メイショウサムソン産駒の特徴|得意なコースや距離、重馬場適性や血統分析

メイショウサムソンは2003年生まれの種牡馬です。
このページではメイショウサムソン産駒の得意な競馬場、距離、重馬場適性などを分析しています。

メイショウサムソンの成績

血統表

競走成績

  • 戦績:27戦9勝
  • 賞金:1,065,949,000円

主な勝ち鞍

  • 東京優駿
  • 皐月賞
  • 天皇賞・秋
  • 天皇賞・春
  • 産経大阪杯
  • スプリングS

受賞

  • 2006年 最優秀3歳牡馬
  • 2007年 JRA特別賞

種牡馬成績

  • 2012年 172位
  • 2013年 57位
  • 2014年 36位
  • 2015年 20位
  • 2016年 22位
  • 2017年 24位
  • 2018年 37位
  • 2019年 40位
  • 2020年 49位
  • 2021年 52位
  • 2022年 49位

代表産駒

  • デンコウアンジュ(アルテミスS、福島牝馬S、愛知杯)
  • ルミナスウォリアー(函館記念)
  • キンショーユキヒメ(福島牝馬S)
  • フロンテアクイーン(中山牝馬S)
  • アスターサムソン(京都ハイジャンプ)
  • マサハヤドリーム(福島テレビOP)
  • サムソンズプライド(緑風S)
  • ストレンジクォーク(修学院S)
  • レッドソロモン(アンドロメダS)
  • ハピネスダンサー(修学院S)

メイショウサムソン産駒の得意距離は?

距離別

芝:1600~2000m

自身はダービーや春の天皇賞など中~長距離での実績が豊富ですが産駒は芝1600~2000mを守備範囲とする産駒が多く、産駒の重賞勝ちも1600~2000mの範囲に固まっています。

ダート:1700m~

ダートは中距離以上を得意としており1900m以上で複勝率が20%台とまずまずの成績です。上のクラスでは見かけませんが下級条件ではそれなりに走っています。

メイショウサムソン産駒 芝コース成績

芝・競馬場別

中山競馬場の複勝率が30%近く、他にも東京・新潟・福島など東開催での成績が良いのが特徴です。西開催の中京・京都・阪神競馬場では成績を落としており、特に中京競馬場では複勝率11.9%と特に低いので注意が必要です。

苦手なコースに京都や小倉の中距離が含まれているように、得意な中距離であっても直線に坂の無い平坦コースや直線部分の長い外回りコースはあまり相性が良くないようです。

得意なコース

  1. 連対率30.0% 福島・芝1800m
  2. 連対率26.8% 中山・芝2000m
  3. 連対率25.0% 東京・芝2400m
  4. 連対率23.8% 京都・芝2000m
  5. 連対率23.8% 新潟・芝2000m

苦手なコース

  1. 連対率0.0% 札幌・芝2000m
  2. 連対率4.5% 福島・芝1200m
  3. 連対率4.8% 京都・芝1800m
  4. 連対率7.7% 小倉・芝1800m
  5. 連対率8.0% 小倉・芝1200m

※1勝クラス以上のレースを集計、出走数が少ないコースは省いています。

芝・クラス別

3勝~GⅢ○、ハンデ戦○

新馬戦や未勝利戦では手が出しづらく、馬券的には3勝クラス~GⅢが成績・回収値共に高く狙い目です。GⅠクラスの産駒はいませんが近年はキンショーユキヒメ、デンコウアンジュ、フロンテアクイーンなど牝馬の活躍が目立っている他、ハンデ戦の成績も良いのが特徴です。

芝・前走距離別

距離延長、短縮△

距離延長・短縮共に得意ではなく最も買いやすいのは前走と同距離。古馬重賞を勝ったルミナスウォリアー、キンショーユキヒメも前走と同距離での重賞制覇でした。

メイショウサムソン産駒 ダートコース成績

ダート・競馬場別

ダートは函館・小倉競馬場と相性が良く、芝では苦手としている中京競馬場もダートでは走ります。芝では東開催を得意としていましたがダートは西開催の方が成績が良いのが特徴です。

また札幌競馬場では45頭が出走して連対無しとほぼ全滅。

得意なコース

  1. 連対率33.3% 京都・ダ1400m
  2. 連対率20.0% 中京・ダ1900m
  3. 連対率18.5% 中京・ダ1800m
  4. 連対率16.7% 小倉・ダ1700m
  5. 連対率15.6% 京都・ダ1800m

苦手なコース

  1. 連対率0.0% 札幌・ダ1700m
  2. 連対率0.0% 新潟・ダ1800m
  3. 連対率3.1% 福島・ダ1700m
  4. 連対率4.2% 東京・ダ1400m
  5. 連対率5.9% 中山・ダ1800m

※1勝クラス以上のレースを集計、出走数が少ないコースは省いています。

ダート・クラス別

2勝クラス以上△、ハンデ戦○

ダートは下級条件が殆どですが、狙って買えるものではなさそうです。特に新馬戦では86頭中1着が3回と消しデータとして活用する方が良さそうです。

またサンプル数は少ないながらダートでもハンデ戦の成績が良く、芝ダート共にハンデ戦では気にかけた方が良さそうです。

ダート・前走距離別

距離延長・短縮△

ダートでも距離延長・距離短縮共に成績・回収値を落としており、距離変更はやや苦手と思われます。

メイショウサムソン産駒 重馬場・季節適性

重馬場適性

芝の重馬場○

芝の道悪は大歓迎で重馬場以上になると成績を大きく伸ばしています。重馬場のメイショウサムソン産駒は無条件で買い。ダートは重馬場になってもそれほど成績は変わりません。

重馬場で狙いたい母父

芝ではエルコンドルパサー、アグネスタキオンの成績が良く、ダートではプリサイスエンド、トワイニング、バブルガムフェローと相性が良さそうです。

季節適性・牡馬

※1勝クラス以上のレースを集計

牡馬:7~9月×

牡馬は暑い時期が苦手で夏場の7~9月は連対率が10%前後まで落ち込んでいます。ルミナスウォリアーの函館記念のように重馬場など条件が揃わなければ見送りが良いかもしれません。

季節適性・牝馬

※1勝クラス以上のレースを集計

牝馬:3月、10月

牝馬も夏場の6月、8~9月は連対率10%を切っています。夏は牝馬とはよく言われますが、メイショウサムソン産駒の牝馬も牡馬同様に夏場よりも冬場を得意としています。成績が良いのは3月と10月。

メイショウサムソン産駒 血統相性

母父系統別成績

産駒数では母父サンデーサイレンスが多く全体的な成績ではイマイチですが、キンショーユキヒメやフロンテアクイーンなど重賞級の産駒を輩出しています。

サンデー系ならアグネスタキオンとの相性が良く、バブルガムフェロー、ゼンノロブロイあたりも悪くありません。それ以外ではミスプロ系のミスワキやトワイニング、プリサイスエンドなどが成績を残しています。

母父サンデーサイレンス系

  • フロンテアクイーン(母父サンデーサイレンス)
  • ルミナスウォリアー(母父アグネスタキオン)
  • キンショーユキヒメ(母父サンデーサイレンス)
  • アスターサムソン(母父サンデーサイレンス)

母父カーリアン系

  • デンコウアンジュ(母父マリエンバード)

母父キングマンボ系

  • サムソンズプライド(母父エルコンドルパサー)
  • トーセンアルニカ(母父エルコンドルパサー)

メイショウサムソン産駒 特徴まとめ

芝コース

1600~2000m
東開催の競馬場○、西開催の競馬場△
3勝クラス~GⅢの回収値が高めでハンデ戦に強い
距離変更△
重~不良馬場◎

ダートコース

1900m以上
西開催の競馬場○、札幌競馬場△
ハンデ戦○
距離変更△

メイショウサムソン産駒の分析は以上です。

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