ステイゴールド産駒の特徴|得意なコースや距離、重馬場適性や血統分析

ステイゴールドは1994年生まれの種牡馬です。
このページではステイゴールド産駒の得意な競馬場、距離、重馬場適性などを分析しています。

ステイゴールドの成績

血統表

競走成績

  • 戦績:50戦7勝
  • 賞金:762,993,000円/1,200,000ドル/8,000,000香港ドル

主な勝ち鞍

  • 香港ヴァーズ
  • ドバイシーマクラシック
  • 目黒記念
  • 日経新春杯

受賞

  • 2001年 JRA特別賞

種牡馬成績

  • 2005年 121位
  • 2006年 26位
  • 2007年 19位
  • 2008年 17位
  • 2009年 11位
  • 2010年 13位
  • 2011年 4位
  • 2012年 3位
  • 2013年 6位
  • 2014年 8位
  • 2015年 5位
  • 2016年 5位
  • 2017年 3位
  • 2018年 4位
  • 2019年 4位
  • 2020年 14位
  • 2021年 32位
  • 2022年 48位

代表産駒

  • オルフェーヴル(クラシック三冠などGⅠ6勝)
  • ゴールドシップ(有馬記念などGⅠ6勝)
  • ドリームジャーニー(有馬記念などGⅠ3勝)
  • ウインブライト(香港C、クイーンエリザベスⅡ世C)
  • インディチャンプ(安田記念、マイルCS)
  • フェノーメノ(天皇賞・春2回)
  • ナカヤマフェスタ(宝塚記念)
  • レインボーライン(天皇賞・春)
  • アドマイヤリード(ヴィクトリアマイル)
  • オジュウチョウサン(中山大障害などJ・GⅠ7勝)

ステイゴールド産駒の得意距離は?

距離別

芝:2000m~

芝の2000m以上を得意としており距離は伸びれば伸びるほど良いタイプ。特に2400m以上では勝率10%以上と現在の種牡馬の中でも特に長距離適性を持った種牡馬です。

引退レースまでGⅠに手が届かなかった自身とは逆に産駒は大舞台に強くクラシックや古馬王道GⅠに高い適性を持ちます

東京競馬場はやや苦手としていますが、中山や阪神など右回りの競馬場を得意としており宝塚記念5勝、有馬記念4勝と春秋のグランプリでは無類の強さを見せています。

ダート:1700m~

ダートは下級条件ばかりで基本的には苦手としていますが、1900~2000mでは複勝率30%台とコースによってはそれなりに走っています。

ステイゴールド産駒 芝コース成績

芝・競馬場別

中山・阪神と急坂のあるコースを得意としています。特に阪神競馬場の重賞では勝率16%前後と非常に優秀。また京都は菊花賞2勝、天皇賞・春4勝を挙げるなど長距離GⅠに強い種牡馬です。

牡馬で東京のGⅠを勝ったのはオルフェーヴルとインディチャンプのみで、左回りの東京・中京・新潟はやや苦手としています。ただし新潟の重賞ではショウナンバッハ、ステイインシアトル、ウインファビラスなど10番人気前後での激走が目立ちます。

得意なコース

  1. 連対率25.9% 中山・芝2500m
  2. 連対率24.0% 福島・芝2600m
  3. 連対率23.7% 札幌・芝2000m
  4. 連対率23.6% 新潟・芝2200m
  5. 連対率23.4% 阪神・芝2000m

苦手なコース

  1. 連対率10.8% 小倉・芝1200m
  2. 連対率11.4% 中京・芝2000m
  3. 連対率12.5% 東京・芝1600m
  4. 連対率12.5% 東京・芝1800m
  5. 連対率12.6% 新潟・芝1800m

※1勝クラス以上のレースを集計、出走数が少ないコースは省いています。

芝・クラス別

GⅠ・GⅡ◎

他の種牡馬と最も異なる点が大舞台の強さ。自身と同じくやや小柄な産駒が多く勝ち上がり率は決して高くないものの、ハマった時の強さはディープインパクトをも凌ぎます。

GⅢよりGⅡ、GⅡよりGⅠで勝率が上がる種牡馬はステイゴールド以外にはほぼいません。

芝・前走距離別

2400m以上への延長○

距離延長、短縮共に若干成績は落ちますが苦にするほどではありません。また中距離前後での延長は成績は悪いのですが、2400mへの距離延長になると勝率が10%近くまで上がり、2500m以上への延長になるとさらに上がります。

ステイゴールド産駒 ダートコース成績

ダート・競馬場別

ダートは苦手ですが札幌、中京競馬場ではある程度信頼できます。それ以外の競馬場では穴候補ですが京都・小倉競馬場は回収値も高め、どちらかと言えば関西圏の方が良さそうです。

芝では得意としている阪神競馬場がダートでは苦手としているのに注意。

得意なコース

  1. 連対率25.9% 中京・ダ1700m
  2. 連対率23.8% 中山・ダ2400m
  3. 連対率23.8% 中京・ダ1900m
  4. 連対率22.0% 札幌・ダ1700m
  5. 連対率19.2% 京都・ダ1900m

苦手なコース

  1. 連対率0.0% 中山・ダ1200m
  2. 連対率3.5% 阪神・ダ1400m
  3. 連対率4.3% 新潟・ダ1200m
  4. 連対率8.3% 東京・ダ1400m
  5. 連対率9.0% 中山・ダ1800m

※1勝クラス以上のレースを集計、出走数が少ないコースは省いています。

ダート・クラス別

3勝クラス以上△

ダートで狙えるのは2勝クラス以下までで、オープン特別以上を勝ったのはシルクメビウスのみ。ダートもある程度は走っていますが敢えて狙うほどの成績ではありません。

ダート・前走距離別

距離短縮△

ダートは距離延長はまずまずこなしますが、距離短縮はやや苦手としています。

ステイゴールド産駒 重馬場・季節適性

重馬場適性

芝の重馬場○

道悪の強さは特筆すべきものがあり、オルフェーヴルの東京優駿やナカヤマフェスタの宝塚記念など重馬場を苦にしないパワーを持つ産駒が多いのが特徴です。ただしダートは良馬場時の成績が最も良く、重馬場は苦手としています。

重馬場で狙いたい母父

エリシオ、サドラーズウェルズ、シングスピールなど欧州型のノーザンダンサー系の他、シンボリクリスエスやキングマンボも複勝率は高めです。

季節適性・牡馬

※1勝クラス以上のレースを集計

牡馬:上半期○、9月・12月(重賞)

牡馬は上半期の複勝率が高めで、重賞に絞っても上半期が複勝率29%に対して下半期は22%と差があります。下半期で買えるのは中山・阪神開催のある9月と12月です。

季節適性・牝馬

※1勝クラス以上のレースを集計

牝馬:6~9月○

牝馬は6~9月頃の梅雨時から夏競馬の時期が比較的好成績で、秋から冬にかけてはパッとしません。

ステイゴールド産駒 血統相性

母父系統別成績

有名ニックスのな母父メジロマックイーンからはオルフェーヴル、ドリームジャーニー、ゴールドシップを輩出しこの3頭でGⅠを15勝しています。

それ以外では母父ノーザンダンサー系の成績が良く、フレンチデピュティやクロフネなどのヴァイスリージェント系は短~中距離、サドラーズウェルズやエリシオなどは長距離で活躍しています。

母父ヘロド系

  • オルフェーヴル(母父メジロマックイーン)
  • ゴールドシップ(母父メジロマックイーン)
  • ドリームジャーニー(母父メジロマックイーン)

母父キングマンボ系

  • インディチャンプ(母父キングカメハメハ)
  • ステイフーリッシュ(母父キングカメハメハ)

母父ダンジグ系

  • フェノーメノ(母父Danehill)
  • シルクメビウス(母父ポリッシュネイビー)
  • ココトノアイ(母父デインヒル)

母父ロベルト系

  • オジュウチョウサン(母父シンボリクリスエス)
  • パフォーマプロミス(母父タニノギムレット)
  • グランシルク(母父Dynaformer)

母父グレイソヴリン系

  • ウインブライト(母父アドマイヤコジーン)

ステイゴールド産駒 特徴まとめ

芝コース

2000m以上、長距離に強い
中山・阪神競馬場○、中京競馬場△
レースの格が上がるほど強い
2400m以上への距離延長○
重馬場○

ダートコース

1700m以上
札幌・中京競馬場○、中山・阪神・新潟競馬場△
距離短縮△
重~不良馬場△

ステイゴールド産駒の分析は以上です。

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