポワールシチーは2005年生まれの種牡馬です。
このページではエスポワールシチー産駒の得意な競馬場、距離、重馬場適性などを分析しています。

エスポワールシチーの成績

血統表

競走成績

  • 戦績:40戦17勝
  • 賞金:1,013,197,000円

主な勝ち鞍

  • ジャパンCダート
  • フェブラリーS
  • JBCスプリント
  • マイルCS南部杯3回
  • かしわ記念2回
  • みやこS
  • マーチS
  • 名古屋大賞典

受賞

  • 2009年 最優秀ダートホース NARグランプリダートグレード競走特別賞
  • 2010年 最優秀ダートホース
  • 2012年 NARグランプリダートグレード競走特別賞

種牡馬成績

  • 2017年 158位
  • 2018年 71位
  • 2019年 55位
  • 2020年 57位
  • 2021年 45位
  • 2022年 38位

代表産駒

  • ヴァケーション(全日本2歳優駿)
  • ペイシャエス(ユニコーンS、名古屋グランプリ)
  • イグナイター(かきつばた記念、黒船賞)
  • スマイルウィ(ゴールドC、京成盃グランドマイラーズ)
  • ケイアイドリー(天保山S、りんくうS)
  • ショーム(バレンタインS)
  • メモリーコウ(観月橋S)
  • ヤマノファイト(羽田盃)
  • エスポワールガイ(黒潮盃)
  • インペリシャブル(黒潮盃)

エスポワールシチー産駒の得意距離は?

距離別

ダート:1200~1800m

ほぼダート専用の種牡馬ですが、ダートでは幅広い距離で走っています。クラスが上がると1700~1800mを得意とする産駒が多く、メモリーコウやショームが3勝クラスを勝っています。

右回りでも左回りでも複勝率は変わりませんが、クラスが上がると右回りの勝率が高いのが特徴。

エスポワールシチー産駒 芝コース成績

芝・競馬場別

芝を使う産駒は殆どいませんが、小回り1200mの新馬・未勝利戦なら。

芝・クラス別

1勝クラス以上×

2歳重賞に出走した産駒もいますが1勝クラス以上では全滅。買えるとしても新馬・未勝利戦ですが、そもそも芝の出走数が少ないため覚える必要も無さそうです。

芝・前走距離別

距離変更×

芝ではほぼ1200mでしか好走していないため、距離変更は基本的には消し。

エスポワールシチー産駒 ダートコース成績

ダート・競馬場別

福島・新潟競馬場を得意としており連対率は30%前後。特に牡馬は福島・新潟・東京・中山と東開催での複勝率が高いのが特徴です。

牝馬は牡馬ほど成績の偏りはありませんが、京都・阪神の成績が良いのが特徴です。性別関係なく札幌・函館・小倉競馬場は苦手としています。

得意なコース

  1. 連対率33.3% 新潟・ダ1200m
  2. 連対率31.6% 阪神・ダ1800m
  3. 連対率31.6% 福島・ダ1150m
  4. 連対率29.0% 東京・ダ1400m
  5. 連対率26.9% 福島・ダ1700m

苦手なコース

  1. 連対率0.0% 小倉・ダ1700m
  2. 連対率0.0% 阪神・ダ1400m
  3. 連対率0.0% 小倉・ダ1000m
  4. 連対率8.3% 京都・ダ1400m
  5. 連対率8.3% 東京・ダ1300m

※新馬戦、未勝利戦を含む全コースデータを集計。

ダート・クラス別

2勝クラス以下○

重賞級の産駒も少なく血統的にも目立ちませんが、その分人気以上の好走が目立ち回収値も2勝クラスまでは高めです。

牡馬は新馬戦~2勝クラスまでは単回値も100超えでクラス関係なく買え、牝馬は新馬戦・未勝利戦はそれほど回収値は高くありませんがクラスが上がるほど回収値が上がります。

ダート・前走距離別

距離延長○

距離適性の幅が広い種牡馬で距離延長時は成績・回収値共に優秀。特に1700~1800mへの延長時は(12-7-3-44)で勝率18%、複勝率33.3%という成績です。

距離短縮時は成績こそ落としていますが回収値は低くはなく、1600m以下への距離短縮時が狙い目。距離変更時は積極的に狙える種牡馬です。

エスポワールシチー産駒 重馬場・季節適性

重馬場適性

重馬場○

不良馬場だと成績を落としていますが稍重~重馬場は苦にせず走ります。重馬場では人気以上の好走が多く、勝率17%、単回値200越えと優秀な成績。

性別で見ると牡馬は良馬場・重馬場時の勝率が高い一方で稍重時は2着が多く、牝馬は良馬場よりも稍重以上での勝率が高いのが特徴です。

季節適性・牡馬

※1勝クラス以上のレースを集計

牡馬:4月○

牡馬は4月はどのコースでも成績が良いのが特徴ですが、全体的には秋から冬場のダートを得意としているようです。夏場の成績が悪いのは苦手な北海道や小倉開催の影響もあると思われます。

季節適性・牝馬

※1勝クラス以上のレースを集計

牝馬:9~11月○

牝馬は9月~11月の勝率が高く、牡馬と同じく寒い時期を得意としているようです。牡馬以上に季節ごとの成績の偏りが大きく、春から夏にかけては連対すらありません。

エスポワールシチー産駒 血統相性

母父系統別成績

ほぼダート専門種牡馬ということで、ミスプロ系やデピュティミニスター系など米ダート血統との相性が良さそうです。

ダンジグ系やデピュティミニスター系などのノーザンダンサー系は1200m前後の短距離型が出やすく、ミスプロ系は1800mを得意とする産駒が多いのが特徴です。

母父ファイントップ系

  • ヴァケーション(母父サッカーボーイ)

母父デピュティミニスター系

  • ショーム(母父フレンチデピュティ)

母父ミスタープロスペクター系

  • マイネルオスカル(母父アグネスデジタル)
  • カセノウィナー(母父フサイチペガサス)

母父テディ系

  • メモリーコウ(母父キャプテンスティーヴ)

エスポワールシチー産駒 特徴まとめ

ダートコース

母父ノーザンダンサー系は短距離型、ミスプロ系は中距離型が多い
クラスが上がると右回り○
牡馬は福島・新潟・東京・中山競馬場○
牝馬は京都・阪神競馬場○
2勝クラス以下の回収値が高め
1700~1800mへの距離延長○
稍重~重馬場○

エスポワールシチー産駒の分析は以上です。

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