ヘニーヒューズ産駒の特徴|得意なコースや距離、重馬場適性や血統分析

ヘニーヒューズは2003年生まれの種牡馬です。
このページではヘニーヒューズ産駒の得意な競馬場、距離、重馬場適性などを分析しています。

ヘニーヒューズの成績

血統表

競走成績

  • 戦績:10戦6勝
  • 賞金:1,124,820ドル

主な勝ち鞍

  • ヴォスバーグS
  • キングスビショップS

種牡馬成績

  • 2010年 259位
  • 2011年 118位
  • 2012年 125位
  • 2013年 71位
  • 2014年 96位
  • 2015年 99位
  • 2016年 89位
  • 2017年 56位
  • 2018年 20位
  • 2019年 13位
  • 2020年 10位
  • 2021年 10位
  • 2022年 12位

代表産駒

  • モーニン(フェブラリーS)
  • アジアエクスプレス(朝日杯FS)
  • ワイドファラオ(かしわ記念)
  • アランバローズ(全日本2歳優駿、東京ダービー)
  • ケイアイレオーネ(シリウスS、兵庫ジュニアGP)
  • ヘニーハウンド(ファルコンS)
  • フルデプスリーダー(エルムS)
  • レピアーウィット(マーチS)
  • ウェルドーン(関東オークス)
  • ドンフォルティス(北海道2歳優駿)

ヘニーヒューズ産駒の得意距離は?

距離別

芝:1200~1400m

芝は出走数は多くありませんが1400m以下に適性がありそうです。2戦目でファルコンS(1200m)を制したヘニーハウンドや、阪神Cではモーニンが1.20.1のタイムで6着に入るなど少ない産駒数ながら1400mでの複勝率・複回値は優秀です。

ダート:1700m以下

下級条件では1000~1800mまでこなしますが1800m以上になると連対率を落としており、代表産駒のワイドファラオがユニコーンS、かしわ記念を制したように全体的には1600mを頂点として多少融通が利くイメージです。

ヘニーヒューズ産駒 芝コース成績

芝・競馬場別

参考程度の成績にはなりますが、小倉競馬場では一定の成績を残しているなど中央場よりはローカルの方が若干走っています。ただ得意というよりは相手関係が影響していると思われます。

得意なコース

  1. 連対率25.0% 小倉・芝1800m
  2. 連対率20.0% 東京・芝1400m
  3. 連対率15.4% 阪神・芝1400m
  4. 連対率14.3% 札幌・芝1200m
  5. 連対率14.3% 中京・芝1600m

※新馬戦、未勝利戦を含む全コースデータを集計。

芝・クラス別

芝ではクラス問わず買いにくい

芝では未勝利の産駒ばかりですが、新潟2歳で1番人気になったムスコローソや皐月賞に出走したスリーヘリオスなどを輩出しています。未勝利戦では1着は少ないながら複勝率はそれなりの数値をマークしているので紐ならアリ。

芝・前走距離別

距離変更△

距離短縮の場合は1400mへの短縮が現状では目立ち、ムスコローソが1600mの新潟2歳S12着から1400mへの距離短縮で1着となった例がありますが、基本的には距離変更は苦手。

距離延長では本来適距離ではなさそうなのですが、1800mへの延長でシゲルホウレンソウ、ルベライト、プタハの3頭が連対しているなどはっきりした傾向はまだ見えません。

ヘニーヒューズ産駒 ダートコース成績

ダート・競馬場別

ローカルの出走数はまだ少ないため参考程度ですが、中央場ではどの競馬場でも安定した走りを見せています。特に東京ダート1600mではワイドファラオがユニコーンSを制すなど成績が良く、勝率15.5%・複勝率34.0%という数値。

京都競馬場は全クラスで均した成績は高めですが、1勝クラス以上だと1400mの成績が良い反面1200m、1800mの成績は全コースの中でも下位なので注意。他に苦手としているのは中京競馬場、また福島競馬場も単回値が極端に低く人気馬中心。

得意なコース

  1. 連対率31.8% 東京・ダ1300m
  2. 連対率31.7% 阪神・ダ1200m
  3. 連対率24.7% 東京・ダ1600m
  4. 連対率22.7% 福島・ダ1700m
  5. 連対率22.2% 新潟・ダ1200m

苦手なコース

  1. 連対率8.9% 京都・ダ1800m
  2. 連対率10.2% 阪神・ダ1800m
  3. 連対率11.5% 京都・ダ1200m
  4. 連対率12.9% 中京・ダ1800m
  5. 連対率13.9% 小倉・ダ1700m

※1勝クラス以上のレースを集計、出走数が少ないコースは省いています。

ダート・クラス別

世代限定戦○

新馬戦、未勝利戦は成績・回収値共に高く積極的に狙えます。早くから活躍できる産駒も多いため世代限定戦では頼りになりそうですが、距離やコースを選ぶ産駒が多いので古馬戦では疑ってかかった方がいいかもしれません。

ダート・前走距離別

距離延長△

適距離が短いことから距離延長はあまり得意ではないと思われます。短縮は複勝率・回収値共に高く、やはり1200~1400mへの短縮時が買い時です。

ヘニーヒューズ産駒 重馬場・季節適性

重馬場適性

新馬戦・未勝利戦の重馬場はやや割引き

全体的な成績は良馬場がトップで、重馬場になると若干成績を落としています。ただしこれは主に新馬戦、未勝利戦での成績が大きく影響しており、1勝クラス以上になると馬場状態に関係なく成績は安定しています。

季節適性・牡馬

※1勝クラス以上のレースを集計

牡馬:9月○

牡馬は年間通して成績は安定しています。中京・福島開催のある7月や京都開催のある5月、10月など、季節要因と言うよりはコース要因で成績を落とすことの方が多いです。

季節適性・牝馬

※1勝クラス以上のレースを集計

牝馬:6~7月○

牝馬は6月の東京開催を非常に得意としており、6~7月は成績・回収値共に優秀です。4月はどのコースでも全く走らず大きく成績を落としています。

ヘニーヒューズ産駒 血統相性

母父系統別成績

母父フジキセキからはドンフォルティス、母父デヒアからはバイラを輩出しています。またモーニンやケイアイレオーネの母父はミスプロ系なので大物を出すとしたらミスプロ系か。

サンデーサイレンス系ではフジキセキの他にネオユニヴァースの複勝率が高めで母父アグネスタキオンからはワイドファラオを輩出。3歳までの世代限定戦では頼りになりそうです。

母父サンデーサイレンス系

  • ワイドファラオ(母父アグネスタキオン)
  • ドンフォルティス(母父フジキセキ)
  • サトノギャロス(母父サンデーサイレンス)

母父ロベルト系

  • オーヴァルエース(母父グラスワンダー)

母父フォーティナイナー系

  • モーニン(母父Distorted Humor)

母父グレイソヴリン系

  • アジアエクスプレス(母父Running Stag)

ヘニーヒューズ産駒 特徴まとめ

芝コース

1200~1400m
買えるとしたら新馬・未勝利戦

ダートコース

1700m以下
東京・函館競馬場○、中京競馬場△
京都は1400mが得意、1200mと1800mは苦手
世代限定戦では買い、古馬戦では割引き
距離延長△
1勝クラス以上だと馬場状態不問

ヘニーヒューズ産駒の分析は以上です。

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