ゴールドアリュール産駒の特徴|得意なコースや距離、重馬場適性や血統分析

ゴールドアリュールは1999年生まれの種牡馬です。
このページではゴールドアリュール産駒の得意な競馬場、距離、重馬場適性などを分析しています。

ゴールドアリュールの成績

血統表

競走成績

  • 戦績:16戦8勝
  • 賞金:410,376,000円

主な勝ち鞍

  • フェブラリーS
  • 東京大賞典
  • ジャパンダートダービー
  • ダービーグランプリ
  • アンタレスS

受賞

  • 2002年 最優秀ダートホース、NARグランプリ特別表彰馬

種牡馬成績

  • 2007年 97位
  • 2008年 27位
  • 2009年 17位
  • 2010年 18位
  • 2011年 15位
  • 2012年 14位
  • 2013年 11位
  • 2014年 10位
  • 2015年 10位
  • 2016年 12位
  • 2017年 9位
  • 2018年 10位
  • 2019年 9位
  • 2020年 12位
  • 2021年 26位
  • 2022年 36位

代表産駒

  • エスポワールシチー(ジャパンCダートなどGⅠ9勝)
  • コパノリッキー(フェブラリーS2回などGⅠ11勝)
  • スマートファルコン(JBCクラシック2回などGⅠ6勝)
  • ゴールドドリーム(チャンピオンズCなどGⅠ5勝)
  • クリソベリル(チャンピオンズCなどGⅠ4勝)
  • サンライズノヴァ(マイルCS南部杯)
  • オーロマイスター(マイルCS南部杯)
  • ララベル(JBCレディスクラシック)
  • クリソライト(ジャパンダートダービー)
  • シルクフォーチュン(プロキオンS、根岸S、カペラS)

ゴールドアリュール産駒の得意距離は?

距離別

芝:2200~2600m

芝でも重賞を勝つ産駒やオープンクラスで走る産駒はいますが最近はあまり振るいません。芝では2200~2600mの中~長距離を得意としています。

ダート:1600~2000m

自身と同じくダートを得意とし、距離も短距離から長距離まで幅広くこなしますが特に成績が良いのは1600~2000mです。クラスが上がると短距離は苦手としています。

中央だけでなく交流重賞でも結果を残しており、コパノリッキーやエスポワールシチーなどが地方GⅠで荒稼ぎしています。

ゴールドアリュール産駒 芝コース成績

芝・競馬場別

多くは条件戦ですが小倉・阪神競馬場との相性が良く、関西圏の競馬場の方が走ります。直線が長く能力差がそのまま結果に結び付きやすい東京・新潟競馬場は出走数の割に振るわず、苦手としているようです。

得意なコース

  1. 連対率31.0% 阪神・芝2000m
  2. 連対率23.8% 京都・芝2400m
  3. 連対率20.8% 京都・芝1600m(外)
  4. 連対率20.0% 東京・芝1800m
  5. 連対率16.9% 小倉・芝1200m

苦手なコース

  1. 連対率0.0% 京都・芝1800m
  2. 連対率2.8% 福島・芝1200m
  3. 連対率3.7% 中山・芝1800m
  4. 連対率5.0% 札幌・芝2000m
  5. 連対率5.9% 東京・芝1400m

※1勝クラス以上のレースを集計、出走数が少ないコースは省いています。

芝・クラス別

オープン特別以上△

ダート馬というイメージが強いためか、新馬戦で時々穴をあけることがあります。以前はタケミカヅチやフーラブライドなど重賞でも見かけましたが、最近は芝のオープンクラスに出走する産駒は少なくなっています。

芝・前走距離別

延長、短縮△

距離延長・距離短縮とも苦手としており成績や回収値を落としています。前走と同距離以外は割引き。

ゴールドアリュール産駒 ダートコース成績

ダート・競馬場別

札幌・函館競馬場の成績がよく見えますがフルゲート数の差もあり、実際には中央・ローカル、右回り・左回り関係なく安定した成績を残しています。回収値ではやや右回りの競馬場の方が高めとなっています。

得意なコース

  1. 連対率27.6% 京都・ダ1900m
  2. 連対率22.3% 中京・ダ1400m
  3. 連対率21.9% 札幌・ダ1700m
  4. 連対率21.7% 阪神・ダ2000m
  5. 連対率21.6% 東京・ダ2100m

苦手なコース

  1. 連対率7.5% 東京・ダ1300m
  2. 連対率10.7% 中山・ダ1200m
  3. 連対率12.7% 阪神・ダ1400m
  4. 連対率13.2% 中山・ダ1800m
  5. 連対率13.2% 小倉・ダ1000m

※1勝クラス以上のレースを集計、出走数が少ないコースは省いています。

ダート・クラス別

重賞○

ダートはクラスが上がってもしっかり対応し重賞の方が成績が上がるという、芝のステイゴールド産駒のような特徴があります。

フェブラリーSを16番人気で制したコパノリッキーの他にもシリウスSを11番人気で勝ったメイショウスミトモ、レパードSで12番人気2着のサルサディオーネなど、重賞でこそ侮れないのがゴールドアリュール産駒。重賞では人気薄でも注意が必要です

ダート・前走距離別

延長△

ダートの距離延長は苦手で大きく成績を落としています。距離短縮は得意としており、成績も変わらず回収値がアップしています。またあまり見ませんが500m以上の大幅な距離短縮は非常に良い成績です。

ゴールドアリュール産駒 重馬場・季節適性

重馬場適性

ダートの重~不良馬場△

芝の重馬場は出走数は少ないのですが、成績は良く回収値も高め。反対にダートの重馬場はそれほど得意ではありません。稍重までは変わりませんが重馬場になるとやや成績を落としており、不良馬場になると大きく成績を落としているのが特徴です。

重馬場で狙いたい母父

フォーティナイナーヤアフリートなどのミスプロ系がお勧め。トニービンやサクラユタカオー、ジャングルポケットなどのナスルーラ系も勝率が高めです。

季節適性・牡馬

※1勝クラス以上のレースを集計

牡馬:9~2月

牡馬はどちらかと言えば涼しい季節の方が成績が良く、9月~2月頃が若干成績・回収値共に高めです。大きな差ではありませんが春頃の4~6月が連対率ではやや低めです。

季節適性・牝馬

※1勝クラス以上のレースを集計

牝馬:7~10月

牝馬は7~10月頃の成績が良いのですがそれ以外の11月~6月はやや振るわず。特に2月と11月は全ての成績が低めで狙いづらい時期となっています。

ゴールドアリュール産駒 血統相性

母父系統別成績

全体的に成績が良いのはデピュティミニスター系ですが、ゴールドドリーム以外は重賞クラスの産駒はいません。

重賞で活躍している産駒だとクリソベリルやマイネルオフィールなどのキングマンボ系、コパノリッキーやグレイスフルリープ、サンライズノヴァなどのミスプロ系が多めです。

母父ミスタープロスペクター系

  • コパノリッキー(母父ティンバーカントリー)
  • サンライズノヴァ(母父サンダーガルチ)
  • グレイスフルリープ(母父Seeking the Gold)
  • ララベル(母父ティンバーカントリー)
  • レッドアルヴィス(母父Grindstone)

母父デピュティミニスター系

  • ゴールドドリーム(母父フレンチデピュティ)

母父キングマンボ系

  • クリソベリル(母父エルコンドルパサー)
  • クリソライト(母父エルコンドルパサー)
  • マイネルオフィール(母父キングカメハメハ)
  • ゴライアス(母父キングカメハメハ)

母父ロベルト系

  • エスポワールシチー(母父ブライアンズタイム)

ゴールドアリュール産駒 特徴まとめ

芝コース

2200~2600m
小倉・阪神競馬場○、東開催の競馬場△
距離変更△
稍重~重馬場○

ダートコース

1600~2000m、地方も得意
京都ダ1900mの成績が抜群、クラスが上がると中山は苦手
重賞でも大穴で激走することがあるので注意
距離短縮○、延長△
重馬場はこなせるが得意ではない

ゴールドアリュール産駒の分析は以上です。

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