キングヘイロー産駒の特徴|得意なコースや距離、重馬場適性や血統分析

キングヘイローは1995年生まれの種牡馬です。
このページではキングヘイロー産駒の得意な競馬場、距離、重馬場適性などを分析しています。

キングヘイローの成績

血統表

競走成績

  • 戦績:27戦6勝
  • 賞金:500,266,000円

主な勝ち鞍

  • 高松宮記念
  • 中山記念
  • 東京新聞杯
  • 東京スポーツ杯3歳S

種牡馬成績

  • 2004年 112位
  • 2005年 46位
  • 2006年 16位
  • 2007年 20位
  • 2008年 19位
  • 2009年 22位
  • 2010年 26位
  • 2011年 27位
  • 2012年 29位
  • 2013年 25位
  • 2014年 23位
  • 2015年 37位
  • 2016年 46位
  • 2017年 45位
  • 2018年 44位
  • 2019年 52位
  • 2020年 83位
  • 2021年 102位
  • 2022年 105位

代表産駒

  • カワカミプリンセス(オークス、秋華賞)
  • ローレルゲレイロ(高松宮記念、スプリンターズS)
  • メーデイア(JBCレディスクラシック)
  • ダイアナヘイロー(阪神C、阪急杯、北九州記念)
  • ダイメイプリンセス(アイビスサマーダッシュ、北九州記念)
  • クリールカイザー(AJCC)
  • シャトーブランシュ(マーメイドS)
  • キタサンミカヅキ(東京盃2回、東京スプリント)
  • キクノアロー(ダイオライト記念)
  • ゴウゴウキリシマ(シンザン記念)

キングヘイロー産駒の得意距離は?

距離別

芝:1000~1800m

芝はローレルゲレイロやダイメイプリンセスのように1200mを得意とする産駒が多く、産駒の多くは1800m以下の距離が守備範囲。2000mを超えると成績は下がりますがカワカミプリンセスやクリールカイザーのように中距離以上で実績を残す産駒もいます。

ダート:万能

ダートは距離問わず安定した成績を収めており、芝ダート共に右回りの競馬場をやや得意としています。

キングヘイロー産駒 芝コース成績

芝・競馬場別

札幌、函館、福島競馬場が得意で複勝率は20%を超えています。それ以外のコースでも特に苦手というコースはありません。産駒によって特徴が様々で掴みどころがないイメージもあり、比較的オッズが控えめになることが多く回収値は全体的に高めです。

得意なコース

  1. 連対率22.4% 福島・芝2000m
  2. 連対率22.2% 阪神・芝1200m
  3. 連対率17.9% 阪神・芝1400m
  4. 連対率17.6% 小倉・芝2000m
  5. 連対率17.5% 福島・芝1200m

苦手なコース

  1. 連対率3.3% 新潟・芝2000m(外)
  2. 連対率4.5% 東京・芝1400m
  3. 連対率4.7% 新潟・芝1400m
  4. 連対率5.3% 福島・芝1800m
  5. 連対率5.9% 東京・芝2000m

※1勝クラス以上のレースを集計、出走数が少ないコースは省いています。

芝・クラス別

新馬戦△

新馬戦の勝ち上がり率は低めですが、勝ち上がった産駒は条件戦からオープンクラスまでそれなりに走っています。

中山の中距離に強かったクリールカイザーや新潟直千に強いダイメイプリンセスなど、重賞でも自分の得意な条件になればガラッと変わる産駒が目立ちます。

芝・前走距離別

距離延長△、短縮○

短距離を得意とする産駒が多いため、距離延長は苦手としていますが距離短縮は全く苦にしません。

特に牝馬は距離短縮にハマる傾向が強く複勝率23%台、回収値は共に100超えとキングヘイロー産駒の牝馬の距離短縮は買いです。

キングヘイロー産駒 ダートコース成績

ダート・競馬場別

ダートは競馬場ごとの得意不得意がはっきり出ており、函館、福島、阪神競馬場を得意としていますが札幌、中京、小倉競馬場は大きく成績を落としています。

得意なコース

  1. 連対率22.6% 函館・ダ1000m
  2. 連対率21.8% 新潟・ダ1800m
  3. 連対率20.8% 京都・ダ1800m
  4. 連対率20.4% 東京・ダ1300m
  5. 連対率20.0% 福島・ダ1700m

苦手なコース

  1. 連対率3.3% 京都・ダ1900m
  2. 連対率5.0% 中京・ダ1700m
  3. 連対率7.5% 京都・ダ1200m
  4. 連対率7.7% 中山・ダ1800m
  5. 連対率7.7% 阪神・ダ1200m

※1勝クラス以上のレースを集計、出走数が少ないコースは省いています。

ダート・クラス別

オープンクラス△

条件戦までは人気以上の走りを見せる産駒が多いですが、オープンクラスの壁は厚く馬券として狙えるのは3勝クラスまで。交流重賞では無敵だったメーデイアのように地方で結果を残す産駒もいますがハンデ戦には不向きです。

ダート・前走距離別

距離延長、短縮△

ダートは芝よりは距離変更に対応しきれていませんが、それでも延長よりは短縮の方が向いています。ただし馬券で考えると前走と同距離時が回収値も安定しています。

キングヘイロー産駒 重馬場・季節適性

重馬場適性

芝の不良馬場○、ダートの重~不良馬場○

芝ダート共に馬場状態による影響は小さく、特に芝の不良馬場は非常に得意としています。ダートも重馬場になるとはっきりとした成績の良化が見られるため、基本的には重馬場得意と考えて良いと思います。。

重馬場で狙いたい母父

芝ではサッカーボーイやラストタイクーン、テンビーなどの成績が良く、ダートではサクラバクシンオーやメジロライアン、ブライアンズタイムなどが相性が良さそうです。

季節適性・牡馬

※1勝クラス以上のレースを集計

牡馬:2~5月○

牡馬は2~5月が成績・回収値共に抜群です。暑さに弱いのか暑くなってくると成績を落とす傾向にあり、涼しくなってくる9~10月頃になるとやや持ち直しています。

季節適性・牝馬

※1勝クラス以上のレースを集計

牝馬:6~7月○

牝馬は逆に6~7月の蒸し暑い時期を得意とする産駒が多く、ダイメイプリンセスやダイアナヘイローのように夏場は牡馬をも圧倒する走りを見せることもあります。

キングヘイロー産駒 血統相性

母父系統別成績

マイネルラヴなどのミスプロ系やサクラバクシンオーなどのナスルーラ系との組み合わせからスピード豊富な産駒が生まれやすく、母父サッカーボーイからはスタミナタイプのクリールカイザーが生まれるなど母系の血統によって様々なタイプが出ています。

母父カーリアン系

  • ローレルゲレイロ(母父テンビー)

母父ロベルト系

  • ダイアナヘイロー(母父グラスワンダー)

母父ボールドルーラー系

  • カワカミプリンセス(母父Seattle Slew)

母父ファイントップ系

  • クリールカイザー(母父サッカーボーイ)

母父サンデーサイレンス系

  • ダイメイプリンセス(母父ダンスインザダーク)

キングヘイロー産駒 特徴まとめ

芝コース

1600m以下
札幌・函館・福島競馬場○、左回り△
1勝クラス以上の阪神1200~1400m○
距離短縮○
不良馬場◎

ダートコース

距離不問
函館、福島、阪神競馬場○、札幌・中京・小倉競馬場△
オープンクラスでは買いづらい
距離変更△
重~不良馬場○

キングヘイロー産駒の分析は以上です。

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