タイキシャトルは1994年生まれの種牡馬です。
このページではタイキシャトル産駒の得意な競馬場、距離、重馬場適性などを分析しています。
タイキシャトルの成績
血統表
競走成績
- 戦績:13戦11勝
- 賞金:615,485,000円/1,000,000フラン
主な勝ち鞍
- ジャックルマロワ賞
- 安田記念
- マイルCS2回
- スプリンターズS
- 京王杯SC
- スワンS
- ユニコーンS
受賞
- 1997年 最優秀短距離馬
- 1998年 年度代表馬、最優秀5歳以上牡馬、最優秀短距離馬
- 1999年 顕彰馬に選出
種牡馬成績
- 2002年 85位
- 2003年 17位
- 2004年 12位
- 2005年 8位
- 2006年 14位
- 2007年 15位
- 2008年 16位
- 2009年 15位
- 2010年 15位
- 2011年 25位
- 2012年 25位
- 2013年 19位
- 2014年 22位
- 2015年 26位
- 2016年 38位
- 2017年 37位
- 2018年 35位
- 2019年 54位
- 2020年 90位
- 2021年 101位
- 2022年 212位
代表産駒
- ウインクリューガー(NHKマイルC)
- メイショウボーラー(フェブラリーS)
- サマーウインド(JBCスプリント)
- レッドスパーダ(京王杯SC、関屋記念)
- ゴールデンキャスト(セントウルS2回)
- ウイングレット(中山牝馬S))
- テイエムチュラサン(アイビスサマーダッシュ)
- ディアチャンス(マーメイドS)
- サトノプログレス(ニュージーランドT)
- フレンチカクタス(フィリーズレビュー)
タイキシャトル産駒の得意距離は?
距離別
芝:1200~1600m
芝は自身と同様に1600m前後を得意とする産駒が多く、重賞勝ちも1200~1600mに固まっています。配合次第で中距離以上をこなす産駒もおり、特に右回りのコースで成績が良いのが特徴です。
ダート:1400m以下
ダートは1700mまでが守備範囲で1800m以上になると成績を大きく落としています。上のクラスでは1200mの成績・回収値が安定しています。
タイキシャトル産駒 芝コース成績
芝・競馬場別
得意不得意の差はあまり無くどのコースでもこなしますが、小倉競馬場が全体的に相性が良く1800mまでこなしています。回収値ではやや関西圏の競馬場が高め。
苦手なのは直線の長い新潟競馬場で、特に1400mでは連対率8.0%とかなり低めです。
得意なコース
- 連対率18.6% 函館・芝1200m
- 連対率17.9% 東京・芝1600m
- 連対率16.8% 阪神・芝1400m
- 連対率16.7% 小倉・芝1800m
- 連対率16.4% 京都・芝1200m
苦手なコース
- 連対率8.0% 新潟・芝1400m
- 連対率9.3% 京都・芝1800m
- 連対率11.4% 中山・芝1200m
- 連対率11.5% 新潟・芝1600m
- 連対率11.5% 中京・芝2000m
※1勝クラス以上のレースを集計、出走数が少ないコースは省いています。
芝・クラス別
オープン特別○
近年は重賞になるとサンデー系に押され気味ですが、新馬戦からオープン特別まではまずますの成績を残しています。またディアチャンスやフレンチカクタスが重賞を勝っているように、牝馬限定戦での成績が若干高めという特徴もあります。
芝・前走距離別
短縮○、延長×
距離短縮時の成績や回収値が非常に良く唯一の芝GⅠ勝ち産駒のウインクリューガーも距離短縮でNHKマイルCを制しています。同距離時より短縮時の成績が良いタイプは珍しいのですが、その反面距離延長は苦手としています。
タイキシャトル産駒 ダートコース成績
ダート・競馬場別
ダートもコースによる成績の差はあまりありませんが、小倉競馬場だけは唯一勝率10%を超えています。他には函館競馬場を得意としており、敢えて苦手な競馬場を挙げるなら阪神競馬場です。
得意なコース
- 連対率19.8% 小倉・ダ1700m
- 連対率18.7% 福島・ダ1150m
- 連対率15.6% 新潟・ダ1200m
- 連対率14.8% 京都・ダ1400m
- 連対率14.7% 京都・ダ1200m
苦手なコース
- 連対率4.9% 札幌・ダ1700m
- 連対率6.9% 阪神・ダ1800m
- 連対率7.2% 京都・ダ1800m
- 連対率8.0% 小倉・ダ1000m
- 連対率10.5% 中山・ダ1800m
※1勝クラス以上のレースを集計、出走数が少ないコースは省いています。
ダート・クラス別
オープン特別以上△
メイショウボーラー、サマーウインドの他には重賞級の産駒はいません。クラスが上がるほど苦戦する産駒が多く買えるとしたら3勝クラスまでです。こちらも芝同様に牝馬限定戦ではまずまずの成績を残しています。
ダート・前走距離別
延長、短縮△
ダートでは前走と同距離が最も成績が良く、距離短縮はある程度こなしますが距離延長は苦手としています。
タイキシャトル産駒 重馬場・季節適性
重馬場適性
重馬場○
芝は道悪の影響を感じさせず、馬場状態による成績の偏りはあまり見られません。ダートは重~不良馬場を得意とする産駒が多く、メイショウボーラーのフェブラリーSも不良馬場でした。
重馬場で狙いたい母父
芝ではブライアンズタイム、ヘクタープロテクターの成績が良くダ-トはストームキャット、ブライアンズタイムが優秀です。
季節適性・牡馬
※1勝クラス以上のレースを集計
牡馬:5~9月○
牡馬は年間を通して好不調の波が小さいタイプですが、回収値では夏場がやや高めとなっています。また12月だけは大きく成績を落としているので注意が必要です。
季節適性・牝馬
※1勝クラス以上のレースを集計
牝馬:4~9月○
牝馬も牡馬と似ていますが傾向はよりはっきりしています。10~3月頃の寒い季節を苦手とし、暖かい季節から夏場を得意とする産駒が多く見られます。
タイキシャトル産駒 血統相性
母父系統別成績
ストームキャットやスピニングワールドなどにノーザンダンサー系の母父と相性が良く、中央GⅠを勝ったウインクリューガー、メイショウボーラーも共に母父ノーザンダンサー系です。
ミスプロ系は出走数が多い反面成績は振るわず、重賞を勝ったのも障害のランヘランバのみです。
母父ストームキャット系
- メイショウボーラー(母父Storm Cat)
- レッドスパーダ(母父Storm Cat)
- ツルマルオトメ(母父Storm Cat)
母父サンデーサイレンス系
- ウイングレット(母父サンデーサイレンス)
- ノボリデューク(母父サンデーサイレンス)
母父ノーザンダンサー系
- ウインクリューガー(母父Be My Quest)
母父ニジンスキー系
- ゴールデンキャスト(母父Niniski)
- ディアチャンス(母父マルゼンスキー)
- サトノプログレス(母父Royal Academy)
タイキシャトル産駒 特徴まとめ
芝コース
★小倉・札幌・函館競馬場○、新潟競馬場△
★距離短縮○、距離延長△
★馬場状態は不問
ダートコース
★小倉・函館競馬場○
★3勝クラス以上△
★重~不良馬場○
タイキシャトル産駒の分析は以上です。