プリサイスエンド産駒の特徴|得意なコースや距離、重馬場適性や血統分析

プリサイスエンドは1997年生まれの種牡馬です。
このページではプリサイスエンド産駒の得意な競馬場、距離、重馬場適性などを分析しています。

プリサイスエンドの成績

血統表

競走成績

  • 戦績:9戦4勝
  • 賞金:225,941ドル

主な勝ち鞍

  • ベイショアS

種牡馬成績

  • 2004年 250位
  • 2005年 230位
  • 2006年 230位
  • 2007年 265位
  • 2008年 138位
  • 2009年 51位
  • 2010年 33位
  • 2011年 37位
  • 2012年 43位
  • 2013年 38位
  • 2014年 38位
  • 2015年 33位
  • 2016年 35位
  • 2017年 32位
  • 2018年 62位
  • 2019年 71位
  • 2020年 82位
  • 2021年 87位
  • 2022年 100位

代表産駒

  • グロリアスノア(武蔵野S、根岸S)
  • カフジテイク(根岸S)
  • シェアースマイル(エーデルワイス賞)
  • メイショウウタゲ(エニフS)
  • ロラパルーザ(東京ウインターP)
  • トキノゲンジ(NST賞)
  • プリサイスエース(立川特別)
  • ショウリダバンザイ(浦和桜花賞)
  • スプラッシュエンド(アクアマリンS)
  • タケショウカヅチ(白馬岳特別)

プリサイスエンド産駒の得意距離は?

距離別

芝:1200m

芝で活躍する産駒はほとんどいませんが、1600m以下の短距離を中心に使われています。1200mでは函館2歳Sで9番人気のプラチナティアラが2着に入るなど時々穴をあけています。

ダート:1200~1800m

JRAでは東京競馬場にしかないコースですが、ダート1600mを得意としており回収値も高めです。芝同様短距離を中心に使われていますが、距離は1800mまでこなします。逆にクラスが上がると1200m以下での勝率が落ちるので注意。

プリサイスエンド産駒 芝コース成績

芝・競馬場別

芝は積極的に買えるコースはありませんが札幌・函館競馬場ではまずまず走っています。

全体的に右回りのコースを得意としていますが左回りの新潟・東京・中京競馬場では回収値が低く、この3つのコースは1勝クラス以上での1着がありません。

得意なコース

  1. 連対率20.0% 京都・芝1600m(外)
  2. 連対率18.8% 福島・芝1200m
  3. 連対率17.4% 中山・芝1200m
  4. 連対率12.5% 京都・芝1400m(外)
  5. 連対率12.5% 函館・芝1200m

苦手なコース

  1. 連対率0.0% 中山・芝1600m
  2. 連対率0.0% 東京・芝1400m
  3. 連対率0.0% 中京・芝1200m
  4. 連対率0.0% 阪神・芝1600m
  5. 連対率4.2% 新潟・芝1000m

※1勝クラス以上のレースを集計、出走数が少ないコースは省いています。

芝・クラス別

ローカルの新馬戦○

クラスが上がると通用しませんが、仕上がりの早い産駒が多いためローカルの新馬戦ではそこそこ馬券に絡んでおり回収値も高めです。ただ新馬戦以外では馬券的な旨味はあまりなく、基本的に1勝クラス以上では軽視で問題なさそうです。

芝・前走距離別

距離延長△

芝では1200~1400mを中心に使われているため、短縮には対応できますが延長では期待できず人気馬が中心です。短縮ではやはり1200mへの短縮で結果を出すパターンが殆どです。

プリサイスエンド産駒 ダートコース成績

ダート・競馬場別

ダートはどの競馬場でも安定しており、特に札幌・函館では複勝率30%台とゲート数を考慮しても優秀。

クラスが上がると東京と京都競馬場での成績が良く、重賞の3勝は全て東京コース(武蔵野S1勝、根岸S2勝)で挙げています。阪神・京都では1800mでの成績が良いのも特徴です。

得意なコース

  1. 連対率22.0% 中京・ダ1400m
  2. 連対率21.3% 阪神・ダ1800m
  3. 連対率20.6% 京都・ダ1800m
  4. 連対率16.3% 東京・ダ1300m
  5. 連対率15.0% 東京・ダ1400m

苦手なコース

  1. 連対率6.3% 新潟・ダ1200m
  2. 連対率6.7% 中京・ダ1200m
  3. 連対率7.0% 福島・ダ1700m
  4. 連対率7.2% 阪神・ダ1200m
  5. 連対率7.8% 中山・ダ1800m

※1勝クラス以上のレースを集計、出走数が少ないコースは省いています。

ダート・クラス別

オープン特別○(中穴)

ダートは新馬戦から成績が良く、特にオープン特別やGⅢの成績や回収値が高いのが特徴です。

重賞クラスは最近ではカフジテイクくらいしかいませんが、オープン特別ではメイショウウタゲやシゲルベンガルトラ、トキノゲンジなどが好走しています。人気になると勝ちきれず、6~8番人気くらいがお勧め。

ダート・前走距離別

距離延長△、1300~1600mへの短縮○

ダートは延長・短縮共に成績をやや落としており、前走と同距離がベスト。延長の場合は距離別で見てもこれといった特徴はありませんが、短縮の場合は距離が短くなるほど単回値が高くなるのが特徴です。

エニフSを12番人気で勝ったメイショウウタゲも前走1800mから1400mへの短縮で、根岸Sを勝ったカフジテイクも前走1800mからの距離短縮でした。

プリサイスエンド産駒 重馬場・季節適性

重馬場適性

ダートの不良馬場○

芝は不良馬場時は成績が上がりますがレース数が少なく、稍重時の成績が悪いことから基本的には道悪は苦手と言えます。

ダートは馬場状態がマイナスになることはなく不良馬場を非常に得意としています

重馬場で狙いたい母父

芝ではラムタラやコマンダーインチーフなどのノーザンダンサー系の成績が良く、ダートでも欧州型のノーザンダンサー系が活躍しています。ダートではスキャンやミスワキ、ストーミングホームあたりも複勝率40%前後と好調です。

季節適性・牡馬

※1勝クラス以上のレースを集計

牡馬:10~11月○

牡馬は2月、5月、10~11月と東京開催のある月は安定して走りますが、全体的には秋から冬にかけての方が成績が良いのが特徴です。6~8月は回収値が低めで夏場は苦手としています。

季節適性・牝馬

※1勝クラス以上のレースを集計

牝馬:10~11月○

牝馬も10~11月の成績が良く、牡馬と似た傾向があります。オカルトに近いかもしれませんが単回値では2月、4月、6月が高いのに比べて3月、5月、7月が低いなど全体的に奇数月の勝率が低い傾向もあります。

プリサイスエンド産駒 血統相性

母父系統別成績

芝ではダンジグ系などノーザンダンサー系の成績が良く、サンデー系ではダンスインザダークやフジキセキが走っています。

ダートでもダンスインザダーク、フジキセキは勝利数上位ですが、複勝率ではミスプロ系やノーザンダンサー系が上。特にサドラーズウェルズ系、ストームキャット系はダートでの複勝率が30%を超えています

母父ミスタープロスペクター系

  • グロリアスノア(母父ジェイドロバリー)
  • カフジテイク(母父スキャン)
  • プラチナティアラ(母父マイネルラヴ)

母父サンデーサイレンス系

  • メイショウウタゲ(母父フジキセキ)
  • ロラパルーザ(母父ダンスインザダーク)
  • ラローザブル(母父ダンスインザダーク)

プリサイスエンド産駒 特徴まとめ

芝コース

基本的に消し、買うとしたらローカルの1200m戦

ダートコース

1600m以下○
札幌、函館競馬場○
東京競馬場は重賞でも狙える
オープン特別~GⅢでの中穴狙い
距離延長△、1300~1600mへの短縮○
不良馬場◎

プリサイスエンド産駒の分析は以上です。

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