シニスターミニスターは2003年生まれの種牡馬です。
このページではシニスターミニスター産駒の得意な競馬場、距離、重馬場適性などを分析しています。
シニスターミニスターの成績
血統表
競走成績
- 戦績:13戦2勝
- 賞金:541,826ドル
主な勝ち鞍
- ブルーグラスS
種牡馬成績
- 2011年 210位
- 2012年 64位
- 2013年 35位
- 2014年 45位
- 2015年 53位
- 2016年 44位
- 2017年 20位
- 2018年 25位
- 2019年 31位
- 2020年 28位
- 2021年 17位
- 2022年 22位
代表産駒
- テーオーケインズ(チャンピオンズC、帝王賞、JBCクラシック)
- ヤマニンアンプリメ(JBCレディスクラシック)
- ドライスタウト(全日本2歳優駿)
- インカンテーション(武蔵野Sなど重賞6勝)
- キングズガード(プロキオンS)
- ゴールドクイーン(かきつばた記念、葵S)
- グランブリッジ(関東オークス、ブリーダーズGC)
- マイネルバサラ(浦和記念)
- ラッキードリーム(JBC2歳優駿)
- アシャカトブ(ラジオ日本賞、アハルテケS)
シニスターミニスター産駒の得意距離は?
距離別
芝:1200m
芝は苦手で出走数も少なく、1着となったのも1200m戦のみです。ゴールドクイーンが葵Sを制し、母父タイキシャトルという血統から今後芝を試す産駒も増えるかもしれません。
ダート:万能
ダートは短距離から中距離まで幅広くこなします。1900m以上の距離は出走数は多くありませんが、代表産駒のテーオーケインズ、インカンテーション、マイネルバサラは2000m以上の地方重賞を勝利しています。
1600mや1900~2000mはレース数が多くなく他のコースでは回収値が全体的に高めなので、とりあえずダートでは抑えておいてもいい種牡馬です。
シニスターミニスター産駒 芝コース成績
芝・競馬場別
芝コースはどの競馬場でも消しが基本ですが、唯一検討できるとすれば右回りの芝1200mです。
距離データでも出ていますが馬券になっているのはほぼ芝1200mで複回値も高いため、配当が期待できるなら狙うのもアリかもしれません。
得意なコース
- 連対率28.6% 阪神・芝1200m
- 連対率16.7% 京都・芝1200m
※新馬戦、未勝利戦を含む全コースデータを集計。
芝・クラス別
基本的には消し
芝では唯一の活躍馬であるゴールドクイーン以外は1勝クラスでさえ苦戦しています。ゴールドクイーンの活躍によって芝を試す産駒も増えそうですが、現状ではクラス関係なく芝では軽視。
芝・前走距離別
距離延長×
スプリント戦しか勝っていないため、延長となる場合は成績が振るいません。逆に1400mからスプリント戦へ短縮した場合はまずまずの成績を残していますがいずれにせよ芝では買えません。
シニスターミニスター産駒 ダートコース成績
ダート・競馬場別
ダートは比較的どの競馬場でも走りますが、特に相性が良いのは札幌・函館・新潟競馬場でインカンテーションもレパードSを含め新潟で3勝を挙げています。苦手としているのが小倉競馬場で、連対率11%は他のコースと比べてもかなり低い数値。
得意なコース
- 連対率31.7% 阪神・ダ1400m
- 連対率31.0% 新潟・ダ1800m
- 連対率30.8% 京都・ダ1200m
- 連対率26.9% 函館・ダ1700m
- 連対率25.6% 中京・ダ1400m
苦手なコース
- 連対率4.5% 福島・ダ1150m
- 連対率4.9% 小倉・ダ1700m
- 連対率5.6% 中京・ダ1200m
- 連対率7.1% 東京・ダ1600m
- 連対率10.0% 東京・ダ2100m
※1勝クラス以上のレースを集計、出走数が少ないコースは省いています。
ダート・クラス別
3勝クラス以上○
下級条件から回収値は安定していますが、3勝クラス以上の方が成績が良いのが特徴です。
回収値も平均的に高く、7歳にして重賞4連続連対のインカンテーションや2勝クラス、3勝クラス、オープン特別と3連勝したキングズガードのように好調が持続しやすい産駒も多く見られます。
ダート・前走距離別
距離延長、短縮△
距離延長、短縮共にあまり得意ではありませんがそれでも回収値は100前後と安定しています。距離変更が苦手というよりは前走と同じ距離が得意という方が合っているかもしれません。
シニスターミニスター産駒 重馬場・季節適性
重馬場適性
重馬場△
重馬場以上になると成績を落とす傾向にあり、基本的には良馬場~悪くても稍重までが守備範囲です。
重馬場で狙いたい母父
重馬場になると母父ノーザンダンサー系が非常に優秀です。キングヘイロー、テイエムオペラオー、アサティス、ゼンノエルシドは複勝率50%以上で回収値も高く馬券的に期待できます。
ミスプロ系ではトワイニングやキンググローリアス、マキャヴェリアン。ヘイロー系ではダンスインザダークかサンデーサイレンスがお勧めです。
季節適性・牡馬
※1勝クラス以上のレースを集計
牡馬:6~8月○
牡馬は年間を通じて高いアベレージを誇ります。特に北海道シリーズのある7~8月は複勝率が40%近くあり回収値も優秀。ただし夏競馬で活躍した産駒も9月に入ると大きく成績を落としています。
季節適性・牝馬
※1勝クラス以上のレースを集計
牝馬:6~9月
牝馬は1~5月の成績が悪いのですが6月から一気に調子を上げます。その後10~11月にまた調子が下がり、12月で盛り返すといった形で波が激しい傾向があります。
シニスターミニスター産駒 血統相性
母父系統別成績
母父サンデーサイレンス系やヘイロー系は初期は目立ちませんでしたが、ヤマニンアンプリメがJBCレディスクラシックを制しゴールドクイーンが2着と活躍馬が徐々に増えてきました。
フォーティナイナー系はコウエイエンブレム以外にもそこそこ勝ち上がっており複勝率37%は優秀。
リファール系はキングズガード、ノーザンダンサー系はダブルスターが1頭で頑張っているので数値は参考程度ですが、ノーザンダンサー系はどの系統でも平均以上に走っています。
母父ミスタープロスペクター系
- ドライスタウト(母父アフリート)
- インカンテーション(母父Machiavellian)
- メイショウボンロク(母父アグネスデジタル)
母父サンデーサイレンス系
- テーオーケインズ(母父マンハッタンカフェ)
- ヤマニンアンプリメ(母父サンデーサイレンス)
- アードラー(母父バブルガムフェロー)
- シゲルコング(母父ダンスインザダーク)
母父ヘイロー系
- ゴールドクイーン(母父タイキシャトル)
- マイネルバサラ(母父サザンヘイロー)
母父フォーティナイナー系
- コウエイエンブレム(母父Forty Niner)
母父リファール系
- キングズガード(母父キングヘイロー)
シニスターミニスター産駒 特徴まとめ
芝コース
★1勝クラス以上で頭打ち
ダートコース
★札幌・函館・新潟競馬場○、小倉競馬場△
★3勝クラス以上○、回収値は全クラス高め
★距離変更△
★良~稍重○、重馬場△
シニスターミニスター産駒の分析は以上です。