ジャングルポケットは1998年生まれの種牡馬です。
このページではジャングルポケット産駒の得意な競馬場、距離、重馬場適性などを分析しています。
ジャングルポケットの成績
血統表
競走成績
- 戦績:13戦5勝
- 賞金:704,258,000円
主な勝ち鞍
- 東京優駿
- ジャパンC
- 共同通信杯
- 札幌3歳S
受賞
- 2001年 年度代表馬、最優秀3歳牡馬
種牡馬成績
- 2006年 105位
- 2007年 27位
- 2008年 11位
- 2009年 16位
- 2010年 10位
- 2011年 7位
- 2012年 15位
- 2013年 13位
- 2014年 16位
- 2015年 12位
- 2016年 19位
- 2017年 25位
- 2018年 27位
- 2019年 28位
- 2020年 50位
- 2021年 55位
- 2022年 81位
代表産駒
- オウケンブルースリ(菊花賞)
- トーセンジョーダン(天皇賞・秋)
- ジャガーメイル(天皇賞・春)
- トールポピー(オークス、阪神JF)
- アヴェンチュラ(秋華賞)
- アウォーディー(JBCクラシック)
- クィーンスプマンテ(エリザベス女王杯)
- ディアドムス(全日本2歳優駿)
- タスカータソルテ(札幌記念、中京記念、京都新聞杯)
- ヴェルデグリーン(オールカマー、AJCC)
ジャングルポケット産駒の得意距離は?
距離別
芝:1800m~
芝は1800m以上の中~長距離を得意としています。天皇賞・秋を勝ったトーセンジョーダンや秋華賞を勝ったアヴェンチュラなど重賞では2000mの勝利数がトップですが、複勝率や回収値では2200mの数値が良いのが特徴です。
中山芝2200mに強かったヴェルデグリーンや宝塚記念で3着に入ったノーブルマーズ、エリザベス女王杯を逃げ切ったクィーンスプマンテなど大穴でも狙えるのが魅力。
ダート:1700m~
ダートでは距離が延びるほど良いタイプで1700m以上の距離を得意としています。
ジャングルポケット産駒 芝コース成績
芝・競馬場別
洋芝の札幌、函館競馬場を得意としていますが、コースによる得意不得意はあまりなくどの競馬場でもそれなりに走っています。
重賞では以前は京都競馬場を得意としていましたがディープインパクト産駒などに押される格好で最近は振るいません。
2200mで非常に強いのが特徴ですが東京競馬場でも穴を空けることが多く、ジャパンCで14番人気3着のジャガーメイルや11番人気3着のトーセンジョーダン、目黒記念10番人気2着のノーブルマーズなど東京の中距離以上の重賞でも注意したい種牡馬です。
得意なコース
- 連対率30.0% 京都・芝2200m
- 連対率29.4% 函館・芝1800m
- 連対率21.6% 中山・芝2200m
- 連対率21.3% 中山・芝1800m
- 連対率20.7% 小倉・芝2000m
苦手なコース
- 連対率7.4% 京都・芝1600m(外)
- 連対率7.9% 福島・芝1200m
- 連対率8.7% 中京・芝2000m
- 連対率8.9% 福島・芝2000m
- 連対率9.1% 新潟・芝1600m
※1勝クラス以上のレースを集計、出走数が少ないコースは省いています。
芝・クラス別
オープン特別○
クラスが上がっても安定した走りを見せる種牡馬です。近年は重賞ではやや足りない産駒が多く条件戦~オープン特別までが馬券的にはお勧め。
またアヴェンチュラやトールポピーを輩出してはいますが、牝馬限定戦で成績を落としている点に注意。
芝・前走距離別
距離変更は無難にこなす
距離変更は無難にこなし、距離短縮でも延長でも成績が良いのは2200m以上。短縮とは言っても1800m以下への短縮のようなパターンは微妙です。
ジャングルポケット産駒 ダートコース成績
ダート・競馬場別
ダートも札幌、函館競馬場を得意としています。それ以外の競馬場は平均的ですがクラスが上がると中山競馬場の成績が良く、逆に京都競馬場の成績は大きく落ちます。
得意なコース
- 連対率25.0% 函館・ダ1700m
- 連対率17.9% 新潟・ダ1200m
- 連対率16.7% 中京・ダ1400m
- 連対率15.9% 阪神・ダ1800m
- 連対率15.2% 中山・ダ1800m
苦手なコース
- 連対率0.0% 阪神・ダ1400m
- 連対率3.7% 東京・ダ1400m
- 連対率5.8% 小倉・ダ1700m
- 連対率6.2% 東京・ダ1600m
- 連対率7.8% 札幌・ダ1700m
※1勝クラス以上のレースを集計、出走数が少ないコースは省いています。
ダート・クラス別
オープンクラス△
ダートでは重賞級と言えるのはアウォーディーくらいで他はほぼ条件クラスですが、3勝クラスまでは普通に馬券になります。ただしオープン特別で壁にぶち当たる産駒が多く2回の2着はどちらも3歳限定のオープン特別。古馬オープンクラスでは基本的に消し。
ダート・前走距離別
距離変更△
ダートは距離延長・短縮共に苦手としています。特に距離短縮時は勝率4.0%と大きく成績を落としており1600m以下への距離短縮は基本的には軽視。
距離延長も1600m以下での距離延長は買えません。買うなら1700m以上への距離延長時。
ジャングルポケット産駒 重馬場・季節適性
重馬場適性
ダートの重馬場△
ジャングルポケット自身が重馬場のダービーを勝っているため道悪得意なイメージがありますが、道悪は得意まではいかずこなす程度の成績。ダートでは重馬場の成績はやや落ちます。
重馬場で狙いたい母父
芝では母父クロフネやフレンチデピュティ、アジュディケーティングなどのヴァイスリージェント系、ダンジグ系の成績が良く、ダートではクラフティプロスペクターやエルコンドルパサーなどのミスプロ系が好調です。
季節適性・牡馬
※1勝クラス以上のレースを集計
牡馬:9~11月
牡馬は年間を通じて調子の浮き沈みが無いタイプですが、9~11月の秋競馬の時期は複勝率が25%台で安定しています。
季節適性・牝馬
※1勝クラス以上のレースを集計
牝馬:7~9月
牝馬は牡馬よりもはっきりとした傾向があり、2~5月頃の春先は全く振るわず、7~9月の夏の時期を非常に得意としています。
ジャングルポケット産駒 血統相性
母父系統別成績
母父サンデーサイレンスはトールポピーやアヴェンチュラ、ジャガーメイルなどを輩出しており重賞やGⅠででも信頼できます。
ただ近年は母父サンデーサイレンスは減少しており、母父にサンデー産駒を持つ馬の成績はイマイチ。活躍しているのはオールカマーを勝ったヴェルデグリーンくらいです。
それ以外の母父だと条件戦止まりの産駒が多く、条件戦を含めるとデピュティミニスター系やキングマンボ系、レッドゴッド系あたりの複勝率が高めです。
母父サンデーサイレンス系
- ジャガーメイル(母父サンデーサイレンス)
- アヴェンチュラ(母父サンデーサイレンス)
- トールポピー(母父サンデーサイレンス)
- アウォーディー(母父サンデーサイレンス)
- エアソミュール(母父サンデーサイレンス)
- ダイワファルコン(母父サンデーサイレンス)
- フサイチホウオー(母父サンデーサイレンス)
- アプリコットフィズ(母父サンデーサイレンス)
- ヴェルデグリーン(母父スペシャルウィーク)
母父ノーザンテースト系
- トーセンジョーダン(母父ノーザンテースト)
- タスカータソルテ(母父ノーザンテースト)
母父デピュティミニスター系
- オウケンブルースリ(母父Silver Deputy)
母父ロベルト系
- ノーブルマーズ(母父Silver Hawk)
ジャングルポケット産駒 特徴まとめ
芝コース
★札幌、函館競馬場○
★東京の中距離以上の重賞では人気薄で注意
★近年はオープン特別以下が狙い目
★距離変更は2200m以上なら○
★馬場状態不問
ダートコース
★札幌・函館競馬場○、クラスが上がると京都は苦手
★距離変更△、1700m以上への延長なら
★良馬場○、稍重~重馬場△
ジャングルポケット産駒の分析は以上です。