グラスワンダー産駒の特徴|得意なコースや距離、重馬場適性や血統分析

グラスワンダーは1995年生まれの種牡馬です。
このページではグラスワンダー産駒の得意な競馬場、距離、重馬場適性などを分析しています。

グラスワンダーの成績

血統表

競走成績

  • 戦績:15戦9勝
  • 賞金:691,646,000円

主な勝ち鞍

  • 有馬記念2回
  • 宝塚記念
  • 朝日杯3歳S
  • 毎日王冠
  • 京王杯SC
  • 京成杯3歳S

受賞

  • 1997年 最優秀3歳牡馬
  • 1999年 JRA特別賞

種牡馬成績

  • 2004年 82位
  • 2005年 22位
  • 2006年 17位
  • 2007年 13位
  • 2008年 10位
  • 2009年 20位
  • 2010年 15位
  • 2011年 24位
  • 2012年 32位
  • 2013年 32位
  • 2014年 43位
  • 2015年 46位
  • 2016年 62位
  • 2017年 87位
  • 2018年 114位
  • 2019年 122位
  • 2020年 137位
  • 2021年 120位
  • 2022年 109位

代表産駒

  • スクリーンヒーロー(ジャパンC)
  • アーネストリー(宝塚記念)
  • セイウンワンダー(朝日杯FS)
  • ビッグロマンス(全日本2歳優駿)
  • マルカラスカル(中山大障害、中山GJ)
  • サクラメガワンダー(金鯱賞、鳴尾記念2回)
  • マイネルスケルツィ(NZT、京都金杯)
  • マイネルレーニア(スワンS、京王杯2歳S)
  • スマートオリオン(オーシャンS、中京記念)
  • メイショウカンパク(京都大賞典)

グラスワンダー産駒の得意距離は?

距離別

芝:1400~2200m

代表産駒のスクリーンヒーローやアーネストリーのように主に芝の中距離以上を得意とする産駒が多いですが、スマートオリオンのように短距離を得意とする産駒もいます。

コースは左回りよりも右回りを得意とする産駒が多いのが特徴。

ダート:1600~1800m

ダートは下級条件が多く得意ではありませんが、1600~1800mならある程度馬券にはなっています。

グラスワンダー産駒 芝コース成績

芝・競馬場別

非常に相性が良いのが阪神競馬場で、その他にも中京競馬場など坂がありパワーを要するコースを得意としています。

逆に最も苦手としているのが東京競馬場で、京都競馬場でも勝率を落としていることからスピード勝負では分が悪いと言えます。

得意なコース

  1. 連対率27.3% 阪神・芝2200m
  2. 連対率25.0% 中山・芝1200m
  3. 連対率23.3% 京都・芝2000m
  4. 連対率21.4% 阪神・芝1800m
  5. 連対率20.9% 新潟・芝2000m

苦手なコース

  1. 連対率3.3% 中山・芝1800m
  2. 連対率6.1% 東京・芝1800m
  3. 連対率7.2% 中山・芝1600m
  4. 連対率7.5% 福島・芝1800m
  5. 連対率7.7% 新潟・芝1000m

※1勝クラス以上のレースを集計、出走数が少ないコースは省いています。

芝・クラス別

2勝クラス~オープン特別○

2歳GⅠを勝ったセイウンワンダーの例はありますが、産駒はどちらかと言えば晩成タイプが多く新馬戦の勝ち上がり率はかなり低めです。産駒数は減少傾向にありますが2勝クラス~オープン特別では回収値もそこそこ高めです。

芝・前走距離別

距離延長△

2000m以上で結果を残す産駒も多いのですが、距離延長はあまり得意ではなく距離短縮は苦にしません。

グラスワンダー産駒 ダートコース成績

ダート・競馬場別

ダートは札幌競馬場の成績が非常に良く積極的に狙えます。それ以外では阪神競馬場では回収値が高めで、芝ダート共に阪神競馬場を得意としていると言えます。

得意なコース

  1. 連対率16.7% 東京・ダ1600m
  2. 連対率16.1% 中京・ダ1700m
  3. 連対率16.0% 中山・ダ1800m
  4. 連対率15.0% 札幌・ダ1700m
  5. 連対率13.0% 福島・ダ1700m

苦手なコース

  1. 連対率0.0% 新潟・ダ1200m
  2. 連対率4.8% 新潟・ダ1800m
  3. 連対率5.2% 京都・ダ1400m
  4. 連対率6.8% 中山・ダ1200m
  5. 連対率8.5% 京都・ダ1800m

※1勝クラス以上のレースを集計、出走数が少ないコースは省いています。

ダート・クラス別

2~3勝クラス○

ダートはオープンクラスが高い壁になっていますが、2~3勝クラスならまずまず馬券になっています。マイネルスケルツィが1400mを勝ったこともありますが、近年は買えるとしたら1600~1800m。

ダート・前走距離別

距離延長、短縮△

ダートは前走と同距離がベストで距離延長、短縮共に買えません。

グラスワンダー産駒 重馬場・季節適性

重馬場適性

重馬場○

芝ダート共に重馬場は苦にしないタイプで、特に芝では重馬場時の成績が全体的に良く人気以上に好走する場合が多いのが特徴です。

重馬場で狙いたい母父

芝ではマキャヴェリアンなどのミスプロ系かトニービン、サクラユタカオーなどのナスルーラ系の成績が良く、ダートもその2系統が優秀ですがジョリーズヘイローやタヤスツヨシもお勧めです。

季節適性・牡馬

※1勝クラス以上のレースを集計

牡馬:9月○

牡馬は年間を通じて波が小さい傾向にありますが、夏場よりは涼しくなってくる9月以降の成績がやや上向きです。回収値では2月が単・複共に100超えと2月のグラスワンダー産駒の牡馬は抑えておきましょう。

季節適性・牝馬

※1勝クラス以上のレースを集計

牝馬:9月○

牝馬も9月が最も勝率が高く、また上半期より下半期の方が明らかに成績が良いという特徴があります。元々牝馬の成績は良くありませんが、年明けの牝馬は様子見が賢明です。

グラスワンダー産駒 血統相性

母父系統別成績

産駒数では母父サンデーサイレンスが圧倒的で、スクリーンヒーローやセイウンワンダーもこの配合です。

相性で言うとアーネストリーを輩出した母父トニービン、スマートオリオンを輩出した母父ウイニングチケットなどナスルーラ系との組み合わせが良さそうです。

母父サンデーサイレンス系

  • スクリーンヒーロー(母父サンデーサイレンス)
  • セイウンワンダー(母父サンデーサイレンス)
  • サクラメガワンダー(母父サンデーサイレンス)
  • メイショウカンパク(母父ダンスインザダーク)

母父グレイソヴリン系

  • アーネストリー(母父トニービン)
  • マルカラスカル(母父トニービン)
  • スマートオリオン(母父ウイニングチケット)

母父ミスタープロスペクター系

  • マイネルスケルツィ(母父マキャヴェリアン)
  • シゲルジュウヤク(母父ミスワキ)

母父プリンスリーギフト系

  • マイネルレーニア(母父サクラユタカオー)

グラスワンダー産駒 特徴まとめ

芝コース

1400~2200m、右回り○
阪神・中京競馬場○、東京・福島競馬場△
2勝クラス~オープン特別○
距離延長△
重馬場○
母父サンデーサイレンス、トニービンとの相性○

ダートコース

1600~1800m
阪神・札幌競馬場○
買えるのは2~3勝クラス
距離変更△
重馬場は無難にこなす

グラスワンダー産駒の分析は以上です。

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