ナカヤマフェスタは2006年生まれの種牡馬です。
このページではナカヤマフェスタ産駒の得意な競馬場、距離、重馬場適性などを分析しています。
ナカヤマフェスタの成績
血統表
競走成績
- 戦績:15戦5勝
- 賞金:293,243,000円/839,000ユーロ
主な勝ち鞍
- 宝塚記念
- セントライト記念
- 東京スポーツ杯2歳S
種牡馬成績
- 2015年 138位
- 2016年 76位
- 2017年 65位
- 2018年 50位
- 2019年 80位
- 2020年 85位
- 2021年 122位
- 2022年 155位
代表産駒
- バビット(セントライト記念、ラジオNIKKEI賞)
- ガンコ(日経賞)
- ヴォージュ(札幌日経OP)
- エクセレントミスズ(早春S)
- スズカフェスタ(天満橋S)
- アテンフェスタ(京橋特別)
- パイルーチェ(河口湖特別)
- ヒメタチバナ(南相馬特別)
- ラベンダーメモリー(柏崎特別)
ナカヤマフェスタ産駒の得意距離は?
距離別
芝:2000m~
芝2000m以上の中~長距離を得意としています。牡馬は1勝クラス以上になると1800m以下での勝利がなく、1800m以下で馬券になっているのはほとんど牝馬です。右回りコースをやや得意としており、回収値も左回りより右回りの方が高めです。
ダート:1700m~
ダートは下級条件が中心ですが、ダートでも1勝クラス以上になると1700m以上の方が走っています。2100m以上の距離では1着こそ1回ですが複勝率40%弱、複回値も100台と紐荒れ狙いにお勧め。ダートでは右回りの連対率が左回りの2倍近くあります。
ナカヤマフェスタ産駒 芝コース成績
芝・競馬場別
札幌競馬場と阪神競馬場は成績以上に回収値が高く、札幌では2600m、阪神では2000mと2400mで穴をあけることが多いのが特徴です。どちらかと言えば関西圏の競馬場での成績が安定しています。
東京や中山では複勝率はまずまずですが勝ち切れません。代表産駒のガンコが日経賞を勝っていますが、新馬戦や未勝利戦を含めこれが中山芝コースでの初勝利でした。
得意なコース
- 連対率33.3% 阪神・芝2400m
- 連対率33.3% 札幌・芝1200m
- 連対率27.8% 福島・芝2000m
- 連対率26.3% 京都・芝2000m
- 連対率23.5% 新潟・芝1600m
苦手なコース
- 連対率0.0% 東京・芝1400m
- 連対率0.0% 福島・芝1800m
- 連対率0.0% 小倉・芝1200m
- 連対率3.4% 中山・芝2000m
- 連対率4.3% 中山・芝1600m
※新馬戦、未勝利戦を含む全コースデータを集計。
芝・クラス別
2勝~3勝クラス○
晩成タイプの産駒が多く新馬戦の勝率は1.7%と非常に悪いですが、未勝利戦を脱すると自己条件ではある程度走ります。
重賞ではまだ本命視はできませんが2勝~3勝クラスでは成績・回収値共に高く、血統から地味な扱いを受けやすいですが馬券的には面白い存在です。
芝・前走距離別
2500~2600mへの距離延長○、短縮△
中距離以上を得意とする産駒が多いですが、延長時の成績はイマイチ。距離延長で最も買いやすいのは2500~2600mへの距離延長で(3-2-1-6)複勝率50%という成績です。逆に距離短縮はやや苦手としており、500m以上の距離短縮は大幅に割引き。
ナカヤマフェスタ産駒 ダートコース成績
ダート・競馬場別
ダートは京都・阪神ではある程度馬券に絡んでいますが東開催(福島・新潟・東京・中山)では回収値が非常に低く穴では狙えません。
他のコースでも回収値は低めなので、ダートでは人気馬のみ抑える形が無難です。唯一狙って買えるのは中山ダート2400mが(0-4-1-2)で複勝率71.4%、複回値150という成績。
得意なコース
- 連対率57.1% 中山・ダ2400m
- 連対率27.8% 京都・ダ1400m
- 連対率25.0% 阪神・ダ1400m
- 連対率18.2% 函館・ダ1700m
- 連対率14.3% 京都・ダ1200m
苦手なコース
- 連対率0.0% 中京・ダ1800m
- 連対率0.0% 中山・ダ1200m
- 連対率0.0% 小倉・ダ1700m
- 連対率0.0% 新潟・ダ1800m
- 連対率2.2% 中山・ダ1800m
※新馬戦、未勝利戦を含む全コースデータを集計。
ダート・クラス別
2勝クラス○
ダートは3勝クラス以上での1着はありませんが、2勝クラスでは複勝率が30%とそこそこ買えます。得意なコースと苦手なコースがはっきりしているので見極めはしやすそうです。
ダート・前走距離別
距離延長、短縮△
ダートでは延長、短縮共に振るわず回収値も低めです。500m以上の延長で馬券に絡んだ4回のうち2400~2500mへの延長が3回を占めていますが、延長と意識しなくても得意な距離なので参考程度に。
ナカヤマフェスタ産駒 重馬場・季節適性
重馬場適性
芝の稍重~重馬場○
自身は稍重の宝塚記念を8番人気で制すなど重馬場巧者でしたが産駒にもその特徴は受け継がれており、サンプル数が少ないながら芝では道悪になるほど勝率が上がっています。
重馬場で狙いたい母父
フレンチデピュティやシングスピール、ラムタラなどのノーザンダンサー系の他、マヤノトップガンやタニノギムレットなどロベルト系も相性が良さそうです。
季節適性・牡馬
※1勝クラス以上のレースを集計
牡馬:2~3月、6~8月○
牡馬はGⅠシーズンの成績はイマイチで、2~3月や夏競馬の時期の回収値が高いのが特徴です。
季節適性・牝馬
※1勝クラス以上のレースを集計
牝馬:10~11月○
出走数が少ないこともありますが、牝馬は上半期の1着がありません。牡馬とは逆にGⅠシーズンの10~11月の成績が良く、10月は東京と新潟、11月は福島で好走しています。
ナカヤマフェスタ産駒 血統相性
母父系統別成績
芝ではタニノギムレットやマヤノトップガンなどロベルト系やシングスピールなどのノーザンダンサー系の活躍が目立ち、エルコンドルパサー、サウスヴィグラスなどミスプロ系が好成績。
フレンチデピュティは芝ダート両方とも走り、産駒数は少ないながら複勝率は30%以上と優秀。
母父ヘイロー系
- バビット(母父タイキシャトル)
母父サドラーズウェルズ系
- ガンコ(母父シングスピール)
母父ロベルト系
- ヴォージュ(母父タニノギムレット)
母父フレンチデピュティ系
- アテンフェスタ(母父フレンチデピュティ)
- パイルーチェ(母父フレンチデピュティ)
ナカヤマフェスタ産駒 特徴まとめ
芝コース
★札幌・阪神競馬場○、東京・中山競馬場△
★2勝~3勝クラス○
★2500~2600mへの距離延長が狙い目
★稍重~重馬場○
ダートコース
★中山ダート2400mの2~3着狙い
★京都・阪神競馬場ならまだ買える
★東開催では基本的に人気馬のみ
★2勝クラス○
★距離変更は苦手、500m以上延長時は2着狙い
ナカヤマフェスタ産駒の分析は以上です。