サウスヴィグラス産駒の特徴|得意なコースや距離、重馬場適性や血統分析

サウスヴィグラスは1996年生まれの種牡馬です。
このページではサウスヴィグラス産駒の得意な競馬場、距離、重馬場適性などを分析しています。

サウスヴィグラスの成績

血統表

競走成績

  • 戦績:33戦16勝
  • 賞金:543,725,000円

主な勝ち鞍

  • JBCスプリント
  • 根岸S2回
  • 北海道スプリントC2回
  • クラスターC
  • かきつばた記念
  • 黒船賞

種牡馬成績

  • 2007年 207位
  • 2008年 52位
  • 2009年 36位
  • 2010年 36位
  • 2011年 36位
  • 2012年 31位
  • 2013年 24位
  • 2014年 20位
  • 2015年 19位
  • 2016年 18位
  • 2017年 18位
  • 2018年 24位
  • 2019年 17位
  • 2020年 20位
  • 2021年 30位
  • 2022年 42位

代表産駒

  • コーリンベリー(JBCスプリント)
  • サブノジュニア(JBCスプリント)
  • ヒガシウィルウィン(ジャパンダートダービー)
  • ラブミーチャン(全日本2歳優駿)
  • ナムラタイタン(武蔵野S)
  • テイエムサウスダン(オーバルスプリント、黒船賞)
  • タイニーダンサー(関東オークス)
  • トーホウドルチェ(マリーンC)
  • ハルサンサン(TCK女王盃)
  • キタサンサジン(東京スプリント)

サウスヴィグラス産駒の得意距離は?

距離別

芝:1400m以下

芝は苦手で最も出走数の多いスプリント戦でも勝率2.9%とほぼ買えません。回収値も低く人気に推されていれば抑えるくらいが無難です。

ダート:1000~1400m

距離は1000~1400mまでがベスト。地方では2000mのジャパンダートダービーを制したヒガシウィルウィンなどもいますが中央では殆どの産駒が短距離に集中しています。

また地方でもリーディングサイアーを複数獲得しているように、交流重賞で活躍する産駒が多いのが特徴です。

サウスヴィグラス産駒 芝コース成績

芝・競馬場別

芝は全般的に苦手ですが、福島競馬場は馬場が荒れやすいこともあるのかある程度の成績を残しており、東京もまだ見れる数字です。穴で狙えることが時々はありますが阪神競馬場だけは全力で消し。

得意なコース

  1. 連対率16.7% 京都・芝1200m
  2. 連対率15.6% 東京・芝1400m
  3. 連対率15.0% 中山・芝1600m
  4. 連対率9.5% 福島・芝1200m
  5. 連対率8.4% 阪神・芝1400m

苦手なコース

  1. 連対率0.0% 新潟・芝1200m
  2. 連対率0.0% 京都・芝1400m(外)
  3. 連対率0.0% 阪神・芝1200m
  4. 連対率0.0% 中山・芝1200m
  5. 連対率0.0% 中京・芝1200m

※新馬戦、未勝利戦を含む全コースデータを集計。

芝・クラス別

まだ買えるとしたら未勝利戦ですが、仕上がりが早い傾向にあるため2歳時の方が馬券になりやすいです。

芝・前走距離別

距離延長、短縮△

距離延長・短縮ともに成績はイマイチで基本的には前走と同距離時が最も買える条件です。

サウスヴィグラス産駒 ダートコース成績

ダート・競馬場別

ダートは1000mのある札幌・函館競馬場の成績が飛び抜けて良く、回収値も単・複共に100超えという優秀な数字を残しています。中京競馬場も1200m、1400mで連対率20%台と安定している他、回収値を含めると関西圏の競馬場の方が優秀です。

中央場では阪神競馬場を最も得意としており、東京競馬場は得意な1200mが無いことから成績を落としています。

得意なコース

  1. 連対率26.2% 札幌・ダ1000m
  2. 連対率24.5% 函館・ダ1000m
  3. 連対率21.8% 中京・ダ1200m
  4. 連対率21.2% 中京・ダ1400m
  5. 連対率20.3% 阪神・ダ1200m

苦手なコース

  1. 連対率1.2% 中山・ダ1800m
  2. 連対率4.4% 京都・ダ1800m
  3. 連対率5.0% 小倉・ダ1700m
  4. 連対率10.0% 新潟・ダ1800m
  5. 連対率12.7% 東京・ダ1400m

※1勝クラス以上のレースを集計、出走数が少ないコースは省いています。

ダート・クラス別

オープン特別以下○、ハンデ戦○

マイルでも若干距離が長いため重賞では勝ちきれませんが、オープン特別まではクラス関係なく走り回収値も高めです。

またハンデ戦に強いのが特徴で勝率10.4%、単回値172と優秀な数値。ハンデ戦でサウスヴィグラス産駒を見かけたら無条件で買い続けてもいい数字です。

ダート・前走距離別

距離延長△、ダート1000mへの短縮○

距離延長は苦手としており、1400mまでの延長であればギリギリこなせますがマイル以上になると成績を落としています。距離短縮は無難にこなし、特にダート1000mへの短縮は勝率11.2%、回収値は共に100超え。

また1600~1700mへの短縮も勝率10%を超えており、前走1800m以上からこの範囲の距離に出走してきた馬は注意が必要です。

サウスヴィグラス産駒 重馬場・季節適性

重馬場適性

重馬場○

ダートでは重馬場の影響はほぼなく、良馬場~不良馬場まで非常に安定した成績を残しています。

重馬場で狙いたい母父

母父スペシャルウィークが複勝率45%近い成績を残しています。アフリートやキンググローリアス、シャンハイらミスプロ系も優秀。

季節適性・牡馬

※1勝クラス以上のレースを集計

牡馬:4月

牡馬は4月の成績が目立ちます。この時期はどのコースでも平均の複勝率からプラス5~10%上乗せしておりとにかく走ります。ただし5月になると一気に成績を落とすので注意。

季節適性・牝馬

※1勝クラス以上のレースを集計

牝馬:7~10月

牝馬は夏場から秋までの成績が抜群です。買える季節買えない季節の差がはっきりしていますが、7~10月までは回収値も良く積極的に買いたい種牡馬です

サウスヴィグラス産駒 血統相性

母父系統別成績

母父スペシャルウィークとの相性が良く複勝率35%という成績。サンデー系ではバブルガムフェローも好成績。複勝率ではレッドゴッド系、ストームキャット系あたりが優秀です。

重賞クラスになると母父アフリート(ナムラタイタン)や母父ミシックトライブ(コーリンベリー)などのミスプロ系か、母父ブライアンズタイム(ヒガシウィルウィン、トーホウドルチェ)が比較的好成績。

母父ミスタープロスペクター系

  • ナムラタイタン(母父アフリート)
  • コーリンベリー(母父ミシックトライブ)
  • スマートアヴァロン(母父スキャターザゴールド)
  • サウススターマン(母父シャンハイ)

母父ロベルト系

  • トーホウドルチェ(母父ブライアンズタイム)
  • ヒガシウィルウィン(母父ブライアンズタイム)
  • エイシンヴァラー(母父シンボリクリスエス)

母父ノーザンダンサー系

  • ラブミーチャン(母父アサティス)

サウスヴィグラス産駒 特徴まとめ

芝コース

1400m以下、人気薄は基本的に消し
狙えるのは福島競馬場くらい、阪神は非常に苦手

ダートコース

1400m以下で安定
北海道か関西圏の競馬場○
ハンデ戦の勝率が高い
1000mへの距離短縮○
重~不良馬場も無難にこなす

サウスヴィグラス産駒の分析は以上です。

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