マンハッタンカフェ産駒の特徴|得意なコースや距離、重馬場適性や血統分析

マンハッタンカフェは1998年生まれの種牡馬です。
このページではマンハッタンカフェ産駒の得意な競馬場、距離、重馬場適性などを分析しています。

マンハッタンカフェの成績

血統表

競走成績

  • 戦績:12戦6勝
  • 賞金:522,834,000円

主な勝ち鞍

  • 菊花賞
  • 有馬記念
  • 天皇賞・春

種牡馬成績

  • 2006年 88位
  • 2007年 25位
  • 2008年 9位
  • 2009年 1位
  • 2010年 5位
  • 2011年 6位
  • 2012年 10位
  • 2013年 7位
  • 2014年 7位
  • 2015年 6位
  • 2016年 6位
  • 2017年 8位
  • 2018年 11位
  • 2019年 15位
  • 2020年 31位
  • 2021年 51位
  • 2022年 95位

代表産駒

  • ヒルノダムール(天皇賞・春)
  • ジョーカプチーノ(NHKマイルC)
  • グレープブランデー(フェブラリーS、ジャパンダートダービー)
  • クイーンズリング(エリザベス女王杯)
  • レッドディザイア(秋華賞)
  • ルージュバック(毎日王冠、オールカマー)
  • ガルボ(ダービー卿CT、函館スプリントS)
  • フミノイマージン(札幌記念、マーメイドS)
  • ショウナンマイティ(産経大阪杯)
  • シャケトラ(阪神大賞典、日経新春杯)

マンハッタンカフェ産駒の得意距離は?

距離別

芝:1600~2200m

芝では短距離から長距離まで様々なタイプの産駒がいますが、回収値を見ると1600~2200mがベスト。1800mや2200mなど非根幹距離の勝率が高いのが特徴で、重賞も根幹距離より非根幹距離の方が多く勝っています。

ダート:1900m~

ダートでもフェブラリーSを制したグレープブランデーや地方重賞を4勝したエーシンモアオバーなどの活躍馬を輩出しています。距離は幅広くこなしますが長い距離になるほど成績が良く、1900m以上の距離で勝率が10%を超えています。

マンハッタンカフェ産駒 芝コース成績

芝・競馬場別

函館競馬場の勝率が抜けていますが、どの競馬場でも成績や回収率が安定しています。個別のコースでは小倉芝1800mを非常に得意としており、2018年の小倉大賞典では15番人気のクインズミラーグロが2着に入っています。

中央場では阪神競馬場が勝率・回収値共に高くなっていますが重賞勝利数では京都競馬場がトップ。特に京都芝2200mは京都新聞杯を4勝、エリザベス女王杯1勝と非常に相性が良いのが特徴です。

得意なコース

  1. 連対率30.1% 小倉・芝1800m
  2. 連対率23.2% 中山・芝1200m
  3. 連対率22.4% 京都・芝1800m
  4. 連対率21.8% 阪神・芝2000m
  5. 連対率21.7% 福島・芝2000m

苦手なコース

  1. 連対率9.7% 京都・芝1200m
  2. 連対率11.7% 東京・芝2400m
  3. 連対率12.7% 中京・芝1200m
  4. 連対率14.3% 阪神・芝2400m
  5. 連対率14.5% 中山・芝2000m

※1勝クラス以上のレースを集計、出走数が少ないコースは省いています。

芝・クラス別

オープン特別○

どのクラスでも安定していますがGⅠではやや足りないことが多いです。馬券的にはオープン特別が成績・回収値共に高めなのでお勧め。

有馬記念2着のクイーンズリングやエリザベス女王杯2着のシングウィズジョイなど穴をあける事もあり、軸より紐で買いたい産駒が多いのが特徴。特にGⅠで内寄りの枠に入ったマンハッタンカフェ産駒には要注意です。

また産駒はルージュバックやフミノイマージンのように重賞を3~4勝するか、1勝のみというパターンの2つに分かれます。

芝・前走距離別

距離短縮○

距離短縮を得意としており、勝率も短縮時の方が良いのが特徴。200m程度の距離変更を繰り返す方が回収値も高く出る傾向にあります。距離延長はやや苦手で大幅な距離延長は一気に成績が落ちます。

マンハッタンカフェ産駒 ダートコース成績

ダート・競馬場別

函館、札幌競馬場との相性が良く他の競馬場でも安定した成績を残しています。福島競馬場だけは全く合わず全てにおいて他の競馬場の半分程度の数値しか残せていません。

得意なコース

  1. 連対率33.3% 函館・ダ1700m
  2. 連対率25.2% 札幌・ダ1700m
  3. 連対率23.0% 東京・ダ2100m
  4. 連対率22.4% 京都・ダ1200m
  5. 連対率21.7% 中京・ダ1800m

苦手なコース

  1. 連対率4.7% 福島・ダ1700m
  2. 連対率11.3% 東京・ダ1400m
  3. 連対率12.7% 京都・ダ1400m
  4. 連対率14.1% 新潟・ダ1800m
  5. 連対率15.4% 京都・ダ1800m

※1勝クラス以上のレースを集計、出走数が少ないコースは省いています。

ダート・クラス別

新馬戦○

多くは条件戦止まりですが新馬~2勝クラスまでは勝率もほぼ変わらず安定。新馬戦の回収値が良く、ダートの新馬戦にマンハッタンカフェ産駒が出走していたら買い。

ダート・前走距離別

延長、短縮△

芝では距離変更には対応していますが、ダートの距離変更は苦手としており成績や回収値を落としています。

マンハッタンカフェ産駒 重馬場・季節適性

重馬場適性

芝の稍重~不良馬場○

芝は道悪を全く苦にしません。単回値も稍重~不良まで全て100前後と優秀で道悪になったらマンハッタンカフェ産駒は総じてプラス。

ダートは馬場が悪くなるほど勝率が下がる傾向にあり、稍重まではこなしますが重馬場~不良馬場はマイナスです。

重馬場で狙いたい母父

芝ではトニービンやストームキャットの成績が良く、ダートではエンドスウィープが複勝率65%という数値を残しています。

季節適性・牡馬

※1勝クラス以上のレースを集計

牡馬:上半期○

牡馬は9~12月の秋競馬を苦手としており、成績が安定しているのは1~3月を含めた上半期です。重賞勝ちも1~6月までが22勝、7~12月が6勝と大きな差があります。

季節適性・牝馬

※1勝クラス以上のレースを集計

牝馬:上半期○、重賞は下半期○

牝馬も上半期の方が成績が良いのが特徴ですが、牡馬と異なり重賞勝ちは下半期・特に10~12月が多くレッドディザイア、クイーンズリングなどGⅠ勝ちもこの時期。

マンハッタンカフェ産駒 血統相性

母父系統別成績

実はステイゴールド以外にも母父メジロマックイーンとの相性が良いのがマンハッタンカフェ。どんな相手でも一定以上の成績を残していますが、全体的にはミスプロ系やキングマンボ系、ストームキャット系あたりが好相性。

重賞クラスになるとジェネラス、オーサムアゲイン、ラムタラなどノーザンダンサー系との相性が非常に良く、GⅠ4勝は全て母父ノーザンダンサー系となっています。

母父カーリアン系

  • レッドディザイア(母父ジェネラス)
  • ジョーカプチーノ(母父フサイチコンコルド)
  • ガルボ(母父カーリアン)

母父ミスタープロスペクター系

  • レッドアゲート(母父スキャン)
  • デアレガーロ(母父Souvenir Copy)
  • イコピコ(母父ジェイドロバリー)

母父ダンジグ系

  • クイーンズリング(母父Anabaa)

母父デピュティミニスター系

  • ルージュバック(母父Awesome Again)

母父ニジンスキー系

  • ヒルノダムール(母父ラムタラ)

マンハッタンカフェ産駒 特徴まとめ

芝コース

1600~2200m、非根幹距離○
京都の重賞に強く、苦手なコースが少ない
オープンクラス○、GⅠではやや足りない
距離短縮○、延長△
稍重~不良馬場○

ダートコース

1900m以上○
函館・札幌競馬場○、福島競馬場×
距離変更△
稍重~不良馬場△

マンハッタンカフェ産駒の分析は以上です。

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