カネヒキリ産駒の特徴|得意なコースや距離、重馬場適性や血統分析

カネヒキリは2002年生まれの種牡馬です。
このページではカネヒキリ産駒の得意な競馬場、距離、重馬場適性などを分析しています。

カネヒキリの成績

血統表

競走成績

  • 戦績:23戦12勝
  • 賞金:816,291,000円/300,000ドル

主な勝ち鞍

  • ジャパンCダート2回
  • フェブラリーS
  • 東京大賞典
  • 川崎記念
  • ジャパンダートダービー
  • ダービーグランプリ
  • ユニコーンS
  • マーキュリーC

受賞

  • 2005年 最優秀ダートホース
  • 2008年 最優秀ダートホース、NARグランプリダートグレード競走特別賞馬

種牡馬成績

  • 2014年 113位
  • 2015年 50位
  • 2016年 28位
  • 2017年 22位
  • 2018年 29位
  • 2019年 41位
  • 2020年 92位
  • 2021年 134位
  • 2022年 138位

代表産駒

  • ミツバ(川崎記念)
  • ロンドンタウン(エルムS、佐賀記念)
  • ディオスコリダー(カペラS)
  • テーオーエナジー(兵庫CS)
  • アルタイル(ポルックスS、オアシスS)
  • メイプルブラザー(晩秋S)
  • キングノヨアケ(北山S)
  • ノーフィアー(ブラッドストーンS)

カネヒキリ産駒の得意距離は?

距離別

ダート:1800m~

ダート専用種牡馬で芝では1勝も挙げていません。ダートは距離が長いほど良く、代表産駒のミツバのように1800m以上の距離を得意とする産駒が多いのが特徴です。特に1900m以上の距離では複勝率が30%を大きく超えます。

2016年に死亡しており数世代しか産駒を残すことができませんでしたが、ダートの長距離戦で見かけたときには抑えておきたい種牡馬です。

カネヒキリ産駒 芝コース成績

芝では惨憺たる結果に終わり、今後芝で見ることはほぼ無いと思います。

芝・クラス別

芝・前走距離別

カネヒキリ産駒 ダートコース成績

ダート・競馬場別

関西圏の競馬場で強く、京都・阪神競馬場では勝率が10%前後にを超え単回値も90前後とまずまず優秀な成績を残しています。特に阪神ダート1800mは勝率21%と全コースの中で最も勝っており、単回値も200以上と非常に優秀。

直線が長いコースかコーナーをゆったり回れるコースが合っているようで函館、小倉、中山、福島と小回りでコーナーが厳しい競馬場では勝率をはじめ成績は全体的に低めです。

得意なコース

  1. 連対率37.5% 京都・ダ1900m
  2. 連対率30.6% 阪神・ダ1800m
  3. 連対率29.6% 札幌・ダ1700m
  4. 連対率18.8% 中山・ダ1200m
  5. 連対率18.3% 京都・ダ1800m

苦手なコース

  1. 連対率0.0% 函館・ダ1700m
  2. 連対率0.0% 福島・ダ1150m
  3. 連対率5.7% 福島・ダ1700m
  4. 連対率5.9% 中京・ダ1400m
  5. 連対率6.3% 京都・ダ1200m

※1勝クラス以上のレースを集計、出走数が少ないコースは省いています。

ダート・クラス別

2勝クラス~GⅢ○

中央場ではGⅠ級の産駒はいませんが、2勝クラス~GⅢまでの成績・回収値は安定して高めで馬券対象としても優秀な部類です。1勝クラスを勝ちあがるとガラッと変わるので昇級戦でもオッズに旨味があれば狙ってみたい種牡馬です。

ダート・前走距離別

1600m以下への短縮△

長距離を得意とする産駒が多いため、距離延長時は問題なく対応しています。その反面距離短縮は苦手としており、特に1600m以下への短縮は勝率3~4%にまで落ち込みます。

カネヒキリ産駒 重馬場・季節適性

重馬場適性

稍重・重馬場△

良馬場と不良馬場の成績は良いのですが、稍重~重馬場の成績はイマイチという極端なタイプです。

重馬場で狙いたい母父

フォーティナイナーとコマンダーインチーフの2頭が出走数も多い割に複勝率も30%以上で優秀です。回収値ではアルカセットやドバイデスティネーション、グランドスラムなどのミスプロ系が大穴をあけることも。

季節適性・牡馬

※1勝クラス以上のレースを集計

牡馬:12~2月

牡馬は5~7月は成績が落ちやすく、調子が良いのは8~9月と12~2月頃です。競馬場による得意不得意が大きいタイプのため月要素よりコース要素の方が大きいかもしれません。

季節適性・牝馬

※1勝クラス以上のレースを集計

牝馬:1月

牝馬の活躍馬は殆どいませんが、どちらかと言えば上半期の1着が多めです。

カネヒキリ産駒 血統相性

母父系統別成績

ミスプロ系、ノーザンダンサーの成績は安定しています。ヘイロー系、ロベルト系は下級条件では勝っていますが上のクラスになると勝ち切れていません。

母父リファール系

  • ミツバ(母父コマンダーインチーフ)

母父ミスタープロスペクター系

  • アルタイル(母父Gland Slam)
  • テーオーエナジー(母父Crafty Prospector)

母父マッチェム系

  • ロンドンタウン(母父Honour and Glory)

母父ニアークティック系

  • ディオスコリダー(母父ワイルドラッシュ)

カネヒキリ産駒 特徴まとめ

ダートコース

1800m以上、長距離戦に強い
阪神・京都競馬場○、小回り△
2勝クラス~GⅢまでの成績・回収値が高い
1600m以下への短縮△
良馬場、不良馬場○、稍重~重馬場△

カネヒキリ産駒の分析は以上です。

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