マジェスティックウォリアーは2005年生まれの種牡馬です。
このページではマジェスティックウォリアー産駒の得意な競馬場、距離、重馬場適性などを分析しています。
マジェスティックウォリアーの成績
血統表
競走成績
- 戦績:7戦2勝
主な勝ち鞍
- ホープフルS
種牡馬成績
- 2019年 76位
- 2020年 32位
- 2021年 28位
- 2022年 25位
代表産駒
- ベストウォーリア(マイルCS南部杯2回)
- エアアルマス(東海S)
- サンライズホープ(みやこS、シリウスS)
- スマッシャー(ユニコーンS)
- ライトウォーリア(太秦S)
- セイカメテオポリス(戸塚記念)
- シゲルタイタン(天満橋S)
- レッドソルダード(灘S)
- スティールルージュ(ユングフラウ賞、若潮スプリント)
- ハンディーズピーク(西部スポニチ賞)
マジェスティックウォリアーは2016年から国内で供用されています。代表産駒に記載したエアアルマス、ベストウォーリアは外国産馬のためデータに含まれません。
またデータが不足している所も多いため抜粋した分析になりますが、徐々にデータを増やしていきますのでご了承下さい。
マジェスティックウォリアー産駒の得意距離は?
距離別
芝:1600~1800m
ダート適性の高い種牡馬というイメージがあるため芝では人気になることは少なく、現状では1勝クラス以下の1600~1800mでは穴の魅力があります。
また1400m以下で優勝した2頭は当日2番人気以内、2000m以上でも全く走らず買い時は絞られます。
ダート:1400~1800m
ダートではマイルCS南部杯を制したベストウォーリアやエアアルマスのイメージ通り1400~1800mを得意としています。スマッシャーがユニコーンSを制しましたが、クラスが上がっても買いやすいのは1700~1800mです。
マジェスティックウォリアー産駒 芝コース成績
芝・競馬場別
出走数が少ない割にはどのコースでも馬券に絡んでいます。キャリアを積むごとにダート路線に流れる馬が多く、芝で買いやすいのは2歳夏~3歳春まで。全7勝中5勝が2歳時、残り2勝は3歳の6月までに挙げています。
芝・クラス別
買えるのは1勝クラスまで
1勝クラスまでは穴馬が好走することもあり回収値は高めですが、2勝クラス以上では買えません。また7勝中5勝は16頭立てのレースですが、17~18頭立てだと(0-0-0-28)と多頭数に強いということもなく掴み所の無い印象。
また好走しているレースの殆どは4角4番手以内なので、狙いたいのは逃げ・先行馬。特に幸騎手はウエストンバート、サウンドウォリアーと人気薄で逃げて結果を残しています。
芝・前走距離別
1800mへの距離延長○
結果を残しているのがほぼ1600~1800mですが、1800mへの距離延長時の成績が目立ちます。その反面距離短縮は苦手としており、1600~1800mへの短縮でも結果を残していません。
マジェスティックウォリアー産駒 ダートコース成績
ダート・競馬場別
抜群に相性が良いのが札幌競馬場で複勝率は50%台。函館も1着こそありませんが複勝率60%台です。
牡馬は右回り・左回り関係なくどのコースでも安定していますが、牝馬は東京・中山・新潟・福島と東開催を苦手としています。また牝馬は京都ダート1400m、札幌ダート1700m、小倉ダート1700mを得意としています。
得意なコース
- 連対率33.3% 札幌・ダ1700m
- 連対率32.4% 京都・ダ1800m
- 連対率29.2% 阪神・ダ1800m
- 連対率25.0% 京都・ダ1200m
- 連対率24.4% 中京・ダ1800m
苦手なコース
- 連対率8.0% 阪神・ダ1200m
- 連対率8.3% 中京・ダ1200m
- 連対率9.1% 新潟・ダ1200m
- 連対率9.1% 中京・ダ1900m
- 連対率9.1% 福島・ダ1700m
※新馬戦、未勝利戦を含む全コースデータを集計。
ダート・クラス別
2勝クラス以上○
ダート種牡馬のため下級条件では過剰人気しがちな面もあり、1勝クラス以下ではそれほど回収値は高くありません。
むしろ2勝クラス以上の方が成績・回収値も高く、ユニコーンSを1.34.4で制したスマッシャーのように緩い流れよりもダートらしい厳しい流れになるレースの方が向いているかもしれません。
ダート・前走距離別
距離変更時は2~3着狙い
ダートでは距離変更は苦手としており、得意な1800mでも距離変更で挑む場合は勝率は大きく下がります。ただ複回値は下がらないので2~3着では十分狙えます。
また距離短縮で勝っているのは1600m以上で、2021年6月時点では1400m以下への距離短縮時は(0-9-7-58)という成績。
マジェスティックウォリアー産駒 重馬場・季節適性
重馬場適性
馬場状態不問
芝・ダート共に馬場状態は不問ですが、細かく見るとダート1700mで良馬場だと(4-7-8-23)複勝率45.2%に対して稍重以上では(2-1-3-24)複勝率20%と2倍以上の差があります。ただしダート1800mでは良馬場で複勝率32.3%、稍重以上だと複勝率39.7%。何故か1700mのみ馬場状態によって大きな差があります。
マジェスティックウォリアー産駒 血統相性
母父系統別成績
代表産駒のベストウォーリア、エアアルマスはいずれも母父ミスプロ系ですが、国内供用後はサンデーサイレンス系の牝馬と多く配合され、安定した成績を残しています。
その中でも相性が良さそうなのはサンライズホープの母父スペシャルウィーク、ライトウォーリアの母父ディープインパクトでいずれも複勝率は40%以上。ユニコーンSを制したスマッシャーも母系にサンデーサイレンスを持っており、血統的には配合の幅は広そうです。
母父サンデーサイレンス系
- サンライズホープ(母父スペシャルウィーク)
- シゲルタイタン(母父メジロベイリー)
- テイエムマジック(母父スペシャルウィーク)
- ハンディーズピーク(母父ダンスインザダーク)
母父キングカメハメハ系
- スマッシャー(母父キングカメハメハ)
母父ディープインパクト系
- ライトウォーリア(母父ディープインパクト)
母父ミスタープロスペクター系
- ベストウォーリア(母父Mr. Greeley)
- エアアルマス(母父エンパイアメーカー)
マジェスティックウォリアー産駒 特徴まとめ
芝コース
★芝で買うなら2歳~3歳春まで
★逃げ、先行馬
★幸騎手との相性が良い
ダートコース
★札幌競馬場の成績が抜群
★牡馬はコース不問、牝馬は東開催は苦手
★距離変更時は2~3着狙い
★ダート1700mは良馬場◎、稍重以上△
マジェスティックウォリアー産駒の分析は以上です。