パイロ産駒の特徴|得意なコースや距離、重馬場適性や血統分析

パイロは2005年生まれの種牡馬です。
このページではパイロ産駒の得意な競馬場、距離、重馬場適性などを分析しています。

パイロの成績

血統表

競走成績

  • 戦績:17戦5勝
  • 賞金:1,673,673ドル

主な勝ち鞍

  • フォアゴーS
  • ルイジアナダービー
  • ノーザンダンサーS
  • リズンスターS

種牡馬成績

  • 2013年 107位
  • 2014年 59位
  • 2015年 30位
  • 2016年 25位
  • 2017年 28位
  • 2018年 23位
  • 2019年 25位
  • 2020年 23位
  • 2021年 19位
  • 2022年 24位

代表産駒

  • ミューチャリー(JBCクラシック)
  • メイショウハリオ(帝王賞)
  • ケンシンコウ(レパードS)
  • ビービーバーレル(フェアリーS)
  • デルマルーヴル(名古屋グランプリ)
  • シゲルカガ(北海道スプリントC)
  • ラインカリーナ(関東オークス)
  • タテヤマ(天王山S)
  • クインズサターン(秋嶺S)
  • ケイアイパープル(ラジオ日本賞、阿蘇S)

パイロ産駒の得意距離は?

距離別

芝:1200m以下

芝自体は得意ではありませんが1200mでは一定の成績を残しています。1800m以上の1着は無く、完全に短距離タイプの種牡馬です。

ダート:1800m以下

ダートも短距離を中心に使われており、1800m以上になると全体的な成績は落ちます。オープンクラスで活躍しているクインズサターンも1600~1700mの条件戦を勝ってオープン入りしましたが、1800mの重賞では2~3着続きでした。

パイロ産駒 芝コース成績

芝・競馬場別

関東の東京・中山競馬場では全く走りません。それ以外の競馬場では苦手なりに馬券になることはあり、京都や小倉競馬場などの西開催ではまずまずの成績を残しています。

得意なコース

  1. 連対率20.0% 函館・芝1200m
  2. 連対率19.0% 京都・芝1200m
  3. 連対率17.0% 小倉・芝1200m
  4. 連対率16.7% 中京・芝1400m
  5. 連対率15.0% 阪神・芝1200m

苦手なコース

  1. 連対率2.4% 東京・芝1400m
  2. 連対率4.5% 中山・芝1200m
  3. 連対率5.6% 新潟・芝1400m
  4. 連対率5.9% 新潟・芝1600m
  5. 連対率6.5% 東京・芝1600m

※新馬戦、未勝利戦を含む全コースデータを集計。

芝・クラス別

新馬戦○

早熟タイプの産駒が多く、意外と新馬戦で勝ちあがっています。ダート専用種牡馬のイメージが強いですが芝でもある程度人気に推されていれば買いで目安は6番人気以内。それ以下になるとさすがに厳しいです。

芝・前走距離別

距離延長×、短縮○

パイロ産駒が芝のレースに出走した時、まず気をつけなければならないのが距離延長は全く走らないということ。

対象188頭のうち馬券内8頭と恐ろしい結果になっています。逆に距離短縮時の成績は良く、延長×短縮○とだけ覚えていれば美味しい配当を期待できるかも。

パイロ産駒 ダートコース成績

ダート・競馬場別

函館・札幌競馬場の成績が良く、中央場では京都競馬場の成績も優秀です。ただダート種牡馬のイメージが強いため回収値は特別良い訳ではありません。苦手なのは新潟競馬場で連対率は唯一10%ギリギリ。

得意なコース

  1. 連対率27.3% 京都・ダ1200m
  2. 連対率25.0% 阪神・ダ1200m
  3. 連対率21.1% 東京・ダ1300m
  4. 連対率20.0% 中京・ダ1200m
  5. 連対率19.4% 小倉・ダ1700m

苦手なコース

  1. 連対率5.6% 福島・ダ1700m
  2. 連対率7.1% 新潟・ダ1800m
  3. 連対率7.1% 阪神・ダ1800m
  4. 連対率7.7% 阪神・ダ1400m
  5. 連対率8.8% 新潟・ダ1200m

※1勝クラス以上のレースを集計、出走数が少ないコースは省いています。

ダート・クラス別

新馬戦、3勝クラス○

ダートの新馬戦は無条件で買い。成績もさることながら回収値も非常に高く下位人気での激走も目立ちます。オープンクラスまでいく産駒はまだあまりいませんが3勝クラスの回収値も高く。クインズサターンなど重賞で好走する産駒も出始めています。

ダート・前走距離別

距離延長、短縮△

ダートは芝ほど極端ではありませんが距離延長も短縮も苦手としています。基本的には前走と同距離の時がベスト。

パイロ産駒 重馬場・季節適性

重馬場適性

ダートの稍重~重馬場○

芝は未知数ですが、ダートは稍重~重馬場になると成績や回収値がアップします。不良馬場にまでなると成績を落としていますが、重馬場のパイロ産駒は買い

重馬場で狙いたい母父

サクラバクシンオーやラーイ、ボストンハーバー、ジャングルポケットなどナスルーラ系の成績が良く、他系統でもシアトルスズカやマライアズモンのように、母系にナスルーラ系を持つ血統が好調です。

季節適性・牡馬

※1勝クラス以上のレースを集計

牡馬:5月、12月○

牡馬は5月、12月の成績が良く、特に12月は中山競馬場で抜群の成績を残しています。8月に1勝しか挙げていないことと10月の連対率が低く出ているのが気になりますが、複勝率ではまずまず安定しています。

季節適性・牝馬

※1勝クラス以上のレースを集計

牝馬:6~10月○

牝馬は夏場から秋にかけての成績が安定しています。

パイロ産駒 血統相性

母父系統別成績

母父シアトルスズカ(ヌレイエフ系)という渋い血統は父パイロ×母グランドホイッスル産駒の3頭全てが勝ち上がっています。

ダートではレッドゴッド系やヌレイエフ系、デピュティミニスター系あたりが複勝率では高めで、芝ではロベルト系やサドラーズウェルズ系あたりが比較的好成績。

母父サンデーサイレンス系

  • メイショウハリオ(母父マンハッタンカフェ)
  • タテヤマ(母父フジキセキ)
  • メイショウスイヅキ(母父ダンスインザダーク)

母父ミスタープロスペクター系

  • シゲルカガ(母父シャンハイ)
  • クリノケンリュウ(母父アフリート)

母父ロベルト系

  • ミューチャリー(母父ブライアンズタイム)

母父デピュティミニスター系

  • クインズサターン(母父クロフネ)

母父レッドゴッド系

  • ワディ(母父Rahy)

パイロ産駒 特徴まとめ

芝コース

1200m以下、ローカルのスプリント戦狙い
東京・中山競馬場×
新馬戦の成績はそこそこ、クラスが上がると買いづらい
距離短縮は全く走らない
重馬場○

ダートコース

1800m以下
函館・札幌・京都競馬場○、新潟競馬場△
新馬戦と3勝クラスの回収値が高い
距離変更△
稍重~重馬場○

パイロ産駒の分析は以上です。

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