キングズベストは1997年生まれの種牡馬です。
このページではキングズベスト産駒の得意な競馬場、距離、重馬場適性などを分析しています。
キングズベストの成績
血統表
競走成績
- 戦績:6戦3勝
主な勝ち鞍
- 英2000ギニー
種牡馬成績
- 2005年 398位
- 2006年 238位
- 2007年 158位
- 2008年 246位
- 2009年 231位
- 2010年 47位
- 2011年 49位
- 2012年 63位
- 2013年 82位
- 2014年 169位
- 2015年 239位
- 2016年 94位
- 2017年 62位
- 2018年 63位
- 2019年 53位
- 2020年 35位
- 2021年 53位
- 2022年 103位
代表産駒
- エイシンフラッシュ(東京優駿、天皇賞・秋)
- トーラスジェミニ(七夕賞)
- ミスニューヨーク(ターコイズS2回)
- コスモメドウ(ダイヤモンドS)
- ジョイフル(タンザナイトS)
- シャドウパーティー(レインボーS)
- アイトーン(若葉S)
- ショウナンバルディ(関ヶ原S)
- ビッククインバイオ(奥多摩S)
- ボナパルト(春麗ジャンプS)
※国内供用後のデータを集計しているため、エイシンフラッシュやコスモメドウはデータには含まれません。ご了承ください。
キングズベスト産駒の得意距離は?
距離別
芝:1200m(牡馬は配合次第で2000mまで)
基本的にはスプリンターですが、牡馬は若葉Sを勝ったアイトーンや2勝クラスのショウナンバルディなど2000mまではこなしています。牝馬はほぼスプリント戦で1400m以上だと3着までが多いのが特徴です。
2200m以上を使う産駒は多くありませんが、母父サドラーズウェルズのロイヤルディクリーが2600mで2着に入るなど配合次第では距離をこなす場合もあります。
ダート:基本的に苦手
ダートは苦手で比較的買えそうなのは1000mか1700mですが、それでも回収値は低め。牝馬はパレニアが1700mで2勝を挙げていますが、それ以外の産駒は1400m以下でしか馬券に絡んでいません。
キングズベスト産駒 芝コース成績
芝・競馬場別
福島競馬場や中山競馬場など小回りコースを得意としています。特に福島芝1200mの成績が良く全コース中最多の8勝を挙げています。2位のコースが2勝なので頭を狙うならこのコース。
阪神は1200~1400mや2000mと内回りコースの成績が良く、外回りでは大幅に割引き。
得意なコース
- 連対率21.4% 阪神・芝1200m
- 連対率20.0% 福島・芝1200m
- 連対率18.8% 新潟・芝1200m
- 連対率18.4% 中山・芝1200m
- 連対率17.6% 中山・芝2000m
苦手なコース
- 連対率0.0% 福島・芝1800m
- 連対率0.0% 東京・芝1800m
- 連対率0.0% 新潟・芝1600m
- 連対率0.0% 京都・芝1600m(内)
- 連対率0.0% 阪神・芝1600m
※新馬戦、未勝利戦を含む全コースデータを集計。
芝・クラス別
2勝クラス~オープン特別○
勝ち上がり率が低く新馬戦や未勝利戦では狙いづらい一方、血統的に人気になりにくいこともありクラスが上がると穴をあける産駒も。
タンザナイトSを5番人気で勝ったジョイフルや若葉Sを8番人気で勝ち3連単490万馬券を演出したアイトーンなど、2勝クラス~オープン特別での回収値が高めです。
芝・前走距離別
距離延長×、距離短縮△
元々スプリントを主戦場とする産駒が多いこともあり、距離延長時は複勝率6.8%と壊滅的。距離短縮も得意とは言えず、前走と同距離時が成績・回収値共に狙い目です。
キングズベスト産駒 ダートコース成績
ダート・競馬場別
ダートはほぼ全てのコースで人気を下回る結果に終わっています。回収値的には福島や小倉などローカルでは狙えないこともありませんが、中央場では基本的には軽視。
得意なコース
- 連対率25.0% 福島・ダ1700m
- 連対率13.6% 小倉・ダ1000m
- 連対率13.3% 函館・ダ1700m
- 連対率10.0% 福島・ダ1150m
- 連対率10.0% 小倉・ダ1700m
苦手なコース
- 連対率0.0% 中京・ダ1200m
- 連対率0.0% 中京・ダ1400m
- 連対率0.0% 新潟・ダ1200m
- 連対率0.0% 阪神・ダ1200m
- 連対率0.0% 新潟・ダ1800m
※新馬戦、未勝利戦を含む全コースデータを集計。
ダート・クラス別
新馬戦・未勝利戦×
芝同様に新馬戦、未勝利戦では回収値も非常に低く消しデータとして使う方が良さそうです。1勝クラス以上ではサンマルベストが10番人気以下で3回馬券に絡むなど時々大穴をあけることもあります。
ダート・前走距離別
距離延長×、距離短縮△
こちらも芝と同じく延長は苦手としており短縮も成績が良いとは言えません。
キングズベスト産駒 重馬場・季節適性
重馬場適性
芝の道悪○、ダートの重~不良馬場×
芝ではトーラスジェミニが不良馬場のエプソムCで18番人気3着と好走した例もあり、重~不良馬場時は成績を上げています。ダートは重馬場以上になると成績は振るわず、良馬場~稍重くらいまで。
季節適性・牡馬
※1勝クラス以上のレースを集計
牡馬:冬場○
出走数が少ないため参考程度ですが、牡馬は11月の成績・回収値が抜群です。11月は福島・12月は阪神で成績を伸ばしており、全体的に冬場の好走が目立ちます。
季節適性・牝馬
※1勝クラス以上のレースを集計
牝馬:5月、7月×
牝馬は1勝クラス以上ではなかなか勝ち切れませんが、1着になっているのは11~1月などどちらかと言えば寒い季節。8~9月の複勝率も良い数値です。また5月と7月は人気を考慮しても極端に成績が悪いので注意。
キングズベスト産駒 血統相性
母父系統別成績
サンデーサイレンス系の牝馬と交配するために輸入されましたが、系統別で見るとダンジグ系やミスプロ系の方が走っています。サンデー系も時々人気薄で激走することはあり回収値は悪くありません。
2017年は種付け頭数が大幅に減り2019年に死亡しているので、実質的には2020年のクラシック世代が最後のチャンスになりそうです。
母父ミスタープロスペクター系
- ジョイフル(母父Street Cry)
- パレニア(母父スキャン)
母父サンデーサイレンス系
- アイトーン(母父スペシャルウィーク)
- トーラスジェミニ(母父マンハッタンカフェ)
- ビッククインバイオ(母父ゼンノロブロイ)
- タケショウベスト(母父ダンスインザダーク)
キングズベスト産駒 特徴まとめ
芝コース
★頭狙いなら福島芝1200m、小回りのスプリント戦なら
★2勝クラス~オープン特別○
★距離延長×、短縮△
★重~不良馬場○
ダートコース
★狙えるとしたらローカル(右回りの1200mか1700m)
★新馬戦、未勝利戦×
★距離変更△
★重~不良馬場×
キングズベスト産駒の分析は以上です。